Archive for the ‘ひきコミ69号’ Category

17.調布・日野・相模原

調布市の深大寺
東京都調布市には、有名な深大寺があります。天台宗別格本山として知られています。733年に満功上人により開山されたといわれています。
次のような伝説がつたわっています。満功上人の父である福満と豪族の娘が、恋に落ちましたが、娘の両親に反対され、仲を引き裂かれてしまいました。悲しみに暮れた福満が水の神である深沙大王に祈ったところ、大王が願いをかなえ、二人は結ばれたといいます。
このような伝説から、深大寺は、縁結びの神として、知られ、現在も、深大寺にちなんだ短編恋愛小説を公募する「深大寺恋物語」公募がおこなわれ、今年で五回目を迎えます。
境内には、「ナンジャモンジャの木」が生い茂り、5月には、その花が満開となることから、毎年、東京都消防庁音楽隊による演奏会である「ナンジャモンジャ防災コンサート」が開催されます。
深大寺には、白鳳時代につくられた貴重な仏像である釈迦如来倚像があり、重要文化財にも指定されています。

深大寺の周辺
有名な「深大寺そば」も知られており、周辺には、そば屋がたくさんあります。三代将軍徳川家光が鷹狩の途中に深大寺に立ち寄った際、寺の僧侶がつくったそばの味を激賞したことから、毎年献上したのがはじまりともいわれています。
毎年10月には、「そば祭り」が開催され、境内の「そば守り観音」に、打ち立てのそばを献上する儀式がおこなわれます。深大寺周辺には、深大寺水車館、東京都神代植物公園、鬼太郎茶屋、深大寺温泉ゆかりなどがあります。深大寺水車館では、昔ながらの水車が現在もまわっているのを見ることが出来ます。
東京都神代植物公園では、約4800種類、10万本の植物があり、5月には「バラフェスタ」が開催されます。
鬼太郎茶屋は、「ゲゲゲの鬼太郎」および作者の水木しげるのグッズを売っています。深大寺温泉ゆかりには、12種類のお風呂があります。

日野市の高幡不動尊
6月13日には、日野市の高幡不動尊五重塔地階の無料休息所にて、京王帝都電鉄株式会社および株式会社京王エージェンシーの主催により、「仏像フォーラム」が開催されました。まず、高幡不動尊の貫主である川澄祐勝氏による、高幡不動に祀られている丈六不動三尊についてのお話がありました。その後、多摩美術大学造形表現学部准教授青木淳氏による、不動明王像の秘密にせまる「不動明王像セミナー」という講演がありました。その後、青木氏および宮沢やすみ氏(コラムニスト、小唄師、仏像研究家)および仏像ガール氏(仏像ナビゲーター)の3氏をパネラーによる「仏像についてのパネルディスカッション」がおこなわれました。最後に一般の参加者による一人五分間の仏像についての熱いトークを語る、仏像好きによる「おすすめ仏像プレゼンテーション「マイ仏論」」がおこなわれ、私も観客の前で仏像について、語りました。
具体的には、東京都町田市下小山田町の小山田神社に祀られている聖天の石像および東京都多摩市関戸にある観音寺の六観音石像および閻魔大王像(地域では、関戸えんま大王像と呼ばれている)について、語りました。
この「仏像フォーラム」の模様は、6月23日の16時50分より18時に放映されたNHKテレビの「ゆうどきネットワーク」という番組の「ゆうどきチェック」コーナーにて、放映されました。

光明学園相模原高校
神奈川県相模原市当麻にある光明学園相模原高校は、時宗大本山無量光寺第六十一世山崎弁上人によって、大正八年(1919年)に創立された共学の私立の高校です。
最初は、無量光寺の庫裏の二階を使って、授業をおこなっていましたが、寺の破損がひどく、後に現在の場所に校舎をつくって、移転したといいます。
学園の創立の経緯については、郷土史家の座間味都治が書いた「当麻山の歴史」(1974年、当麻山無量光寺発行)という文献に詳しくでています。学園は一般コースと進学コース、体育コースに分かれ、海外修学旅行もあります。
仏教の学校ということもあり、毎月1回、高僧を招き、人格の向上を目標に「修養会」をおこなっています。父兄や教師を対象として、「一般修養会」もおこなっています。部活動は、空手道部、陸上部、新体操部、柔道部、ソフトボール部、野外活動部、和太鼓部、野球部などの運動部の活動がめざましい学園です。文化部でも民俗文化研究部などの活動が知られています。以前には、仏教を研究する光明青年部や、社会科研究部鉄道班や社会科研究部歴史班などのクラブがありました。私は、中学3年のときにこの学校の説明会に、母と行ったり、大人になってから、この学校の教員の採用試験に応募したりした経験があり、思い出に残る学園です。

ボランティア活動
光明学園相模原高校は、心の教育のために、ボランティア活動にも力をいれており、相模原市の福祉指定校にもなっています。定期的に通学路や学校周辺の清掃もおこなっています。養護施設の訪問や駅周辺のゴミ拾いなど、ボランティア活動をおこなうインターアクトクラブもあります。
「学習院大学新聞」第229号(平成21年6月1日号)でも、学生とボランティアの特集をしていました。それによれば、学習院大学社会福祉研究会には60名の部員が所属し、児童福祉ボランティア活動をおこなっているとのことです。主に二つの学外活動をおこなっているそうです。
ひとつめは、諸事情により、親元を離れ、施設ですごす児童に勉強をおしえたりする学習ボランティア、二つ目は、軽度の知的障害を持つ子どもが集う「ぽぽろ子ども会」での社会的自立の援助を目的として活動。どちらも週一回訪れるということです。
私の亡くなった姉も、中央大学にて、「青い鳥」というボランティアサークルに所属し、身体障害者の生活を助けるなどの、ボランティア活動をしていました。私も東京都江東区にあるまつぼっくり子ども教室という知的障害児の学童保育施設にて、ボランティア活動をした経験があります。