師友塾高校の閉校に思う

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広島県尾道市にある広域通信制の私立師友塾高校が今年度末で閉校になります。2007年の設立から10年です。
しかし、神戸にある師友塾の歴史は40年以上になるのではないでしょうか。
師友塾高校、その教育方針を決める代表の大越俊夫さんについては賛否いろいあります。
不登校を否定的に考えていない点は私と同じですが、他の点では意見も違うと思います。
人権侵害などがなければ多様な教育方法があっていいのです。
ですから師友塾高校の閉校を残念に思います。
世の様変わりで通信制高校にも変化が兆しています。
全国ネット(主要都市に学習センターを置くタイプ)の広域通信制高校がそれなりの状態を維持しているのに対して、師友塾高校のような単独校の広域通信制高校は苦戦しています。
これは生徒募集のところに出ます。
生徒募集の状態は、学校経営に反映しますが、それは学校の知名度・評判、教育活動の特色などの結果でもあります。
教育活動がいいといっても地味なもので、たとえば甲子園に出場という宣伝効果にはなかなか太刀打ちできません。
加えて情報社会の影響が一段と進みました。
ネットでの扱われ方によって生徒募集が左右され、学校経営がうまくいったり苦しくなったりする時代に入ったわけです。
私は生徒の状態からする教育内容を最大に重視した学校運営を歓迎しますが、それ以上の波に揺れているのです。

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