カテゴリー別アーカイブ: 散文

『知らない』すべてが怖い

    2章  果てが分からないのが怖い     何かのアニメでヒロインがこんなことを言っていた。   小学6年の時、野球場にプロ野球を見に行った。そこで何万人かの観客の一人になった時、自分特別な何かなんじゃな … 続きを読む

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『知らない』全てが怖い

      1章 未来が怖い    知らないということは、僕にとって恐れを意味した。一日でも早く不確実なスケジュールを明確な予定にし、見えない未来を予測可能な未来に手繰り寄せようとし、行き先にたどりつくための必 … 続きを読む

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よりそえるものになりたい

よりそえるものになりたい あなたが今朝選んだコートのように 何気なく目にするコーヒ屋の看板のように   よりそえるものになりたい あなたが初めて買った誰かのレコードのように 何百回も手のひらで握られた懐中時計の … 続きを読む

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