左手の小指を骨折しました

9月1日、昼ころのこと。平井駅の北側広場を自転車でゆっくりと通っていました。道路への出口付近を同じ方向に歩く中年の男性が自転車方向に近づいてきます。向こうに歩いているので後ろから自転車が近づくのに気づいていません。広場なので道幅もないのが不運でした。。
急に自転車の前方向に動いてきたので、ぶつからないようにあわててハンドルを右にきりました。スピードを落としているのもあって、そこでバッタリ! 無抵抗に転がりました。
地面は石タイル様でしかも乾いています。全く汚れはしなかったのですが、まず地面に落ちた眼鏡が壊れていないのにホッとしました。先ほどの男性と通りがかりの女性が大丈夫ですかと声をかけてくれました。
自分一人では起き上がれなくて、二人に手をとられてやっと起き上がりました。
「ぼくが変な動きをしたので…」と男性は言っていました。「大丈夫です」と起き上がりすぐ横の石製の座れる場に行き、少し休むことにしました。
しばし反省の時間。無理しちゃいかん、いや少し前までは無理ではなかったのですが、いまは無理になったのです。それを思いました。5、6分座った後で、この後の予定はやめて家に帰って休むことに。慎重に自転車に乗り、人通りを避けて戻りました。
寝っ転がって休んでいると、左手に痛みを感じ始めます。そのうち左手がわずかに腫れてきました。整形外科に行こうと決めました。そういえば昼ご飯はまだです。1時近くになっているので、まずは近くの病院により午後の診療時間を確かめ、昼食。冷やしうどんです。午後の診療時間は1時半からなのでいいタイミングでした。
整形外科を受診し、レントゲン撮影をして診断。左手の小指第1関節付近を骨折していました。単純な打撲ではないと予想していましたが、骨折は意外でした。簡易ギプスで固定し、全治4週間。両膝は打撲で特に処置はなし。右手が負傷なら文字が書けない、パソコンも事実上ダメでしょう。なので不幸中の幸いとします。

『ひきこもり居場所だより』を発行

会報『ひきこもり居場所だより』9月号を作成しました。セシオネット親の会を9月から再始動する事情を伝えるためにセシオネット親の会にかかわってきた方にも送付します。かなり多数になります。

今月の記事は、会場の松村淳子に「はじめまして 助走の場を紹介します」を書いてもらいました。私のエッセイは8月号のわかりずらい社会経済の動きとひきこもりのつながりを書くことにしました。2回に分けて書きます。「時代の変化、世代の変化とひきこもり(上)」 。ことり舎の名前でフリーペーパー「つきほし」第3号を発行したので、その紹介もしました。

9月の親の会と相談会は、両方とも場所は高田馬場の「助走の場・雲」。新宿区下落合2丁目2-2 高田馬場住宅220号室 (高田馬場駅から6分ほど)。◎ 大人のひきこもり相談会不登校情報センターの9月の大人のひきこもり相談会を開きます。日時は9月12日(土)午後2時~4時。参加費500円、当事者は無料です。*8月は4人が来てくれていろいろと話を聞くことができました。事前に連絡の上でご来室をお願いいたします。03-58976-3730、open@futoko.info 松田まで

◎ セシオネット親の会主に中学生・高校生年齢の不登校や中退に関する話し合いの場です。中断していましたが再開します。日時は9月19日(土)午後2時~4時。参加費500円です。松村さんに事前に連絡の上でご参加をお願いいたします。

小冊子「つきほし」3号

ことり舎の名前で発行している小冊子「つきほし」3号がとどきました。
リモートを使いやり取りして作ったといいます。
カラー写真と詩的な短文の8ページです。
<日用品から自動車まで、動植物から包装材料まで、いろいろなものをアートにし、小さくかわいくし、カスタマイズするのが日本人>といいます。
人それぞれがめざす方向を進んでいってほしいものです。
この小冊子もその見本かもしれません。
切手100円(送料+封筒代)でお送りします。
メールは、cotori925@gmail.com

9月の親の会と相談会のお知らせです

◎大人のひきこもり相談会
不登校情報センターの9月の大人のひきこもり相談会を高田馬場の「助走の場・雲」で開きます。
住所は新宿区下落合2丁目2-2 高田馬場住宅220号室 (高田馬場駅から6分ほど)。
日時は9月12日(土)午後2時~4時。
参加費500円、当事者は無料です。
*8月は4人が来てくれていろいろと話を聞くことができました。
事前に連絡の上でご来室をお願いいたします。
03-58976-3730,open@futoko.info 松田まで

◎セシオネット親の会
主に中学生・高校生年齢の不登校や中退に関する話し合いの場です。中断していましたが再開します。
場所は高田馬場の「助走の場・雲」。
住所は新宿区下落合2丁目2-2 高田馬場住宅220号室 (高田馬場駅から6分ほど)。
日時は9月19日(土)午後2時~4時。
参加費500円、当事者は無料です。
事前に連絡の上でご来室をお願いいたします。
03-58976-3730,open@futoko.info 松田まで

現代経済社会のおけるひきこもりの位置を掲載

会報8月号に「お天道様、ありがとう / Thank HEAVEN!ー現代経済社会のおけるひきこもりの位置(異論)―」というエッセイを載せました。受け取った会報の読者には面食らった人もいるようです。
心理学や精神医学の分野からではなく、社会経済学の分野からのひきこもりをとらえる文面のある本に出会いました。それを援用しながら、自分なりに展開しようと試みたものです。掲載においてはいくぶん加筆修正をしていますが、基本は同じです。論旨も書き方も十分ではありません。さらに追及していくと何かがつかめるかもしれません。
タイトルは「現代経済社会のおけるひきこもりの位置(異論)」としました。

昨日の大人のひきこもり相談会

8月8日の大人のひきこもり相談会を開きました。
新型コロナの自粛生活で月1回のボランティア団体も休会となり、久しく人と話していなかった人も来ました。人と話せない日が続くと気持ちが落ちるといいます。
ひきこもり界隈ではよくある話も今回はことさら新鮮な感じがしました。
参加者は当事者3名、親1名です。
内容は相談とともに、各自の近況報告を兼ねた自己紹介、生活や仕事さぐり(仕事探しとはちょっと違う)、精神科医の受診などの情報交流であったと思います。居場所の状況になりそうです。
不登校情報センターのサイト制作に関係してパソコンによる手伝いもききました。
会報8月号に載せた私のエッセイの感想も聞きました。⇒これについては、さらに身近なことにつなげて話さないと伝わらないと思います。
9月も同じ高田馬場で行います。9月12日、第2土曜日の午後2時~4時です。

『ひきこもり国語辞典』の再放送

1週間ほど前のことです。NHK/Eテレで「ひきこもり文学」が再放送され、『ひきこもり国語辞典』がまた紹介されました。再放送は何回目かになります(このところ再放送は珍しくはないです)
それにより手作り本『ひきこもり国語辞典』の注文や問合わせが相次いでいます。ところが手元には在庫がありません。注文は郵便振替により料金も振り込まれていますので、実は返金をしています。時事通信出版局から出版になりますのでお待ちください。

時事通信出版局からの本の内容は、語句数で2倍以上、それに4コマ漫画やカット絵が多数ありかなり読みやすくなります。不登校情報センターにかかわる多くの人からの協力がありました。当事者に編集補助をしていただき、1つひとつのことばに感想を寄せてもらい、体験から貴重な意見を聞きました。それらを参考により深い説明ができたと思います。こういう方向性について担当編集者にはたいへんお世話になっています。正直いって手作り本とは別物になりました。発行は秋以降になります。

会報8月号を作成し発送

会報8月号をつくりました。土日曜日を前に発送もほぼ終えました。今月のエッセイは、〇「お天道様、ありがとう / Thank HEAVEN!ー現代経済社会のおけるひきこもりの位置(異論)―」先日来書いている資本主義史の要点をまとめました。かなりわかりやすくしたつもりです。ひきこもりという言葉が専門的な経済書で否定的ではなく取り上げられているので、どういうことなのかを知ってもらいたいと思いました。


8月の大人のひきこもり相談会も高田馬場の「助走の場・雲」で開きます。住所は新宿区下落合2丁目2-2 高田馬場住宅220号室 (高田馬場駅から6分ほど)。日時は8月8日(土)午後2時~4時。参加費500円、当事者は無料です。*7月は1人が来てくれていろいろと聞くことができました。事前に連絡の上でご来室をお願いいたします。

上場企業の多くが半公有化?ー資本主義史(7)

新聞を読んでいたら私の問題意識と通じる意見を見ましたので紹介します。


平成時代の日本経済ーかつてデフレと低成長の持続状態を指して世界から「日本化」と呼ばれたときは、日本は避けるべき反面教師扱いだった。しかし今日では欧米もどっぷりと「日本化」し、その状態を受け入れざるを得なくなっている。平成時代の日本は「日本化」から抜け出すべく悪戦苦闘してきたが、世界が「日本化」しつつある今、日本は「日本化」の道をとことんつきつめることになりそうです。実際、日銀は国債だけでなく、株式も大規模に購入して多数の上場企業の大株主になっており、日本企業は半公有化されつつある。「中西寛、京大教授、経済のあり方再検討をーコロナで「日本化」する世界、毎日新聞2020年7月26日時代の風」より。
ここでいう「日本化」というのはおおよそ「ゼロ金利、ゼロ成長、ゼロインフレ」の社会経済状況を指すものと考えていいでしょう。新しく知ったのは日本銀行が「株式も大規模に購入して多数の上場企業の大株主になっており、日本企業は半公有化されつつある」点でしょう。この部分を他でも確認しなくてはならないとは思っています。ドイツの航空会社ルフトハンザの株式を政府が購入して企業存続すると聞いたとき、にじり寄っていると感じたものですが、日本は先輩格というわけです。

輸出型の発展ではなく内需拡大型にー資本主義史(6)

資本主義史として5回書いたのを読み返すとかなりわかりづらいです。
社会経済の大局からひきこもりを見る視点に出会ったので、自分なりに展開しようとしたのですが上手くいかなかったと思います。
十分に理解していないと言えますし、直接的な論証でもないのでわかりやすくしづらいのです。
それはさておいて、いったん最後まで書いておきます。次回の会報に載せるときには、整理しもう少しわかりやすくします。

現代の資本主義は、とくに日本は「ゼロ金利、ゼロ成長、ゼロインフレ」になりました。銀行は融資先が不足し、企業は内部保留を重ね462兆円といいます。これがゼロ成長です。民間資本の投資先を増やすために政府は財政出動とか積極財政として、国の借金額は1000兆円をはるかに超えました。この借金は少なくとも25年以上は積み重なっています。しかし20年にわたり超低成長は続いてきました。GNP(国内総生産)は1%ほどの低成長が続き、ときにマイナスの時もあります。これがゼロ成長です。
物価は上がらないのが低成長の理由と考えて日本銀行は年間2%の物価上昇の目標をもって、市中に多額の資金提供を図りますが利用者はいない。銀行は低金利で貸出先を求めていますが借り手はいない。財政出動による国の債権を買い受けて運営しているのが銀行です。一般庶民は銀行預金をしても利息はほぼない。これが金利ゼロ、ゼロインフレです。
『資本主義の終焉と歴史の危機』の著者、水野和夫さんはこの状況を、近代資本主義の終焉といいます。その打開策を政府はアベノミクスと称するわけですが安倍政権7年で成果はなく平成も終わった。
水野和夫さんはそれに代わる道を提示しています。景気優先の成長主義を脱して新しいシステムを構築すること、エネルギー問題の解消の2点です。
私なりにこれを言い換えますと、対人的なサービス分野、すなわち医療・保健衛生・福祉、介護、教育、保育、職業訓練への財政支出を行うことです。これにはひきこもり・虐待・いじめ対策も含まれます。これまでは削ってきた分野や新しく注目されてきた分野です。この分野への予算支出を増やすことです。
国内市場の拡大は飽和状態なのだからと海外市場をめざしても、相手国自体が国内産業の発展を図ろうとしているので行き詰まります。
考え方をGDPの拡大よりもGDPの分配に重点を移します。国民所得の分配を生産から移転させることです。この分野には国内産業の空白を招いているものもあります。今回の新型コロナの経験から人の生存に必要な基本的な物資は国内で最大賄う方向がはっきりしました。食料(第1次産業)と医療・保健衛生の用材がそうです。
対人的なサービス分野以外では環境、エネルギー、災害対策、情報、文化、公共交通が重要でしょう。水野さんはエネルギー問題を象徴的に上げました。私はこの分野はよく知らないので詳しくは書けませんが、これは観光業の振興につながるし、研究機関への財政援助なども挙げられそうです。広範な産業分野に及びますので頭がついては行きません。このなかにはGDPを拡大するものもありますが、相対的には大したことはないはずです。一部にソフトパワーとして評価する向きもあります。

私は水野和夫さんの意見を超えて説明した部分もあります。水野さんのことばでは経済成長を目的としない社会であり、現代資本主義とは違います。資本主義の終焉の一歩手前といいます。経済成長を目的としない「定常状態」といい、資本主義以前に長く存在して社会状態です。「家計でいうならば、自動車1台の状態から増やさずに、乗りつぶした時点で買い替える」(188p)と例示します。
この定常状態とは何か。水野さん「しかし、それがどのようなものであるかを人類はいまだ見いだせていません」(202p)と慎重です。社会主義とは言わないところが私には好ましく思えるのです。社会主義といって制度や理念から実像をつくりすすめる方法は、失敗の連続でした。社会経済の各現場の実態・実質に即して1つひとつの改善を重ねていくのがよいと思います。