文科省の夜間中学お勧めポスター

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かつて小学館『中学教育』に「進路指導のはざまで」という連載を担当しました。
その2000年9月号に「私は中学校を卒業していないの?」というのを書きました。
不登校のまま中学校を卒業している人が十分な読み書きできないまま世に出ている、そういう人からの相談内容を書いたものです。
「義務教育から放置されている」状態を感じたのです。
あれからずいぶん時間が過ぎました。
昨夜、メーリングリスト「子どもの貧困ネットワーク」に、1つの投稿がありました。
文科省が夜間中学を進めるポスターをつくっている、駅近くでそれを見たという話です。
ついにそういう時代が来たのかという思いです。
私の「社会問題化する」予測はある意味で当たっていました。
しかし、まだ期待できるほどの状態にはなっていません。
世の中の大事なことが実現するには時間がかかること、諦めてはならないこと、いろいろな人がそれぞれの分野で取り組んでいる…を改めて知りました。

〔私は中学校を卒業していないの?〕http://www.futoko.info/…/Center:2000%E5%B9%B49%E6%9C%88%E3%…

〔文科省の夜間中学お勧めポスター〕http://www.futoko.info/…/%E6%96%87%E7%A7%91%E7%9C%81%E3%81%…

私は20代のころ町中の診療所で働いていました。
Aさんという人のいいおじさんが患者でした。ほとんど学校に行っておらず字が読めません。
自分の名前の入った診察券を大事にしていました。
今回もAさんを思い出しました。

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