(07)私の家事と育児の体験 (Qkさん)
家事はエッセンシャルワークというのは本当にその通りですね。欠くことのできない大切な、そして誰かがやらなくてはならない仕事ですね。
私は結婚してから子ども三人を保育園に預け、仕事から直行で保育園に行き、子どもと帰っ
た後は大急ぎで食事を作り風呂に入れ、寝かせるという生活をずっと続けてきました。
子育て、家事は妻がやるものという固定概念があり、一人であくせくと余裕もなくこなしてきました。子どもが手を離れた後もずっと働きながら家事をこなしてきました。
その反動なのか夫が退職した後はすべて家事は夫に任せています。夫も家事は私より向いているようでいつも気持ちよくやってくれています。でも、私の中ではどうもあの子育ての時の一人で抱えていた家事と育児の大変さを今意趣返しのように押し付けている気持ちがなくはありませんでした。
しかし、家事とは面倒な仕事ではなく誰かがやらなければならない欠くことのできない大切な仕事であるという部分に光が当たってくるといいですね。
私はいやいやこなしていたからあまり家事に良いイメージは持っていませんでしたが、家事はエッセンシャルワークという言葉自体がもっと広まっていけば家事に対する社会のイメージもそれにつれて変わっていくのかもしれません。やる方もプライドを持ち、周囲も感謝の念を持っていくことが家事に光を当てていくことなのかもですね。