「外国の高校の日本校」について問い合わせがありました。
それへの答えです。
「外国の高校の日本校」は1990年代以降に数校はあったのですが、最近は聞かなくなりました。
私も情報を集めてもいるのですが、「外国の高校の日本校」について10年以上はありません。
掲載情報からも消えてよく名前も思い出せなくなりましたが、―
埼玉県にあったのは、1年生は日本で、2年生はカナダで、3年生はまた日本で学ぶ形ではなかったかと思います。
新潟県にあったのは、全寮制で3年間をそこで学びます。これが典型的な「外国の高校の日本校」になります。
横浜市青葉区にある「のむぎ学園高等部」はアメリカのアパティナス高校日本校であり、ここは現在も活動しているはずです。
ここは調べてみる意味はあると思います。
アメリカ・ミシガンにあるクロンララ校は、「外国の高校の日本校」とは言えないかもしれませんが、日本にいて(たぶん在宅学習により)クロンララ校の卒業資格を得られたはずですが、最近の様子はわかりません。
もしかしたら高校教育には対応せずフリースクールかもしれません。
フリースクールは(州により事情が違いますが)公教育として認められています。
日本でも今後は公教育に認められていくはずです。
「外国の高校の日本校」を全体としてみると、日本においてはうまく定着しなかったと評価できるかもしれません。
1校でも定着すれば、それなりの意味を持つと思いますが、いまのところ私にはそういう確信は待てないところです。
調べてみて何かわかりましたら、教えていただくと助かります。その際、情報源も可能な範囲でお知らせください。