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ショコラ

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事業所内託児所 ショコラ

所在地 岐阜県各務原市
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子どもを支える/5 企業が子育てサポート 特養や老健に託児所、学童/岐阜
少子高齢化や核家族化に伴い、家庭や地域の在り方が変わる中、子育て家庭の孤立化を防ぐ取り組みが県内の民間企業・事業所などで進んでいる。
先頭を走るのが、各務原市を拠点に特別養護老人ホームや介護予防デイサービスなど25施設を運営する特定医療・社会福祉法人フェニックスだ。
グループ従業員約400人のうち女性が8割を占める。
優秀なスタッフが出産で仕事をやめていくのは企業にとっても損失。
そんな理念のもと、生後2カ月の乳児から2歳児までを預かる事業所内託児所「ショコラ」を2010年12月に開設した。
11年7月には3歳から12歳までを対象にした「かかみ野学童クラブ」を設立。
認知症のお年寄りが入るグループホームや介護老人保健施設の一角に交流広場を設け、土日や春・夏・冬休みなど、保育園や小学校が休みの日に集まってきた子どもたちは施設入所者と卓球や竹細工づくり、手品などをして交流を深める。
約800人に上る地域ボランティアの人たちが学童クラブのスタッフとして子どもの成長を見守る。
深刻化する待機児童問題を打開するため、国は16年度から「企業主導型保育事業」をスタートさせた。
企業が主に従業員向けに設置する認可外保育施設に対し、認可並みの公的助成を出す。
全国1768施設(4万1333人分)がこの制度を利用して誕生し、フェニックスは16年8月、岐阜県内のトップを切って介護老人保健施設内に新たな託児所「それいゆ」を開設した。
フェニックスで介護支援専門員として働き、それいゆに次女茉穂ちゃん(3)を預けている吉国裕子さん(37)=同市蘇原吉新町=は「子どもが近くにいてくれるから安心して働ける」と話す。
長男煌貴さん(7)と長女璃子ちゃん(5)を出産した時も託児所「ショコラ」に預けて仕事を続けた。
ショコラの開設後、フェニックスでは独自のポイント制度を導入。獲得ポイントによって1時間の託児料や学童サービス料の自己負担額が割引される制度で、月の勤務時間に応じた基本点に加え、休日出勤や専門資格の保有数によって特別加点される仕組みだ。
地域ボランティアとしてそれいゆで保育士のサポート役を務める大岩礼子さん(69)=同市蘇原熊田町=はスタッフ最高齢。
「子どもの顔を見ると元気をもらえる。健康である限り、子どものお世話を続けたい」と目を細める。
子どもとお年寄りによる異世代交流の取り組みは「幼老一体ケア」と呼ばれるもので、フェニックス企画管理室の吉田理室長(46)は「高齢者が幼児と触れあうことで生きがいになり、お互いの心を支え合う効果が生まれる。これからも高齢者が増え、医療介護現場は人手不足になる。元気なお年寄りに子育てを手伝ってもらい、託児所を充実させたい」と将来像を描く。
企業主導型保育事業で誕生した施設は県内13市町36カ所に広がる。
子育て世代へのサポートがその企業の価値を決める時代。
企業も生き残りをかけて子どもを支える。
【立松勝】=つづく
〔◆平成30(2018)年1月6日 毎日新聞 地方版〕

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