漁業をめぐる水産政策を目にして思う

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 人には特別に反応をする言葉がそれぞれあるのかもしれません。私にとっての漁村・漁師というのがそれです。子ども時代に過ごしたのが山陰の漁村です。報道などで注目されることはめったにないので、目にしたときは否応なくひきつけられます。共産党の新聞『赤旗』を眺めていたら、「漁師の声を水産政策に」という漁業政策がありました。

中学の同級生数人が卒業とともに漁師になりました。1961年、高校進学率が50%に満たない時代のことです。彼らは子ども時代からすでに遊びの中で漁師の修業を重ねていました。だから15歳で漁師になったときには修業をかなり積んだ状態です。沿岸の親しんできた海域が職場です。そこは住民全体の生活の場でもあります。魚や貝をとった磯と浜は子どもたちの遊びの場です。漁村・漁師を新聞などで目にすると、その記憶が呼び起こされるのです。

同級生のなかには学業成績はどうか心配なのもいましたが、漁師として働くには心配はなかったでしょう。 その彼らの職場、住民の生活の場、私が子ども時代を過ごした漁村・漁業に1つの政党が「水産政策」を打ち出したのです。クロマグロ、スルメイカ、カツオつりなど個別具体的なものも、漁業法の改定など総合的のことも含まれています。「漁業・水産業は、周辺を海に囲まれた日本にとって基幹産業です」として、「漁業の柱は沿岸、小型で」と政策の特質がキャッチフレーズになっています。ちょっと感動してしまいます。 ところで、では「ひきこもり対応政策は?」と問いたくなりました。ここは他人事ではなくちょっと行動してみようと考えているところです。

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