手作り冊子『ひきこもり国語辞典』作成から8年!

2013年4月1日、『ひきこもり国語辞典』を手作り冊子として発行してから8年になります。ついに『ひきこもり国語辞典』を時事通信出版局から出版することになりました。3月末には書店に並びますし、すでに書店やアマゾンで予約注文を受け付けています。

2013年の手作り冊子のあとがきに、こう書きました。

売り上げ等で利益が出れば相応の分配をします。しかし確かに売れる保証はありませんので、当てにしないでください。それでも万一の場合がありますので、このことばの「オリジナリティ」は誰にあるのかを記録しておきます。>

手作り冊子の時期には「売り上げ等で利益」は出ませんでした。しかし、定価400円のところ販売した人には半額の200円を支払うという条件で、積極的に販売を進めました。何度も印刷・製本を繰り返し、推定で900冊近くを売り上げました。

とりわけS.Mくんはその半分を売り歩きました。『ひきこもり国語辞典』が出版されると聞いたある人が「S.Mさんの『ひきこもり国語辞典』が出版されるんですね」と言ったことはこの事情をよく物語ります。

大学の講義の参考に使われ、カウンセラーの心理講座にも使われたと聞いています。家族会からもまとめて注文を受けたこともあります。さらにNHKのEテレから取材を受け、その結果が今回の時事通信出版局から出版につながったのです。まさしくS.Mくんの取り組みに負うものでしょう。

お陰で出版による原稿料を受け取る見通しができました。2013年に半信半疑であった「売り上げ等で利益が出れば相応の分配」が現実的になりました。

編集作業のおおかたを終えたところで、次の販売方法を考えつつ、他方では1つ1つのことばの「オリジナリティ」を確認し分配の準備をしています。この作業は未完成になるしかありませんが、支払いの対象者は少なくとも80人を超えます(作業の途中でもう少し増えます)。

2013年の時点で、ことばの「オリジナリティ」の半分以上はわからなかったし、確定しえないので、これはやむをえません。発行後に「読者はがき」などにより調査を続けます。25年になる不登校情報センターには多くの人が関わってきたのですが、それにしてもこの数は予想以上の多さです。

実は支払額が多くなって、私の持ち出しも覚悟したのです。しかし、発行部数・本体価格、約束した支払い基準額を見ると、そういう事態は避けられそうです。

あとは販売普及活動です。サイト制作と合わせて販売対象を分かりやすく整理しています。これはこれでまた大作業です。