アウェイ感

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サッカーJリーグが誕生した90年代からアウェイという言葉が広く使われ始めました。自分のスタジアムでの試合がホーム、相手方のスタジアムでの試合がアウェイです。
ホームでは味方も応援も多くありますがアウェイでは違います。
ここから転じて、アウェイはサッカーを離れた場でも使われ始め、受け入れられていない、慣れない感じを表わすようになりました。
そのなじめない感じをアウェイ感と『ひきこもり国語辞典』と載せたところ、その感覚に共感が広がっています。ちょっとした違和感をもつ程度ですが、受け入れられ、歓迎される雰囲気がないと落ち着きません。人によっては緊張感やときには警戒感さえ生まれます。
スーツを着たビジネスマンが勢ぞろいする場では、私も「ここは自分がいる場ではない」と感じることがあります。よく行くお店とか顔見知りのいる場では安心で、ゆっくりした気持ちになれます。たぶん多くの人はそうでしょう。
ひきこもり経験者の場合はさらに進みます。自分がいると周りの人を嫌な気持ちにさせていないか、そんな気分になる人さえいるのです。自分の家の中でもここは自分のいる場ではない気持ちになることもあります。ひきこもり経験者がなかなか人になじめない、場になれない気持ちを表わすことばです。

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