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【 5月20日(日) 】不登校・ひきこもり応援マラソン 


チャレンジスクール・都立大江戸高等学校Q&A

提供: WikiFutoko | 不登校情報センター/不登校 高校中退 引きこもり 発達障害 心理相談 訪問サポート
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〔2006年5月⇒現在の状況と違うところがありますので注意!〕

目次

チャレンジスクール〔都立大江戸高等学校〕の基本的な質問

Q1.東京都立高校の「チャレンジスクール」が不登校や高校中退者を受入れているといいます。
チャレンジスクールについて教えてください。

A1.2006年にはチャレンジスクールは、桐ヶ丘高校、世田谷泉高校、六本木高校、大江戸高校の4校になります。
三部制の定時制高校、単位制、二学期制、総合学科であり、生徒の人選において①調査表を使用しない、②学力テストを実施しない、③志願申告書・作文・面接の総得点で選考することになっています。
学校の様子や、上の条件については1つずつ答えていきます。


Q2.チャレンジスクールってどんな学校ですか?

A2.不登校を経験した生徒や高校を中退した生徒を含め、これまでの教育の中では自己の能力や適性を十分に生かしきれなかった生徒など、多様な生徒が学校生活を通じて自分の目標を見つけ、それに向かってチャレンジする学校です。
この生徒一人ひとりのチャレンジを徹底して支援するためのしくみがいろいろと用意されています。


Q3.一般の学校との違いは何ですか?

A3.一言でいうと、生徒が学校に合わせるのではなく、学校が生徒に合わせることを理念とし、個に応じた教育を目指す学校です。
このため、生徒一人一人が個性や能力、学習進度に応じて計画を立て、自分のペースで学ぶ主体的な学習ができるよう指導します。
また、国語、数学、英語などで、苦手な生徒のために、基礎から学べるように少人数の授業を行い、分かるまで指導して基礎学力を身に付けさせます。


Q4.総合学科と普通学科の違いは何ですか?

A4.総合学科は、普通科と専門学科の中間にあり、それぞれのよさを生かして、生徒の個性や能力を最大限に伸ばそうと新しく作られた学科です。
普通科の高校にある選択科目のほかに、専門学科の選択科目が数多く設置されます。
そのために必要な教員が設置されるようになっています。


Q5.単位制って何ですか?

A5.通常の学校は、学年ごとに時間割がほぼ決められていて、ある基準以上の科目に合格しないと(単位を取らないと)進級や卒業ができないしくみになっています(学年制という)。
単位制の場合は、受講する科目を自分で選択し、自分のペースで卒業に必要な単位を積み重ねていきます。
そして、異なる学年の生徒が同じ授業を一緒に受講することが多くなります。
このためには、履修ガイダンスを行い、生徒一人一人がどういう目標をもっているのかよく聞いて、卒業までに何をどんな順序で学んだらよいか、相談していきます。


Q6.三部制のしくみについて教えてください。

A6.定時制課程は1日に4時間の授業を行うことを基本とします。
そして、夜間だけでなく、午前にも、午後にも学べるようにしたものが三部制です。
つまり、大江戸高校では1日に12時間続けて授業を行っているわけです。


Q7.系列って何ですか?

A7.総合学科は選択科目がたくさんあり、そのままでは分かりにくいので、皆さんが選択するときの目安として、系列という呼び名でグループ分けしています。


Q8.どんな系列がありますか?

A8.大江戸高校には「情報・ビジネス」「伝統、文化」「生活・福祉」の3つの系列があります。
詳しい内容は学校案内を見てください。
なお、「生活・福祉」系列には3部(夜間部)にはありません。


Q9.1学年は、何クラス、何人ですか?

A9.大江戸高校の1学年は、1部(午前部)が2クラス、2部(午後部)が2クラス、3部(夜間部)が1クラスあり、合計5クラス150人です。
なお、単位制なので、学年とは呼ばないで、年次と呼びます。
2年次以降は、入学年次が異なる生徒が混じって授業を受ける場合があります。

チャレンジスクールの学習について

Q10.二学期制について教えてください。

A10.これまでは、ほとんどの学校が三学期制でしたが、大江戸高校では1年を前期、後期に分ける二学期制(二期制)を導入します。
定期考査の回数は減りますが、その分、授業時数が確保できます。
したがって、夏休みや冬休みの直前まで普段のとおりの授業を行います。


Q11.特色のある科目はありますか?

A11.総合学科では「産業社会と人間」という科目が必修です。
これは自分を見つめ、世の中のしくみを学んで、どういう生き方をしたらよいか考えます。
そのためには、どういう進路に進むのか、系列を選んで具体的な選択科目を選ぶことになります。
このほかに、「産業社会と人間」と関連を持って学んでいく「生活実践」「地域理解」「福祉活動」「課題学習」など特色ある科目があります。
また、「伝統・文化」系列は都立高校に初めて設置される分野で、一つ一つの科目が大江戸高校独自に開発したものです。
例えば、「伝統文化入門」という科目では、木彫・押絵羽子板・籠甲細工・錺金具・江戸切子・漆芸・邦楽のような地域伝統工芸士の方から直接指導を受けます。
人間的な面でも学ぶことがたくさんあります。
「生活・福祉」系列は東部地区では初めてで、一般の高校にない健康や福祉の科目が並んでいます。
そして、訪問介護員(ホームヘルパー)2級の資格取得が可能です。
「情報・ビジネス」系列では、最先端の施設・設備と使って、最新の情報技術やビジネスの基礎が学べるよう、工夫を凝らしてします。


Q12.ボランティア活動に力を入れると聞きましたが、どんなことをするのですか?

A12.まず、「産業社会と人間」でボランティア活動について学び、幼稚園や保育園、特別養護老人ホーム等で体験実習を行います(平成17年度は6月24日に一斉に行いました)。
このほか、学校の行事をして「地域掃除」などのボランティアを行うとともに、生徒一人一人の自主的な取組としてのボランティア活動を奨励しています。
このため、「地域理解」で、それぞれの生徒がテーマを決めて、体験的な学習活動を通じて、地域の産業や文化について学んでいきます。
さらに、「福祉活動」で、さまざまな福祉施設や学校・幼稚園・保育園などで、ボランティア活動に実際に取り組みます。


Q13.数学がひどく苦手なので心配です・・・。

A13.大江戸高校では、数学や国語、英語などで、1クラスを2つに分けて、苦手なので基礎からじっくり学びたいグループと、教科書に添って授業を進めていくグループとに分けて授業を行います。
また、苦手な生徒のためには選択科目「わかる国語」「わかる数学」「わかる英語」を用意しています。
さらに得意な分野を伸ばす選択科目もたくさん用意しています。


Q14.3年間で卒業したいのですが・・・。

A14.大江戸高校を卒業するためには74単位が必要です。
3年間で卒業するためには、自分の部以外の部行われている選択科目も選択(他部履修)し、3年間で74単位を修得する計画を立てる必要があります。
このような希望を持っている生徒には、入学時からきめ細かい進路相談を行います。
一期生の選択科目は「国語総合・現代文」「わかる国語」「世界史A」「地理A」「数学A」「数学Ⅰ・A演習」「わかる数学」「生物Ⅰ」「化学Ⅰ」「チャレンジスポーツ」「英語Ⅰ演習」「わかる英語」「IT基礎」「パソコンボランティア・点訳入門」、すべて2時間続きの授業です。
一期生のほとんどが他部履修をしていて、一人平均2.6科目選択でした。


Q15.コンピュータも福祉も両方勉強したいのですが、どちらかを選ぶのですか?

A15.「伝統・文化」も含めて、三系列それぞれに魅力ある科目が並んでいます。
いろいろな勉強のし方と希望する生徒がいると思いますが、三部制のよさをうまく活用(他部の履修)すれば、さまざまな取り方ができます。
しかし、その場合でも、自分は何を中心に勉強するのか、系列を選んでもらいます。
なお、系列は定員はありませんから、安心して選ぶことができます。


チャレンジスクールの学校生活について

Q16.制服はありますか?

A16.大江戸高校にはあります。
制服ではなく「校服」と呼びますが、入学時に購入していただきます。
なお、成人者は校服を着用するか、または校服に準じた服装をしていただきます。
ほかのチャレンジスクールでは、制服の着用を義務付けてはいないようです。


Q17.文化祭や体育祭などの行事はありますか?

A17.大江戸高校には、あります。
学校行事を重視し活発にしたいと考えます。
文化祭は「飛翔祭」と呼んで、平成17年度は10月29日(土)、30日(日)に行いました。
体育祭は江東区千石運動公園で6月6日(月)に行いました。


Q18.部活動やサークルはありますか?

A18.大江戸高校の一期生、二期生の頑張りによって部活動がたくさんできて、とても活発に活動しています。
今後のことは、新たに入学する生徒の皆さんの肩にかかっていますので、皆さん一人一人の熱心な取り組みを期待します。
活動している部活動は次のとおり。
≪運動部≫バスケットボール、テニス、卓球、フットサル、バレーボール、バドミントン、ダンス、柔道、剣道、水泳。
≪文化部≫コンピュータ、軽音楽、演劇、ボランティア、イラスト、和太鼓、美術、料理研究。


Q19.どんな決まりがありますか?

A19.ごく常識的な内容で、中学校とさほど変わらないと思います。
生徒一人一人が自分の目標に向かって気持よく頑張れるように、一生懸命やろうとする雰囲気を壊さない、他人の迷惑になることをしない、つまり「お互いのチャレンジを邪魔しない」ことを原則にしています。


Q20.ホームルームはありますか?

A20.あります。
ホームルームを重視し、1クラス30人に対して二人担任で取り組みます。


Q21.修学旅行はありますか?

A21.あります。三年次前期に行う予定です。


Q22.給食はありますか?

A22.ありますが3部(夜間部)の生徒対象です。
3部(夜間部)の授業が始まる直前の時間帯です。

チャレンジスクールの進路について

Q23.大学に行きたいのですが・・・。

Q23.大学進学も含めて、入学時から、個別の進路相談を行い、選択科目の選択のし方を指導していきます。
また、ガイダンスルームがあり、随時相談できるようになっています。


Q24.「情報・ビジネス」系列の勉強をしたら、どんな進路がありますか?

Q24.情報技術やビジネスの基礎を学びますから、大学の商学部、経済学部、経営学部など、またコンピュータやビジネスの専門学校への進学に対応できると考えます。
さらに、簿記や情報関係の資格を取って、就職にも対応でいると考えます。
そのほかの系列についても、それぞれ関連する大学・短大:専門学校への進学、または関連分野への就職について対応できると考えます。


Q25.ホームヘルパーの資格が取れると聞きましたが・・・。

Q25.「生活・福祉」系列で、所定の授業に出席し、実習を行い、介護の現場での実習等を行えば、訪問介護員(ホームヘルパー)2級の資格が取得可能です。


Q26.進路について、いろいろ教えてくれるのでしょうか?

A26.大江戸高校は入学時から、科目選択のための面談等を行うなど、進路指導に力を入れています。
このため、「産業社会と人間」「地域理解」等に関連付けて、体験的な教育活動の中で、生き方指導を含めた計画的な進路指導(キャリア教育)を行います。

チャレンジスクールの入学試験について

Q27.推薦入学はありますか?

A27.ありません。


Q28.入学試験は他の高校と同じですか?

A28.同じではありません。
大江戸高校は、学科試験は行わず、面接と作文のみです。配点は、志願申告書250点、面接500点、作文500点です。
また、分割前期と分割後期に分けて入学者選択を実施しますが、募集人員などは10月に都から正式に発表されます。
出願にあたっては、1部から3部までの各部に志願順位を付けて出願することができます。

① 選択方法(平成17年度入試 分割前期募集、分割後期募集とも同じ)
学力検査 出願申告書 面接 作文
実施しない 250点 500点 500点

≪注≫調査書は提出しない。面接は面接官2名、受験者1名の個人面接。
作文は50分、600字程度で実施。作文の題は次のとおり。
分割前期=「約束」という言葉からあなたが考えることを600字程度で記述してください。
分割後期=「進む」と「待つ」という言葉からあなたが考えることを600字程度で記述してください。その中でいままでの体験や大江戸高校での高校生活にもふれてください。


② 募集人員(平成18年度募集人員)
分割前期募集 分割後期募集
1学年相当 一 般 枠 100 25
中退者特別枠 15 なし(中退者も受験可能)
2学年相当 15 実施しない

≪注≫9月募集(1学年相当生徒転入枠)で10名を募集する。

③ 平成17年度入学選択状況
募集人員 応募者数 応募倍率
男子 女子 計
分割前期募集(合格者数)1学年相当 139 193 332 2.9
115 -37 -78 -115
2学年相当 6 6 12 1.3
20 -3 -6 -9
分割後期募集(合格者数)1学年相当 63 32 145 4.8
25 -9 -21 -30


Q29.社会人の場合も入試は同じですか?

A29.同じで、面接と作文のみです。


Q30.編入試験はありますか?

A30.あります。平成17年度は2学年相当20名募集しました。
平成18年度は3学年同等の募集も行う予定です。募集人員などは都から正式に発表されます。


Q31.科目履修生って何ですか?

A31.大江戸高校は各系列の多様な選択科目をはじめ、系列に属さない自由選択科目にも、魅力ある講座がたくさん設置されます。
これらについて、定員にゆとりがある場合、募集を行って、近隣の定時制の生徒や地域の方々の受講を認めます。
これが科目履修生です。
こうして、地域の方々と生徒がお互いに影響し合う中で、生徒一人一人の成長を図るともに、地域の方々のお役に立ちたいと考えます。
また、近隣の定時制の生徒が受講する場合は学校間連携という制度で、両校であらかじめ協定を結んだ上で行われるものです。


Q32.どんな生徒を期待しますか?

A32.大江戸高校の入試では、面接や作文で、本校を学ぶ「意欲と熱意」が問われます。
したがって、本校の特色をよく理解し、「この学校で、自分のこんな力を伸ばしたい、こういう人になりたい」と、自分に当てはめてよく考えてみることが大切です。

「本校の期待する生徒の姿」は次のとおりです。

  • 本校の特色である三部制の単位制総合学科についてよく理解している生徒。
  • 不登校を経験して生徒や高校を中退した生徒を含め、これからの自分に目標をもち、それにチャレンジして自らの進路を切り拓こうとする生徒。
  • 基礎学力を身に付けるとおもに、「情報・ビジネス」「伝統・文化」「生活・福祉」などに関する学習と通して個性を伸ばそうとする生徒。
  • 体験的な学習や地域での活動などを通して、マナーとボランティア精神を身に付けようとする生徒。 
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