(74)『空を眺めて気づいたもの』

8月 1st, 2009

 今日も一日、何事もなかったかのように平穏な日が暮れて行く。
 街の中に流れている平和を願う歌、夕方のTVニュースで毎日のように放送されている、本日でのあらゆる主な出来事など。
 (今日は自分のために、何をしましたか。)
 少年のような心を持つ自分に、一日の終りになると、そのように問いかけてみる。
 自分がどんなに日々少しずつ年をとっていこうとも、どこかは青少年期のような尊い気持ちだけは失いたくはない。
 ただ大人へと変化をしていくことよりも、少年のような自分でいることが大切に思う。
 ようやく今となって、自らの精神年齢が成人を迎えたかのようなところへとたどり着いたと思う今日この頃にて、それまでの間に失われていた少年らしさを、今これからの生涯から自分を発揮したい。
 さあ、走り出さなければ、すぐに年寄りとなってしまうのだ。
 「少年老いやすく、学なり難し、一寸のほうい、かろんずべからず」

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