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懐古的な右翼教育論

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懐古的な右翼教育論

【士魂を育む 今村裕の一筆両断】
武漢コロナ禍から見える「学校の存在意義」日本人の自信喪失からの脱却
武漢コロナ禍で、学校や教師は今、その存在意義が根底から問い直されています。
近代公教育が始まって以来、約150年もの間、教育機会の均等が担保されることが当たり前だと考えられてきました。
すなわち、「みんなをいっせいに学校に集め、同じことを、同じペースで、同質性の高い学年学級制の中で、出来合いの問いと答えを勉強する」というシステムによって担保されるということです。
我が国で「学級」が制度的に規定されたのは、明治24(1891)年の文部省令第12号「学級編成等ニ関スル規則」によってです。
いろいろ困難を有し時間がかかりましたが、結局、「感情共同体」として定着していきました。
しかし、武漢コロナによる学校への大きな影響により、学校に児童生徒が来なくなり、学級というシステムの意味合いが薄くなりました。
わざわざ学校に行かなくても、学ぶことができる可能性が示されたのです。
現状として、教師たちは、学校に子供がいなくても、教育活動を行うための方法を、工夫して実践を積み重ねています。
今のトレンドは、オンラインによる映像などでの講義・授業です。
内容によって、直接対面の授業の方がよい内容や、子供の年齢などによってオンライン授業が望ましい内容、併用がよい内容といろいろ議論が出てくることが期待されます。
筆者は、学校カウンセリング、心理臨床を研究しながら、不登校の子供への支援を長く行ってきた専門家の端くれとしても考え方の大きな変換が求められます。
不登校の概念が変化せざるを得なくなってきています。
ここで一歩立ち止まり、学校、教師はそもそも何のために存在しているのかを考えてみる機会にします。
武漢コロナ後の学校教育を考えるに当たって、まずはこの問いを根本から明らかにしておかなければなりません。
学校教育はいつも新しい方法や用語によって、時代の流れに翻弄(ほんろう)されるだけの、足場のない脆弱(ぜいじゃく)な「思いつき」になってしまう危険性があるからです。
あえて例を出せば、「這(は)い回る」といわれた経験主義の教育と、教育内容を系統立たせた教育の間で振り子のように揺れ動いてきた教育現場がありました。
近年は、「アクティブラーニング」という用語に、踊らされている現実があります。
流行に弱い学校教育の現場ですが、「そもそも何のために」を率直に単純化して考えてみれば、「reading(読み)、writing(書き)、arithmetic(そろばん)=3R’s」から始まったのが学校です。
そこに、それ以外の内容が徐々に加えられていきました。
「3R’s」以外に、地理、歴史、自然科学、音楽、体育などが徐々に学校教育に取り込まれていき、道徳教育も重要な内容となっていきました。
教育活動は、直接の人間関係を基盤に行うことが必要です。
その上で、学校教育で行うことが可能な内容を、あえて単純化していくと「3R’s」と「道徳教育」と「体育」に収斂(しゅうれん)されると考えます。
ところで、令和2年7月30日に台湾の李登輝元総統が97歳でご逝去されました。心よりご冥福をお祈りします。
李登輝先生は我が国における道徳教育の重要性について次のように述べられていました。
「22歳まで日本人としての原体験、精神生活が、今の自分の原点です。
戦前の日本の精神教育は本当に素晴らしいものがありました。
自制、人のために奉仕する心、公に奉ずる心。物質主義に陥ることなく、純粋理性にとらわれることなく、即物的な現状追認主義になることもない心の在(あ)りよう。
昔の日本にあって、今の日本にないものはこの精神性です。
私は22年間、日本の教育で育ったことに、本当に感謝しています」
「戦後の日本のリーダーは、知識や語学力も高く、洗練されているが、指導者としての胆力、信念、使命感、求道心といった武士道精神は、遙かに戦前の人物が優れていた。
もっと土着の日本精神に自信を持たないと」と今の日本人を叱り、注文し、励まされています。
ちょうどこの季節、毎年毎年、日本は悪い国だ、日本人は悪いことをしたと、日本人が自信をなくし、日本を貶(おとし)める内容がメディアで垂れ流されています。
もう東京裁判自虐史観の洗脳から覚醒しなければなりません。
そこで、武漢コロナの混乱を機に、改めてそもそもの学校の存在意義を考えることで、日本人として自信喪失からの脱却を図る機会にしていきましょう。
◇                  ◇
【プロフィル】今村裕 いまむら・ゆたか 昭和31年、福岡市生まれ。
福岡県立城南高校、福岡大学、兵庫教育大学大学院修士課程、福岡大学大学院博士後期課程。
公立小学校教諭、福岡市教育センター、同市子ども総合相談センター、広島国際大学大学院心理科学研究科、大分大学大学院教育学研究科(教職大学院)を経て、現在開善塾福岡教育相談研究所代表。
臨床心理士、公認心理師。
〔2020年8/10(月) 産経新聞〕

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