人が怖くて街中にも出にくい

――ほしもり(30代女性・栃木県)2023年7月23日
わたしは今も、人がとても怖くて、街中へ出かけるときは、気合いがいります。いまだにうまく人付き合いもできません。
きっかけは、小学校6年生のことでした。クラスの女子に、無視されたり汚いもののように扱われるようになりました。全員からです。原因はわかりません。直接は言ってこないからです。学校で、一言もしゃべらない日もありました。
すぐに学校に行きたくなくなり、家の近くの森に行き、午前9時くらいまで隠れていました。その日は学校を休めましたが、担任が家にやってきました。なんで行きたくないのか聞くので、無視されたりする話をしました。
すると担任は翌日またやってきて、いかにも書かせた感じの、女子みんなの手紙という紙きれと、「あなたの勘違いだったんだよ」と言って笑いました。あ、逃げられないんだ。誰もわたしを信じてないんだ。何かが崩れた瞬間でした。
その後は小、中、高、吐き気と腹痛、下痢と一緒に学校へ通いつづけました。学校では、いつも緊張し、愛想笑いでした。一分が長くて、本当に逃げたかった。
こうして無理し続けて大人になったわたしは、中身は子供のままで、また傷つくんじゃないかと、何かにつけて思ってしまう人になりました。人から見たら、なんてことないじゃない、と思われるかもしれないレベルの、いじめですが。わたしにとっては人が変わるくらいの、ショックな一連の出来事でした。信用しきっていた友だちに裏切られること、大人がみんなクラスメートのほうについたこと、きついです。
わたしの経験は、このような感じです。

◎ほしもりさんに相談等をしたい方は、不登校情報センターにメールをください。転送します。 文通を希望しています。

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