会報12月号を発行

会報『ひきこもり居場所だより』を発行しました。
今月の目次は、次の5項目。
あの頃のこと②   松村淳子(助走の場・雲) 
新しい家族構成像の萌芽  松田武己
屋根職人養成をみんなの支援センターに紹介  松田武己
親の会にどうぞ  
投稿の勧め⇒お便りください
◎12月の会合案内
・セシオネット親の会 12月18日(土)14:00~16:00
場所は助走の場・雲:新宿区下落合2-2-2 高田馬場住宅220号室
今年もクリスマス会は自粛します。
・大人のひきこもり相談室 12月12日(日)11:30~13:00
場所は平井コミュニティ会館 江戸川区平井4-18

投書・投稿で図書券か小遣いを

丸善ジュンク堂書店が発行している『書標』に投書したところ採用され、11月号に掲載されました。『書標』はDくんが以前から持ってきていたのですが、そこに自著を紹介するページがあるのを見て投書したのです。

20代のころ、集英社の『青春と読書』という書評誌に投書が採用されたことがあります。手持ちの本が多くなってどうしようか戸惑っている事情を書いたものです。
その後にも漢字検定で知られるPHP研究所(?)のコンクールに応募したところ入選しました。中学か高校生のころ、故郷の海を沖合の島に向かって泳いでいました。海底は深くなり、単純な青ではなく、色合いのある「碧」にきれいに変わる様子を、「碧」の字の説明にしたのです。
出版社で雑誌編集をしていたころ、取次店トーハンが発行する雑誌に原稿を頼まれて書いたこともあります。短い記事でしたが社内では好評でした。内容は忘れました。

投稿をしている方は少なからずいるでしょう。いろいろな雑誌・新聞などにも投稿・投書欄があります。自分のちょっとした経験やエピソードを書き取るといいようです。謝礼をもらえるものもありますがそれはおまけ。謝礼は図書券などですが換金できるときもあります。
書く対象は本に限らず、映画やネット上のモノへの感想などもあります。お勧めします。

屋根職人養成企業をみんなの就労センターに紹介

(会報12月号より)
南富士(株)の担当者と一緒に江戸川区のみんなの就労センターに説明に行きました。
建築会社の南富士(株)は5年前からひきこもり経験者を屋根職人に養成し、社員として採用しています。
3か月の研修期間に生活補助金として月8万円が支給され、その後で社員になる仕組みです。
これまで50人が研修に参加し、25名が今も継続して働いているそうです。
東京と周辺県に全部で21カ所の営業所があります。研修所は横浜にあります。
研修を終え社員になれば希望を聞かれて所属営業所が決められます。
養成研修は3か月ごとに募集されます(次回は1月から)。
希望者がいましたら松田まで連絡ください。⇒案内チラシあります。
建築業はこれまで勧める機会があまりなかったのですが、体力つくりも含む研修を聞くなかで案外可能かもと考えています。
これまでは介護、清掃、パソコンを意識していましたが、農業や建築、販売なども視野に入れたいと思います。

みんなの就労センターは江戸川区の条例により6月に設立された一般社団法人で、準公共機関です。
設立後6カ月に会員が約100名になりました。10名余りがひきこもり傾向であるといいます。
100名のうち6割が江戸川区在住ですが、他は区外の在住です。江戸川区外の在住者も会員になれると確認できました。
といっても就業先の多くはそう広範な地域にあるのではなさそうです。
半ば冗談で聞いていますが、15分からでも働けるならば、働けるようにしたいということです。
みんなの就労センターの申し込みの事業者は、清掃などの軽作業、介護、PC関係などまだ少ない感じがします。
区役所内の仕事もあるようです。登録できる事業者も江戸川区・東京都内に限定されず、登録し社員募集ができます。
私はいつくかの事業者を思い浮かべながら、みんなの就労センターを案内しようと考えています。
そういうわけで、当事者、事業者をここに紹介していくつもりです。
(1)ひきこもり経験者を採用しようとする事業者をみんなの就労センターに紹介します。
可能ならば同行・同席します。関心があれば連絡ください。
(2)江戸川区在住に限らず、ひきこもり経験者をみんなの就労センターに登録を勧めます。
できるだけ一緒に同行・同席します。
11月末に2人が会員登録する予定で面談があります。その状況は次号でお知らせします。