ジャガイモの皮をむかず煮て食べる

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手元に探そうとする本を思いつかないので、テレビで見たからだろう。
“土を食う”という意味の話だった。はたして土は食えるのか? テーマは思い出したが内容は思いだせない。よく見ていなかったためかもしれない。
そんな興味と共にもう一つの私の関心、嗜好に絡むものがある。
私にはどこか原始的(primitive)というか、質素・素朴・地味なことにひかれる人間らしい。それが健康な感じがするからだ。
例えば食器の水洗い方法がそうかもしれない。石鹸水につけっぱなしの後、石鹸水を洗い流すだけの洗濯方法もそんな気がする。手抜きのためでなく、自然状態が好ましいのだ。
だけど“土を食う”となるともう一段と原始性は増すかもしれない。

先日のことだ。ジャガイモを砂糖と醤油の味付けで煮たらおいしくて食べ過ぎたという話を聞いた。
たまたまスーパーに寄ったらジャガイモが目に入った。「煮てみるか」と衝動買いをしてしまった。砂糖と醤油で煮てみようと考えたわけだ。
まず水洗いをする。畑からもってきた土がついている。ジャガイモの皮をむいて煮るつもりだった。洗い落としていたのだが、この粉みたいな土って口に入れても大丈夫じゃないかと思い始めてしまった。“土を食う”を思い出したのはこのときだ。
いったん洗ったところで、水を替えてしばらく浸しておく。皮をむかないでもう少し土を落として煮てしまおうに変更した。
これが土を食うのと同じなのかどうかは知らない。しかし、微細な土が口から入って胃に向かったのは確実だと思う。味はよかった。ちょっと食べ過ぎた。

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