年の瀬の餅つき

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年末の界隈を自転車で動いていると餅つきをしているマンションがありました。20人近くが集まっています。離れたところに自転車を止めてしばらく眺めていることに……。
あれは1963年の年末でした。私は高校3年で間もなく卒業を迎えます。母と弟の3人で超貧乏生活をしていたところ、親戚の方が来て餅つきになりました。何か励ましてくれたのでしょう。私にとっても餅つきといえばこの時の餅つきです。いまだに覚えています。親戚の方とは父が亡くなったとき、青森県大畑で会いました。およそ20年後のことです。長兄も翌64年の春から働くことが決まり、私も翌年4月から大阪市職員として働くことが決まっていました。私たちの超貧乏生活も終わりになります。それにその大学の夜間部の入学試験も間もなくです。これといった受験勉強はしていませんが、失敗なぞは想定外のこと。朝の新聞配達と放課後週2回の家庭教師を続けていました。そのころからすでに貧乏生活は当たり前ですし、慣れたまま平穏に暮らしています。あの餅つきから55年、私的にはいい年の瀬です。

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