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当事者に同行するオーダーメイドの取り組み

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2017年7月10日 (月) 15:02時点におけるMatsu4585 (トーク | 投稿記録)による版
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当事者に同行するオーダーメイドの取り組み

引きこもりも30代以上になると、個人個人の状況に応じた対応が必要になります。
このオーダーメイドの取り組みをざっと紹介します。
(1)病院に同行
同行した人は数人(十名未満)います。女性が多いですが男性もいます。
治療室に一緒に入った人もいますし、本人診察後、医師から呼ばれて診療室に入ったこともあります。
家族と一緒に医師に面会したこともあります。
予診のときに本人に代わって知り得る状況を話さざるを得ないこともありました。どこまでを話すべきかが難しいです。
本人が話せない状態もあり、最低限のことを私が話さなくてはならずやむなく話しましたが、あとで「…あのことは話してほしくなかった」と言われたこともあります。
多くの医師の印象は意外と解放的です。医師ではなくカウンセラーの面接に同席したこともあります。
これらは医師と話すのが不安というより、病院に行く(特に初診時)のに本人の不安があり、それへの同行です。
その結果、診察の現場等にも同席することになったのだと思います。
(2)一人暮らしのためのアパート探しに同行
例は多くありません。
不動産会社に一緒に行った例、そこで社員と一緒にアパート等の部屋を一緒に見て回った例です。
どちらでもなく一人暮らしをするのだと言って、転居先の候補を外から見て回った例もあります。
本人は自分だけで判断するのに不安があり、そのための同行になったものと思います。男女両方がいます。
不動産会社の社員はごく普通の対応です。実際の大家さん(家主)に会うということはありません。
これでいいのかどうかは別のことですが。
(3)生活保護のための社会福祉事務所に同行
きわめて切迫した状態で社会福祉事務所に一緒に行ったこともあります。
NPO法人理事長という名刺が役立つことがあるとすればこのときです。
直接間接に生活保護の申請に関わったのは4名ですが、他に生活保護の受給条件を聞くために一緒に福祉事務所に行ったこともあります。
福祉事務所の職員は基本的に親切丁寧です。
ときどき聞く“冷たい対応の職員”というのは、一人で福祉事務所に相談に行ったときに発生するのではないかと、うがった見方をしたくなります。
(4)職探しに同行
振り返るに私にはこの同行経験がありません。
障害者手帳をもつ人について就労相談に行く予定があったのですが、直前にキャンセルになったのが惜しいと思いました。
(5)入学先・転校先の学校に同行
これは比較的若い人なので多くは家族と一緒に学校に行きます。
その家族について学校に行き、担当者と話す場に同席したことがあります。
家族も判断するのに意見を聞きたいのだと思います。 本人は入学できるかどうかを心配します。
しかし、それはあまり問題ではなく、この学校はどういう雰囲気の学校なのかを観察する機会になります。

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