「引きこもり・ニート」分科会の報告

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28日のかつしか区民大学の講座「子どもがピンチ!」では「引きこもり・ニート」分科会を担当しました。まとめ役はNPOミラクルの別所さんですが参加者4名のところ別所さんはこの日がNPOミラクルの活動日とあって前半を終えたところで退出になりました。事実上分科会は前半で終わりました。内容面を要約します。

(1)引きこもり当事者が参加の中心になるフューチャーセッション・庵の活動が注目されます。都内で2か月ごとに100名前後が参加して開かれています。その中に引きこもり大学という形があります。ひきこもり経験者が講師になってあるテーマを話すものです。
ひきこもり大学は山梨県、茨城県でも独自に実現し、分科会の参加者Sくんが準備しているのが「ひきこもり大学in 下町」です。総武線亀戸のカメリアホールで30人規模をめざして取り組みます。1回で終わらずに継続すればいいと思います。
Sくんは「かつしか子若ネット」の臨時メンバーになってもらうことになります。
(2)昨年4月に生活困窮者自立支援法が施行されました。これと生活保護法の関連を別所さんに現場の実務の点から話してもらいました。社会福祉協議会への情報提供依頼のなかでおおよそ明らかになってきたことですが、私のなかでは整理ができました。
(3)別所さんからは引きこもり経験者を企業と引き合わす取り組みが話されました。こちらからはこういう人がいると紹介し、企業側からこういう人はいないかと照会を受けている。これがなかなかかみ合わない。企業に広く呼びかけても、こちらにはそれほど多くの人はいない。呼びかけを少なくして業種が狭まるとマッチングする職種も探しにくい。こういう現場のリアルな実情が話されました。解決策は難しですが、さしあたりの対応策はありそうです。

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