(97)『豊富なばかりは、人間らしさを欠かす』

4月 4th, 2010

 何でも手軽に食べる物を買えては、お金を出せばすぐに簡単な食べ物が手軽に得る事が出来てしまう。
 主にファーストフード店でもハンバーガや、または牛丼屋など。
 お金さえ出せば、適当に美味しく手軽な物がすぐに食べられるような事が、それが当たり前でもあるかのような暮らしへと馴れてしまる事の恐ろしさ。
 子どもの頃や、高校生辺りまでの未成年期頃に、もう少し後までの二十代の時までの間では、何でも簡単な食べ物のほうが手軽に済ませられるから最良であるように思っていた。
 面倒な事も少なく、お腹がすいたら適当に手軽なもので良いと思っていた無関心な自分。
 そして何でも手軽に食べ物が買える事におき、それがごく当たり前であるかのような暮らしに馴れてしまっていた愚かな自分。
 色々と食べ物なども豊富に幅広くなり、手軽に美味しいものがすぐに買う事のできるような哀れさを、今になってからに自らの心に戒められてくる。
 食のありがたさにおいても、何にも考えずに食べ物の好き嫌いをしては、ハンバーガや簡単なインスタントラーメンなどを食べてばかりいた。
 逆にしてみた考え方では、何でも不自由だらけでは嫌気がさしてしまう事はあっても、又あまり風情ではなくなってしまう事も、ある意味では何処かで味気なさを痛感してくる。
 簡単に手軽な美味しい物が、お金を出せばすぐに食べる事のできてしまうような今現代である楽な時代。
 けれども、そのような手軽な時代も、もしかしたら危なくなってきているのかもしれない。
 何でも楽なものへと馴れてしまっているような現状は、いつまで続くかわからない。
 実に不安となる未来が待っているとしても、先の事は今から重く受け止めたりはしない。

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