Archive for the ‘ひきコミ80号’ Category

28.信濃町から代々木の周辺

西郊民俗談話会
西郊民俗談話会という民俗学の学会があります。年に4回、「西郊民俗」という機関誌を発行し、民俗学の論文を掲載しています。
また、毎月第三日曜日の午後1時30分より、東洋大学名誉教授大島建彦先生のご自宅(信濃町にある)で、月例談話会と称して、民族学の勉強会を開催しています。大島建彦先生は、柳田国男先生に直接、民俗学の指導を受けたかたで、日本を代表する民俗学者の一人です。
私は、某大学の大学院で民俗学を専攻していましたが、大島先生が講師としてこられていたこともあって、面識があり、誘われて、5月16日に信濃町の大島先生のご自宅で開催された第704回の月例談話会に参加しました。何人かの研究発表がありました。勉強会の終了後は、信濃町の駅ビルの居酒屋で開催された打ち上げにも参加しました。

 

信濃町の創価学会施設
信濃町は、創価学会の施設が立ち並んでいるところとしても有名です。創価学会の本部や文化会館、聖教新聞社、創価学会女性会館、公明党本部、創価学会名誉会長池田大作氏の自宅、創価学会系の本を売っている書店などがあります。
私は、同日、民音文化センター2階の民音音楽博物館にて開催中の「ショパン生誕200年展」(1月1日より7月11日まで開催)も見学し、ショパンに関する展示品も見ました。信濃町には、創価学会以外にも、東京都神社庁、慶応義塾大学病院などがあります。

 

「蒼井優展 うそ」
5月31日には、渋谷や代々木周辺を散策しました。渋谷パルコ パート1のパルコファクトリーにて開催されている「蒼井優展 うそ」(5月27日より6月14日まで、開催)を見学しました。映画「フラガール」や「午後の紅茶」のCMなどで知られる女優、蒼井優の写真や本などを展示しています。写真にしかけがあって、入場するときに配布される「とびだす眼鏡」で見ると、蒼井優の写真が立体的でとびだしているように見えます。

 

日本共産党と鎮守の杜
その足で代々木に行って、町を散策しました。さきほど、信濃町の創価学会の施設を紹介しましたが、代々木周辺には、日本共産党中央委員会があります。1階に入り口周辺は、ロビーになっていて、日本共産党関係の本やチラシ、新聞などが自由に見れるようになっています。
周辺にも、日本共産党関係の本を売っている美和書房、日本共産党関係の本をつくっている新日本出版社もあります。また、周辺には「鎮守の杜」という神道関係の本を売っている書籍もあります。日本共産党と神道という正反対の思想の施設がすぐ近くにあるのは、意外な気もします。
「鎮守の杜」の同じ建物には、出雲井晶「日本の神話」伝承館があります。この施設には、作家・日本画家の故出雲井晶氏の作による、「古事記」などから、日本神話を題材にした絵画七十点あまりを展示しています。

 

三原等展 Nostalgica
また、5月24日より、6月5日にかけて、周辺のギャラリー代々木において、「三原等展 Nostalgica」という絵画展が開催されており、私も31日に見学しました。幻想的な風景画がありました。

 

知的障害者と健常者
また、最近、母から聞いた、印象に残る話を紹介しておきます。電車内で、知的障害者が、付き添いの健常者といっしょにいるのを見たということです。その障害者が大きな奇声を発しているので、付き添いの人がなだめすかしていたそうです。私は、その話を聞いて、かわいそうに思いました。障害者と健常者が手をとりあって、仲良く暮らせる社会をつくっていかなければと思います。
5月10日に日本テレビの「リアル×ワールド」というテレビ番組で自閉症の少年がいる2組の家族の姿を追ったドキュメンタリーの特集をしており、母が見ていたのですが、私は見のがしてしまい、見ておけばよかったと思いました。

 

民俗学と政治学への関心
また、これは、母が近所の人から聞いた話ですが、私の家の庭の木にカラスが巣をつくっているとのことです。「カラスは山にかわいい7つの子があるからよ」という童謡の一節を思い出し、ほほえましい気持ちになりました。
前述のように、私は、大学院で民俗学を専攻しました。その経験より、民俗学と政治学に関心があり、それらに関する読書をしたり、民俗学や政治学に関する博物館や美術館、展示会や展覧会などを見て、勉強を続けています。『ひきコミ』にそれらの成果の一部を発表することが出来て、大変にうれしく思っています。