手のひらの
生命線をかき切って
自らを
追いこみ生きる
手のひらを見る
その目を信じて
あるはずのない
バグを見つける
手のひらを
見れば見るほど
自らの手という
奇妙な感覚
手のひらどうし
合わせて無心
何者でもない
モノを目指す
手のひら開いて
握るまで
時間をかけて
拳も堅く
Posted by 中崎シホ on 6月 1st, 2025 and is filed under 詩.
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