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ブログ「高齢ひきこもり」

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ブログ「高齢ひきこもり」

「高齢ひきこもり」が女性に求婚され、恋愛相談まで始めた理由
「高齢ひきこもり」というブログを運営する男性は、なぜ女性相手に恋愛相談をするほどまでに自信を取り戻せたのか
● 引きこもりでさらに中年 それでも結婚できるのか?
<ひきこもりで、さらに中年ということで、居住地などは明かせませんが、可能な範囲で、ひきこもりの心境を綴っていきたいと思っております。>
そんな書き出しから始まり、7年以上にわたって続いている『高齢ひきこもり』というブログが反響を呼んでいる。
ブログを書き綴っているのは、40歳代の引きこもり当事者で、社会人女性と結婚している二条淳也さん(ペンネーム)だ。
中でも、自らの体験記である、
<ひきこもり当事者の私、二条淳也はこのたび、交際していたR子さんと結婚しました。>
という報告から続く<ひきこもりでも結婚できる>は、同ブログの中でも人気シリーズとなり、すでに20回を数えるほどだ。
こうしたネットでの発信をきっかけに、二条さんは「好きな人が引きこもりなんです。どうしたらいいですか?」などといった読者からの恋愛相談に応えるため、女性や親を対象に、有料で面会や文通にも対応している。
二条さんがブログを始めたのは、東日本大震災前の2011年1月。
当時、不登校などの若い当事者のブログなどはあったものの、中高年以上の引きこもり当事者からの発信は見当たらなかった。
そこで、二条さんは『高齢ひきこもり』とタイトルに付けた。
二条さんは、小・中・高校と不登校することなく、友人がいない中で孤立に耐え、歯を食いしばって学校に通い続けた。
中学に入る頃には、いじめも陰湿化していた。「いじめによる自殺」も、すでに社会問題になっていた。
読書好きだった二条さんが特につらかったのは、休み時間だったという。
「読書してるとからかわれるので、教室から出るようにしてました。
トイレも不良が固まってるので行けない。
1階から3階まで階段を行ったり来たり、体育館まで歩いてみたり……。
担任も、周囲と遊ぶことを奨励する先生だったので“1人で読書は感心できないな”って容認されず、つらかったです」
学校ではいつも1人浮いていた。
体育祭や文化祭のときも、どこの班にも係にも入れてもらえなかった。
体育の時間、バスケットボールでは、自分にだけボールが回ってこない。
クラスの中で、存在していないように扱われた。
担任からも、1人静かにしている自分は嫌われ、問題を起こしている生徒のほうが好かれていた。 学校は、戦場のようだった。
でも、高校までは何とか卒業しないと、親に申し訳ないという気持ちがあった。
「毎週、親が制服をクリーニングしてくれるんです。それが、僕に対する期待のように感じられて……」
● 私立大学に入学したものの中退 居場所を求めてボランティアに
当時、二条さんの実家には自分の部屋がなく、家にいても居場所がなかった。
学校では疎外されていたものの、働くのは好きで、高校1年のときからアルバイトを始めた。
職場では「若いのに偉いね」などと、大人たちが歓迎してくれたのが嬉しかった。
高校を卒業してからも、そのアルバイトを続けながら、月額4万円ほどのアパートで1人暮らしを始めた。
ただ、不況の影響で勤務時間が短縮され、新たに代わった上司とも合わなくなった。
27歳のとき、自分でコツコツ貯めてきた貯金を使って、私立大学に入学した。
しかし、年々学費が値上がりするため、中退せざるを得なかった。バイトも辞めた。
絶望的な気分に襲われ、親に仕送りをお願いした。どこかに行き場所が欲しかった。
「昔から、環境問題に興味があった。お金を稼ぐことはできないけれど、ボランティアならできるかもしれない」
そう思って、環境保護団体でボランティア活動を始めた。
「社会と関係性を絶ってしまうのが怖かったんです」
●「引きこもり」と名乗ると 白い目で見られそう……
環境保護団体で、会報を封筒に入れるような微々たることでも、充実感を得られた。
「団体に応募するとき、職業欄に“派遣社員”と書いたんです。引きこもっていると言うと、白い目で見られそうだったので……」
ちなみに、当事者の多くは正直で、ウソをつけないタイプが多い。
だから、頼まれると断れずに気疲れして、そうしたことを回避するために引きこもらざるを得なくなる。
二条さんは、この無償ボランティア活動を通じて、妻になる女性と知り合った。
彼女は、会社に勤めていた。
最初は二条さんのことを会社員だと思い込んでいた彼女から、「食事に行こう」と誘われた。
● 「引きこもりでも関係ない」 女性から熱烈プロポーズを受ける
後に、仕送りで引きこもり生活していることを知ってからも、彼女はプロポーズを続けたという。
「仕事ができるとか箇条書きできることはどうでもよくて、二条君の長所は、1ヵ月かかっても説明できないのがいいところなのよ」
そもそも二条さんには結婚する気がなく、結婚したいとも思っていなかった。
収入がないから、相手を不幸にするのではないか、と。
躊躇する二条さんに、彼女は言った。
「結婚指輪も買ってあげるから、結婚しよう。引きこもったままでいい。あなたらしく生活すれば、それでいい」
その申し入れに父親がとても喜んでいたのを見て、二条さんも決意した。
「引きこもりでも、女性から愛されることがあるんだな」とわかって、前向きになれた感じがした。
「彼女は、仕送りを受ける引きこもり生活をまったく責めなかったので、良かったんです。働けないんならしょうがないねって受け入れてくれたことで、すごく救われました」
とはいえ、2人は結婚後も無理せずに別居を続けていて、会えるのは週末だけ。いわゆる“週末婚”だ。
いつ、このように「巡り合える」機会があるかなんて、誰にもわからない。
「自分では魅力がないと思っていても、相手からは魅力的に映っていることもある。引きこもりの人でも、あきらめないでほしいですね」
その後、ボランティア団体は閉鎖され、今はない。
しかし、二条さんにとっては、妻と一緒にいることが居場所のようになっている。
●「高齢ひきこもり」のブログを開始 恋愛相談をしてみませんか?
そんなとき、都内で当事者の居場所活動などを続ける「不登校情報センター」の松田武己代表から、「ブログを始めてみませんか?」と勧められた。
二条さんは、何となく「高齢ひきこもり」というタイトルが頭に浮かんだ。
ブログは、エッセー形式で綴り始めた。すでに記事の本数は、750本に及ぶ。原稿用紙1500枚分だ。
この間、読者とは文通でやりとりを続けてきたが、限界を感じた。
ブログを読んで「二条さんに会ってみたい」という要望も多かった。
そこで、2018年1月から実験的に始めたのが、面会による恋愛相談だった。
面会を希望するのは、引きこもる当事者だけでなく、会社員もいる。
恋愛と関係なく「二条さんの話を聞きたい」という人もいた。
そんな読者からの相談の時間をつくるため、ブログでは「女性読者のみなさんへ」というタイトルで「恋愛相談してみませんか」と呼びかけている。
相談は、女性及び親の立場限定で、面会が1時間3000円。文通が1通1000円。
二条さんの「高齢ひきこもり」はこちら
〔2018年8/9(木)ダイヤモンド・オンライン 池上正樹〕
ブログ「高齢ひきこもり」http://www.futoko.info/zzblogd/

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