(117)『もう、いい加減に目を覚ませ! ではない。』

4月 1st, 2011

 何をすればいいのか、僕は一体、どうしたら良いのか。
 何もしたくはない、ほとほと、現在に置かれている境遇におき、落胆してしまうばかりの現実情。
 又、逆の意味では何らかの転機となる前ぶれのような気もしている。
 ただ、平和に楽しく生きるだけが人生ではないのだから。
 全て、これでいいのだと割りきってはいけない。
 自信など持てなくていい、決して常に心に余裕は抱かない。
 モテようなどとは思わない、多少は格好付けていても。
 もっと自分が、みじめになってみなければ気付かない事もある。
 社会的抹殺、それは、いじめ等よりも場合によれば恐ろしいものであるかもしれない。
 もう、安住にばかり居座ってはいられないかのような気がしている。
 残された時間は、一刻一刻に追いつめられる。
 いつまでも若い自分ではいないのだと、もう過去には戻れなくても、ただ先へ先へと進む事だけは、もう少し考えさせてくれないか。
 もう少し思いとどまらさせてはくれないか。
 心が浮遊をしたようなままで、大人への階段などは登れない。
 そう、進んで登らなくてもいい。
 自ら自身、焦らなくてもいいと精神に言い聞かせてようとはしても、やはり、どこかで焦りを感じてしまう。
 今現在での自分、それはもう青年期での後半期に近い状況に置かれていると思っても良い。
 いつもただ、誰かと互いにふざけ合ったりしているだけでは、その種がある程度に尽きてきたようにも思えている。
 もう一度再び、幼な子からやり直そう。
 例え、現実では無理な事であっても。
 自ら妄想に浸り、あの頃へとタイムスリップするのだ!
 おおよそ40年程は前であった、あの頃に。

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