サイト制作の現在の状況

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会報『ひきこもり周辺だより』(2023年3月号)の抜粋
情報提供活動―不登校情報センターの活動ではなく、全国各地のひきこもりと周辺状況への取り組みを収集し、サイトに掲載しています。これは不登校情報センターの名称から分かるように原点であり、現在も日常活動です。
不登校情報センターのサイトは1998年に生まれ、2003年から公式サイトを制作しています。2011年からは基本部分をウィキシステムにしています。いくつかのブログがこの基幹部分に付設されています。基幹部分は22000ページに達する莫大なものであり、利用者からはときにラビリンス(迷宮)とやゆされています。サイト閲覧者は、推測で毎日3000人以上、ページビューは1日35000ページ(1月の実数)に達しています。
サイトが複雑になったのは次の事情が重なっています。
① 立ち上げ時に、十人を超える人が制作に関わり、制作スタイルが十分に統一されていなかったこと。サイトの全容が見通せない中で、担当者の好みや技術が反映。
② 責任者松田がHPに関する技術的知識を欠いており、十分な方策を提示しえなかったこと。
③ 不登校、ひきこもりと周辺事情に関する情報を一旦は収納して整理は後で考えていくスタンスをとったこと。この判断は間違いではないと思いますが、課題は重なってきました。
④ 社会全体の動きと不登校情報センター(及び松田武己)に関する情報を同じサイトに収めたこと。
⑤ とにかく20年以上にわたり情報を集めてきたので、不都合も生じていること。
などによって生まれたものと思えます。 

サイト制作の整理
今日のサイト制作の課題は、この迷宮を解消するための構造の整理と新規情報を追加する二方向があります。構造の整理は、2020年になって意図的に試み始めました。きっかけは主に新聞紙上から採用した記事を、著作権法の関係もあり削除し、著作権の心配のない自治体広報の情報に移し変えたことです。結果として自治体の対応が多くを占めるようになりました。この作業は3年をすぎて90%以上は達成しています。
新聞記事等で集めた情報は「ニュース」としてまとめたのですが、現在は「ニュース」を、それを担う機関・団体・組織の情報として整理し直しています。たとえばひきこもりの就労の動き、自治体等の就労支援、技術取得の取り組み、農業、林業、漁業、地域活性化、福祉事業などはまとめて「産業・労働・経済」という大きな分類(カテゴリ)にまとめられています。このようにより大きな分類(カテゴリ)にまとめる作業は「発達障害に関係」にもあります。他の分野に広げていきます。到達点は3~4割というところでしょう。1年前の2万余のページビューから3.5万ページビューに急増したのはこの構造の整理がある程度の役割をはたしていると理解しています。これがベストかどうかは確定しがたいですが、制作途上の都合もあってこれがやりやすい面であることは確かです。

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