『ひきこもり国語辞典』の挿絵について

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 『ひきこもり国語辞典』に載せるカット絵(挿絵)や4コマ漫画、ストーリー漫画を、何人かの人に頼みました。依頼した人にはよく考えればそうかと思える困惑があります。“そうか、挿絵といっても単純なものではない”と考えたところです。一例です。

<犬(いぬ):周りの人の範囲だけれど、犬を買ってもらう人はよくいるけど、ネコを買ってもらった人はいないですよ。ネコは拾ったり、もらってくるものですね。ネコは何匹も飼うけれど、犬はなかなか二匹以上にはなりません。 犬とは仲良くなれますが、ネコは愛されるペットという関係しかありません。例外も知っていますけどね。私のばあいは犬のほうが好きです。>

犬は描けます。ただし、この説明に沿った犬は描けない、と言います。文は読むほうで想像をめぐらしますが、絵になるとイメージが具体化し固定します。自分が解釈した犬がこの言葉(を考えた人)のイメージと合っているか心配です。「描けない」気持ちになるのです。そこで ⇒「自分の解釈で挿絵を描いてください。説明にこだわらず上の例なら<犬>を描くのもいい」とします。

同じ言葉に複数の人が挿絵を描くかもしれません。当初はどれか一つと考えました。しかしちょっと考えなおし始めています。他の言葉のところで使えないか、それに合いそうな言葉が考えられないか、さらには複数の挿絵があってもいいかもしれません。要するになるべく最大限使うつもりで活用を考えます。

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