「ひきこもりの社会的・歴史的な基盤」執筆について

会報7月1日号から「ひきこもりの社会的・歴史的な基盤」というものを書き始めています。8月号は、経済社会というあまりなじみのない(?)と感じる人も多かろうと思い、気がひけます。この部分がなければ、ひきこもりの社会的土台を抜いたまま事態を考えることになります。どうしても外すことができない部分です。
読みやすくといってもさほどいい方法はなく、私の個人的な事情を加えるという暴挙をしています。さらに言えば今回の会報には該当部分の原稿のおよそ半分しか掲載していません。残りの半分を含めてネット上に掲載しました。関心をもって読んでいただけるのは嬉しいことです。
9月号は「90年代からの就労条件の変化とひきこもりの発生」にすすみ、ようやく社会経済の状態とひきこもりを結び付けて考えるベースにたどり着いたところです。
この後には、家族の縮小と子育て・介護力の減少、 子ども世界の喪失と子ども時代の長期化 、学校と教育制度について、日本人の精神性の心身的条件、ハイパーセンスティブパーソン・アタッチメント障害・発達障害について、国民性の社会的な背景…などの下書きと準備原稿があります。もっと広がる可能性も感じています。一応の順番を考えつつ、その時点で可能な完成形を掲載していく予定です。
身勝手な空論ではなく、なるべく難しくならず、しかも現実離れしないようなものにしたいという課題を同時に果たさなくてはなりません。実力を超えたことに取り組んでいるわけです。そのために今回も含めてどこかの部分の下書きを送り、実情からする感想や意見をお願いする人もいます。この部分について実情報告したい、考え方をまとめてほしいという申し出も歓迎します