客観視点を当事者視点に書き換える

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ひきこもり国語辞典の作成を続けています。原稿はできているのに何をしているのか(?) 担当編集者へのメールを見ればわかるかもしれません。2~3件紹介します。20年以上前の実例を娘さんの視点に直しました。

〔その3〕 =客観視点を当事者視点に書き換える
★二十歳前の娘さんがお母さんと一緒に十人ほど集まる場に参加しました。不登校やひきこもりを話し合う場です。自己紹介のところから娘さんはお母さんから受けた“仕打ち”を話しだしました。まるで公開裁判です。お母さんは特に言い返すことなく、静かに聞いていました。良かれと思って娘にしていたことが、押し付け的な行為で無自覚ハラスメントと言っていいのではないでしょうか。

★むじかくはらすめんと (無自覚ハラスメント)
不登校やひきこもりを話し合う場が開かれると聞いて、母と一緒に参加しました。母はようやく私の不登校を認めるようなことを言い始めたので、一緒に連れていく感じでした。自己紹介の順が回ってきたので高校時代に母がしてきたことを話しました。押し付けがましくて無自覚なハラスメントみたいな仕打ちだと。母は特に言い返すことなく、静かにそれを聞いていました。母と一緒に帰ったのですが、母は謝ってくれました。つられて私も言いすぎてごめんと謝りました。激しかったけどよかったです。


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