会報『ひきこもり居場所だより』6月号
体験手記、自分史、エッセイ集、詩集、イラスト集……の形で、いま自分がしていること、自分がしてきたことを、1冊の作品集にまとめませんか。製作費は安い(と思います)。文書入力は自分でしてください(有料で文書入力の手伝いもします)。文字のコピーは1枚4円ほどですが、絵、イラストはコンビニのコピーを使いますので10円(カラーコピーだと50円)と割高です。そこで企画を提案するために手作り本13冊の原価を(30冊製作と仮定)一欄にしました。ざっと言えば合計で5000円~1万円で20冊~30冊できます。
不登校情報センターは、あゆみ書店名で日本図書コード管理センターから日本図書コード「ISBN」の枠をもらっています。UNESCOでは49ページ以上を本(book)、48ページ以下を冊子(pamphlet)と定義しています。あゆみ書店で本になるもの(最終1ページの奥付を含む)にはISBNコードを付けます。まだ50点以上の枠がありますので、これを活用して、作品集づくり(手作り本の製作)をよびかけます。
手作り本の作品集を考えてください 4月以降、受け取る手紙やメールが増えています。「近況をお知らせください」な度を重ねてきたのが影響しているかもしれません。さて「文学フリマ・東京40」を終え、今月の会報に掲載したように「作品集づくり」を継続します。主に文章ですがイラスト・マンガも対象になるでしょう。現在の手作り本は13点ですが、年内には20点に迫りたいものです。実現すれば猛スピードの達成です。今から少しずつ準備をしませんか。
主な対象は不登校・ひきこもりの経験者への呼びかけですが、親世代には自分史として振り返っていただきたいと願います。私はその実例として自分のこれまであちこちの書いてきたことを『アスペルガー気質の少年時代』としてまとめました。手紙をいただいた方には私よりも年長の方もおられます。数人のお便りにより不登校はすでにその世代の中に生まれていたことが分かります。不登校やひきこもりの捉え方をもっと広い違い視野から見ることができるのかもしれません。
書き方の種類・ジャンルの例を挙げてみます。制作費は会報を参照。 (1)体験手記:小中学・高校時代から20代、30代、40代…中心時期を絞る。 (2)自分史: (3)日記:エッセイにしてもいいと思います。 (4)手紙:特定の個人でなくてもよい、松田宛の手紙も歓迎します。 (5)相談体験、居場所体験、カウンセリング体験、就労体験 など (6)創作小説、散文詩、短歌、俳句などの文芸系 (7)マンガ:1枚マンガ、4コマ漫画 (8)イラスト、カット絵、 (9)相談受付:自分の経験を手短に紹介したうえで、相談を受け、可能な返事(アドバイスではない!)をする⇒別企画として考えています。