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(1)医療機関(病院・診療所) (説明)

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学校・支援団体の解説構造の「学校以外の支援団体・機関」

(1) 医療機関(病院・診療所)(説明)

医療機関のなかで、登校拒否とその周辺事情に対応しているのは、精神科(精神神経科)、小児科および心療内科です。
医師が診察し、カウンセリングもするところがあります。
医師の診察のあと心理職員のいる心理相談室で対応するところ、デイケアや行動療法を取り入れているところでは、作業療法士や看護婦などもかかわってきます。
登校拒否に積極的に対応している医療機関は、
(1)医師が積極的にかかわっている場合、
(2)心理職など医師以外の専門スタッフが関心を持っている場合、
のいずれかあるいは両方です。
逆に言うと、精神科、小児科、心療内科であっても、職員スタッフの関心が別にある場合では、登校拒否を積極的に受け入れている医療機関や心理相談所を紹介されることもあります。

対応方法は、医師や心理職によるカウンセリング、作業療法士や看護婦も交えた各種療法やデイケアなど、医療機関によって特色があります。
薬物療法があることも、医療機関ならではのことです。
強い恐怖心や不眠が続く場合には、薬物療法により安心、安定が保たれることもあります。
その一方で、自分の生活リズムをつくるうえで、薬物依存に傾く人もいます。
 医療機関の特色は、医療保険が使えることです。
相談料の負担を保険で済ませることになります。
現行の医療保険制度において、登校拒否に関する心理相談料は低額です。
その関係もあって、医療機関の心理相談室での相談料、カウンセリング料が自己負担になっているところもあります。
どのような医療機関がよいのかを一様に言うことはできません。
大学病院や総合病院では、相談を受ける体制のできているところは多いようです。
それが相談者にとってもよいかどうかはひとまず別問題です。
一般論で言えば、病気・病状を見るよりも、子ども(人間)を見るのにすぐれた医師がよいということになります。
しかしその医師に目印がついているわけではありません。
病名診断を急がず、子どもと家族の話をよく聞いていくタイプにそういう医師は多いように思います。
それも待ち患者数が多いなど別の要因に左右されることもありますから、絶対ではありません。
子どもをよく見るために、受診者数を事実上制限している医療機関もあることを頭に置いていたほうがよいかもしれません。

医師は医学面の科学者である、といわれることがあります。
そしてときたま科学は人間を傷つけることもあります。
弱い立場、精神的に追い込まれている子どもと家族(人間)の心情を思いやれる医師は、人を傷つけるかもしれない言葉や行動にも配慮があるように思います。
逆におすすめできない医師や心理相談員もいますが、それは「心理相談所」の項目を見てください。

カウンセリングルームの種類とサポート対応
(1)医療機関(病院・診療所) (説明)
(2)精神保健福祉センター(説明)
(3)保健所(説明)
(4)心理相談室(説明)
(5)大学の心理研究室(説明)
(6)内観研修所(説明)
(7)教育相談室(説明)
(8)児童福祉および児童相談所(説明)
(9)あらゆる“社会資源”を生かす(説明)

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