原稿募集『ひきコミ 近況報告版』

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会報『ひきこもり周辺だより』2月号でよびかけました。
昨年10月に「不登校情報センターの居場所の経過(~2005年8月)」をまとめたのを機会に、かつての通所者に呼びかけました。当時の思い出や近況などを送っていただき、『ひきコミ 再生版』を発行しようと。「不登校情報センターの居場所の経過」は公式発表であり、個人的な思い出などの詳細部がないと感じ、それを補足したいと思ったからです。
呼びかけには30人から返事をいただきました(まだ返信はときどきあります)。返信用封筒での手紙や連絡、メールもありましたし電話も数人からありました。予想よりも多い返事でしたが、受け取ってみて『ひきコミ 再生版』の発行には結びつかないとわかりました。
大きな理由は2つあります。
その1つが回答は私への私信であり、公開するのを前提としない、適当でないものがあること。
もう1つは、当時の様子などはそれぞれの体験に基づくのですが、それを『ひきコミ 再生版』に掲載するのは意味がつかめないことです。
かつての『ひきコミ』は文通目的がありましたが、今回はそれを目的にするのは無理があります(皆無とは言えないにしても)。

逆に私がもらっていいと思った返事は近況報告です。多くの人が40代から50代になっています。その人たちが通所していた15年から20年を過ぎた今の状態が分かるからです。このような近況報告(各人の現在)のやり取りであれば、お互いに意味があるかもしれません。それはひきこもり経験者のその後を表わすものになると思えるのです。居場所を運営する意味を長期的な視点から考えてみることにもなるでしょう。

そこで改めて『ひきコミ 近況報告版』の載せるつもりで原稿を募集することにしました。元もとそれに適した連絡もありましたので、ここに公表してもいいか確認する予定です。
発表においては、名前(匿名、ペンネームなど)、年齢(アラフォー、30代半ばなど)、性別(LGBTなど)、仕事(休職中、未来の夢、卒業など)、住所(東京都内、利根川沿い、など)…これらの属性はそれぞれ工夫して表記してください。すべて本物でもOKです。

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