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不登校・引きこもりのその後

不登校情報センターは、相談者等に断続的にいろいろな情報提供の案内をしています。それに対して、主に家族から現状を知らせていただく返事が届きます。
  不登校や引きこもり経験者の「その後」はどうなっているのか。これらの返事からその一端をうかがい知ることができます。参考までに・・・  

【1〜10件】/【11〜20件】/【21件〜】


1.よく合ったM学園を卒業

今年で娘は22歳になります。中学2年の時にいじめに合い対人恐怖症や神経症を患って、不登校になってしまいました。
 病院の思春期外来に通い始め、その時にそちらの「不登校情報センター」を紹介していただきました。
 その当時はどうしてよいかわからず、親としておろおろするばかりでしたが、不登校の情報誌等で同じ悩みを抱えている人達がいるのを知り、少しは気持ちが落ち着いたのを覚えております。
 今でも、娘は当時のことが忘れられず、心が癒されることはないと言っておりますが、その頃に比べたら随分、落ち着いてきたように思います。
 進学については、どうにか、中学校に案内状が来ていましたし、情報センターでも度々、ご紹介をいただきましたM学園を卒業することができました。
 この時は、休むことも少なく、よく頑張りました。娘には、この学校はとても合ったようです。
 今の悩みは、元々人とのコミュニケーションが苦手で、人間関係が下手な娘ですので、他人の中で親しく接して話をする相手や友人がおりません。
 現在は、家事の手伝いなどをさせておりますが、親としてそろそろ世の中に出て、働くなり、あるいは人の輪の中に入れる場所をさがして行くなりして社会勉強をして欲しいと思っているのですがなかなか見つからないのが悩みです。
 病院のカウンセリングは今でも続けておりまして、一人で外に出て行動することは大丈夫のようです。
 娘は既に学校を卒業しておりますので、進学の情報サービスは不要となりました。
 就職関係や境遇が同じ人達(本人)の集まる場所、そしてともに何かを見つけ、働くことの指導をしていただけるようなそのような情報があったならば嬉しいのですが、これはとても難しいことかもしれませんね。 

2.親からみても大人になった

初めまして、『ひきコミ』特別号を受け取りました。おかげ様で私の心のささえでした。
 親としては勉強をさせたかったのですが、子供の希望で今では、働いています。自力で働いて、自分で生活したいというので同じ市内で一人暮らしをしています。親から見ても大人になってきたと思います。 

3.回り道をして大学3年生に

思い起こせば7−8年前、長男の不登校に遭遇し、新聞などで得た情報を頼りに貴所にも資料を請求したような記憶がございます。
 ただ愚息の場合、引きこもりの対極のタイプにて、その後は一切コンタクトを取った覚えはないように記憶しております。
 現状、彼は少々回り道を致しましたが、関西にて大学3年生の日々を過ごしております。元気一杯で就きたい仕事も見えつつあり、年齢が大きい故、同輩にも頼りにされてる由。

4.全日制高校の3年生

長男が中学生の時、不登校で悩んでいた時に読ませていただいておりましたが、長男は現在高校三年生で全日制の通信科に進学しております。

5.高校を出て働いている

もう子供達は高校を出て、正社員として働いておりますし、自分達の会も7年も前に発展的にお開きになってしまいました。

6.いろいろ体験し親も成長

娘も現在仕事に従事して2年を過ぎました。いろいろありましたし、これからこのまま順調に行くとも限りませんけど、ようやく親として落ち着くことができました。
 いろいろ体験をし、私自身も少しは成長できたかなと思う昨今です。いろいろかかわっていただいた方に感謝したいと思っています。

7.将来はカウンセラーの道

私の娘は、小3〜中3まで不登校でした。私学の校長の理解もあり、無事高校を卒業し、現在、大学4年生になります。
 不登校の経験を生かし、カウンセラーの道を歩もうとしています。

8.高3で受験勉強中

中学時代不登校を経験した娘も、高校入学後は、危なっかしいながらも何とか通学しており、高3になった今は受験に向けて勉強しております。

9.大学院進学をめざしています

今から7〜8年前、実際は9年前から息子は不登校でした。認めたくなくても、登校を渋り、毎日眠ってばかりいました。その子が今春大学を卒業します。大学院進学をめざしてがんばる子になりました。
 高校入学してから本人の気持ちが吹っ切れたようで、学業、部活、生徒会活動、クラス運営と、積極的に関わり、生き生きした迫力のある子どもに成長しました。
 今まで貴会からの冊子を心の支えにしてきました私が、もう大丈夫と思えるようになりました。「もしかして、また心を閉ざしたら・・・」という思いで今日まできました。貴会の存在は、「お守り」みたいなものでした。

10.体調は不完全ながら大学めざす

私がそちらの会に伺ったのは数年前、娘が中2の頃でした。朝になると体調が悪くなり、学校も欠席が多くなり、原因もはっきり解らないという状態が続いておりました。その娘もそれをずっと引きずりながら現在高3になりました。
 体調はすっかりよくなったとは言えませんが、少しずつよい方向に向かっている様子で、大学進学を目指して勉強しております。あせらず見守っていきたいと考えております。







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