(121)『さあ、アトラクションゲームの始まりだ』

12月 1st, 2011

 ただ、世間知らずなままでは、幸せな場合もあるかもしれない。
 けれど、決して憧れを抱いたりはしない。
 自分も、現在よりも年若かった時から全くの世間知らずなままで過ごしてきた訳ではない。
 何も、自慢げに胸を張って主張をする事ではなくても。
 心も体も幼い子供でいる間は、まだ世間知らずで良くても、未成年期から成人を過ぎるにつれて、段々と寂しくなってくる。
 何をしても認められず、いかなる社会からも抹殺をされるような事もある。
 それだけに、苦しく辛い思いなどは、あっても当然である。
 笑いが主である喜劇な世界は、裏を返せば悲劇になる。
 傍から見れば愉快そうでも、その世界の中にいる芸人達にとっては愉快ではない。
 過酷な試練の世界でもある。
 あまりにも現実社会は、酷くつまらなくも、又、味気なくさせる。
 これから数十年後には、また日本と他国との戦争が起こるかもしれないと予測されている。
 まだ確定はしていないようだが。
 先の事などは、今から深く考えるのはやめて、最も今現在にいる時が重要な時期だ。
 ずっと、この先も暫くは、あれこれと悩み迷い続けて行く、楽しいと思える程に。
 始めから解答がわかっていては面白くはない。
 日々生きている事が新鮮に思えていた、幼き子供の頃であったように。
 主に子供だった頃に、自分が少しだけでも憧れを抱いた事があるもは、
 それから暫くしてからの年期が経った後での大人になった時に、
 ずっと長い間にして忘れていたものとして再び返ってくる。
 ようやく見えかけてきた自分らしさのように。
 ここから始まるさ、全てはまた。
 生きてゆくのは辛いけど、青春はまだ、終わってはいない。
 そう自ら思える。

One Response to “(121)『さあ、アトラクションゲームの始まりだ』”

  1. みちる より:

    たけし万歳~!!
    レイちゃん可愛い~☆
    でしょ?(^_^)/

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