「こどもの貧困」について考える:第7回

〈シリーズ「こどもの貧困」について考える:第7回〉 開催要綱

支援サービスの狭間で浮遊する10代の子どもたち

~「居場所」を喪った中学卒業後の子どもたちの現実
&必要とされる支援とは?~ 

1.趣旨
ネグレクト・虐待、不登校、ひきこもり、あるいは「非行」などにより学校や家庭、地域の中に「居場所」を見つけることができないまま中学を卒業した後に進学や就職もできない(しない)、あるいは高校中退を余儀なくされ“浮遊”している子どもたちがいる。その中には「アンダーグランドの世界」(夜の世界)で生きる道を選択せざるを得ない子どもたちもいる。
いったん「世間が求める通常のレール」を外れてしまった子どもたちを待ち受ける現実は、厳しい。また、そのような子どもたちをサポートする既存の支援サービスも、子どもたちのニーズを満たすものとはなり得ていない。
    私たち「おとな」がすべきことは、既存の制度・サービスの中身を問い、そしてその枠組みを超えた、子どもたちが自らの人生に希望を見いだし、自らを取り巻く世界に対して信頼を抱き、自らを肯定して生きることができる、そのような「居場所」(支援サービス)を創り出すために努力することであろう。
    本シンポジウムでは、“浮遊”する子どもたちが直面している現実から彼・彼女た
ちの「リアルな姿」と「声なき声(ニーズ)」を学ぶことを通して、必要とされる支
援のあり方について皆さんと一緒に考えてみたい。

2.主催 独立型社会福祉士事務所 子どもと家族の相談室 寺子屋お~ぷん・どあ
共催 一般社団法人 てのひら
一般社団法人 静岡県社会福祉士会 こども家庭福祉委員会
   
3.後援(予定) 静岡県、静岡県教育委員会、静岡市、静岡市教育委員会
         社会福祉法人静岡県社会福祉協議会
         
4.開催日時 平成31年2月17日(日曜日)12:00~17:00

5.会場 静岡県総合社会福祉会館シズウエル 7階703会議室
       〒420-8670 静岡市葵区駿府町1番70号
       TEL:054-254-5221  FAX:054-254-5210  ※次頁に地図

6.参加対象者
      県・市町行政職員、こども家庭福祉従事者、学校教職員、教育・福祉・心理・医療・保健・司法などの領域の支援者、スクールソーシャルワーカー、スクールカウンセラー、「子ども・若者の居場所」「こども・若者・女性の貧困」などの問題に関心のある方など。

7.定員 200名(先着順に受付し、定員になり次第、締め切らせていただきます)

8.参加費 無料

9.その他 
本シンポジウムは「平成30年度 社会福祉法人静岡県社会福祉協議会 ふれあい
基金」の助成を受けて開催されます。

10.シンポジウム内容 ※次頁

11.お申し込み先 別紙参加申込書に必要事項を記入し、一般社団法人/静岡県社会福祉士会事務局までFAX、メールまたは郵送にてお申込みください。
   〒420-0856 静岡市葵区駿府町1番70号 静岡県総合社会福祉会館シズウエル4階
        E-mail:shizuokacsw@yr.tnc.ne.jp
        TEL:054-252-9877 FAX:054-252-0016
※申し込み締め切り:2月8日(金)

【個人情報の取り扱いについて】
本シンポジウム申込者の個人情報は、本シンポジウムの運営、及び今後のシンポジウム等のご案内、ネットワーク作りに係る目的のみに使用し、他の目的で使用することはありません。

12.お問い合わせ先
    独立型社会福祉士事務所 子どもと家族の相談室 寺子屋お~ぷん・どあ
    (事務局)〒424-0901 静岡市清水区三保1554の1
         TEL 090-8155-4046(川口正義)
         E-mail:terakoya.open-door@nifty.com