パソコンを扱う障害者支援B型事業所の見学

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Qくんと一緒に見学にいったのは主にパソコンを扱う障害者就労定着支援B型事業所です。
ほぼ1時間、事前説明と数室に分かれている作業現場を見させてもらいました。
はじめに見た現場は、引き取った中古パソコンの倉庫。かなり広くて分類整理されている。この場には誰もいませんでした。
次はかなり多数の人がパソコンの分解作業を机に並んでしている作業室。そのコーナーにはHDごとデータを破壊する場もあります。HDを再利用するために破壊ではない方法も取り入れられているといいます。分解の中で“都市鉱山”ともいうべき、レアメタルなどの希少マテリアルを取り出すます。
分解した部品を仕分けし、クリーニングするコーナーには数名が黙々と作業を進めています。
部品を組み立てるのは、再生・再活用と言っていましたが、修理の面もあると思います。この再生パソコンは別室のインターネットオークションを通して販売されています。週末に行ったので発送数が多いとのことです。市場価格よりも安くなるらしいです。
デザインというか創作部と言える部屋もあります。絵が描かれていたが、どうもアニメっぽいものが多い。しかしかなり大量にあり冊子になっていました。ここには音部門もあって、いくつかの楽器と防音録音室までできていました。創作活動中の人は見当たりませんが、デザインのところには数人が何かをしていました。
大きな一般商業施設の一角にこの事業所の販売部ともいうべきお店があります。陽気なこともあって、ここは日当たりがいい。ここではパワーストーンを使うアクセサリーを作り、販売しています。インターネットオークションの作業はこのお店の中にあります。
この事業所見学の全部は書けませんが、かなりすごい。静かで穏やかな仕事環境は、少なくともこの種の一般事業所の見本になるのではないかと思うほどです。創作レベルを予測すると一般事業所に伍していける人は生まれるし、そういう事業所になる要素をもつと感じます。独立していく人も出そうです。
Qくんの感想はいつもながら少なめ。「(創作的なところを除くと)だいたいはわかるし、できそうだ」ということです。自宅ですでにしていることも少なくないはず。

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