カスタム検索(不登校情報センターの全サイト内から検索)

 
Clip to Evernote  Twitterボタン  AtomFeed  このエントリーをはてなブックマークに追加  


虐待されている子ども

提供: 不登校ウィキ・WikiFutoko | 不登校情報センター
移動: 案内, 検索
Icon-path.jpg メインページ > 山梨県 > 虐待されている子ども


虐待されている子ども

所在地 山梨県
TEL
FAX

父から暴力の日々県内施設の18歳訴え 虐待周りが気付いて 教師の目配り「救われた」
「奴隷みたいな扱いをされていた」。
山梨県内の児童養護施設で暮らす男子高校生(18)は、父親から虐待を受けていた日々をこう振り返る。
学校から連絡を受けた児童相談所などの勧めで3年前、施設に入所し、この春、看護師になるという夢に向かって新たな一歩を踏み出す。
中学校の教師が「異変」に気付いたことで救われたといい、「虐待されている子どもたちは周囲に、なかなか打ち明けられない。周りが気付いてあげてほしい」と訴える。
姉と兄の3人きょうだい。小さなころから、主に少年と兄の2人が父親から暴力を受けていた。
とりわけ、ひどい暴力を受けていたのが兄。
殴られる、蹴られる、頬をびんたされる…、兄の姿を見て、「その暴力が自分にくるのかなという恐怖感と、何も悪くないのに、ひどいことをされる理不尽さや、むなしさ」を日々感じていた。
両親は少年が3、4歳のころに離婚。だが、父親は離婚後も家にいて暴力を振るった。
中学2年のころには母親が病気で入院。
姉は家を出て、兄は先に児童養護施設に入所したため、しばらくは父親と2人暮らしに。矛先は少年に向いた。
胃潰瘍を患っていた父親は、自分の痛みを晴らすかのように少年に当たった。
仕事から帰宅した夜中、寝ているところを蹴飛ばされ、「『マッサージしろ』とか、あれしろ、これしろと命令をされ、時には殴られることもあった」。
食事もまともに与えられず、楽しみは学校の給食。
「1日ガム一つだけで過ごしたこともあった」。
体重は10キロほど落ちた。
回復を願っていた母親は中学3年のとき、帰らぬ人となった。
虐待の影響で不登校がちに。そんな時、「安全ではない家庭」から救い出してくれたのが中学校の教師だった。
兄弟の異変に気付き、父親から虐待を受けていると児童相談所に連絡。
職員の勧めもあって、現在の児童養護施設に入所した。
「ここは、本当に安全だし、学校にも通えるし、食事も食べられ、入浴もできる。ここに来て本当に良かった」
この春、3年余り暮らした施設を退所。
4月からは看護師を目指し、県内の専門学校に進学する。
身体障害者の母親に付き添い、病院に通った経験から、「患者さんに寄り添う看護師になりたい」という夢を描く。
将来、家庭を築くことになったら、自分の子どもに「愛をいっぱいあげたい。幸せの気持ちでいっぱいにしてあげたい」と考えている。
「自分ができなかった“普通”の生活をさせてあげたい。笑顔が絶えない家庭にしたい」
ズーム 山梨県内の児童虐待相談件数
2017年度、県内の児童相談所や市町村に寄せられた相談は1290件。
このうち、子どもの命に関わる重篤なケースなど児童相談所の対応が必要な「困難事例」は146件(11・3%)だった。
困難事例の内訳は心理的虐待が77件で最も多く、ネグレクト35件、身体的虐待32件、性的虐待2件。
虐待をした人は実母が最も多く548件、実父と実母の両方が367件、実父が241件など。
〔◆平成31(2019)年3月8日 山梨日日新聞 朝刊〈山本成美〉〕

県内の一時保護 毎年100人超 「相談できる場必要」
山梨県内の児童養護施設で暮らす男子高校生(18)のように虐待を受け、親元から離れて暮らす子どもたちが後を絶たない。
県内で一時保護された子どもは毎年度、100人を超える。
何人かは完全に親と引き離され、児童養護施設に入ったり、里親に引き取られたりしている。
県によると、2017年度に親から虐待を受けたなどとして、一時保護された子どもは126人。
16年度から11・3%減ったものの、100人を超える状況が続いている。
一時保護された子どものうち36人は児童福祉施設に入り、3人は里親に引き取られた。
千葉県野田市立小4年の女児死亡事件では、児童相談所が女児を一時保護したが、その後、親元に戻り、死亡した。
少年は事件について「(学校や行政の担当者などが)もっと真剣に向き合っていれば、尊い命が失われることはなかったかもしれない」と指摘。
自身の経験を踏まえ、「親はうそもつくし、隠す。担当者は子どもの元に行き、自分の目で確かめてほしい」と話す。
「もっと子どもが安心して意思表示できる機会があればいい」とも言う。
自身は虐待されていることを恥ずかしいと思い、周囲に伝えても親に漏れてしまうのではないかと考えて「打ち明けられなかった」と明かす。
その上で、同じように虐待を受けている子どもたちに、「社会福祉を頼ってほしい。少しでも嫌だって思ったら、ささいなことでも相談していいんだよ」とメッセージを送る。
一方で、少年は虐待する親のサポートも必要と力説する。
「訳もなく、虐待をする人はいないと思う。親のストレスが子どもに虐待として降りかかってくる。その理由を取り除くことで改善することもあるのではないか」としている。
〔◆平成31(2019)年3月8日 山梨日日新聞 朝刊〈山本成美〉〕

個人用ツール
名前空間
変種
操作
案内
地域
不登校情報センター
イベント情報
学校・教育団体
相談・支援・公共機関
学校・支援団体の解説
情報・広告の掲載
体験者・当事者
ショップ
タグの索引
仕事ガイド
ページの説明と構造
ツールボックス