『ひきこもり国語辞典』が発行されます。書店は3月22日発売ですが、数日前には入手できます。
定価1760円(本体価格1600円)、初版発行部数は5000部です。
私は、『ひきこもり国語辞典』の発行を不登校情報センターに関わってきた人の収入になる機会にしたいと考えています。
(1)4コマ漫画、挿し絵を描いた人に稿料を払います。この支払い対象者と支払額は確定しています。
(2)採用した言葉のオリジナルな提供者には、手元の記録と本人からの申し出により稿料を払います。速報値ですが、オリジナル語の提供者は111人です。オリジナル語の提供者には1冊を献本します。『ひきこもり国語辞典』の中に自分のオリジナル語をさらに見つけて申請してください。
採用の538語のうち163語(30%)はオリジナル語の提供者が不明です。1語につき複数のオリジナル語の提供者がいる場合もあります。調査時点では41語に複数の該当者がいます。
1語当たりの稿料は300円で計算しています。調査時点で1万円になる人もいます。
画料・オリジナル語とも稿料は発行部数1万部まで上記の比例額を支払います。
(3)『ひきこもり国語辞典』を販売した人に販売手数料を払います。
この販売のために出版社からの引き取り原価を本体の70%、1120円にしてもらいました。
定価販売すれば1冊640円(1760円-1120円)の収入になります。
◎ 親の会・家族会や居場所に持ち込んで紹介してください。関心を持って買ってくれる人はかなりいると思います。学校時代の恩師・友人、よく通っている保健所、知り合いや親族に販売しようと考える人がいます。こういう取り組みがおすすめです。
◎販売普及をする人には私からは、初めは3冊ぐらいを送ります。それを繰り返しますが、波に乗れば5冊や10冊の送付もあると思います。案内チラシも同封します。
◎『ひきこもり国語辞典』の作成にかかわらなかった人にも普及販売への参加をお願いします。やってみたいと思う人は連絡をください。
◎販売普及活動は、ひきこもりの理解を広げながら、自己開示、自己表現につながる取り組みでもあります。できる範囲でがんばってチャレンジしてください。