訪問相談の場所を自宅近くのカラオケルームにして相談回数を重ねています。
場所としてはかなりいいです。
予約制のところもありますがこれまでは満室等で入れなかったことはありません。
ある方が和食割烹の個室を予約してくれたことは例外です。
その他に、自宅に直接訪ねる方法もあります。
事前相談の開始方法として自宅訪問から始めたのは今春以来ありませんが、これまでの訪問相談はこれが基本です。
その状態にするまでを自宅近くのカラオケルームで相談するのです。
その結果、カラオケルームの会員カードが5枚になりました。
チェーン店になっていまるので、使いやすくなるし、まだ増えそうです。
当事者と直接にかかわれる状態になれば、手紙やメールもよいと思います。
「相談室」カテゴリーアーカイブ
相談場所としてのカラオケボックス
私の手元にはカラオケの会員証(メンバーカード)が4種類あります。
思い返してみると、歌うためにカラオケボックスを使ったことは、この3~4年ありません。
数名の会合(斜視の会)と相談の場所として使いました。
あちこちに行くので、その地のカラオケボックスを使うため4枚に増えました。
サイト制作以外の情報センターの活動を、訪問相談と同行にシフトしています。
その訪問相談の場所を自宅に限定しなくてもよさそうです。
6月の2件の相談は、カラオケボックスになりました。
ウィークデイの昼間は空いている部屋が多いためか料金は比較的安いです。
これからもそれが重なるし、会員証はさらに増えるかもしれません。
別にまんが喫茶の会員証も1枚あります。
これは同行者と一緒にネットを調べるために利用したときにつくったものです。
二条淳也さんの相談室は3月18日の日曜日です
ブログ「高齢ひきこもり」の筆者・二条淳也さんの相談室を3月18日に行います。
二条さんが自身のブログで紹介している案内をそのまま転載します。
場所は平井の不登校情報センターで、予約制です。
<「女性読者の皆様」と「ひきこもりの親御さん」へ
いつもブログを読んで頂き、ありがとうございます。
女性読者の皆様、二条淳也に恋愛相談してみませんか。
私はひきこもりでありながら、結婚して妻がいます。
恋愛で悩んでいる女性に、なんらかの力になれるかもしれません。
また、ひきこもりの子を持つ親御さん。二条淳也に相談してみませんか。
劇的に状況が改善することはないかもしれませんが、なんらかのヒントめいたものは得られるかもしれません。
予約制で、一時間三千円です。
日時 2018年 3月18日(日曜日)
場所 不登校情報センター(東京都江戸川区平井3ー23ー5 桜コーポ101)
時間 13時 14時 15時 16時の計四回
相談者と二条との一対一の個人面談です。
参加希望の方は二条淳也あてメール junyahk7289@yahoo.co.jp
地図希望の方は連絡先を教えて下されば、お送りします。
不登校情報センターの「引きこもり居場所だより」もご参考下さい。
予約〆切りは3月14日です。>
二条淳也さんの恋愛相談室は予約受付中
明後日14日の日曜日午後「二条淳也さんの恋愛相談室」を開きます。
10日で受付を締め切りましが、予定時間の全部が埋まっているわけではありませんので予約を延長します。
希望者は二条さんに連絡をしてください。
二条さんは、junyahk7289@yahoo.co.jp
相談場所は、江戸川区平井の不登校情報センターです。
JR総武線平井駅南口から5、6分のところです。
TELは03-5875-3730まで。
1月14日は二条純也さんの恋愛相談の日
ひきこもりでも彼女はできる、彼氏もできる―。
ブログ「中年ひきこもり」を書き続けて7年。
人との関係、仕事の中での苦心、家族のこと…など当事者として発信し続ける二条さんには大事にしている彼女がいます。
その自分の経験から話す彼女ができる条件、彼女との関係もブログの読者には関心をもたれています。
寄せられるコメントには恋愛相談的なものもあります。
人前には姿を見せたがらない二条さんですが、「個人面談の恋愛相談をしてみませんか?」と差し向けました。
ちょっと考えて「女性の相談からなら…」と答えてくれました。
それで「二条純也さんの恋愛相談」を開きます。
半日の個人面談なので各1時間の4名です。
場所は不登校情報センター:JR総武線・平井駅南口から5分のところ。
東京都江戸川区平井3-23-5 桜コーポ101号
2018年1月14日(日曜日)午後。
13時、14時、15時、16時がスタートの4名が相談できます。
各1時間、予約制の個人相談、相談料3000円。
申し込み・問い合わせは、〔女性限定でお願いします〕
二条さんjunyahk7289@yahoo.co.jp、
または不登校情報センターの松田(open@futoko.info,電話03-5875-3730)
申し込みは、お名前、ご住所、連絡先をお願いします。
予約者には場所案内の地図をお送りします。
ひきこもり親の会に事業者も参加し仕事場を紹介
親の会「大人のひきこもりを考える教室」は16年間、毎月続けて200回に迫ります。
親の会とはいえ、ひきこもりの経験者なども参加する会です。
16年にはいろいろと変化がありましたが、今回は運営としては最大の変化です。
相談会的な親の会を前半で終え、後半は求人募集をしている事業者に参加していただき、直接に仕事場の様子を聞き、交流する場にします。
日時:2017年7月9日(日)午後1時~、3時~
前半は午後1時から3時「大人のひきこもりを考える教室」
後半は午後3時から5時「仕事場の紹介と交流会」
後半3時からの「仕事場の紹介と交流会」には、小規模グループホーム型介護施設の人とミニ商店街で野菜直販店を開いているNPOの人が参加します。
ほかにも参加する事業者が見学に来られるかもしれません。
仕事内容などいろいろな様子を聞く機会になります。
会場&問い合わせ先:不登校情報センター
江戸川区平井3-23-5 桜コーポ101号室
(JR総武線「平井」駅南口5分)
電話:03-5875-3730
FAX:03-5875-3731
メール:open@futoko.info
参加費:500円(前半だけ、後半だけ、両方参加でも参加費は一律500円)。当事者は無料です。
参加対象者:ひきこもりの子を持つ親、ひきこもりの当事者・経験者、関心を持つ人。
*子どもが20代後半以上から40代になった親が中心です。
定員はありませんが、スペースの関係で15名程度。
予約制ではありませんが、できるだけ事前連絡をお願いします。
支援者とか悩みという言葉がしっくりこない訳
不登校やひきこもり関係するメンタルな事情にかかわる者として、ある時は支援者とよばれ、またある時は悩みの解決者とか軽減者を期待されています。
最近もある機会で「支援する者として…」といわれました。
正直なところ、私には支援者という感覚、実感がピンときません。
そいう意識が「ない」といっていいほどです。
比較的いいのは伴走者なのですが、市民権をえている言葉ではないので、伝わりません。
自分の感覚では、そういう人を目の前にして「自分にできること探す・できることをする」というのがあたっています。
自分で「支援者」というのは、表面的な意思疎通のための便宜上の使い方です。
「悩み」というのも、ちょっと違うのではないかと思います。
いえ、悩んでいる人はいます。そういう悩みは聞いています。
ですがその全部の人が悩みとしているわけではないでしょう。
どんな人でもおかれている現実・現状に過不足なく満足できる状態ではないでしょうから、何かはあります。
それを悩みとするのか、課題やテーマととらえるのかは人それぞれであり、一律に「悩み」としてしまうことに強引さというか上から目線を感じてしまうのです。
支援といい、悩みとする視点に何があるのかを考えてみました。
それを解決する、そこからどう進むのかは当の本人が決めることです。
その決めるまでの過程に助力できればいいと思います。
しかし、支援や悩みという言葉にはその過程を通して介入する雰囲気を感じるのです。
本人がすべてを自力でどうにかすると思っているわけではありません。
助けもいるし、いろいろな解決策も参考になると思います。
それを選ぶ、それを創造的に加工することも含めて、当事者が身に付けることが目標になるしかありません。
本人のこの部分に介入せずに、何ができるのかを考えると、支援者というのは気が引けますし、悩みの解決者にはなりたくない気がするのです。
「ひきこもり手紙&メール相談」の二条さんと島田さんへの相談
ブログ「高齢ひきこもり」の筆者・二条淳也さんに相談ができるのかの問い合わせがありました。
「ひきこもり手紙&メール相談」として、二条淳也さんと島田邦子さんが担当しているところです。
2人とも自分の経験による実に的確で行き届いた回答をする人です。
今回の問い合わせの方は“面接相談”を希望しました。
残念ながらそれには応えることが出来ません。手紙かメールによる相談になります。
「メールか手紙で詳しい相談内容を書き、相談料1000円(郵便為替)を同封して送っていただくようにお願いしました」
メールは、open@futoko.info
手紙は、〒132-0035東京都江戸川区平井3-23-5-101
不登校情報センター「ひきこもり手紙&メール相談」宛
*手紙もメールも、二条淳也さんか島田邦子さんを指定してください。
〔ひきこもり手紙&メール相談〕
http://www.futoko.info/…/%E3%81%B2%E3%81%8D%E3%81%93%E3%82%…
メール相談をする島田邦子さんからメール
相談室として多くの質問や相談を受けています。それらは時間をおいて「質問コーナー」にも紹介しました。その「質問コーナー」を見直しながら気づいたことです。
ひきこもり経験のある二条淳也さんと島田邦子さんの返事は具体的で、経験者ならではの細やかな内容があることです(ネットで紹介するのは一部で、プライバシーの関係で載せる場合も詳しくはしていません)。
そこで2人にもっと相談活動をするように勧めました。2人とも乗り気になってくれました。*相談料は1000円(郵便為替など)。
そんななかで島田邦子さんから、次のメールが送られてきました。悩まないのではなく悩みながら進むのが参考になります。メール文は詳しく長いので一部を紹介します。
<「ごめんなさい」の感情では、仕事も長期的に続けられません。最近ようやく「ありがとう」に代えてみました。
「できない所もいっぱいあるのに、一緒にいてくれて、ありがとう」
「こんな未熟な自分だけど、今生きていることに、ありがとうだなぁ」
自分を許すことは、とっても怖くて難しいことでもあります。同じように人様にはご迷惑をかけるのなら、「懺悔の人生」から「感謝の人生」に捉え直してみようと思っています。
自分が産まれてきたのは、社会にご迷惑をかけるためではなく、人々に支えてもらえて生きていけているんだと、感謝を他の人よりも強く感じる、ありがたい人生だと気がつくためだったのかもしれません。>
二条淳也さんと島田邦子さんへの相談を待っています。
相談メールは、open@futoko.info 〔相談メール:二条or島田としてください〕
〔ひきこもり手紙&メール相談〕
http://www.futoko.info/…/%E3%81%B2%E3%81%8D%E3%81%93%E3%82%…
相談を受けたら途切れずに支援につなげる取り組みが重要
ヒューマン・スタジオの丸山康彦さんと意見交換しているなかで相談援助の役割を聞くことができました。丸山さんは神奈川県藤沢を拠点にひきこもりの支援活動をしています。
丸山さんの相談援助では、発達や精神の障害の有無や影響の大きさに関わりなく「ひきこもり状態」ということで横断的に相談を受けています。発達障害の相談、精神障害の相談という縦割りではありません。相談に加えて家族会や訪問活動まで含めて、ひとつの独立した相談援助の方法です。これらは不登校情報センターの取り組みと類似しています。
丸山さんは家族相談だけで本人が動き出すことを何人も経験しています。相談援助が軽視されていることがひきこもりの長期化の一因ではないかとまで言っています。わが子がひきこもり状態になった親御さんがとる最初の行動は「相談すること」だからです。
それなのに「支援につなぐための相談」として対応される、すなわち最初の相談した後は他の支援セクションに回されることが多いです。そういう相談活動ではうまくいきません。
その意見も私とだいたい同じです。本人または家族と一緒に役所などの関係機関に同行することがあります。これは不登校情報センターだけではなく丸山さんにもあると思います。
しかし、他の支援セクションに直接に引き継がない紹介は「親御さんも本人も安心できない」と言います。私の予測はそういう方法ではほとんどが支援機関との関係ができないまま途切れます。
丸山さんは相談援助から途切れないで支援活動につなげる重要性を述べました。この視点から、私の相談活動・相談援助を意識して見直してみようと思っています。
なお不登校情報センターは、保健所、精神保健福祉センター、社会福祉協議会にお願いして相談活動等に関するアンケート調査をしたことがあります。この調査をこの機会に読み直して現状を確かめるつもりです。
〔保健所と引きこもり〕
http://www.futoko.info/…/%E3%82%AB%E3%83%86%E3%82%B4%E3%83%…
〔精神保健福祉センターと引きこもり〕
http://www.futoko.info/…/%E3%82%AB%E3%83%86%E3%82%B4%E3%83%…