公的扶助研究関西ブロックセミナー

●第34回 公的扶助研究関西ブロックセミナーを開催します!
【テーマ】貧困・格差・「健康で文化的な生活」に向き合う私たち~より良い未
来に向かってつなぐ~
【日時】2019年2月23日(土)9:45~16:30
【場所】神戸女子大学 ポートアイランドキャンパス
【参加費】(一般)1,500円、(大学生以下)無料、(会員) 500円
【懇親会】(自由参加)3,000円(会場近くを予定しています)
【参加申込みはこちら】
  https://ws.formzu.net/fgen/S11419946/
【詳しいくはこちら】 34回関西ブロックセミナー要項.(全国公扶研HP参照

http://www.kofuken.com/)

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→◆午前の部 (午前9時45分 ~ 12時15分)=全体会

○「高校生は貧困と生活保護にどう向き合ったか
~大阪府立松原高校の取組み~」
大阪府立松原高校の生徒さんと木村悠先生

松原高校では、総合学習で「誰もが自信をもって生きていける社会は実現可能か」
をテーマに、生徒さんたちが、「貧困は自己責任なのか」について、駅でのアン
ケート(100人)をとったり、生活保護ケースワーカーにインタビューしたりす
るなどして取り組みました。
その結果、貧困は自己責任ではないことを学び、「1ミリでも世の中を変えるき
っかけ」にするため、高校内外で「子ども食堂」を始めています。その取り組み
の内容と高校生の思いをお話しいただきます。

○「児童福祉施設からみた子どもの貧困と行政への期待」
宮本 由紀さん (乳児院「神戸少年の町」施設長)

公的扶助の分野で子どものいる世帯の支援ではつい保護者中心になりやすく、子
どもの状況にまで目が向けにくい状況があると指摘されています。ドラマでも生
活保護ケースワーカーが児童福祉施設に出向くシーンがあったように、実際に施
設とケースワーカーとの連携により世帯に統合する時の支援がスムーズにいくこ
とがあります。公的扶助分野が子どもの問題、貧困を理解する視点を違った角度
から持つ必要があると思われます。児童福祉施設での実践から見える問題提起、
そして行政だからこそ可能な支援への期待を語ってもらいます。

○「子どものいる世帯の生活保護ケースワーカーの役割」
山田 祐子さん (神戸市役所 東灘福祉事務所)
近年生活保護行政において子どもの発達支援、進学・就学支援が大きく捉えられ
てきています。ケースワーカーが子どもに意識的に関わる支援をしていくことで、
的確に世帯を把握でき、さらに世帯がいい方向に変わる可能性があります。児童
相談所、生活保護、児童虐待支援の場面で長くその意識を持ちながら世帯を支援
してきた山田さんから、生活保護ケースワーカーだからこそ可能な支援と期待に
ついて話してもらいます。

●公的扶助研究関東ブロックセミナーを開催します。
【テーマ】福祉のおもいでつながるソーシャルワーク
【日時】2019年2月16日(土)10:00~16:15
【場所】埼玉県立大学南棟2階(東武スカイツリーライン「せんげん台」駅西口
より、徒歩20分または、バス(埼玉県立大学行)5分)
【参加費】(一般)2,000円(会員・学生)1,000円、【交流会】(自由参加)4,
000円
【詳しくは】関東ブロックセミナー開催要項.(全国公扶研HP参照

http://www.kofuken.com/)

【参加申込みはこちら】https://form.os7.biz/f/09bb81f9/