「4コマ漫画はセラピーのようです」のIMさんへ  MKさん

4コマ漫画の作業をとても丁寧に取り組まれたようで、ご苦労様です。
IMさんの問いかけへのお返事に、ネットで見つけた文章の私が興味深いと思った部分をところどころ取り上げてみました。日本で精神科医を目指す方で、EUと日本の医師免許を取られたイタリア人男性の研修医さんの、一年ほど前の記事です。

イタリア人医師が考える、日本に引きこもりが多い理由。

引きこもりは世界中で似た現象が報告され、「Hikikomori」として社会問題になりつつある。――日本では「〇〇しなければいけない」という大きな物語がとても多く、そこに当てはまらないことを気に病んでいる人が多いように思います。――自分の物語を作りなおすとき「アニメ」の力を借りた治療ができるのではないかと考えました。このアイデア自体は新しいものではなく、「間接的学習」を応用した方法です。――カウンセリングを通して、自分の体験を振り返っていく方法はよく知られた治療法ですが、人によっては、過去を振り返ることが難しかったり、振り返ることで大きく傷ついたりする場合もあります。そんな時、他者の物語を借りることで、心の抵抗を下げることができるのではないか、と考えています。特に、二次元の登場人物なら、自分の中でそのキャラクターを作り替えることも容易です。――アニメが、人間関係に関わる脳の部分を刺激するなら、人間関係に起因する症状を和らげ、治すこともできるはずです。


私も、漫画やアニメ、映画や歴史上の人物などを使ってきましたが、主に自分のキャラクターから生み出されるストーリーを通じて、さまざまな感情の消化吸収を長年くり返してきました。キャラクターという自分の身代わりを作ることで、普段は接触できないような自分の心の深部に触れることができます。そのキャラクターのイラストを描くことで、自分の感情を客観的かつドラマチックに捉えることができます。怒りの感情もその他の感情と同様にこなれていくと、キャラクターに深みが増して、奥深い感情の要素の一つになっていきます。

怒りの感情のもう少し早い消化の仕方もお話します。怒りの感情は、悲しみや寂しさや痛みや同情など別の感情から派生しているものなので、怒りの前に生まれている感情を探ります。また、どのような怒りの感情も、大切にしたい(したかった・されたい・されたかった)何かがあるからこそ生まれてくるものなので、その大切なものへ意識を向けます。さらに、その大切なものをどのように大切にしたい(したかった・されたい・されたかった)のかが分かるとより良いですし、さらにそれを実行できる状況の時に実行できたら理想的です。

言葉にして説明すると簡単そうに思われそうですが、苦しみが重いほどこの一つひとつの取り組み全てに時間がかかり精神力や集中力を必要とするので、必要なだけ時間をかけざるを得ません。つらくなったらその場しのぎで楽しいことを考えたり、気を紛らわせてごまかしながら生きている人が大半だと思いますし、そのやり方を取り入れていくのも一つの賢い方法だと思います。
両親から受けてきたハラスメントは一生許せるものではありませんが、このような取り組みをしてきたのもあって、感情的にはスッキリしている感じです。
人それぞれご自分に合うやり方があると思いますが、ご参考になれば幸いです。

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