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身体科学と枠組みの理解(手紙)                       6.18
 
 
いちばん刺激的であったのは、2通目の後半にあるLGBTに関する、脳の前視床下部間質核のところです。これによりLGBTに関する身体的基本が全て説明するのはまだ遠い先のことですが、少なくとも一歩近づいたと思えます。さらにいくつかの発見、実証(これを私は身体科学といいます)、それにつづく現実の人間の様相(これを私は理解の枠組みといいます)を重ね、真実に近づいていくものと思います。
 
 次も2通目にある「女の子のぬいぐるみ」の話が、今回の中心的なものになります。私は「心の世界を平たく簡単に手っ取り早く捉えようとしている」と見えますが、それはこういうことです。
 
 「女の子のぬいぐるみ」という直接的・具体的な説明は私にはあまり順位は高くありません。問題は「なぜそうなるのかの理解の枠組み」の説明です。それは上のLGBTのところと同じです。「AさんはMtFであるから~である」というのはそのストーリーです。Aさんを理解するには欠かせません。しかし、それはLGBTの身体科学的な説明と、現実の人間の様相が結びつけられて、ようやく納得ができるものです。Aさんのストーリーは、その個別的な人間の様相の1人に当たります。全体の理解があって個別はより納得できますし、個別があって全体の理解がすすむのです。
 
 「女の子のぬいぐるみ」の件では、「女の子の気持ちや精神状態が実感として理解される」には、やはり両方がなくてはなりません。私が「平たく尚早に手っ取り早く捉えようとしている」というのは、ストーリーとしてではなく、原因と結果として理解することだろうと思いますが、それは決して平たくもないし簡単でもないし、手っ取り早くもないのです。むしろ回り道をしているわけです。私が今いる業界で浮いているのは、たぶんこれに関係しています。
 
 
 さて1通目に戻り「神秘体験」に話をすすめます。私が「神秘体験を理解できない」というのは、先の例の「女の子のぬいぐるみ」が理解できないのと同じです。「神秘体験」の実相はわからないかもしれません―体験はないし、イメージできないですから。しかし、身体科学的な理解したいと思いますし、その途上にある個別の体験、その集合としての枠組みは理解したいと思いますし、理解できる可能性はあると思います。個別のことは、全てがわかる自信はありませんが(性別、年齢、生活環境などによる)個人差はあるとしても、枠組みの理解には進めますし、身体科学的な説明がされれば納得できるようにも思います。
 
 身体科学上の実証は、目前の一人ひとりの表われ方を通して、観察され、調査されて近づけることでもあります。全てのことを自然科学の領域に任せておけば結論がでるというものではありません。AIが結論を出すとしても、それは同じ要素を大量に収集して、推し進めていくものだと考えます。
 
 私は身体科学上の証拠、証明のほかに、個別の人間観察によって得られるものを「枠組み」、構造と呼ぶことにしました。これは先日読んだ1冊『言語の脳科学』(酒井邦嘉.中公新書.2002)から考えたことです。その部分です。
 
 「チェムスキーは、発生の仕組みで体ができあがるのと同じように、脳に『言語器官(language organ)があって、言語も成長に従って決定されると考えた。言い換えると、言語は、本人の努力による「学習」の結果生ずるのではなく、言語の元になる能力、すなわち言語知識の原型がすでに脳に存在していて、その変化によって言語の獲得が生じると考えればよい』(47p)。
 
 これは、身体科学的な説明でも、実証でもありません。しかし追求していく方向性があり、理解していく枠組みになる、と考えたのです。
 
 そこでこうなります。神秘体験は、理解できないのではなく、どう理解していくのか方向性が必要であり、私はそれを枠組みとして設定できればいいと思うのです。ことば(言語)は、人間のからだ(たぶん遺伝子系)に備わっている要素に従っているから、系統的に互いに相互にコミュニケーションできるツールになります。酒井さんは、あるいはチェムスキーさんは、この部分を説明しているわけではありません。
 
 この本の中では、ことばのいろいろな働きを列挙・記述するなかで、その身体科学上の説明に近づくわけです。この身体科学上の周辺、いろいろな表現事情の集約・共通項が「枠組み」になります。それは直接的、個別的な要素の中にありますが、それらを超えた共通項(ときには相反する要素も含めて)ととらえることです。
 
 ですからカウンセラーが個別のカウンセリングによって対応するのは十分に役割があります。私が人の話を聞く(傾聴というにはほど遠いですが)のも、それに関係するでしょう。
 
 たぶん人のもつ「潜在意識」とは、身体科学の要素、その人が特定の場面で表現する方法(それが枠組みに重なる)、そしてその人が直面する課題を理解する、といういくつかを同時にすすめていくわけです。多くの人は、最後の場面だけを意識し、ときには生活上の行動に結びつけます。
 
 ユングの円を説明するところで、「ユング心理学になると完全な無意識の世界のイメージを扱っているので……不純なものが混じっているように感じられる」というところがありました。これは枠組みの話とは別のことですが、ものごとを大きくまとめると、いろいろな要素が入ります。純粋ではありませんが、それは当然なことです。枠組みもまた同じで、いろいろな要素が入ります。ときには相反することも含まれるものです。
 
 
 
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2022年6月21日 (火) 17:35時点における版

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ページ名 稲敷市社会福祉課茨城県稲敷市(茨城県)
精神保健相談
▽こころの相談
こころの健康、悩み、病気についての相談を精神保健福祉士がお受けします。予約制。
問合せ:稲敷市社会福祉課
【電話】029-892-2000

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ページ名 茨城県竜ケ崎保健所茨城県竜ケ崎市()
▽竜ケ崎保健所精神クリニック
家に閉じこもっている、眠れないなど困ったことはありませんか?
専門医や保健師が相談に応じます。予約制。
日時:毎月第1水曜日、毎月第3火曜日
場所:竜ケ崎保健所
問合せ:竜ケ崎保健所保健指導課
【電話】0297-62-2367
〔広報稲敷 2022年3月号〕

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ページ名 アイネット()
▽茨城県ひきこもり相談支援センター
ひきこもりについて本人・家族からの電話・来所(要予約)などによる相談を行っています。
相談時間:午前9時~午後6時(火曜~土曜)
※年末年始、祝祭日を除く
問合せ:一般社団法人アイネット
【電話】0296-48-6631
〔広報稲敷 2022年3月号〕

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ページ名 [[]] 神奈川県大和市()
[福]「こもりびと支援講演会」を動画配信
こもりびとと地域社会~コロナ禍の「8050(はちまるごーまる)問題」
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、中止となった同講演会の内容を動画で配信します。ぜひごらんください。
内容:「8050問題」とは主に80歳代の親と50歳代のひきこもりの子どもが抱える、さまざまな問題のことです。
コロナ禍で生活様式が変わる中で「こもりびと」の何が課題になっているのか、地域で何ができるのかを考えます
講師:フリージャーナリスト池上正樹氏。
〔広報やまと 令和4年3月1日号〕

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ページ名 エールの会 東京都品川区()
ひきこもりほっとたいむ「エールの会」家族懇談会(予約制)
不登校・ひきこもりなどの生きづらさを抱えた本人や家族と一緒に、地域に密着した懇談会を開催します。
日時:6月18日(土)午後1時30分~4時
講師:徳丸享(日本臨床心理士会副会長)
対象・定員:不登校・ひきこもりなどの生きづらさを抱えた本人、家族、関係者、テーマに関心のある方20人
場所・申込み・問合せ:当日までに電話で、社会福祉協議会(大井1-14-1【電話】5718-1273【FAX】5718-0015)へ
〔広報しながわ 令和4年6月1日号〕

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ページ名 から・ころセンター 山形県(ひきこもり支援団体・山形県)
不登校やひきこもりなどの無料相談会
場所:町民総合センター「あ~す」 内容:専門の相談員が、本人やご家族が抱える学校や就労のことなどの相談に応じます(予約優先)
申込み・問合せ:(特非)から・ころセンター
【電話】0238-21-6436
〔広報いいで 2022年6月号〕

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ページ名 福島県相双保健福祉事務所 福島県(保健所・福島県)
令和4年度 ひきこもり家族教室~ひとりで悩んでいませんか~
ひきこもりで悩んでいるご家族を対象に家族教室を開催します。
この教室は、ひきこもりご本人の行動や気持ちを理解したり、同じ悩みをもつご家族との情報交換、ご家族自身のリフレッシュを目的に、臨床心理士の先生を交えて開催しております。
この教室をきっかけに、家族としての関わり方など、一緒に考えてみませんか。
会場:福島県環境放射線センター 南相馬市原町区萱浜字巣掛場45-169
対象者:ひきこもりに悩む家
族※一般公開講座はどなたでも参加可能です。
(ひきこもりとは、「様々な要因の結果として社会参加を回避し、原則的に6ヶ月以上にわたって概ね家庭にとどまり続けている状態」を指します)
参加方法:
(1)福島県相双保健福祉事務所障がい者支援チームに電話(【電話】0244-26-1133)をして参加を申し込む。
(2)家族教室スタッフとの個別面談(個別面談を行わないと参加できません)。
(3)家族教室に参加する。
申込み・問合せ:福島県相双保健福祉事務所障がい者支援チーム
【電話】0244-26-1133
〔広報ならは 令和4年6月号 楢葉町〕

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