フラット型に移行した職場のコミュニケーション問題を聞く

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丸野先生を囲むグループ(ストレス勉強会)は予定の4時前に到着したはずですが、部屋に入るとすでに始まっていました(13日)。「適当な時間に始まり適当な時間に終える」ようです。私の好むやり方です。
話していたのは職場・業務におけるコミュニケーションのようです。上下関係をなくし職員が互いにフラットになった状態になったときのコミュニケーションの不十分さ、改善方向です。
仕事場では数十人が一つの部屋で隣に座っている人とは会話をせず(ほとんど面識もない人もいる)、パソコンの前で仕事をし続けている状態の不気味さを話されて、すごいことになっていると思いました。
そこで働く一人ひとりは、担当部分に責任を持つのですが、「それさえやっていればいい」という気分ではなく逆にプレッシャーを感じています。その担当している仕事については自分しか知っていないという不安感もでてきます。お互いの仕事を調節するとか総合する担当者は不在のときもあります。
私がこれまで働いたことのある大学病院・町の診療所の事務職、出版社の編集部では経験したことのない働き方です。パソコンの普及(仕事の技術的な条件の変化)、職制がピラミッド型からフラット型になっている変化という社会状況の変化が背景にあります。ピラミッド型からフラット型への移行は一つの進歩として進められてきたのかもしれません。加えて職員のメンタル面での変化が絡み合った仕事上のコミュニケーションの問題となります。
ちょっと想像しがたいのですが、社会の現実を映しているのでしょう。

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