居場所に通う交通費を考える(その2)

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東京都の場合、シルバーパスという制度があります。70歳以上であれば収入に応じて3段階の費用負担による低額バス料金があります。

生活保護を含む非課税所得者の負担は年額1000円です。所得が125万円以上だと20510円(年間)になります。これは東京都の施策であり、たぶん高齢者の行動を促進し健康や社会生活を活性化させるねらいでしょう(私の推測です)。

東京都内の民営バスを含む全ての路線バス、都営の地下鉄・都電に利用できます。条件は70歳以上で、所属は東京都民ということでしょう。学割定期券よりも低額であり、(専門用語があるかも知れませんが)私はこれを“社会的割引制度”(ソーシャルサービス)の一種を考えます。

バス利用の年齢特典では、子どもにもあります。1歳未満は無料、小学生入学前も大人が一緒だと無料、小学生以下は半額…などが決められています。バスに限らず電車も同じはずです。

年齢による交通機関利用の“社会的割引制度”の特徴は、区間の制約がないことです。東京都のシルバーパスは都内という制限がありますが、どの駅からどの駅まで、どのバス停からどのバス停までという区間の制限がありません。これも注目すべき点です。

これも“社会的割引制度”(ソーシャルサービス)になるはずです。しかし、これは東京都などの公的な財政援助がなく、交通機関が独自に実施しているのかもしれません。調べてみる必要があります。

この方法を援用し、ひきこもりの社会参加の促進に役立てられないかどうかです。(つづく)

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