大人のひきこもり相談会は1月12日(日)

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正月休みに会報も発行しました。 1月の大人のひきこもり相談会は1月12日(日)13:00~15:00 会場は江戸川区平井コミュニティ会館(地図は12月号に)。参加費は500円、当事者は無料。事前連絡をいただけるとありがたいです。

『ひきこもり国語辞典』を「ひきこもり理解のテキスト」にできると考え、26語を紹介しました。いくつか紹介します。本の発行は4月以降です(550語掲載予定)。

家庭内ミニ事件3語から。 ◎ 親の逃げ出し:不安感でイラついていたとき母から説教され、家の中で切れました。手を出すつもりはなかったのですが怒りが表れていたのでしょう。親は危険を感じたみたいで、その日のうちに家を出ていきました。前にもあったのでそのうち帰ると思ったのですが、どこかに部屋を借りたみたいです。そのあと自分の預金通帳にお金が振り込まれるようになり、実質一人生活です。通販を利用して買い物をしています。ときどき親からの差し入れも届きます。親は離れて様子を見ているようです。

からだの反応4語から。◎ 敏感:「敏感!」と怒られたことがあります。自宅の横がごみの回収置き場になっています。そこに近くの方が毎回ごみを置くのですが、処理の悪い方がいて袋からこぼれ出ているのです。何度か重なったのであるとき、ちゃんとするように頼んだら「敏感!」と怒られました。確かに臭いに敏感なのですが、それで怒られるとは思いませんでした。

就職や仕事に関する6語から。 ◎ 面接:仕事に就くとか、バイトに就くときの高い壁が面接です。仕事はできそうなものを選んでいるのですが、面接の壁はかなり高いです。「これまで何をしていたんですか」と聞かれると答えに窮します。その予感があり面接自体に恐怖感さえ持ちます。自分のこれまでの貧しい人生が暴露される場です。それに公式の場が苦手というのもあります。面接を受けながら感じるのは落ちたら落ち込むだろう、受かったら怖いだろう。そういう予感です。

こういう見出し語も。 ◎ 元ひきこもり:ひきこもりを経験した人で、就職したり社会的に活動をする人がいます。そういう人が相変わらずひきこもりを自称するのがつらいです。私はひきこもったままです。しかし、家族や周辺の人は「ひきこもりだからといっても働ける人もいるでしょ」と言って、そういう例を持ち出してプレッシャーをかけてきます。現在ひきこもりと元ひきこもりを分けてください。 〔註〕 不登校情報センターはこの趣旨の要望を何度か受けています。ひきこもり経験者の多くは仕事に就いた後も生きづらさを持ちながら生活を続けています。これを分ける境目はなく、複雑につき要望に応えられません。ひきこもりの理解を広げ社会的なプレッシャーを少なくする対応しかわかりません。

この他に愛情希求が感じられる振る舞い2語、居場所の様子3語、異性との付き合いや結婚が4語、ひきこもりの状態3語。

会報の申し込みは年12回で1500円。郵便為替か郵便振替をお使いください。 郵便振替口座=00150-5-578534 口座名=進路就職研究会

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