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野宿者ネットワーク

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野宿者ネットワーク

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大阪市 夜間通路封鎖 天王寺公園 防犯バッチリ!?
□「ホームレス排除」と批判も
ホームレスが寝泊まりすることで知られていた大阪市天王寺区の天王寺公園で4日、大阪市が夜間封鎖を始めた。
周辺では日本一高いビル「あべのハルカス」(同市阿倍野区)がオープンするなど再開発が進んでいるが、
市は「公園の魅力向上や不審者対策が目的で、ホームレス排除が狙いではない」と説明。
防犯上問題がなければ公園を終日開放する考えもあるが、支援団体からは「結果的には追い出し策だ」と反発の声も出ている。
午後10時すぎ、公園の北、西、東の3カ所の出入り口に、新たに設置された高さ2メートルの門扉を、職員が静かに閉めた。
これまで終日通行できた園内の歩行者専用通路は、翌日の午前7時まで入れなくなった。
同公園はかつて、ホームレスが寝泊まりしたほか、無許可のカラオケ屋台やホームレスのテントが占拠した“いわくつき”の場所だ。
市は約1カ月前から通路封鎖を周知。
この日も夕方から職員を配置し、ホームレスに伝えた。
午後6時ごろには日焼けしたホームレスの男性が大きな荷物を抱えて立ち去り、「寝る場所を探さなきゃならんのや」と声を荒らげた。
市の狙いは、あべのハルカスを中心に再開発が進む天王寺駅前エリアの活性化。
同公園では昨年10月にリニューアルした芝生公園「てんしば」と、市立美術館や茶臼山があるエリアで閉園時間が異なり、閉園後は各エリアで柵を設けて封鎖していた。
市は園内の周遊性を高めようと、月内にも柵の一部を撤去することを決め、各エリアの開園時間も午前7時~午後10時に統一。
柵の撤去に向け、夜間は通路を封鎖することにした。
一方で、「ホームレスの締め出しだ」という声も出ている。
ホームレスの支援団体「野宿者ネットワーク」の生田武志代表(52)は
「公園周辺は観光客も増え、ホームレスを排除しようとしているのは明らかだ」と指摘する。
市は将来的に、安全が確保できれば同公園を終日開放する考えもある。
ただ、めどは立っておらず、生田代表は
「追い出されたら別の場所を探すことになり、問題の解決にはならない。個々の事情を踏まえた対応をとるべきだ」と訴える。
付近の住民や商売する人たちの反応もさまざまだ。
公園の近くで酒店を経営する男性(54)は「ホームレスが公園の外で寝泊まりするようになれば、観光客に悪い印象を持たれてしまうかもしれない」と表情を曇らせ、
「夜間に通路を利用する地元の人や観光客も多い。人の流れが遮断されないかも心配だ」と話した。
〔◆平成28(2016)年10月5日 産経新聞 大阪朝刊〕 

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