●文通番号89-01 診断をうけ、内心スッキリ
かえで [北海道 女 20代]
私は、ずっと小学6年生ぐらいのころから、私は周りに嫌われていると毎日思うようになり、笑うことや、はしゃぐこともためらうようになりました。
永遠にずっとこのままです。
そんな悩みも、否定されるのが分かっているので、誰にも打ち明けられないままでいました。
自分の顔が醜いから、みんな私の顔が嫌いなんだと思うようになり、初対面の人、慣れた人との会話も線をひいて話すように自分の中で工夫しています。
一時期、永遠にこのまま人の目を気にするくらしが続くのであれば、死んだ方がマシだと考えたこともあります。
誰にも、打ち明けられない悩みほど苦しいものはありません。
解決できない悩みでもあるので、このまま自分と戦っていくしかありません。
でも、最近思いきってかかりつけの病院の医師に相談してみたところ、対人恐怖の1つで、「醜形恐怖症」と診断されました。
何十年も悩んでいて、今、病名を言われて私は、内心スッキリした気持ちです。治りょうも、もちろんあるそうですが、私はうけません。
治りょうこそが、恐怖でしかないからです。
一生、負荷をせおっていくことは辛いことですが、私だけではありません。
もっと辛い悩みをかかえている人もいるからです。
今、現在の私は、まだ社会の道に行くのは先のことですが、大きな不安もあります。
もちろん、醜形恐怖症と向き合わなければいけないからです。
怖いけれど、周りに助けてもらいながら一歩ずつ、ゆっくり歩んでいけたらいいなと思っています。
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