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カテゴリ:周辺ニュース

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川口市立中元男子生徒いじめ不登校
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中学いじめ訴訟で証拠採用 “虚偽文書”で警察謝罪
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埼玉県川口市で男子中学生がいじめを受けて不登校になった問題で、警察が生徒側に説明した内容とは別の内容の文書を作成していたことが分かり、警察が生徒側に謝罪しました。
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いじめを受けた少年の母親:「(警察は)事実と違うことを記載してしまったことに関して、おわびをしたいと」
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川口市の中学校に通っていた少年(17)は他の生徒からいじめを受けて、相談を受けた警察が捜査していました。母親によりますと、警察は「少年が加害者を先に蹴ったことにはならない」と説明する一方で、内部文書には「被害者が先に蹴ったことは事実で、原因を作ったのは被害者にあると思われる」などと書いていました。少年側は市を相手に裁判を起こしていて、警察の文書が証拠として採用されていました。
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〔2019年12/2(月)テレビ朝日系(ANN)〕 <br>
  
 
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2019年12月4日 (水) 16:41時点における版

このページは新聞ニュースなどを一時的に保管するページです。記事はこのあと分類し、それぞれのページに移動します。分類の仕方は下段に表示していますが改善を重ねています。(2018年12月)

このパンくずリストは制作作業用です
不登校・引きこもり質問コーナー・部外者回答編

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所在地 北海道
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目次

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川口市立中元男子生徒いじめ不登校 中学いじめ訴訟で証拠採用 “虚偽文書”で警察謝罪 埼玉県川口市で男子中学生がいじめを受けて不登校になった問題で、警察が生徒側に説明した内容とは別の内容の文書を作成していたことが分かり、警察が生徒側に謝罪しました。 いじめを受けた少年の母親:「(警察は)事実と違うことを記載してしまったことに関して、おわびをしたいと」 川口市の中学校に通っていた少年(17)は他の生徒からいじめを受けて、相談を受けた警察が捜査していました。母親によりますと、警察は「少年が加害者を先に蹴ったことにはならない」と説明する一方で、内部文書には「被害者が先に蹴ったことは事実で、原因を作ったのは被害者にあると思われる」などと書いていました。少年側は市を相手に裁判を起こしていて、警察の文書が証拠として採用されていました。 〔2019年12/2(月)テレビ朝日系(ANN)〕

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川口市立中元男子生徒いじめ不登校 いじめ文書記載誤り、県警が謝罪 被害生徒側に、埼玉・川口 埼玉県川口市立中でいじめを受けた元男子生徒(17)を巡り、県警武南署が経緯をまとめた文書に「先に加害生徒を蹴った」と誤った記載をし、訴訟の証拠とされたことについて、県警は2日、元生徒の母親に謝罪した。 元生徒は在学中の2015~16年、サッカー部のチームメートに暴行を受けるなどして不登校になった。一連の経緯について署員が文書にまとめた際、「先に元生徒が加害生徒を2回蹴った」とする関係者の聴取で出た情報を、事実であるかのように記載した。 謝罪を受けた元生徒の母親は「救われるべき被害者が、より追い込まれるようなことは絶対にあってはならない」と話した。 〔2019年12/2(月)共同通信〕

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在留外国人 どうする?在留外国人への日本語教育支援 4月に新たな移民政策を導入した日本。在留外国人の数は年々増えて過去最高になった。在留外国人とその子どもたちへの生活習慣や日本語教育の取り組みが試されている。今回の「移民」政策シリーズでは教育に焦点をあてる。 入管法改正ともに変わる取り組み 人手不足と人口減少が社会のあらゆる分野に悪影響を与えつつある中で、日本に住む外国人の存在が注目されている。少子化が進み、子どもの数が激減していく一方で、在留外国人の数は年間15万人以上増え続けており、過去最高を記録。そのほとんどが青年世代だ。彼らの活躍と定着が今後の日本の将来を左右すると言っても過言ではない。 彼らが日本で暮らす上で、最も重要な能力のひとつが日本語だ。しかし、日本に10年以上暮らしているのに読み書きが不自由で、いまだに緊急時の対応もままならない外国人も多い。日本では日本語教育に政府の関与がほぼない状態が長年続いてきた。一方、ドイツや韓国(※1)など、在留外国人に対して公的に自国語の学習や生活習慣のオリエンテーションを半義務化する社会統合プログラムを実施している国も多い。(※2)

(※1) https://www.ndl.go.jp/jp/diet/publication/legis/pdf/024307.pdf(韓国における外国人政策の現状と今後の展望) (※2) http://www.bunka.go.jp/pr/publish/bunkachou_geppou/2011_08/special/special_04.html(海外における移民に対する言語教育:文化庁HP) 受け入れに変化の兆し そうした状況が変化し始めたのが、昨年末、実施された入管法の改正だ。ブルーカラーの分野で初めて就業を目的とする在留資格「特定技能制度」が創設され、同時に政府は「外国人材の受け入れ・共生のための総合的対応策(以下、対応策)」を発表した。法律に基づく政策ではないものの、在留外国人を共生社会の生活者として政府が支援することを明示した点で画期的なものだった。 「対応策」では、ボランティア主体で行われている外国人に対する日本語教育について、「地域日本語教室」の拡充を図り、空白地域の解消を目指し、多言語ICT(情報通信技術)学習教材の開発により多様な学習形態のニーズへ対応することなどが盛り込まれている。 筆者が委員を務める文化庁の日本語小委員会では、これを受けて、2019年度に日本語教師の国家資格化を議論している。大学や民間の日本語教師養成学校で育成されてきた日本語教師の専門性をより高め、権威のあるものにすることで、日本語教育の質的向上を図る取り組みだ。また、日本語教育の標準化に向けて、乱立する日本語能力の資格試験を標準化し、欧州の基準である語学力基準「CEFR」に準拠していく方向で議論が進んでいる。

「日本語教育推進法」が政府の責務に さらに、2019年6月に、大きな前進が見られた。「日本語教育推進法」の可決、施行だ。超党派の議員連盟を作りこの法律制定を主導したのが中川正春元文部科学相だ。本来、外国人の受け入れの基本となる抜本的な移民法制定が必要だとしながらも、緊急性が高く国会でも受け入れられやすい日本語教育の法律制定を優先したという。 同法の第一条には、「日本語教育の推進に関する施策を総合的かつ効果的に推進し、もって多様な文化を尊重した活力ある共生社会の実現に資する」と記されている。 重要なことは、外国人への日本語教育を「国の責務」としたことだ。基本方針の策定を文科相および外相に求め、閣議の決定事項とした。また地方公共団体は政府の方針に倣って基本的な方針を定めるよう求めている。 政府は依然として移民政策をとらないという前提は崩してはいない。しかし外国人を共生社会の生活者として認め、安定した生活および活躍の基盤となる日本語教育に着手したことの意義は大きい。 新宿から垣間見た現場のニーズ 現場では外国人の日本語教育を巡ってどのような声があるのだろうか? 筆者は人口の12%を外国人が占め、130カ国以上の人々が住む東京・新宿区の「多文化共生まちづくり会議」の会長をしている。区の条例で作られたこの会議では、日本人と外国人の住民代表20数人が数カ月ごとに集まり、在住外国人の抱える課題について議論している。 中でも、日本語教育についてさまざまな意見や要望が出されている。 まず、外国人の多くは真摯(しんし)に日本語を学びたいと考えているが、容易に実現できない現実がある。複数の仕事を掛け持ちしている人が多く、勉強する時間がとれないという声が多数あるのだ。新宿では、企業幹部としてゆとりある生活を営む外国人が暮らす一方、時間を惜しんで勉学や労働に従事する人も多い。さらに、小さな子どものいる母親も日本語教室に通いたいのに、子連れで受け入れてくれる教室は極めて少ない。外国人住民は増え、在留資格の複雑化が進み、ライフスタイルも多様化している現状を私たちは認識する必要がある。 一方、日本語を教える側にも悩みがある。これまで政府や自治体からの財政的な支援がなく放置されてきた中で、地域における日本語教育は、ボランティアに依存してきた。多くは中年以上の主婦層で、平日の昼間に教えたいと考えているが、高齢化も進み、担い手不足も顕在化している。急増する外国人の日本語学習のニーズに対する体制も十分に整備されていない。このままボランティア頼みでよいのかという声が聞かれる。 また、外国人からは、日本語教育に加えて、直接の生活指導が求められている。例えばネパール・コミュニティーの代表は、昨今、ネパールから来日する若者は、首都カトマンズにさえ行ったことのない地方出身者が増えており、まして慣れない日本の生活での不要なトラブルを防止するために、来日直後に生活に関するオリエンテーションの実施が不可欠だと主張する。 新宿区役所では多言語での生活ガイドブックを渡してはいるものの、対面のオリエンテーションまでは実施しておらず、自治体でもそうした例は聞かない。在留外国人が多様化する中で、政府・自治体は、生活を営みながら新たな習慣を学ぶ外国人に届く日本語教育、来日時のオリエンテーションを制度化する必要があるだろう。 子どもの教育の改善は、待ったなし 大人に対する日本語教育に増して重要なのは、子どもたちへの日本語教育だ。義務教育への就学義務がない外国人の子どもへの教育はどうなっているのだろうか? 公立小中高校等で日本語指導を必要とする青少年の数は、2018年5月1日現在で、5万0759人と過去最多になった。17年度に公立高校などに在籍し、卒業した外国出身者ら日本語指導が必要な生徒3933人のうち、中途退学者は378人だ。日本人のデータ(※3)と比較すると、中退率は7.4倍に上る。同様の比較で、就職者における非正規就職率は9.3倍、進学も就職もしていない人では2.7倍と外国人の青少年教育は深刻な現状であることが明らかになった。 東京都内や静岡県浜松市など外国人の多い地域では、クラス内に外国人児童が存在することが当たり前になっている。先生が日本語を覚えさせて、日本人の子どもの学習レベルに追いつくように奮闘している。外国出身の子どもを別クラスに集めて教える「取り出し授業」では、加配された教師と通訳が学校と連携して取り組む例もある。 外国人の子どもたちにとって、日本語を学ぶ上で漢字は大きな壁だ。日本人の子どもですら、毎月書き取りを繰り返して新しい漢字を覚えていくのに、年度の途中で来日した子どもはゼロから覚えなければならない。幸い子どもの吸収力、柔軟性は高く、能力のある子どもは付いていけるが、小学校中・高学年以上で来日するとハンディは大きくなる。日本語が読めないと、他の教科の教科書も読めず、全ての学力低下に直結しかねない。高学年になると、日本人の子どもたちが塾や習い事などで忙しいため、新たに日本人の友達を作ることも難しくなる。いじめも深刻な問題だ。 何より、外国人の青少年にとって最大の壁は高校受験だ。例外はあるものの外国出身の生徒は、日本語で受験をしなければならない。一方、数は限られているが、東京や大阪などでは、一部外国出身生徒の高校受験に特化して取り組む制度や支援組織などもあり、外国人の子どもの教育を中心に取り組む非営利団体(NPO)も徐々に増えている。 海外から日本に移住した青少年にかかるストレスはかなり大きい。状況への配慮がなければ、不登校につながりかねない。そもそも外国人の子どもは、日本人と違い、小・中学校が義務教育ではないため、ドロップアウトすればそのまま放置されるケースも多い。 彼らを放っておいてよいはずはない。外国人の子どもに対する教育が不完全である現実を認識した上で、政府の一貫した方針のもとに、地域社会の外国人コミュニティー、NPO、日本語教師などのリソースを結びつけ、教育の充実と就業にまで配慮した対応が求められる。

(※3) 日本人で公立高校在籍者219万2688人のうち中退者は2万8513人 専門的な受け入れ体制を 横浜市では、来日したばかりの子どもが通う日本語支援拠点「ひまわり」を独自に設置しており、浜松市では「外国人の子どもの不就学ゼロ作戦事業」を実施するなど、先進的な事例がみられる。しかし、自治体にとっては外国出身の子どもへの教育は未開発分野である場合が多い。 韓国では外国人の子どもたちが学校に入る前に基本的な韓国語や生活習慣などを学ぶ「レインボー・ユースセンター」と呼ばれる施設が、国内25カ所に設置されている。日本ではそのような取り組みはまだなく、施設面だけではなく、教員の研修や通訳といった専門性のある職員の配置などもようやく緒に就いたばかりだ。 在留外国人の数はすでに270万人を超え、広島県の人口に匹敵するまでになった。日本語教育というインフラの充実なしには、彼らの活躍は期待できない。現場のニーズに合った柔軟な取り組み、政府、自治体、NPOの連携による「誰一人取り残さない(No one will be left behind)」取り組みが求められている。

【Profile】 毛受 敏浩 MENJU Toshihiro 公益財団法人日本国際交流センター執行理事。兵庫県庁で10年間の勤務の後、1988年より同センターに勤務。草の根の国際交流、移民問題を中心に幅広い分野を担当。慶応大学、静岡文芸大学で非常勤講師を歴任。内閣官房地域魅力創造有識者会議委員、新宿区多文化共生まちづくり会議会長などを務める。著書に『限界国家 人口減少で日本が迫られる最終選択』など。文藝春秋2018年11月号「亡国の移民政策」座談会が年間読者賞となる。 〔2019年12/2(月)nippon.com〕

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発達の凸凹を抱える子どもたち。 我が子は発達障害、小学校どう通う?ADHDの息子に「特別支援学級」を選んだ理由 ASD(自閉症スペクトラム障害)やADHD(注意欠陥・多動性障害)、LD(学習障害)など、発達の凸凹を抱える子どもたち。 彼らの中には「他の子が難なくできることができない」「年齢相応の発達ができていない」などという子も珍しくありません。 我が家の小学1年生の息子も例外ではなく、5歳の頃にADHDと診断されています。 現在は小学校の「特別支援学級」に在籍している息子ですが、今回の記事ではなぜ私が特別支援学級を選んだのか? そして、特別支援学級の特徴や実際に通って感じていることなどをお伝えしていきたいと思います。 そもそも「特別支援学級」とは? 特別支援学級とは、下記のいずれかに該当する児童及び生徒のために設置されるクラスのことです。

・知的障害者 ・肢体不自由者 ・身体虚弱者 ・弱視者 ・難聴者 ・その他障害のある者で、特別支援学級において教育を行うことが適当なもの (学校教育法第八十一条より)

我が家の息子は知的な障害を持っていないため、最後の「その他障害のある者で~」という項目に該当しました。 特別支援学級においての教育が適当かどうかを決めるのは、教育委員会や保育施設・もしくは学校側が集って開催される「教育支援審議委員会」(就学支援審議会など)においての面接が主軸となっています。 審議委員会には医師の姿もあり、子どもの発達具合や集団生活における特徴などを多方面から観察してもらう場所です。 この審議委員会の審査によって、子どもに「特別支援学級が最適か否か」が通知され、その結果を元にして保護者が最終決断を下します。 特別支援学級は「知的障害」と「自閉症・情緒障害」に分けられる 「特別支援学級」と一言でいっても、その中身は2種類に分けられています。 ひとつ目は知的障害のある子どもが対象となる「知的障害クラス」、もうひとつは、知的障害はないけれど自閉症やADHDなどの発達障害がある「自閉症・情緒障害クラス」。 どちらのクラスになるかは、医療機関で行われる「発達検査」の検査結果によって決まります。 発達検査にはいくつか種類がありますが、現在の日本では「田中ビネー式」もしくは「日本版WISC-IV」という検査が利用されることがほとんどでしょう。 この発達検査ではだいたいのIQ数値がわかるため、IQが基準の数値を下回ると「知的障害がある」と判断され、知的の特別支援学級への在籍が通知されるという仕組みです。 我が家の息子は平均よりも低いIQ数値ではあったものの、知的障害と思われるほど低くはなかったため、自閉症・情緒障害クラスへの在籍をすすめられました。 なぜ「特別支援学級」を選んだのか? 上記でも少しご紹介しましたが、特別支援学級への在籍を最終的に決断するのは「保護者」です。 子どもに障害があっても通常クラスへ在籍させる保護者も決して珍しくありませんが、なぜ私が息子の居場所として特別支援学級を選んだのかをお伝えしていきたいと思います。 初めは「皆と同じように学んで欲しい」という思いが強く、どうにかして通常クラスに在籍できないものかと考えていました。 しかし、療育で専門医からアドバイスを受けたり教育委員会の審議委員会で話を聞いたりしていくうちに、いかに自分が身勝手であったのかを知ることになります。

・子どもが支援学級に在籍しているなんて恥ずかしい ・自分の子どもが周りの子より「劣っている」と思われるようでプライドが傷つく ・通常クラスでも補助員を付けてくれれば大丈夫ではないのか? 

などと当初は考えていましたが、それは全て「自分目線」でした。 発達の凸凹がある子どもにとって、団体で行動することや皆と同じスピードで学習をしていくことがいかに負担かを考えもせず、自分の世間体や見栄を気にしていた私…。 息子の発達障害を診断されてから1年くらいはそんな自分の気持ちと葛藤していたのですが、審議委員会でその道のプロと呼ばれる人との出会いが私を変えてくれました。 「初めから無理させると後でつまずくよ」 その医師は何人もの発達障害児を診てきた大ベテラン。 診断時に私が「初めは通常クラスで様子を見てもいいのでは…」と提案すると、次のような返答が返ってきました。 『初めから通常クラスで無理をさせると、学校が嫌になってそのまま不登校につながってしまう子どもを何人も見てきました。集団行動が取りにくかったり癇癪がひどかったりするようであれば、初めから特別支援級で手厚いフォローを受ける方がいいでしょう。先手必勝ですよ』と。 「先手必勝…か。確かに、初めから無理をさせていいことなどないかもしれない。特別支援級の定員は8名だから、通常クラスよりもより手厚いフォローが受けられる。しかも通う予定の小学校の特別支援学級の在籍生徒は1人だけ…」と、次第に考えるようになっていきました。 その流れのままトントン拍子で息子の特別支援学級在籍は決定され、現在は息子のペースで先生とほぼマンツーマンの環境で学業に向かっています。 そして、特別支援学級のメリットといえば、なんといっても「怒られることが極端に少ない」「子どものペースに合わせてくれる」といった点です。 自己肯定感が下がってしまいやすいのは、発達障害を抱える子どもたちの多くに共通することですが、特別支援学級ではその辺もしっかりと考慮してくれています。 もちろん道徳的に反することを行えば厳しく叱られますが、ある程度の「いたずら」なら許してくれるケースもあるでしょう。(少なくとも息子の在籍している支援級では) また、学習も息子のやる気に沿って進めてくれるので、勉強嫌いになってしまうということも今のところ見受けられません。 親として「通常クラスで学んで欲しい」という願いを持つのは悪いことではありません。しかし、子どもにとってどのような学びの場が適しているかを判断する力は、親よりも教育関係者や専門医師の方が高いと個人的には考えています。 通常クラスで伸びる子もいれば特別支援学級に在籍した方が伸びる子もいるので、積極的にさまざまな機関と連携して、「どの学びの場が子どもにとって最適なのか」を考えていきましょう。】 木戸 あゆ美 〔2019年12/2(月)LIMO〕

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丸刈り強制 丸刈りなど強制でうつ状態、済々黌高退学の元生徒が熊本県を「1円」提訴 熊本地方裁判所=遠山和宏撮影 熊本県立済々黌(せいせいこう)高(熊本市中央区)の部活動で「伝統」名目で丸刈りを強制されるなどして退学を余儀なくされた元生徒の男性が「校内の違法行為を放置し、精神的苦痛を受けた」として、熊本県に1円の損害賠償を求めて熊本地裁に提訴していたことが判明した。2日に第1回口頭弁論があり、県側は請求棄却を求めた。 済々黌高は1882年創設の熊本県内有数の進学校。 訴状などによると、男性は2017年4月の入学式後、他の新入生とともに同校応援団から校舎屋上に集められ、30分以上、大声で校歌を歌わせられた。入部したソフトテニス部では同月下旬、他の1年生部員と共に3年生から「伝統」として強制的にバリカンで丸刈りにされた。 男性は翌5月に退部後、うつ状態となって不登校になった。同校から2年生への進級を不可とされたため、昨年5月に退学。県内の通信制高校へ転学し、今年9月に提訴した。 男性側は、同校内で「シメ」と呼ばれる先輩からの強制指導行為は、100年以上の歴史を持つ伝統校に根ざした独特の文化と指摘。「学校側が違法なシメを黙認・放置し、男性が不登校となった原因と知りながら対策を講じなかったのは安全配慮義務違反に当たる」と主張している。 男性の代理人弁護士は「明文化されていない校内ルールを問う裁判は珍しく、無批判に続く伝統に一石を投じたい」と話す。賠償金1円について、男性の母親は「賠償金が目的ではない。学校はシメ文化を見直し、謝罪してほしい」と訴える。 県側は毎日新聞の取材に対し「元生徒の訴えと不登校や退学との間に因果関係はないと考えており、学校の対応は適切だった」として争う姿勢を示した上で「事実関係を確認している」と説明。済々黌高は「この件は県に任せている」としている。【栗栖由喜】 〔2019年12/3(火)毎日新聞〕

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ひかりんちょ 陽キャ?陰キャ? 人生は自分で選ぶ! 「10代は親の知らないところでいつも悩んでいる~親が子どもにしてあげるべきこと~」(4) SNS総フォロワー数100万人超! 16歳・スーパーJKひかりんちょの生き方エッセイ! 中高生になると、自分の将来について、子ども自身が真剣に考えだします。その過程で10代の子どもは、人間関係や、家族、学校など、何かしらの悩みを抱えるもの。お子さんの悩みや不安を解消するために、親ができることはあるのだろうか。親にとっても悩む時期ですよね。 11月7日に発売されたひかりんちょさんの『ありのままの私を受け入れずに批判する奴には、心の中で中指立てればいい』(KADOKAWA)には、現役女子高生にしてSNSの総フォロワー100万人超のカリスマ・ひかりんちょさんだからこそ語ることが出来る、10代のリアルと自分らしく生きる方法がつづられています。 学校になじめなくて不登校、SNSでの批判、16歳のJKインフルエンサーが語る周りに流されずに強く生きる方法。 連載第4回目は“自分の人生”について。10代のお子さんが抱える悩みと自分らしく生きるアンサーを、ひかりんちょさんが代弁します。

■ 陽キャ陰キャって、そんなんで差別するの本当にうんぴ。人生いちばん楽しんでる人が真の陽だ! なんでこんな分け方すんの? めっちゃ嫌い。この言葉をつくったせいで、苦しむ人が出てきちゃってるじゃん。友達とか学校とかで思うように自分が出せてなくても、人生めっちゃ充実してたらそれは陽じゃんかあ! 逆に陽キャっていわれるグループにいるけど、いじられキャラでつらがってる人もいるしね。いらないんだよこんなの! あー、この名前つけた奴とタイマン張りたい。 陽キャ=いい、陰キャ=悪い みたいなイメージがついちゃっているんだよね。勝手に。ポジティブネガティブとか、明るい暗いっていうのは考え方の名前じゃん?でも陽キャ陰キャってその人自身のキャラの事になっちゃってるっていうか。 レッテル貼りして、どっちが上とか下とか格付けしてる。しかも陽キャと陰キャ、おたがいバカにし合ってたりする。こういうのなくなってほしい。 こういう言葉を使って、力関係をつくる人間になりたくない。

■ 「だれかのせい」がひとつもない人生って最高じゃね? 「だれかに言われたから」。それで何かを決めないほうがいいって思う。うちは、何を言われても、自分にとって何が本当に大切かを考えて、自分で選ぶよ。失敗もあったし、よくないところもあったけど、後悔してないのはそのおかげかもなぁ。だれかに流されて決めてたら、そのだれかがいなくなったとき、歩けなくなっちゃう。うちは、いつだってひとりで歩けるようにしていたい。究極、人によって自分の幸せが決まるわけじゃない。幸せは自分次第。自分で楽しくできる。 「空気を読む」は、うちの人生には必要ない。空気を読む事が悪いとは思わないけど、人に合わせすぎるの苦しくね? 空気を読まないと周りになじめなくてつらかった時期もあるけど、がまんしすぎなくてよかった! 「だれかのせいで」はダメ。そいつは所詮他人だからな。うちは、自分がしたいからするんだ! 著=ひかりんちょ、 〔2019年12/2(月)レタスクラブニュース〕

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丸刈り強制 「丸刈り強制で不登校」 熊本・済々黌高元生徒が県提訴 熊本県立済々黌(せいせいこう)高校の部活動で丸刈りを強制されたことなどが原因で不登校になり、転学することになったとして、元男子生徒が熊本県を相手取り、1円の損害賠償を求める訴訟を熊本地裁に起こした。2日に第1回口頭弁論があり、県は請求の棄却を求めた。 訴状などによると、元生徒は2017年4月に同校に入学し、ソフトテニス部に入部。同月、部活の終了後に部室近くで3年生部員にバリカンで丸刈りにされた。さらに部活とは別に強制的に綱領を唱えさせられたり、校歌を歌わされたりしたこともあったという。元生徒は同年6月からうつ状態となり、不登校になって18年春に転学した。こうした行為を学校側が制止しておらず安全配慮義務違反があったと訴えている。 県は取材に、事実関係を調査中と回答。綱領を唱えさせたり校歌を歌わせたりすることは通常の学校行事とした上で、「元男子生徒の進路変更との因果関係は薄い」との立場を主張、全面的に争う姿勢を示した。 弁護人によると、丸刈りの際は身体的強制などはなかったが、断れない状況にあり心理的強制はあったとしている。同校は1879年創立の伝統校で「バンカラ」の校風でも知られる。(渡辺七海) 朝日新聞社 〔2019年12/3(火)朝日新聞デジタル〕

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中高年のひきこもり支援へ 中高年のひきこもり支援へ 心理士常駐のセンター開設 兵庫県 兵庫県庁=神戸市中央区下山手通5 近年、社会問題化している中高年のひきこもりの当事者や家族をサポートするため、兵庫県は3日、「ひきこもり総合支援センター」を県精神保健福祉センター(神戸市中央区脇浜海岸通1)内に開設する。心理士や医師ら専門家が相談に乗るほか、居場所づくりや就労援助など、状況に応じた支援を手掛ける。併せて約5万1千人いるとされる県内のひきこもり(15~64歳)を対象にした初の実態調査を進める。(前川茂之) 今年3月に内閣府が発表した調査では、中高年(40~64歳)のひきこもりは全国に推計で約61万人いるとされる。うち兵庫県内は約2万7千人とされているが、人口データで導き出しただけの推計で、詳しい実態は分かっていない。 一方、行政の支援は電話相談などが中心。県や神戸市、中核市4市は専用の相談窓口で対応するとともに、県は神戸市西区に全寮制の公立フリースクール「県立神出学園」を設けてひきこもりや不登校を経験した23歳未満を支援している。 しかし、いずれも若年層に重点を置いており、中高年のひきこもりに対しては“手つかず”の状況となっている。 当事者が50代、親が80代になって生活が困窮する「8050問題」などひきこもる人の高齢化が深刻化しており、支援センターはそうした世代を主な支援対象に見据えている。 同センターには、心理士の資格を持つ相談支援員2人と電話相談員1人が常駐する。医師や保健師のほか、支援に関わった経験者らとも連携し、面談を行ったりする。当事者や家族らが集うことのできる「居場所」もつくり、就労支援までつなげることを想定している。 また、10月からは県内の民生委員にアンケートを配布して、県として初めての実態調査を開始。12月中に集計結果をまとめる予定という。 電話相談は3日からスタート。受付時間は火-金曜の午前9時半~11時半と午後1時~3時半。専用ダイヤルTEL078・262・8050 〔2019年12/3(火)神戸新聞NEXT〕

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親の知らない「子供SNSの世界」 ひま部、インスタ、TikTok…親の知らない「子供SNSの世界」 ネットの友人の「素性は気にならない」という子供が多い 「他人事とは思えない」──年頃の子供を持つ親なら誰もがそう思ったはずだ。11月23日、大阪・住吉区で行方がわからなくなっていた小学6年生の女児が無事保護された。女児は同月17日から行方不明になっていて、大阪から600キロ離れた栃木県小山市で見つかった。 報道によると、女児はSNSで連絡を取り合っていた小山市に住む伊藤仁士容疑者の自宅に、軟禁状態で過ごしていたとされる。使われたSNSはツイッターで、利用者同士が非公開でメッセージを送り合うことができる「ダイレクトメッセージ」という機能で連絡を取り合っていた。 女児の母親はツイッターの利用状況をチェックしていたというが、ダイレクトメッセージまでは確認していなかったという。プライベートなメッセージのやり取りを監視することは、たとえ親子の間でも気が引けたのだろう。 「周りの子はみんなやっている」「私だけやらないと会話についていけない」と子供から言われて、ついSNSの使用を許してしまう親は多いのかもしれない。しかし、SNSは便利なツールである反面、犯罪に利用される可能性のあるものであることを、大人が理解しておく必要があるだろう。 特に気をつけておきたいのは、SNSが出会いの場になっていることだ。ネット依存アドバイザーで若者のSNS事情に詳しい遠藤美季氏は言う。 「先日、小学校で出張授業したとき、『ネットでしか知らないお友達がいる人?』と聞いたら、6年生の4分の1が手を挙げました。手を挙げた子はみな、『相手の素性は気にならない』というのです。親や友達に言えないようなことも、匿名性のあるネット上でなら言えてしまう。大人はリアルよりネット上での人間関係に対して身構えてしまいますが、子供たちは敬語も使わずにすむし、逆に気軽になんでも話せると気を許してしまうのです」 一方で子供たちは、家の外で知らない人から声をかけられることには敏感で「怖い、絶対についていかない」とほとんどすべての子が言う。 「それは、親が『知らない人についていってはいけない』と子供に刷り込んでいるからです。しかし、ネット上で知り合った人に関しては『友達になってはいけない』と教えていない。ツイッターやインスタグラムといったSNSだけでなく、オンラインゲームでもSNSの要素のあるゲームは多数あり、出会いの場になっています。そうしたゲームを幼児の段階からやっているので、警戒心が育っていないのです」(遠藤氏) 親や教師でSNSを使っていない人も多くいる。実際にどういうものなのか体感したことがなければ、その危険性を子供に教え諭すことは難しい。幼い子供に良からぬことをしようとたくらむ人間は、そうした親子のすき間を突いてくるのだ。 ツイッター、インスタグラム、TikTokなど次々に新しいSNSが登場し、新たな犯罪の温床になっている。学生限定のSNS「ひま部」でも児童ポルノ被害などが報告されている。ツイッターには13歳(アンドロイド)、17歳(iOS)といった年齢制限があり、「ひま部」も学生限定と謳ってはいるが、年齢認証を厳格に行っているわけではないため年齢を偽って利用できてしまう。 日々新しく登場してくるSNSを子供が使いたいと言い出したとき、親はどのように対応していけばいいのか。遠藤氏はこう提案する。 「親が『私、40歳だけど、ひま部に学生と偽って登録してみようかな』といってみて、子供が匿名での利用についてどういう反応をするか。『そんなのダメだよ』と言えば『でも、この大学生っていう人も40代かもしれないよね?』というふうに、突っ込んだ話し合いをすること。 『お母さんもネットで知り合った人と会って、監禁されたらどうしよう』と立場を逆転させて客観的にイメージさせ、家族の心配や不安など、どんな気持ちになるか感じてもらったり、先に起こることを想像させることで、本人にちゃんとした危機感を持たせることです」 もちろん、SNSは負の側面だけではない。不登校の子同士が知り合って、学校にはいなくてもネットを介して友だちができたりする。励まし合いながら自宅で勉強ができ、救われたというケースもある。「今どきのネット事情にはついていけない」と諦めないで、親もSNSについて勉強する必要がありそうだ。 ●取材・文/岸川貴文(フリーライター) 〔2019年12/3(火)NEWS ポストセブン〕

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山田ルイ53世 髭男爵・山田ルイ53世さん「ハードル下げ『普通』見直そう」 ひきこもり経験者と家族 本音語るシンポ それぞれの体験を通し、ひきこもり問題について考えたシンポジウムの登壇者ら=1日、北中城村・イオンモール沖縄ライカム ひきこもり経験者とその親ら5氏によるシンポジウム「不登校・引きこもりのホンネ」(主催・アソシア)が1日、北中城村のイオンモール沖縄ライカムであった。本人とその家族双方に苦悩があることについて、中学2年から6年間ひきこもったお笑いコンビ「髭(ひげ)男爵」の山田ルイ53世さんは「ひきこもっている人も親御さんも、お互いにもっと(こうあるべきだという)ハードルを下げた方がいい。『普通』を見直そう」と訴えた。 小学3年の後半から不登校になった崎原旦陽(あさひ)さんは、母盛子さんと登壇した。不登校時、盛子さんは旦陽さんを学校に行かそうとした。カウンセリングを受けた病院、周囲からのアドバイスも同様で「それが正しいと思っていた」。同時に、仕事で忙しく子どもとの時間をつくれなかった負い目があり「自分が悪い」と思っていたという。 一方、旦陽さんは、どうにか連れ出そうとする盛子さんの対応に「行きたいのに行けない気持ちを分かってもらえず、孤独だった。本当に苦しかった」と当時の胸中を振り返った。 小5の頃、盛子さんが部屋のドア越しに「キツかったんだね。無理して学校に行かなくていいよ」と言ったことで、旦陽さんは「やっと認められた」と感じ、徐々に盛子さんと顔を合わすことができるようになったという。 どうしてほしかったか、との問いに旦陽さんは「関わってほしいけど、関わり過ぎてほしくない。分かったふりをせず『分かりたいから聞きたい』というぐらいがいい」と話した。 山田ルイ53世さんは「みんなが思う『普通』が、とても高いレベルに感じる人もいる。(社会の)価値基準、『普通』を見直すことが絶対に必要だと思う」と強調。「ひきこもりという状態は、人生のすごろくにあるマスだと思ってほしい。普通に暮らしていて起こる問題で、特殊じゃない」と語った。 〔2019年12/3(火)沖縄タイムス〕

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川口市立中学校元男子生徒いじめ不登校 <川口いじめ>絶対に許されない…武南署の捜査書類に「いじめ受けた生徒に原因ある」 虚偽認め母親に謝罪 市が裁判所に証拠として提出し、虚偽記載と分かった武南署の書面「管理票」 埼玉県川口市立中学校でいじめを受けた元男子生徒(17)が市に損害賠償を求めている裁判を巡り、市がさいたま地裁に証拠として提出した武南署の捜査関連書面に虚偽の記載があった問題で、同署と県警本部少年課、文書課の担当者らが2日、同署で原告の母親と面談し、書面の内容に事実と違う記載があることを認めて謝罪し、訂正を約束した。 いじめ被害者の母親は「警察で虚偽記載はあってはならないことだと思う」と語った=2日、武南署前 この裁判で原告の元男子生徒=県立高校2年生=はいじめで不登校になったのは学校や市教委の対応が不適切だったためだとして、市に対し550万円の損害賠償を求めている。 原告は1年生の3学期にほかの生徒からシャツの後ろ襟首をつかまれて首を絞められ引き倒されたとして2016年10月に被害届を提出していた。 問題の書面は警察署の担当者が捜査の経過などを日記のように記録した「管理票」。当時の校長が今年7月に情報開示請求し、県警本部が開示した。16年12月20日に、保護者や市教委も出席し学校で開いた会議で、署員が説明した内容が書かれていた。 具体的には(1)関係の少年全員から聴取したが被害日時が特定できない(2)加害生徒が原告のシャツを引っ張ったことは全員が認めたが、その前に原告が加害生徒に「2回足蹴りしていた事実があり」、原因を作ったのは原告自身と思量された(3)弁護士も母親も理解し、納得した―という内容。 母親はこの当時、警察署からは「関係生徒に事情聴取したところ、証言が一致しないことから先に蹴ったということは立証できない」と説明を受けていた。この際に同行した弁護士2人は同席を拒否されたため「理解や納得」などはしていないとしている。 母親は「当時警察から説明を受けていたことと全く違う内容で驚いている」として、訂正と原因究明を求めていた。 面談を終えた母親は「訂正は当然だが、警察が事実ではない記録を作成することは絶対に許されないことだと改めて言いたい」と語った。 さらに母親は「特に『先に足蹴りしていた事実があり』という記述について、本部担当者から『本部として調べた結果、先に蹴ったというのは事実ではない』と改めて説明を受けた」と話した。 同署の奥冨真吾副署長は「事実と違うことを書いたことが分かり、謝罪した。当時の担当者に聞いたところ、学校での会議がある数週間前に関係者に聴取した内容を書き足した。そのほかのことは年月がたち詳しくは覚えていない、と説明している。実際に言っていないことを書いた。訂正結果は早急に伝える」と説明した。 〔2019年12/3(火)埼玉新聞〕

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丸刈り強制 丸刈り強制で不登校に、済々黌元生徒が賠償1円求め提訴 熊本県立済々黌(せいせいこう)高(熊本市)で、丸刈りを強制されるなどしてうつ状態になり、退学を余儀なくされたとして、元男子生徒が熊本県を相手取り、1円の損害賠償を求めて熊本地裁に提訴した。2日に第1回口頭弁論があり、県側は請求棄却を求め、争う姿勢を示した。 同高は、1882年(明治15年)創立の伝統校。訴状では、元男子生徒は2017年4月、入部したソフトテニス部の3年生部員から強制的に丸刈りにされたり、応援団に校歌を歌わせられるなどした。うつ状態となって不登校になり、翌年退学したと主張している。原告側は「学校が対策を講じなかった。安全配慮義務違反にあたる」などと訴えている。 原告側の代理人弁護士は「賠償金が目的ではなく、問題提起だ」と説明。県側は「丸刈りについては調査中で、校歌指導は学校の伝統として適切な対応だった。元生徒の不登校や退学との間に因果関係は薄いのではないか」と反論している。 〔2019年12/4(水)読売新聞オンライン〕

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丸刈り強制 「シメ」と称して丸刈り強制…熊本県を提訴 県立済々黌高の元生徒「精神的苦痛」 熊本県立済々黌高の部活動で強制的に丸刈りにされるなどして精神的苦痛を受けたとして、同校の元男子生徒が県に損害賠償を求めて熊本地裁に提訴した。第1回口頭弁論が2日あり、県側は請求棄却を求めた。 訴状などによると、元生徒は2017年4月に入学後、ソフトテニス部に所属。同校には、応援部の指導で新入生に校歌を歌わせる「シメ」と呼ばれる伝統があり、ソフトテニス部でも練習終了後、上級生から「シメ」と称して丸刈りにされたという。元生徒は丸刈りなどをきっかけに同年6月から不登校になり、翌年5月に退学。県がシメ行為を黙認するなど安全配慮義務を怠ったことによって精神的苦痛を受けたとしている。 元生徒の母親は「県教委や学校は、シメ行為に無関心と感じる。子どもへの影響を考えてほしい」と話した。県教委は「そのような伝統があったかを含め、学校に確認中」とコメントしている。(綾部庸介) 西日本新聞社 〔2019年12/3(火) 西日本新聞〕

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「いい子症候群」の子どもたち いい子症候群~期待に応えすぎる子どもたち【後編】 自分の気持ちを抑え込み、保護者や大人たちの期待に過剰に応える、いわゆる「いい子症候群」の子どもたち。明治大学文学部教授で教育カウンセラーでもある諸富祥彦先生に、期待に応えすぎる「いい子」について教えていただきます。 「いい子」のSOSをキャッチして! 期待に応えすぎる「いい子」たちは、さまざまな形でSOSを出しています。たとえば、どんなにつらい状況でも、いつも笑顔を絶やさない子どもの中には、実は自分がうれしいという感情を抱いていることがわからなくなっているため、「常に笑顔でいる」というSOSを出している場合があります。また、攻撃性を内蔵しているタイプには、抜毛やチック、不登校、爪かみなどでSOSを表す場合もあります。ほかにも、緊張から腹痛を起こしたり、弟や妹をいじめたりするなど、いろいろなケースがあります。日頃から、子どもがいつもと違う行動や、無理をしているなと感じられる行動をしていないか、注意してあげてください。

SOSをキャッチしたら、親子でカウンセリングを受けることをおすすめします。子どもの場合は、「プレイセラピー」を受けることがあります。これは、セラピストと遊びながら気持ちをほぐしていくセラピーです。大人の場合は、カウンセリングによって自分を見つめ直す時間をつくります。これらのカウンセリングは、特別な治療ではありません。もっと自分らしさを出せるようになるための充電時間程度に考えて、早めに訪ねることをおすすめします。 「家だけいい子」にさせないために! 最近多く見られるのが、「家だけいい子」というタイプです。このタイプは、保護者の前では「いい子」でいますが、学校や街中など保護者の目の届かない所で、万引きなどの犯罪をして発散します。「家だけいい子」たちも、期待に応える「いい子」たちと同じく、保護者の期待に応えすぎることで感情がマヒしてしまっているため、自分の感情をコントロールできず、衝動的に問題を起こしてしまうようです。また彼らは、「いい子」じゃない姿を保護者に知られることをとても恐れます。そのため、警察に捕まった場合保護者には知らせないよう訴え、学校だけへの通報で処理してもらうケースも出ています。こうなると、保護者は問題を知らないまま過ごすだけではなく、子どもを正しく見守り導くことが困難となり、多くの危険にさらすことになります。そうなる前に、なるべく早く子どもたちのSOSに気付き、素早い対応をされることを願います。

期待に応えすぎる「いい子」や、「家だけいい子」にさせないためには、保護者が子どもの気持ちと向き合う姿勢が重要になります。つらい時は泣いてもいいんだよと声をかけ、その子の気持ちを受け止めてあげてください。また、保護者自身が家庭の中で喜怒哀楽をさらけ出し、子どもが安心して感情を出せる環境をつくってあげてください。みんなが助けを求め合える社会環境をつくること、それこそがいちばんの予防法だと思います。 プロフィール 諸富祥彦 明治大学文学部教授。教育カウンセラー。教育学博士。臨床心理士。全国で保護者向けの講演を実施。『ひとりっ子の育て方』『男の子の育て方』『女の子の育て方』 (WAVE出版)ほか、教育・心理関係の著書が100冊を超える。 ※この記事は「ベネッセ教育情報サイト」で過去に公開されたものです。 〔2019年12/3(火) ベネッセ 教育情報サイト〕

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ひきこもりに居場所を 「ひきこもりに居場所を」父母会が要望書/岩手・北上市 家族にひきこもりの人がいる保護者らでつくる岩手県北上市の団体が、相談窓口や居場所づくりなどを求める要望書を高橋北上市長に手渡しました。 北上市役所を訪れたのはひきこもりの人や不登校の子どもをもつ父母会のメンバー3人で、高橋敏彦北上市長に要望書を手渡しました。要望書では市に常設の相談窓口を設置することや、ひきこもりの人たちの居場所づくりなど5つの項目を求めています。 県が「ひきこもり」とする、15歳以上で家族以外の第3者と6か月以上接触がない人は、去年のデータによりますと、北上市では79人いることが分かっています。 父母会のメンバーのひとり後藤誠子さんは「家族だけでなく市の支援が必要」と話します。要望書を受け取った高橋市長は「関係機関と協働体制を組み対応していく」と答え、今後は父母会と協力して支援策を検討していくことにしています。 〔2019年12/3(火) IBC岩手放送〕

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丸刈り強制 「伝統」か「シメ」か? 高校で丸刈り強要で不登校 1円訴訟 「伝統」なのか「シメ」なのか。 済々黌高校の元生徒が学校の伝統的な行為によって退学を余儀なくされたとして 県に損害賠償を求め熊本地方裁判所に提訴しました。 訴えを起こしているのは、済々黌高校に通っていた男子生徒です。 訴状などによりますと、元生徒はおととし4月の入学式のあと新入生だけが屋上に集められ校歌を大声で歌うよう強制されたとしています。 また入部したソフトテニス部では先輩から伝統として 強制的に丸刈りにされたということです。 このような済々黌高校内で「シメ」と呼ばれる独特な文化によって 元生徒はうつ状態となって不登校になり、 2年生への進級を不可とされ退学を余儀なくされたなどとして、 県に対し慰謝料などとして「1円」の損害賠償を求めています。 県は訴えを棄却するよう求め争う姿勢を示しています。 元生徒の代理人弁護士は賠償金が1円について、 「バンカラ」の校風で知られる伝統校の文化も今の時代に合うのか問いかけたいとしています。 RKK熊本放送 〔2019年12/3(火) RKK熊本放送〕

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ひかりんちょ 子どもには「いちばんの味方」と思ってもらいたい「10代は親の知らないところでいつも悩んでいる~親が子どもにしてあげるべきこと~」(5) SNS総フォロワー数100万人超! 16歳・スーパーJKひかりんちょの生き方エッセイ! 学校生活や、趣味、SNS、さまざまな場所で集団生活を送る子どもにとって、悩みはつきもの。とくに10代後半は、思春期、反抗期と親にとっても子どもとの関係づくりに悩まされる時期ですよね。 11月7日に発売された『ありのままの私を受け入れずに批判する奴には、心の中で中指立てればいい』(KADOKAWA)。SNS総フォロワー100万人超えのカリスマJK・ひかりんちょさんが実体験を交えながら10代の悩みに対して、自分らしく生きるためのメッセージをつづったエッセイ本です。ひかりんちょさんと同世代の子どもたちにはもちろん、10代の子どもを持つ親にとっても子どもの気持ちを理解し、支えるために、おすすめの本となっています。 学校になじめなくて不登校、SNSでの批判、16歳のJKインフルエンサーが語る周りに流されずに強く生きる方法。 5回目の連載となる今回は“子供を否定しない育て方”がテーマ。本書に集録されているひかりんちょさんのお母さんのお話を紹介します。

■ 親の役目は選択肢を増やしてあげる事。道を選ぶのは子ども自身 親ができるのは、たくさんの道をつくってあげる事。それぞれの道の先にどういう未来が待っているのか予測して、プラスとマイナスを教えてあげる事。そのふたつだけです。右に行くか左に行くかは、親は決めてあげられない。子どもの人生は、子どものもの。失敗や後悔もするならするでいい。身をもって学んだほうが、納得もいくし力になります。ただし、「何かあったら、助けるぞ!」という気持ちはいつも持っていますね。選ぶ前の準備を手伝う。選んだ道を進むのを手伝う。それが親の役割だと思います。

■ 子どもだからこそ意見をはっきり言うべき。周りの事なんて、まだ考えなくていい 子どものうちは、言いたい事は何でも言ったほうがいいと思うんです。大人は、色々と周りの事を配慮しなければいけないでしょう。でも、子どもはまだそれほど考えなくても許される年齢。最低限、人を傷つけないようにすれば、間違っていたって多少わがままだっていい。言えなくて、思っていた事と違う方向に行ってしまう事のほうが、子どもにとってよくないんじゃないかと。 しつけや子育てに熱心じゃないと思われてしまうかもしれないですね(笑)。でも、子育てにいちばん必要な事は、子どもを否定しない事だと考えています。子どもは、親に理解してほしいんだもの。だから「親がわかってくれない!」って悩む。そんな事で悩ませるほど、悲しい事はない。「私のいちばんの味方はお母さん」と心強く思ってもらえたらいいな、という育て方なんです。 著=ひかりんちょ、 〔2019年12/3(火) レタスクラブニュース〕

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いじめ重大事態の認定は1カ月半後 市教委「児童が自ら奢っているのではないかと」…いじめ重大事態の認定は1カ月半後 尾木ママも対応の甘さを指摘 名古屋市の小学5年の男子児童が同級生6人から現金を要求され、10万円から20万円を支払わされていた問題を受け、3日、学校で学年集会が開かれました。 貯金箱からお金が無くなっていることに気づいた母親が学校に相談してから、市の教育委員会が、いじめの「重大事態」と認定するまで、1カ月半以上かかりました。 “尾木ママ“こと教育評論家の尾木直樹さんは、教育委員会の対応の甘さを指摘しました。 男子児童が通う小学校(名古屋市内) 校長「先生にどんなことでも相談して」…急きょ開かれた学年集会 3日、名古屋市の小学校で急きょ開かれた学年集会。 5年生の児童全員が体育館に集められ、校長から「いじめ」に関して経緯の説明がありました。 校長は、児童に対し「嫌な思いをしたときには、先生にどんなことでも相談してください」と話したといいます。 謝罪する名古屋市教育員会(2日) いじめ「重大事態」に認定した日の会見で市教委は謝罪 2日、名古屋市は今回の問題を、いじめの「重大事態」として認定しました。 「いじめと思われる事案が起こったことについて、関係各所に大変ご迷惑をおかけしたことをお詫びいたします」(名古屋市教育委員会 後藤健之首席指導主事) 被害額は10万~20万円にのぼるとみられる 「お金を持ってこないと遊ばない」と言われ母親の500円貯金箱から… 教育委員会によると、いじめが始まったのは今年8月からでした。 「お金を持ってこないと遊ばない。お金をちょうだい」 同じクラスの男子児童6人から現金を要求された男子児童は、母親が貯めていた500円貯金箱から現金を持ち出しました。その後も10月までに十数回にわたって現金を持ち出し、総額は10万円から20万円にのぼるとみられています。 ゲーム代や飲食代、プリペイドカード購入も 男子児童は、同級生6人とゲームセンターやフードコートに行き、ゲーム代や飲食代を支払っていたほか、スマートフォンのゲームに使うプリペイドカードを買わされていたということです。 問題発覚の経緯(教育委員会の会見を元に作成) 児童自ら奢っているのではないかと判断遅れた市教委「お粗末な話でした」 事態発覚までの経緯は… 貯金箱から現金がなくなっていることに母親が気づき、10月8日に学校に相談。 その後、学校は関係児童らに聞き取りを行い、11日には「いじめ」と認定していました。 しかし、当初、学校から報告を受けた教育委員会は… 「『児童が自ら奢っているのではないか』と捉えてしまっていて、それが明確ないじめではないかということの判断を遅らせたことは間違いないです。お粗末な話です。申し訳ございません」(名古屋市教育委員会 後藤健之首席指導主事) 教育委員会が「いじめ重大事態」として認定したのは、発覚から約1カ月半以上経った、12月2日でした。 同級生6人が、担任立ち会いのもと男子児童に謝罪したことや、警察が同級生を保護者を個別に呼び、厳重注意をしたことなどから、今回の事態を当初は深刻に捉えていませんでした。 児童間の謝罪済んでいると深刻に捉えず(市教委の会見 2日) 「子どもたちのお互いの謝罪は済んでいるという報告を受けている。我々もそこまでのことだとは捉えていなかったのは事実です」(名古屋市教育委員会 指導部 加賀幸一室長) 教育委員会などによると、いじめを受けた男子児童はいつも通り登校していますが、男子児童の保護者は謝罪を受け入れていないということです。

尾木直樹さんは「対応が甘い」と指摘 市教委の対応について“尾木ママ“は… 「お金を持ってこないと遊ばない」と言われ、5年生の児童が10万円から20万円という高額な金額を払わされていたにも関わらず、市教委が、いじめ「重大事態」と認定するのに、1カ月半以上かかりました。  市教委の一連の判断ついて、教育評論家の尾木直樹さんは「対応が甘い」と指摘します。 教育評論家 尾木直樹さん 「暴力行為がなくても、はっきりとした脅しがあるわけですから。『お金持ってこないと遊んであげない』という仲間外しを言っているわけですから。これは重大なんですよ。市の教育委員会は少し甘いかなと」 「いじめの重大事態の定義が決まっているんですね。市の教育委員会は、機械的に当てはめすぎだと思います。例えば、自殺未遂だとか命が奪われたとか、あるいは30日以上の不登校になったとか。それではないから、軽いと思ったんじゃないですかね」(教育評論家 尾木直樹さん 3日・電話インタビュー) 大河内清輝君の遺書 尾木さん「キャッシュレス化・カード化進み、お金が見えなくなった」 1994年、愛知県西尾市の中学生、大河内清輝君(当時中学2年生)が、同級生から繰り返し暴行を受け、現金を脅し取られました。 その結果、遺書と母親あての114万円の借用書を残して、命を絶ちました。 尾木さんは、この事件を例に挙げ、次のように話しました。 「もうお金が尽きてしまって、どうしようもなくなってしまって、命を絶ってしまったんですよね、清輝君はね。だから、ああいう悲劇を絶対に繰り返してはならない。あの時期よりも今はもっとお金が見えなくなってきましたから、危険性は非常に高いといえます」 「キャッシュレス化、カード化が進んでくる中で、お金の硬貨とかお札とか見えなくなってきたと。意識しなければいけないのは、これは労働の対価としてのお金なんだと、常に意識していかなければいけないと思います」(尾木直樹さん 3日・電話インタビュー) スクールカウンセラーを常勤化へ 名古屋市「常勤のスクールカウンセラーの配置を進める」 名古屋市では、これまで261のすべての小学校に非常勤のスクールカウンセラーを配置していましたが、今回の件を受けて「常勤のスクールカウンセラー配置を進める」としています。 (12月3日(火) 15:46~放送 メ~テレ『アップ!』より) 2019年12/3(火) メ〜テレ(名古屋テレビ) 〔〕

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丸刈り強制 「丸刈り強制」と“1円”提訴 部活動で丸刈りを強制されたなどとして、元生徒が学校側を相手に1円の損害賠償を求める訴えを起こしました。 訴えを起こしているのは、熊本県立済々黌高校に通っていた元生徒です。訴状などによりますと、元生徒は、おととし4月の入学式のあと、新入生だけが屋上に集められ、校歌を大声で歌うよう強制されたほか、入部したソフトテニス部では、先輩から伝統として強制的に丸刈りにされたとしています。 元生徒はうつ状態で不登校となり、退学を余儀なくされたなどとして、県に対し、慰謝料として「1円」の損害賠償を求めています。県は訴えを棄却するよう求め、争う姿勢を示しています。 元生徒の代理人弁護士は、「“バンカラ”の校風で知られる伝統校の文化も今の時代に合うのか問いかけたい」としています。(03日23:34) 〔2019年12/4(水) TBS系(JNN)〕

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タレントの「前向きメッセージ」がつらい理由 不登校問題、タレントの「前向きメッセージ」がつらい理由 「9月1日」のその後 元当事者がぶつけた本音 新学期前、学校がつらい子に向けたメッセージはツイッターなどでも発信された そろそろ2学期が終わります。夏休みが終わるころ、盛んに取り上げられたのが「9月1日」を巡る報道です。生きづらさを抱える10代の存在が知られるようになった反面、9月1日以降も悩み続ける子どもがいるのも事実です。不登校にまで至らない人の方が多いという声もあります。10月、かつて不登校を経験するなどした人たちも通うオルタナティブ大学、NPO法人「シューレ大学」で学生10人が集まり「9月1日」を巡る報道内容などについて議論しました。「今が苦しい人」を支えながら「根本を変える」ために何ができるのか。学生たちの言葉から考えます。(朝日新聞記者・金澤ひかり) 【アンケート結果】学校以外で過ごす場所は? 集まった声をグラフ化 あなたの声も募集中 「死にたくなるほどじゃないと逃げたらだめ?」 議論を提起したのは、小学校1年生の途中からホームエデュケーションに切り替え、中学高校には通っていない山本朝子さん(33)です。 山本さんは、幼稚園の頃から集団行動が苦手だったといいます。自分で行動を選択できない窮屈さを感じ、当時、先生に「雨の日は外に出ちゃダメ」と言われたことを今でも覚えています。 「だからこそ、小学校に上がるのが楽しみだったんですが、行ってみたら期待と違ったんです」 小学校で待っていたのは、やはり集団行動でした。「みんなで一緒に」の空気に耐えられず、学校に通わないことを選びました。 シューレ大学での議論ではまず、8月中に報道された、9月1日問題を巡るテレビ番組の内容などを、山本さんが振り返り、「『逃げろ』に違和感を感じる」と思いを伝えました。 「死にたくなるほどじゃないと、逃げたらだめなのかな。学校には、死ぬ直前まで行かないといけないんだろうか」 「メッセージが発信されるのは悪いことではまったくないし、応援してくれているのは伝わるんだけど、『けっこうなところまで追い詰められないと、学校に行かないことは許されないんだな』と感じる人もいそう」 「著名人が発信する『好きなものがあれば道が拓ける』というメッセージもつらかった」と話す女性もいました。 「掃除して、洗濯して…という平凡な毎日でもいいんじゃないの?」と続けます。 山本さんは「大人になったらいいことあるよという声もあったよね」と振り返り、「でも、『じゃあ、いま苦しくてもいいんですか』と。そのときが大事なのに」などと、感想を伝え合いました。 日常がつらいんだから 報道が9月1日を前に集中することについても問題提起がありました。 山本さんは「『死にたい』と思っている人に対しては救いになるし、『つらい』という人にも悪いことではない」とする一方で、「9月1日を過ぎたら大丈夫になるわけない。日常がつらいんだから」と話します。 長畑洋さん(29)は、「当事者とは別のところで、お祭りになっているように見えるケースもある」と話します。 他の参加者からは、「自分がつらかったときにこういう報道があったら、救われたと思う」という声もありました。 矛盾したメッセージ 教育社会学者でシューレ大学スタッフの朝倉景樹さんは、一連の報道のきっかけが、9月1日の自殺が一番多いという2015年の内閣府発表であることに触れ、「この切り口だと、どうしても『死ぬくらいだったら~して』という言い方になってしまう」と解説しました。 朝倉さんによると、「不登校を経験した人たちは、自分たちのしんどい部分に目を向けてくれるようになったと感じる一方で、それが『死にたい』と感じるほどのしんどさだけにフォーカスされていることにモヤモヤを感じている」といいます。 今回の議論はそのモヤモヤを整理する狙いだったといいますが、「そもそも社会が矛盾したメッセージを送っている」とも指摘します。 「社会は学校に行くことが当たり前だと思っているのに、この時期だけ不登校でいいと言われるのはなぜなんでしょうか」と疑問を投げかけます。 「なぜ学校に行かなきゃいけなくなる長期休み明けに自殺者が増えるのか、そういう学校になぜ行かなきゃいけないのか…その議論を棚上げにしたまま『不登校でいい』というメッセージを発信しているのは、矛盾があります」 学校に行くってどういうこと? 議論を提起した山本さんも「もっと根本に踏み込まないといけないのでは」と感じています。 「『不登校でも大丈夫』と言われても、透明感のあるふわっとした世界観しかない」と、学校に対する認識を大きく変えるような特集が発信されてもいいのでは、と提起します。 「社会全体が、学校に行くってどういうことなのかを正面から問うていかないといけないのではないかと思います」 朝倉さんは、今後、学校を巡る社会の認識が正面から議論されることを求めています。 「今が苦しい人へ」「根本を変える」両方あってこそ 議論を取材する中で感じたのは、「根本を変える」ことを求める声の重さです。 withnewsでは、2018年から生きづらさを抱える10代のための企画「#withyou」を続けてきました。 当初、考えていたのは10代当事者に多様な人生の選択肢を届けることです。それは、「今が苦しい人」を置き去りにしたくないという思いからでした。 10代の当事者に届けようとした結果、10代の子どもを持つ親、10代の生きづらさに関心のある大人にも記事は広がりました。 同時に、10代にとってまわりにいる大人たちの影響があまりに大きいことも、あらためて実感しました。 「根本を変える」ためには、子どもたちの生きづらさに向き合う大人の行動が必要です。 「9月1日問題」への関心が高まったことで、報道への違和感が生まれたのだとしたら、それを次の動きへのきっかけにとらえることで、「根本を変える」動きを生み出せるのかもしれません。 「今が苦しい人」を考えながら、「根本を変える」ためにつながる情報を届けられるよう、心がけていきたいと思っています。 【アンケート】あなたの生きづらさ、聞かせてもらえませんか?どんな居場所があるといいですか? (https://www.asahi.com/opinion/forum/102/) 〔2019年12/4(水) withnews〕

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丸刈り強制 丸刈り強制で退学、賠償を 済々黌高の元生徒「1円」求め、熊本県を提訴 済々黌高(熊本市中央区)の元男子生徒(18)が、入学時に部活動で強制的に丸刈りにされるなど精神的苦痛を受けて退学に追い込まれたとして、県に1円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が2日、熊本地裁であり、県側は請求棄却を求めた。 訴状などによると、元生徒は2017年4月に入学。入学式後、応援団により他の新入生とともに校歌を歌わされたり、入部した男子ソフトテニス部で、3年生から丸刈りを強制されたりした。元生徒は5月に退部。その後、うつ状態となって不登校となり18年5月に退学した。 元生徒側は、一連の行為は済々黌特有の「シメ」と呼ばれる文化であり、設置者の県は抑止する安全配慮義務を怠ったと主張。代理人弁護士は「シメを無批判に放置している現状を見直すきっかけにしてほしい」と話す。 一方、県教委は「原告側が訴えるシメが何を指しているのか不明だ」などと反論。県教委は同高で事実関係の調査に入っており「裁判の中で一つ一つ反論していく」とした。(太路秀紀) (2019年12月4日付 熊本日日新聞朝刊掲載) 〔2019年12/4(水) 熊本日日新聞〕

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茅ケ崎市『登校拒否』を考える交流会 不登校を考える 7日に無料交流会 茅ケ崎 不登校の子や保護者の思いに耳を傾ける「『登校拒否』を考える交流会」が7日、茅ケ崎市立梅田小学校(神奈川県茅ケ崎市茅ケ崎1丁目)で開かれる。当事者の保護者でつくる市民グループや湘南教職員組合で組織する実行委員会の主催。 不登校の原因を本人や家庭に求めるのではなく、学校や社会の問題として考えようと年3回のペースで開催している。主催者は「子どもや親の思いを共有する場にしたい」と来場を呼び掛けている。 午後2時から4時まで。申し込み不要で無料。問い合わせは、実行委員メール(tyamato0531@yahoo.co.jp)。 神奈川新聞社 〔2019年12/4(水) カナロコ by 神奈川新聞〕

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41歳女性がひきこもりになるまで 「家族全員が私をバカにするような家でした……」41歳女性がひきこもりになるまで
中高年ひきこもりが想像以上に増えている。
2018年の内閣府調査では、40歳から64歳までの中高年ひきこもりは61.3万人が存在するという衝撃的な推計値も出された。
15~64歳までのひきこもりの全国推計の数は115万人なので、半数以上が40歳以上であることがわかる。
もはやひきこもりは若年層特有の現象ではなく、中高年と「8050(ハチマルゴーマル)問題」に象徴されるような高齢者と家族の問題であることが明らかになってきた。
『 下流老人 』などの著作で知られる藤田孝典氏の新著『 中高年ひきこもり 』(扶桑社新書)から、当事者へのインタビューを一部転載する。
◆ ◆ ◆
香取由美さん(仮名・41歳・女性)の場合
家族構成:父(70代)、母(70代)、妹(39歳)
ひきこもりのきっかけ:場面緘黙(かんもく)症で、職場の人間関係に苦労した
ひきこもり期間:30歳から11年
現在の様子:
・ひとり暮らし
・家族からの虐待があり、家族との関係を断絶
・ひ老会(ひきこもりと老いを考える会)に参加している
『中高年ひきこもり―社会問題を背負わされた人たち―』 (扶桑社新書)
行政の就労支援は当事者に寄り添っていない
「もともと、家で虐待されていて、生きづらさを感じていました。
精神科に通院したり就労支援機関に通ったりもしたんですが、支援機関で理不尽な扱いを受けて……。
初めて就労支援機関に行ったのは、15年ほど前のことです。
今とはまったく対応が違っていて、ひきこもり当事者一人ひとりに合わせて、各々の働き方に適した支援なんてしていませんでした。
むしろ、当事者のほうが支援機関に合わせろ、という感じだったんです。
『1日8時間、週5回とフルタイムで、きちんと働きましょう』と、一般的な労働者と同様の就労を勧められて、ついていけなければ『根性が足りない』『やる気がないからだ』と責められました。
そんな環境なので、責められる恐怖と、周りについていけない申し訳なさのような気持ちを常に感じながら、就労支援機関に通っていました。
初めて行政の就労支援機関に行ったのは、23歳くらいのときです。
正社員として働きたいと考えて、それが無理ならアルバイトとしてでも、と思っていたのですが、就労支援機関はあまり聞き入れてくれませんでした。
もともと、私は大きな声を出せないのですが、それも理解されませんでしたね……。
私自身、当時は自分が場面緘黙症であることを知らずに、なぜ声が出なくなってしまうのかわからずに苦しんでいました」
香取さんは家庭内で虐待を受けていた。虐待は身体的な暴力に限らず、精神的なもの、ネグレクト(育児放棄・無関心)などを含む。
親に相談したり、親と話すなかでストレスを解消することもできないため、精神疾患や心に不安定さを抱えるようになる。
中高年になった現在も親との関係性が悪かったことをひきこもりの一因と語る当事者が多いのが印象的だ。
幼少期に、親が子どもへの理解に欠けると大きなダメージを受けてしまうことがわかる事例だ。
場面緘黙とは?
場面緘黙(ばめんかんもく)とは家庭などではごく普通に話すことができるのに、例えば幼稚園や保育園、学校のような「特定の状況」では、1か月以上声を出して話すことができない状態を指す。
典型的には、家では饒舌で、家族とのコミュニケーションを問題なくとれるのに、家庭以外や学校ではまったく話せないことが続く状態。
本来の能力を、人前で十分に発揮することができなくなる。
子どもが自分の意思で「わざと話さない」と誤解されることも多いが、そういう状態とはまったく異なる。
また、人見知りや恥ずかしがりとの違いは、「そこで話せない症状が何か月、何年と続くこと」と、「リラックスできる場面でも話せないことが続くこと」である。
人によっては症状(話せない場面・程度)は大きく異なるが、話せない場面のパターンはその人ごとに一定している。
近年、場面緘黙は、「不安症や恐怖症の一種」と捉えられるようになり、「話すのが怖い」のではなく「自分が話すのを人から聞かれたり見られたりすることに恐れを感じる」とする考えが主流となっている。原因や発症メカニズムは研究段階である。
発症要因は、「不安になりやすい気質」などの生物学的要因が主因で、そこに心理学的要因、社会・文化的要因など複合的なものが影響しているのではないかと考えられている。
不安が高まりやすく、行動が慎重になるため、環境に慣れるのに時間がかかる。
30歳過ぎでひきこもりに
「ひきこもったのは、30歳をすぎたころ。
ときどき支援機関に行ったり、アルバイトで働いていましたが、声が出せないのでおとなしい人間と思われて、大変な仕事を押しつけられたり、周囲から都合よく扱われて、職場の人間関係がいやになってしまったんです。
アルバイトは飲食店が多かったのですが、自分でもホールでの接客は無理だろうと思っていたので厨房での仕事を選びました。
それでも試用期間に、ホール担当も厨房担当も一緒に掛け声の練習をやらせるような、体育会系の店が多く、どのアルバイト先でも『声が小さい!』と怒られてしまって……。
そんなこともあり、30歳くらいから精神科にふたたび通院するようになりました。
アルバイトはなんとか続けており、仕事を終えるとその足で病院に向かうような日々でした。
抗うつ剤や精神安定剤、睡眠薬を処方してもらってましたが、薬が合わなかったのか、こうした薬を服用しても人前で普通に話せるようになるわけでもなく、状況は何も変わりませんでした。するとお医者さんは『もっと薬を増やしましょう』と、どんどん増やしていき、いつも頭がボーッとするようになり、仕事が覚えられない。体も常に重くて、だるくてどうにもならなくなってしまいました。精神科に通いはじめて3か月後には、仕事を辞めざるをえなくなり、ひきこもるようになったんです」
香取さんは児童期に不登校やひきこもりになったのではない。虐待を受けながらも一生懸命に生きてきた。
10代、20代も生きづらさを抱えながら頑張ってきたことが理解できる。しかし、30代になり、職場の人間関係、職務の多さから、病気が悪化する。
ひきこもりの大きな要因が、職場のパワハラや人間関係にあったことを語ってくれた。
もともと抱えていた生きづらさが増して、ひきこもってしまった。
個々の当事者が置かれた環境の多様さ、複雑さが理解できるだろう。
ひきこもり期間の生活
「外に出るのは、病院への通院と食料品や日用品をスーパーに買いに行くときくらい。このころにはひとり暮らしをしていましたが、ずっと家にいる生活でした。
当時は不眠症だったので、長時間きちんと眠ることができず、ちょっと寝ては起き、ちょっと寝ては起きという感じで。それでも、朝には起きるようにしていたのですが、睡眠が足りていないので、補うために昼寝をして……というふうな生活サイクルでした」
ひきこもりというと、完全に人間関係や社会関係を絶っているかのように捉えられがちだが、それも誤解であることがわかる。香取さんは外に出ることもできるし、ひとり暮らしも可能な状態であった。自宅で誰かと交流することもなく、孤立している中高年ひきこもりの一例だ。ひきこもり当事者には同居家族がいて家族が面倒を見ている、というのも一面的な見方に過ぎない。
香取さんには精神疾患が背景にあるため、自宅で精神科に通いながら療養生活をしている。この時期にひきこもりと呼ばれる状態に陥っていたことも興味深いだろう。精神障害や精神疾患を有する人々に対する社会的なケアの必要性まで浮かび上がってくる。
「助けて!」というサインを出したか?
「お医者さんには自分の状態を伝えてましたが、理解がなく、言葉には出さないものの『甘ったれるな』という対応でした。
親は、まだ私が30歳くらいだったころは、多少はつきあいがありました。そもそも支配的な親なので頻繁に電話をかけてきたり、家まで来ることもありました。そんな親だから、時には病院までついてくるのですが、私を虐待していたことを認めていないので、お医者さんの前ではそんな素振りも見せない。外面がいいので、傍目にはとても子どもを虐待する親には見えない。むしろ、上品でやさしそうに見えていたと思います。
親は、私の病気や、場面緘黙症であることには理解がなかった。私が小学生のころからよく言われていたのは、『いい学校に入って、大手企業に入って、そこにお勤めの男性と結婚しなさい』ということ。こういう価値観の親なんです。“エリート”っていうんですか? そういう人たちの行いだけが正しい、という考えなんです」
親の価値観や思いを子どもに押し付けていないか
ひきこもり当事者への聞き取りのなかで、頻繁に聞かれたのが、医師やソーシャルワーカー、支援団体への不満と不信感だった。親も自分を理解してくれないし、支援者も心の底では自分を理解してくれない、ということを深く意識している。自分を理解し、大事にしてくれる人がどこにもいない社会で生きることがどれだけつらいことか、想像するだけで苦しくなってくる。ひきこもり当事者の社会的な認知や理解が広がるだけでも、当事者を苦しみから解放することができるはずである。
また、理解してくれない親が悪いと捉える方がいるかもしれないが、親とすれば子どもに期待するのは当たり前。愛情の裏返し、幸せを願ってのアドバイス、などという擁護の声も聞こえてきそうである。
社会的な価値規範、社会通念、固定観念が親のなかにはある。「こういう生き方のほうがよい」という価値観である。当事者は幼いころから、そういった社会通念に支配された親の思いと相反し、悩みを深めていく様子も理解できるだろう。
いうまでもなく、人間にはいろいろな生き方があり、幸せの感じ方も違う。たとえ、親とはいえ、価値観や思いが違うのは当然のことである。これを自然と無意識のうちに、子どもに押し付けていないか、自戒する必要があるとは言えそうだ。
家族関係は?
「両親とも裕福な家庭に生まれました。父の親(祖父)は大手企業のグループ会社の重役で、専属の運転手がいるような地位に就いていました。母(祖母)も社長の娘です。
でも、父親は仕事をしていません。たまに仕事に行っているような体裁は繕っていたけれど、家にいることが多かった。
たぶん、父親は子どものころから勘違いしていたんだと思います。親が権力を持っているので、『自分も権力を持っている』と勘違いしたタイプなんだろうなと思います。
私が高校を卒業したころ、両親が別居をし始めて、その後、離婚して以来、父親とはまったく会っていません。
離婚は、母親のほうから一方的に言いだしたようです。2歳下の妹が高校2年生の夏休みに、『実家に戻るから』と言われて、私と妹は母方の実家で暮らすようになりました。
ただ、突然というわけではなく、子どものころから夫婦仲がよくないのは薄々感じていたし、物心ついたころには母親が『離婚したい』と話していましたから。今、母親は何もしておらず、お金もないので生活保護を受けて暮らしているようです。
次ページは:「家族全員が私をバカにするような家でした......」
〔2019年11/22(金)文春オンライン〕

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HSC(ハイリー・センシティブ・チャイルド) HSCの息子、HSPの夫と私。そんなわが家が見つけた希望とは?〈AERA〉 子どものペースに寄り添うことが大切(※写真はイメージ/Getty Images) 人の感情や気分、音や光、場の雰囲気などに敏感であるために、疲れやすく傷つきやすい子どもたちをHSC(ハイリー・センシティブ・チャイルド)といいます。5人に1人があてはまるとも。 HSCは生まれ持った気質であり、病気でも障害でもなく、「治す」必要もないと言われています。そうはいっても、日々の生活でHSCのわが子にどう対応していけばいいのか、頭を抱える親が多いのも事実。そこで、「AERA with Kids 秋号」(朝日新聞出版刊)ではHSC子育てラボ代表の斎藤暁子さんに、自らの体験談を語っていただきました。 *  *  * 現在9歳になる息子はHSCで、私も夫もHSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)。ただ、私は好奇心旺盛で、刺激を求めるタイプなので、自分がそれほど繊細だとは気づいていませんでした。そもそも、子育てを始めた当初はHSCという言葉も知らず、どこに出かけても私のそばから離れず、知らない人に触れられるだけで泣きだす息子に驚きました。とても慎重で、ほかの子が平気なことを嫌がることが多く、「自分の子育てが悪いのでは?」と悩んでいました。 夫は感受性が強く共感力も非常に高いHSPです。精神科医としてたくさんの人たちの気持ちに寄り添ってきた彼は、誰よりも息子を理解してくれていました。夫がいつも相談に乗って一緒に対応を考えてくれたおかげで、私も息子も救われたのです。 息子は幼稚園に慣れるまで2カ月間かかりました。私も一緒に登園したりしながら、なんとか慣れさせようと必死でした。でも年長の運動会で、大きな音や大勢の人に圧倒され、笑顔や生気を失った息子を見て、これ以上無理はさせられないと決意。幼稚園をやめ、小学校進学時は、地元の学校や教育委員会とも話し合い、家庭で親が学習を教えるホームスクーリングで育てることにしました。 息子が7歳のころ、HSCの概念を知り、「これまでの自分たちの接し方は間違っていなかった」と答え合わせができたようでホッとしたのを覚えています。 HSCの息子、HSPの夫と私。そんなわが家が見つけた希望とは?〈AERA〉 HSCは頑張り屋さんが多いんです。でも集団生活では傷つきやすく、苦しんでいます。不登校や行き渋りの悩みはほかの保護者からもよく聞きます。親が叱ったり無理やり学校に行かせたりすると、子どもはどんどん傷つきます。 また、楽しいことでも敏感に反応することがあります。息子はディズニーランドのパレードが耐えられなかったり、おすし屋さんでマグロ解体ショーが始まったとたん顔が引きつって食事ができなくなったりしたことも。HSCについて知らなければ、がっかりして険悪になっていたかもしれません。でも、それもまた否定されるべきではない、大切な感受性なのです。 将来が不安で、悩む親御さんは多いですが、まずは今、目の前の子が元気に笑顔になるにはどうすればいいかを考えることが大切だと私たちは思っています。おうちを安心基地にして、しっかり充電させてあげれば、きっと子どもはそこから可能性を広げていくはずです。実際、息子はさまざまなことに興味を持って情報や学びを吸収し、時には友達とゲームをしたり親子で遊んだりと、とても幸せそうに毎日を送れています。

【斎藤さんが主宰する「HSC子育てラボ」とは】 自分と同じようにHSCの子育てに悩む親の支えになりたいと、斎藤さんが2018年に立ち上げたHSCの情報サイト「HSC子育てラボ」。サイト内には有料会員制コミュニティー「HSC親子の安心基地」があり、オンライン勉強会や親同士の「お話会」が開催され、斎藤さんによるカウンセリングの申し込みも可能。 (取材・文/玉居子泰子) 〔2019年11/22(金)AERA dot.〕

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株式会社うちゅう 代表取締役社長 八島京平 2019.9.25/SEKAI CAFE 押上店にて 取材当日は見事な秋晴れだった。押上の駅を降り、迫りくるようなスカイツリーの威容に圧倒されつつ八島さんの会社を目指す。ネットで確認した住所に到着したが、会社が見つからない。ふと見ると、あるビルの前に子供用の青いサンダルがぽつんと片方ぶら下がっている。引き寄せられるように近づくと、サンダルとは逆側の引き戸に小さく「株式会社うちゅう」の文字を発見。何やら面白くなりそうな予感がムクムクと沸いてきた。 (本紙主幹・奥田喜久男) ●宇宙との出会いはスペースシャトルのノズルスカート <近隣のカフェでインタビューを開始> 奥田 先ほどお邪魔したのが、株式会社うちゅうの社屋ですか。 八島 そうです。木造?3階建てで、1階と2階は「Chance For All」という会社が運営する学童保育のスペース。うちは3階です。 奥田 3階の奥に寝泊まりしておられる。 八島 いえ。僕は学生時代からの住まいがあるので、そこから通っています。 奥田 通勤は毎日ですか。 八島 会社にやって来るのは週に1日か2日くらいです。来ない日は外で打ち合わせをしたり、仕事先を訪ねたりしています。 奥田 会社の事業について教えていただけますか。 八島 宇宙に関する教育の企画や開発、コンサルティングを手がけています。子どもを対象としてモデルロケットや天体望遠鏡を作成する教室も開催しています。 奥田 八島さんの役割は? 八島 代表取締役社長で、事業計画から会社の運営まで担当しています。 奥田 では、八島さんご自身についてお聞きします。お生まれはどちらですか。 八島 三重県の桑名です。小中高と地元で過ごして、東京工業大学に入学しました。 奥田 東工大を選んだ理由は? 八島 志望は理系で、東工大を選んだ理由は二つあります。一つは、母が「いい大学に行っておけば、学歴云々を問われなくなるから、あとあと選択肢が広がる」と言っていたこと。 奥田 なるほど。分かりやすい。 八島 僕も得心して調べたら、当時理系の単科大学で一番優れていたのが東工大だったんです。もう一つの理由は地元から出たかったこと。 奥田 そこ、聞きたいですねえ(笑) 八島 なんというか、しがらみが多くて。 奥田 高校生ですよね。18歳のしがらみって何ですか。 八島 僕、小中時代が人とかなり違っていたんです。授業を普通に受けていなかったというか。 奥田 不登校ということですか。 八島 いや、学校には行っていたんですが、みんなが勉強しているときに、授業と全然関係ない分厚い大人向けのファンタジーを読んでいたり、飼育小屋でうさぎの面倒を見ていたり。あと、上履きを履くのがいやで裸足で走り回っていたり……(笑) 奥田 相当個性的だったんですね。そのあたりのことがしがらみに関係してくるんですか。 八島 地元だと、高校生になっても小学校の頃のことを持ち出されて「あいつ、やばい」とか言われるんです。小学校を出てからずいぶん時間が経っているのに、今さらそんなことを言われたって……。そういうのがちょっと面倒でした。 奥田 それで上京された。東工大の学部は? 八島 工学部です。学科は機械宇宙学科。 奥田 そこですでに宇宙が出てきますね。宇宙への関心はその頃からですか。 八島 いえ、小学校の高学年からですね。スペースシャトルのノズルスカートに魅せられました。 奥田 ノズルスカート? 八島 ロケットの下についているスカートみたいな形をした機械なんですが、あれを見て「わあ、かっこいい!」と思って。 奥田 かっこいいんだ……。 八島 いいんです。テクノロジーのかたまりで、これは「すごい!」と。 奥田 宇宙に飛んでいくための技術が、ノズルスカートに凝縮されて詰まっている、と。 八島 その通りです。とにかく魅了されて、卒業文集には宇宙飛行士になると書いていました。 奥田 そこから八島さんの宇宙が始まったんですね。

●「君は大企業には向いてない」その忠告に思わず納得 奥田 八島さんはノズルスカートがきっかけで宇宙に興味を抱くようになり、桑名の進学校から東工大に入った。おおまかにはエリートですね。それがなぜ、今のようなよく分からない道に(笑) 八島 よく分からない道(笑)。うーん。東工大に入った時は三菱重工に行きたかったんです。それで大学2年生のときに、実家の近所で三菱重工に勤務している人に話を聞きにいったんです。 奥田 就活前のリサーチということですね。 八島 「何をやりたいの?」と聞かれて、考えていることをあれこれ話したら「君は三菱重工には向いていない。来ないほうがいいよ」と。 奥田 って、言われたんだ。どんな話をしたのですか。 八島 細かいところはあまり覚えていないんですが、その頃、大学ですでに宇宙関係のサークルの代表をやっていたので、ロケットを作って、それを使って新しいことをあれこれやりたいとか話したんだと思います。 奥田 それを聞いて、君には向いてないと。 八島 はい。その方曰く「三菱重工はロケットを作る会社であって、ロケットで何をするかという会社ではない。八島くんのようなタイプは入社しても片身が狭いし、やりにくいんじゃないか」って。 奥田 聞いてどう思われましたか。 八島 「なるほど」でした。確かにそうかな、と。自分がやりたいことや性格からいって、大企業じゃなくて中小企業もありかもしれない、と考えるようになりました。 奥田 今の会社とのご縁は? 八島 修士1年生のときに、ロケットの打ち上げがきっかけでうちの創業者と知り合い、社長をやってくれと言われて引き受けました。 奥田 自分で起業しようとは思わなかったんですか。 八島 選択肢としては考えていました。ただ、社長にと言われたときは修士1年生。そのタイミングで起業できるかとなると、研究やサークル運営に忙殺されているなかで、それは無理だろうと。それより、今すでにあるものを使ったほうが僕としては楽だったということですね。 奥田 そのことは後でもう一度うかがうとして、代表をされていたという大学のサークルの活動についてもう少し教えてください。 八島 主な活動はロケットの製作と打ち上げです。年3回、3月、8月、11月に実施していました。 奥田 結構なペースですね。打ち上げるのはどこで? 八島 3月と11月は伊豆大島。噴火で真っ黒になった裏砂漠と呼ばれる場所です。8月は秋田県の能代市。男鹿半島のちょっと上のあたりですね。 奥田 東工大のほかに参加している大学は? 八島 秋田大、東北大、名古屋大、東京農工大、九州大、高知工科大などですね。一応競技会の形は取っていますが、大学間の競争ではなく、各校それぞれが自分たちの課題に沿ってロケットを作って打ち上げて仮説を検証していくというものです。 奥田 八島さんはそのサークル以外にも代表を務めていましたよね。 八島 大学宇宙工学コンソーシアム(UNISEC)です。「宇宙を本気で志す」大学・高専の活動をサポートするNPO法人で、2003年に認可されています。現在は50の大学・高専から70の団体が参加していて、学生の会員は800人超。僕は16年度の学生代表で、ロケットの実験運営をしていました。 奥田 なるほど。もうその頃から大きな組織のマネジメントをされていたのですね。(つづく)

●大学受験のときに使っていた参考書 読み物としても面白く、「高校の内容と大学の内容の橋渡しもできるような一冊でした」と八島さん。分子や原子の動きなどが好きだったため、高校の範囲ではない部分についても先生に質問していたとか。

心に響く人生の匠たち

「千人回峰」というタイトルは、比叡山の峰々を千日かけて駆け巡り、悟りを開く天台宗の荒行「千日回峰」から拝借したものです。千人の方々とお会いして、その哲学・行動の深淵に触れたいと願い、この連載を続けています。 「人ありて我あり」は、私の座右の銘です。人は夢と希望がある限り、前に進むことができると考えています。中学生の頃から私を捕らえて放さないテーマ「人とはなんぞや」を掲げながら「千人回峰」に臨み、千通りの「人とはなんぞや」がみえたとき、「人ありて我あり」の「人」が私のなかでさらに昇華されるのではないか、と考えています。

奥田喜久男(週刊BCN 創刊編集長) <1000分の第247回(上)> ※編注:文中に登場する企業名は敬称を省略しました。 〔2019年11/22(金) BCN〕

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埼玉の高校教諭、負傷部員に暴言 埼玉の高校教諭、負傷部員に暴言「骨折れるくらいやれ」 埼玉県川口市立の高校でソフトボール部の顧問を務める50代の男性教諭が2016年、負傷を理由に練習の見学を申し入れた1年生部員(当時)の元女子生徒に「骨が折れるくらいやったらどうだ」と暴言を浴びせ、市教育委員会から訓告処分を受けていたことが22日、市教委や関係者への取材で分かった。 関係者によると、元生徒側は、教諭の言動で精神的苦痛を受けたほか、部内でのいじめを放置され、自殺未遂に追い込まれたと主張。16年秋に退部したが、いじめが続いた上、3年時に教諭の授業を受けるのが苦痛で不登校となり、自律神経失調症と診断されたと訴えている。 〔2019年11/22(金)共同通信〕

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映画「閉鎖病棟―それぞれの朝―」 「閉鎖病棟」中国・金鶏百花映画祭で2冠、男優賞受賞の鶴瓶がコメント発表 第28回金鶏百花映画祭の授賞式に出席した平山秀幸。 (c)2019「閉鎖病棟」製作委員会 「閉鎖病棟―それぞれの朝―」が第28回金鶏百花映画祭の外国語映画部門で最優秀作品賞、最優秀男優賞を受賞。本日11月22日に中国・廈門(アモイ)で授賞式が行われた。 精神科病院を舞台にした「閉鎖病棟―それぞれの朝―」は、重い過去を背負いながらも明るく生きようとする患者たちの姿と、日常を一変させる殺人事件を描く物語。死刑執行失敗により生きながらえた梶木秀丸を笑福亭鶴瓶、幻聴に苦しむチュウさんを綾野剛、不登校の女子高生・由紀を小松菜奈が演じた。

“中国版アカデミー賞”とも呼ばれる金鶏百花映画祭。授賞式には、監督の平山秀幸とプロデューサーの三宅はるえが出席した。最優秀男優賞を受賞した鶴瓶は出席できなかったが「本当にみんなが望んでいた作品だったものですから、僕が皆さんの代わりに受賞したということで非常に光栄に思います。特に文化の違う中国で選んでいただいたのはありがたいです」と喜びのコメントを発表している。 「閉鎖病棟―それぞれの朝―」は全国で公開中。 (c)2019「閉鎖病棟」製作委員会 〔2019年11/22(金) 映画ナタリー〕

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いじめ再調査を要請 「お前が地震・津波の原因だ」震災契機に小中いじめ 被害訴える16歳、横浜市長に再調査求める 会見を開いた被害生徒(左) 神奈川県横浜市の小中学校で、長期にわたりいじめを受けたと訴えている被害生徒(16)が2019年11月22日、横浜市を訪れ、「横浜市立学校いじめ防止対策委員会」(第三者委員会)が作成した調査報告書に関する再調査を求める意見書を、林文子市長、市教育委員会宛に提出した。 「死ね」と書かれた裁縫セット 市教委によって設置された第三者委員会がいじめを調査した。18年5月に報告書が公表されたが、生徒側は「適切な調査がされなかった」と指摘。市役所で開かれた会見で生徒は、「不登校が1年3カ月間あった自分としては、普通の生活を歩めていてうらやましい」と加害者への気持ちを明かした。

■「お前のせいで死んだ」「津波が起こせる体力があれば、もっと体育を頑張れよ」 いじめ防止対策推進法の第28条では、学校の設置者や学校は、いじめの重大事態(生命や心身、財産に重大な被害が生じた疑いがあると認める時や、相当期間にわたり学校を欠席することが余儀なくされている疑いがある時)に対処し、事態発生の防止をするため、すぐに学校設置者や学校の下に組織を設け、重大事態にかかわる事実関係を明確にするための調査をするものとする、などと定めている。 生徒の代理人などによると、東日本大震災の翌年、当時小学3年生だった生徒は、授業で「被災者が親族にいるか」と問うアンケートを受けた。アンケートの回収方法が表のまま前の生徒に手渡す方法だったため、「被災者の親族がいる」という個人情報が同級生らに流れた。授業では、「被災者には多額の補償がされている」などと指導されていたため、被害生徒は同級生から金銭の要求や、「お前が地震・津波の原因だ」などと人格を否定する発言をされ、中学2年(16年)12月までいじめを受けた。同月から中学校卒業(18年3月)までの1年以上、学校に通えなくなったという。 代理人の高橋知典弁護士は、「言葉による暴力もひどい」と指摘。被害生徒が出した意見書によると、小学校時代、大雨や台風などの自然災害を伝えるニュースがあるたびに、生徒らが「私が災害を引き起こしたとして騒ぎ立てるようになり、さらに、それを理由に私を蹴ったり、殴ったりすること」もあったという。また、自然災害で人が亡くなったニュースが流れると、「お前のせいで死んだ」などと持ち出されたり、東日本大震災を持ち出して、「こんなに死んだのはお前のせいだ」「大量殺人鬼」などと言われたり、「お清めだ」と生徒らが言って塩をまいたりすることもあったという。東日本大震災に関し、生徒らは「津波が起こせる体力があれば、もっと体育を頑張れよ」、「授業はさぼっているのに、津波を起こせる体力はあるのか。うざいんだよ」などと言ってくることもあった。 被害生徒側は「重要な調査を行っていない」と指摘 公表された報告書によると、生徒が在籍した中学校は、2017年2月27日に学校いじめ防止対策委員会でいじめ重大事態と認知。同年4月3日付で市教委へ重大事態に関する報告書を出した。2018年5月に報告書が公表されている。 だが、被害生徒側は、「公平、公正に本件いじめ事案の調査を行うべきだったにもかかわらず、自らの調査を『補充的調査』を実施するものと位置づけ、十分な調査を行わなかった」と指摘。高橋弁護士は会見で、「公表された調査報告書は、いじめ被害の実態と大きく乖離。被害生徒をさらに苦しめるものとなった」と訴える。「暴言や暴力、そして器物損壊と言った刑事罰に匹敵するような悪質ないじめが存在していましたが、その中で金銭的な要求、受け渡しがあったことだけに調査の内容が絞られていて重要な調査を行っていない。最初から限界があり調査対象を絞っていた」と問題視した。 また、調査対象の時期にも言及。「調査の対象は中学校時点のいじめに絞られ、小学校の時点は調査の対象に含まない。(生徒へのいじめに)関わってきたのが複数名いたが4名のみに限定され、4名以外の関係者にはそもそも調査されていない」とした。被害生徒は会見で、「(調査された4人含め)10人ほどは確実に調査してほしい人がいる」と話した。 被害生徒は、「不登校が1年3カ月間あった自分としては、(加害者は)すごく普通の生活を歩めていて、つらかったとか怒りっていうよりはうらやましい」と心境を明かした。市長宛に直接、手渡そうと思った気持ちについて、「実際に報告書が出てから1年以上たったが、自分が出すことによって誰かの力になると自分は信じている。そういう気持ちをもって今回秘書の方にお渡しさせていただきました」と語った。 代理人は、被害生徒のいじめの内容を詳細に説明。裂かれた筆箱や「死ね」と書かれた裁縫セットも見せた。 「好奇心で災害を語ってしまう教育現場への警鐘として...」 代理人の高橋弁護士は、学校で実施された東日本大震災に関するアンケートを受けて、「教育現場で被災をした方に対する配慮が当時から欠けていたことが、ここでも1つあった。補償金を多くもらっているとか、いま逃げてきている人たちがいるとか、そういったことがある意味、野次馬的な教育に終始してしまっていて、結果的に生活の実態をきちんと子どもたちに教育の場面で伝えられていない。被災者が親族にいるか否か、個人的な情報についての取り扱いも非常に、残酷な方法で回収している」と指摘。「それが子どもたちの中でいじめに発展している状況にも対処ができない。非常に大きな課題だと考えています」と主張する。そして、「台風による被災等で苦労している方がいた時に、その子たちに対する指導や教育を含めて、現在も教育現場で同じような事件が起きているかもしれない。今後起きないようにきちんと理解いただいて、被災状況等についてどのように取り扱うかということを教育現場で考えていただきたい」と訴えた。

「被災者が親族にいるか」というアンケート自体が不適切だったと考えるか――。J-CASTニュースの質問に対し、高橋弁護士は「そう思っています。(アンケートを取る)必要が限りなく無い」とした上で、このように語った。 「被災者家族が親族にいることによって特別の精神的なケアが必要な授業か否かを判断するためのアンケートなのであれば、格別に回収方法等については慎重に期さなければならない点があります。何のためのアンケートだったのか振り返りは当然必要ですし、仮に必要性・合理性が認められたとしても、なお回収方法等については、多いに反省していただく必要がある」 「ちょっと遠くから物事を見ている、好奇心で災害を語ってしまう教育現場への警鐘として今回の件を取り上げていただけたらという気持ちで、本人としても説明させていただいた」 (J-CASTニュース編集部 田中美知生) 〔2019年11/22(金) J-CASTニュース〕

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定時制の新高校「京都奏和(そうわ)」 定時制の新高校「京都奏和」に 伏見工と西京高を統合、21年4月開校 校名が「京都奏和」に決まった新定時制高の完成予想図(京都市教委提供) 京都市教育委員会は22日、伏見工業高(京都市伏見区)と西京高(中京区)の定時制を統合して2021年4月に伏見区で開校する新定時制高の名前を「京都奏和(そうわ)」に決めたと発表した。 市教委は7月に校名案を公募し、延べ134件の応募があった。それを基に識者や学校関係者でつくる検討会議が議論し、市教委が校名を正式に決定した。 校名には不登校の経験や発達障害などがある多様な生徒が和を持って学び、互いの個性を響かせ合い夢に向かって進む校風を奏でてほしいという願いを込めた。校名決定に伴い、高校の設置などについて定める条例の改正案が11月市議会に提出される。 同高は不登校経験者や特別な支援が必要な生徒のサポートを充実させているのが特徴。自分のペースで学べるよう始業時間が異なる四つの就学コースを用意する。伏見工業高の敷地内に設置され、通学区域は府内全域。普通科のみを設置し、1学年80人程度を受け入れる。 〔2019年11/22(金) 京都新聞〕

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いじめ再調査を要請 被害生徒いじめ再調査を要請 報告書「実態と乖離」 横浜 横浜市役所 昨年5月、横浜市教育委員会が公表した市立中学校でのいじめ重大事態調査の報告書は実態と大きく乖離(かいり)しているとして、被害に遭った男子生徒(16)が22日、再調査を求める意見書を林文子市長宛てに提出した。生徒側は、対象者を拡大して改めて調査を行うとともに、当時の市教委や第三者委員会の対応を検証するよう求めている。 男子生徒は中学2年生から卒業までの約1年3カ月間にわたり不登校となった。市教委は、いじめ防止対策推進法に基づく重大事態調査を実施。同学年の男女4人からおごるよう要求されたり、会員制交流サイト(SNS)で攻められたりし、精神的苦痛を感じたなどとする報告書を昨年5月に公表した。 これに対し男子生徒側は、追加調査するよう再三要望していたが、中学校での事案に限定されたと主張。小学校から中学校にかけて少なくとも10人からいじめられたとして、小学校時代までさかのぼって調査するよう求めている。市役所で会見した高橋知典弁護士や男子生徒によると、小学3年生だった2011年度、東日本大震災を題材とした学校の授業でアンケートを実施。その結果、被災した親族がいることが周囲に知られ、いじめに発展したという。 また第三者委員会による聞き取り調査の際、委員から、生徒が傷つくような発言があったとしている。 市に対し、再調査の可否について2カ月以内に回答するよう要望。現在、県外の高校に在籍する生徒は会見で、「同じように苦しむ子を二度と出さないために要請した。(市に)きちんと対応してもらうことで、誰かの勇気や力につながったら」と話した。市の吉川正則人権課長は「意見書を受け取ったばかりのため、内容を確認した上で、今後の対応について検討する」とのコメントを出した。 一方、市教委は、生徒側が訴えている震災に関するアンケートについて「学校に確認したが、実施していないとのことだった」としている。 神奈川新聞社 〔2019年11/23(土) カナロコ by 神奈川新聞〕

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紙おむつ宅配 ドライバーは紙おむつを届けて何を「発見」できるのか~明石市の「紙おむつ宅配」、その「粗さ」 ■ 明石市の「紙おむつ宅配」 前回書いた英語の入試改革失敗もそうだが(変態進化する日本の新自由主義~ベネッセたちの「束」、見せかけの「ソーシャル」)、教育や子育てといった、これまではなかなか民間業者が入りにくかった分野にも「民営化」の波が押し寄せてきている。 それに関しての最新ニュースが、明石市の「紙おむつ宅配」の試みだ(https://www.mbs.jp/news/kansainews/20191120/GE00030487.shtml)。 引用記事以外にもいくつか記事が出ているが(虐待リスク高いゼロ歳児 おむつ宅配で見守り 明石市)、この紙おむつを宅配する「業者」の具体名は出ていないから明確ではないものの、文脈からすると大手宅配業者だと予想できる。  宅配するドライバーには子育て経験のある女性を充て、親子の様子やサービスの利用状況などチェック項目に沿って確認してもらう。 出典:神戸新聞 2019 . 11 . 23 ( 土 ) 「子育て経験のある女性ドライバー」にそこまで要求できるか? ここでもまた、過度な要求を求められる宅配ドライバーのブラックな労働環境を想像する。不在での再配達を強いられる宅配ドライバーは、荷物を運ぶだけでもう十分だろう。 それに加えて、女性で子育て経験があるというだけで、「虐待支援のアウトリーチ」役を期待される。 紙おむつを宅配し、玄関から察せられる家の中の雰囲気や母親の疲れ具合をチェックし、それを会社に報告する。チェックシートは細かい項目がおそらく並べられ、宅配ドライバーはその項目を細かく埋めていく。 真面目なドライバーは、一生懸命そのシートの項目を埋めていくことだろう。 けれども、なにかがおかしくないか? ■事業の「粗さ」 事業を考案した人々(市長や市の幹部や業者の企画担当)からすると、社会課題をビジネスとして解決する「ソーシャルビジネス」の枠内なんだろう。僕もソーシャルビジネス自体は否定しないものの、それが貧困や虐待支援にまで入り込んでくると、事業内容の「粗さ」が目立つ。 たとえば、東京都の某区や某県で展開されている貧困家庭への「宅食」事業などは、送られてくる食品には、レトルトや袋菓子やインスタントラーメンなどが目立つ。宅食といえば普通は温かいお弁当をイメージし、子どもたちもそれを求めていることだろう。 けれども、送られてきた箱を開けて見てみると、誰もが知っている大手菓子業者の袋菓子。袋菓子自体は子どもはもちろん喜ぶし、缶詰やレトルトは保存が効くため、保護者にも喜ばれるだろう。 けれども、貧困家庭にとって、それらの袋菓子や缶詰やレトルトやインスタントラーメンは日常的に食べているものなのだ。 それらの炭水化物で空腹を満たす日常に少しでも変化を与えるための「宅食」支援ではないのか。 発想は新しく、古くて堅い行政の事業を乗り越えるものではある。だが事業の実際の運営は、冒頭の「紙おむつ配達」と同じだが「粗く」なる。ソーシャルビジネス自体の発想は悪くはないものの、細かいスキルと配慮が必要な分野(その代表が貧困や虐待支援)が確実にあり、それは安易な民営化では実際は対応できない。 対応できていると胸を張るのは、事業委託された業者(民官会社やNPO)や、それら民間に事業委託した役所や市長だ。 ■ 突然ひとりの若者が涙を流す 問題の表出と発見は突然訪れる。 たとえば、不登校や発達障害の居場所支援のメニューの一つである「クッキング」を若者やスタッフと和気あいあいと進めているとき、突然ひとりの若者が涙を流す。 その若者は、午前中に親にひどく叱責され昼までずっと堪えてきたものの、お昼に居場所のメンバーたちが仲良くカレーを作り始めた時、ついに我慢できなくなって泣いてしまう。 その若者の横には、有資格者のNPOスタッフが一緒にカレーを作っていた。スタッフは若者の涙を見て場所を変えて話そうと促すが、若者は目立つことを怖れて(キッチンで泣くこと自体目立つのだが)そこを離れようとはしない。スタッフは覚悟を決め、キッチンの片隅で1時間、その若者の話を聞く。 居場所のメンバーたちは、その泣く若者に声かけすることもなく、サクサクと、ニコニコと、調理している。 当然、若者が泣いていることはメンバーたちや他のスタッフたちも知っている。けれども、静かに放置しておくことが最大の優しさであることも彼女ら彼らはよく知っている。 それもおそらく、泣く若者を1時間受け止め続け聞き続ける一スタッフの姿勢が周囲に影響を与えているからこそなのだ。それだけの「安心を与える存在」がキッチンの隅にどんと構えているからこそ、「泣く若者」は1時間経つと徐々に「笑う若者」に戻っていく。 このように、アウトリーチも含めて、子ども若者支援は高度なスキルとセンスが求められる。それは、高度な運転テクニックをもつ宅配ドライバーが安易に得られるものではない。運転は運転、支援は支援と、それぞれの専門家がその専門性を活かす。特に、貧困・虐待支援という「ビジネス」からは遠い分野では、その専門性は尊重される必要がある。 訪問する保健師の数を倍増させるなど、直球の支援対策を愚直に進めればいいと僕は思う。虐待支援にソーシャルビジネスは似合わない。コスト削減+民営化の新自由主義は、ここでも撤退すべきだ。また、メディアも新自由主義化せず、しっかりサービスの中身を検討してほしい。

田中俊英 一般社団法人officeドーナツトーク代表 子ども若者支援NPO法人代表(淡路プラッツ02〜12年)のあと、2013年より一般社団法人officeドーナツトーク代表。子ども若者問題(不登校・ニート・ひきこもり・貧困問題等)の支援を行なう。03年、大阪大学大学院「臨床哲学」を修了。主な著書に、『ひきこもりから家族を考える』(岩波ブックレット)ほか。内閣府・広島県・川西市・大阪市ほかで子ども若者支援専門委員。officeドーナツトークは、平成29年度 内閣府「子供と家族・若者応援団表彰、内閣特命担当大臣表彰」受賞。 〔2019年11/23(土)田中俊英 一般社団法人officeドーナツトーク代表〕

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遺族が語る「良い死・悪い死」の条件 こんな死に方は絶対にイヤだ…!遺族が語る「良い死・悪い死」の条件 残念な死に方だった、そう言われないためにしておくこと 「父は認知症で、鼻から胃まで栄養を通す管を入れられていました」 都内在住の石田一さん(66歳・仮名)が、昨年父親を亡くした時のことを振り返る。 死ぬ瞬間はこんな感じです。死ぬのはこんなに怖い 「母は、医者に言われるまま書類にサインしたというのですが、厳格だった父がチューブに繋がれて何とか生きている姿は苦しそうで、あまりにショックでした」 死に向けた準備が何もないと、最悪、こうした残念な死が待っている。 「病院では、死なせはしまいとあらゆる延命措置を施されることがあります。がんであれば、治療のやめ時が見つけられず、死ぬまで抗がん剤を投与されて副作用に苦しむこともある」(愛和病院副院長・平方眞氏) 自分が死ぬとも思わず、最後まで財産に固執しても、後から残念な最後だと言われてしまう。 埼玉県に住む今田修さん(55歳・仮名)が振り返る。 「父は、5億円規模の金融資産と、賃料収入がある不動産を持っていました。5年前には、相続税のことも考えて家族で話し合い、父も遺言書を書いてくれていました」 事態が急変したのは、父親ががんで余命半年の宣告を受けてからだ。 「『前に書いた遺言書は無しだ』と言い始めたのです。老人ホームが気に入らないようで、長女には『財産を全部あげるからこの施設から出してくれ』と言い、その長女に不満が出てくると次男に『不動産をお前にやるから、お前のところに行かせろ』とワガママを言ったのです」(今田さん) 財産を分けてやると上から目線で考えると、後から家族に恨まれる。 死を前に、人間関係を清算できないままになり、悔いを残す人もいる。 「20歳の時、駆け落ちをして家を飛び出した妹・香織(仮名)を、父は最後まで許せなかった」 こう語るのは都内在住の川田美香さん(62歳・仮名)だ。 「父が余命宣告を受け、私と母は、妹を呼ぼうとしました。しかし、父は『あいつの顔は見たくない』と拒むのです。 妹もそれに反発して、結局、亡くなる前に来ることはありませんでした。しかし父は今際の際で、『香織に会いたかった』と本音をこぼしたのです」(川田さん) 人生が終わるのに、素直になれなかったのだ。 こうした残念な死に方を避けるには、何をしておけばいいのか。 終末期の治療については「事前指示書」を書いておく。形式は決まっていないが、最低限、署名や日付を入れよう。

治療の方針については、各医療行為について、希望するか否かを書く。具体的には、心肺蘇生、気管挿管、人工呼吸器の使用、高カロリーの点滴、鼻からの栄養のチューブや胃ろうなどだ。 ただ、これで決められるのは、死に方だけだ。 それ以前に、死を受け入れ、家族と共有することができないがために、財産に執着したり、会うべきだった人に会わずに死んでしまったりする。 どうやって死を受け入れればいいのか。次章で具体的にみていこう。 何をどう準備しておけば、死を受け入れられるか ・やり残したことはないか?  終末期医療の先駆者、キューブラー・ロス医師は、著書『死ぬ瞬間』で、死期が迫った患者の精神状態が、以下のように変化すると主張する。 《否認→怒り→取引→抑鬱→受容》 病気を知らされた衝撃で、ほとんどの患者は「否認」、つまり死を拒否する。次に、死を自覚しても、「なぜ死なねばならないのか」と「怒り」を覚え、神と「取引」して延命を願う。 それでも回避できないと知ると「抑鬱」状態になるが、やがては「受容」に至る――。 すなわち、最初から死を受け入れられる人などいないのである。 だが、いざ余命を告げられても、思い残すことがないくらい準備をしておけば、死の受容に至るまでのショックは小さくできる。最後にジタバタして、残念な死に方で終わることもない。 専門家の意見を元に作成した、正しい準備の流れをお教えしよう。

1 大切にしていることは何かを書きだす 「家族や友人のそばにいること」、「少しでも長く生きること」、「家族が経済的に困らないこと」、「痛みや苦しみがないこと」といった具合だ。 さらにここから、人生でやっておきたいことも連想していく。たとえば、「妻と一緒にいること」を大切にしたいなら、「新婚旅行で行った国へまた行きたい」といった希望を書く。

2 信頼できる人は誰かを考える 夫や妻、子ども、きょうだい、親戚、友人など、あなたを理解してくれる人をリストアップする。 長年会っていない人が浮かべば、このタイミングで連絡をとっておく。それが最後の別れになるかもしれない。 お世話になった人たちの一覧も作れば、それはそのまま葬式に呼ぶ人のリストになる。誰が葬式に来るかがわかれば葬式の規模を決められる。予算など、葬儀社に生前から確認しておきたい。 先立った夫や妻、両親のことも思い返しておく。死ぬと、彼らと同じ状態になる。そう考えると死の恐怖は和らぐ。

3 主治医に質問をする 具体的な死に方を想像しよう。今の病気や病状、これから受ける具体的な治療やケアについて医師に聞いておく。 「『良くなりたいから治療する』と思っている人は多いですが、治療をすることで残りの時間が苦しいだけになったり、寿命が縮まることもある。 また元気になるという一番良い可能性と、明日死んでしまうという一番悪い可能性の両方を医師と話せば、死を受け入れる第一歩になります」(前出・久坂部氏) 4 家族と話し合う

最後に重要なのは、自分の死生観を周りの人と共有することだ。 意思表示ができなくなれば周りの人に判断をゆだねることになる。「家族の判断に任せる」と書いておくだけでも、家族の負担は減る。 ここまで準備しておけば、いつ死が訪れても怖くない。そう思えた時、あなたはすでに死を受け入れたことになる。 悔いなく見事に逝った人 8人の実例 ・死の直前にアメリカへ '05年4月上旬、『クロネコヤマトの宅急便』の生みの親、小倉昌男氏は、アメリカへと飛んだ。 小倉氏は、前年6月からすい臓がんで入院、秋には声も出せないほど衰弱していた。そんな状態でなぜ海外に行ったのか。 「ロサンゼルスには小倉さんの娘さんと4人の孫がいました。わけあって、その娘さんとは長年関係がよくなかったのですが、最後にどうしても会いたいと思ったのです」(『小倉昌男祈りと経営』の著書があるジャーナリスト・森健氏) 現地では、娘家族が住む一戸建ての一室にベッドを設け、生活を共にし、肉も食べられるほど食欲も回復した。しかし、最後のときは突然訪れた。 6月30日、小倉さんは昼食後に昼寝をしだすと、そのまま息を引き取ったのだ。 飛行機の旅も、海外での暮らしも体への負担は大きい。日本に居続ければ、小倉氏はもう少し長く生きたかもしれない。 それでも彼の最後は、悔いのないものだった。 「小倉さんは人生の大半を仕事に費やし、家庭を顧みなかった後悔があったのです。娘さんへの思いは特に大きかった。頭がいい人ですから、最後に自分がしたいこと、すべきことを考え、選択したのです」(森氏) 死を知ることを徹底すれば、小倉氏のような悔いのない死に到達する。 理想の死に方や大切にするものは人それぞれだ。8人の実例から見事な逝き方を学ぼう。 「父の好物はウナギで、元気なうちは、出張で浜松に行くたび名店に並んでいました。それが、がんになってからは遠くには行けなかった」 都内在住の馬場達夫さん(64歳・仮名)はこう語る。馬場さんの父親が余命宣告を受けたのは、1年前の春だった。 「父が『浜松に行きたい』と言い出したのです。家族の他に、会社員時代の仲間も集まり、8人ほどで最後の旅に出ました」 死を恐れすぎず、やりたいことをやる。最後はそうしたほうが人生を悔いのないものにできる。 遠くに行かずとも、住み慣れた家で息を引き取る。それも理想の死だと、前出の久坂部氏は語る。 「私の父は、家で自然な死を迎えました。まず食べられなくなり、血圧が下がり、意識が朦朧としてくる。酸素マスクは付けず、点滴や管もいれない。医療を何もせずに死ぬのが一番楽なのです」 親の死に目に会えなかったと悔いる人も多い。だが見送られる側は、死の準備をしていれば、死の瞬間が1人でも決して寂しくはない。終活ソーシャルワーカーの吉川美津子氏が語る。 「106歳のおばあさんが老衰で亡くなったケースです。介護施設に入っていましたが、看取りを考え、家族と何度も打ち合わせをしていました」 亡くなっているのが確認されたのは、夜中の0時半。様子を見に行ったスタッフが気づいた。 「臨終の場にはいられなかったものの、死の準備を通して家族の心構えはできていた。家族の心のケアも完璧な、見事な死でした」(吉川氏) ・亡き夫の位牌を抱いて さらに現代では、死の瞬間に立ち会うのが家族とも限らない。前出の平野氏が語る。 「一人暮らしの女性が、家で危篤状態になったときのことです。看取りに来た私も、ずっと張り付いていることもできません。しかし、見ていてくれる家族もいなかった。 すると突然、近所の女性が訪ねてきて『危ないんですか? 』と聞いてきました。事情を話すと、『家族に食事を作ってから、戻ってきます。今夜はここに泊まります』と言ってくれたのです」 手伝ってくれた人は、女性から書道や日舞を習っていたという。家族より近い近所の繋がりを作っていたことで、いい人生の最後を迎えられた。 家族から感謝される、見事な死に方もある。 都内に住む藤山正幸さん(48歳・仮名)は、父親が生前に突然、送ってきたメールに驚いた。 「メールは『なぜ○○寺なのか。この話をしておかねばならない! 』から始まり、菩提寺との付き合いや親戚の事情が詳細に書かれていました」 お墓の費用についても、「①護持会費(年間2万5000円)、②納骨堂の維持費(年間1万2000円)、③毎回の供養費(一柱当たり1000円)……」と、詳細にまとめられていた。 「墓の事情は思ったより複雑でした。教えてくれてよかった」(藤山さん) お寺の話を伝えた父親も、肩の荷を下ろすことができたはずだ。 財産についても、詳細に指定をしておけば、悔いなく逝ける。 一昨年亡くなった伯父の相続について語るのは、埼玉県在住の土井充さん(66歳・仮名)だ。 「伯父には子どもがおらず、遺言書には『実家は姪の芳子(仮名)に、ゆうちょ銀行の普通口座は甥の充に相続させる……』と具体的に書かれていました。しかも、財産をあげる理由や、こう使ってほしいというメッセージまであったのです」 「長男に2分の1、次男に2分の1」と、分け方だけを書く遺言書は多い。相手を指定せずに「遺族一同」と書き、相続人が揉める火種となるケースも数えきれない。 自分が死ぬことを認め、死後に財産が遺族の手に渡ることを想像しておく。それをしなければ、遺言書も無意味だ。 最後にご紹介するのは、死の恐怖をうまく受け入れて逝った実例だ。死は怖い。だが、怯えてばかりでは、より苦痛が高まる。 「ある90代のおばあさんは、旦那さんの位牌をいつも大事に持っていました。位牌には人生で関わって来た人々の魂が込められていたのでしょう。 老衰が進むにつれ、おばあさんが位牌に向き合う時間は増えていきました。旦那さんにまた会えるという感覚を持つことで、死への準備を整えていったのだと思います」(吉川氏) 死の恐怖を癒やすものは、結婚指輪や形見かもしれない。あなたにとって、最後に頼れるものは何か、考えてみてほしい。 悔いなく逝くのは難しいことではない。死に慌てず、自分の信念を強く持つだけでいいのだ。 遺される家族のための「さよならの言葉」 ・いまも父の言葉を思い出す 死後、何も残らないのは虚しいが、形見を押し付けるのも格好悪い。ならば、「さよならの言葉」を残そう。 たとえば、古来、日本人は「辞世の句」に親しんできた。 「『鴨山の 岩根し枕ける 吾をかも 知らにと妹が 待ちつつあらむ』という歌があります。これは、飛鳥時代の歌人・柿本人麻呂の辞世の句と言われるものです。 『妹』は『妻』のことで、山奥で生涯を終える人麻呂が、自分を待つ妻を思う気持ちを詠んでいます」(『偉人たちの辞世の句』の著者・若林良氏) 辞世の句は、病や戦乱で死が身近だった時代の文化だが、現代の人もやってみる価値はある。会葬礼状に辞世の句を入れてもらうこともできる。 自分は仕事ばかりしていたし、気の利いた言葉なんて浮かばない――そんな人は、表現が下手でもユーモアがなくてもいいので、家族のために手紙を書いてみよう。 「人生において、様々な役割を担ってきましたが、生涯変わらないことは、教育者であるということです」 これは教員を務めた望月草也さん(仮名)が遺した手紙の書きだしだ。 「手紙は、『平教員として』、『娘たちの父親として』、『校長として』、『不登校の指導教員として』といった章立てで、子どもと向き合った人生を振り返ります。 最後は、『これから社会に出ていく子どもたちに向けて』というメッセージで終わるのです」(前出・小澤氏) 自分史のようにまとめあげる必要もない。 「夫・妻との馴れ初めや、自分が努力して財産を築いた話など、気恥ずかしくて面と向かって言えないこともある。秘めた思いも手紙なら書けるはず」(前出・大津氏) 死が近いと感謝を伝えるのも難しくなる。それでも書き残した言葉は遺される人の心を動かす。 「公団団地に一人で暮らす70代男性はよく暴言を吐く人でした。ところが死後、『ご面倒おかけしました。ありがとうございます』と書かれたノートの切れ端が見つかり、スタッフも家族も涙したのです」(前出・平野氏) 最後に、気取らず日常の言葉を交わすことも忘れてはいけない。 「義父の口癖は『なんとかなる』でした。家族は、義父の死後もピンチが降りかかると『なんとかなる』という言葉を思い出します」(前出・吉川氏) 日常の一言も「さよならの言葉」になる。まずは、「自分もいつか死ぬ」ということについて家族と話してみてほしい。 「週刊現代」2019年11月2日・9日合併号より 週刊現代 〔2019年11/23(土) 現代ビジネス〕

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東海道新幹線殺傷事件初公判 新幹線内殺傷 あす初公判、男の祖母「“なんで”ばかり」 去年6月、東海道新幹線の車内で乗客3人を殺傷した罪に問われている男の初公判が28日開かれます。「後悔と反省をしてほしい」。そう話す男の家族は、なぜ男が犯行に及んだのか、苦悩し続けています。 「この顔を見るだけでも、ときどき読み返してね」

年老いた女性が集めていたのは、新聞や週刊誌のコピー。 「良いことは書いてないけど、知っておくことは、私には一朗の魂が分かるみたいなこと」

知りたいと望んでいるのは、殺人などの罪に問われている孫のことです。無職の小島一朗被告(23)は去年6月、走行中の東海道新幹線の車内で乗客をなたなどで襲って、会社員の梅田耕太郎さん(38)を殺害し、女性2人にもけがさせた罪に問われています。 小島被告は近くに座っていた女性2人をなたで次々と切りつけ、女性をかばおうと止めに入った梅田さんに馬乗りになり、何度も切りつけたということです。凄惨な犯行の動機は何だったのでしょうか?

小島被告は中学に入ると不登校になり、折り合いのつかなかった親元を離れて、自立支援施設に入所。 「ここが一朗の部屋だよ」

事件の2年前からは母方の祖母と暮らしていて、この祖母とは養子縁組もしました。小島被告の所持品は警察に押収され、椅子くらいしか残っていません。 「『おばあちゃん、この椅子いいだろ』って。あの子(小島被告)ここで本を読んでた」(小島被告の祖母)

池の鯉を鳥に食べられないように網を張ったという小島被告。命を尊ぶ気持ちはあったはずだといいます。 「あの子が全部買って、(網を)被せて、餌をあげてた」(小島被告の祖母)

ところが、小島被告は、こんなメモを残して家を出て行ってしまいます。 「人生においてやり残したこと 冬の雪山での自殺」

事件直前まで、長野県内などで野宿を繰り返していた小島被告。家を出た理由を祖母はこう考えています。 「よその家にいるのは嫌なんだよ。よその家にいるって嫌だよね? いくらおばあちゃんでもね」(小島被告の祖母)

居場所が無いと感じていたのか。家出先の小島被告と電話で話したときには・・・ 「ちゃんとご飯は食べているの?」(小島被告の祖母) 「いっぱい食べてるけど、全然幸せじゃない」(小島被告)

これが最後の会話になりました。 「死刑になりたいからやった」(小島被告) 小島被告が供述した動機は、あまりにも身勝手なものでした。祖母は何度も面会に訪れましたが、小島被告は応じていません。 「『なんでこういうことしたの』って、『なんでなんで』ばっかりだけどね。どんなことがあろうとも、人の大切な命を奪ったんだからね。本当に反省して、後悔と反省の言葉を裁判で言ってほしい」(小島被告の祖母) 小島被告の裁判は28日から始まります。(27日14:08) 〔2019年11/28(木) TBS系(JNN)〕

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短編映画「不登校のススメ」 苦しんでいるキミに…経験者が「不登校のススメ」短編映画で訴え「いろいろあっていい」 不登校だった若者3人が、不登校の少女を主人公にした短編映画「不登校のススメ」を製作した。経験を基に、周りの理解のなさが不登校の子供や親を苦しめる現実などを約30分で丁寧に描く。主に滋賀県内で上映会を開いてきたが、来月は鳥取や三重などでも上映予定。監督を務めた山田和(のどか)さん(16)=滋賀県高島市=は「学校に行くことが当然とされ、苦しんでいる人が多い。不登校の子供たちの実態を知ってほしい」と話す。 3人は山田さんと、同県近江八幡市の岩田圭果(けいか)さん(19)、同県守山市の上野咲星(さきら)さん(17)。山田さんは小学校に入学後、不登校を経験したが、親の理解もあって中学まで好きな時だけ学校に通い、現在はオンライン授業が中心のN高校に在籍。高校2年の時に不登校になった岩田さんは通信制高校に転校し、上野さんも不登校を経験した。 中学1年だった山田さんは2016年、知人の映画監督のワークショップに参加し、本格的に映画の撮影を開始。ハンディーカメラで撮影した映像や音声をパソコンで自ら編集する。5作目となった前作「ストーカーその後の幸せ」では、ストーカーと間違えられた男性と女子大生との交流を描いた。昨年、神戸市の元町映画館が主催した映画祭「元町ショートフィルムフェスティバル」で入選した。 この作品に岩田さんと上野さんが出演したことがきっかけで、3人で不登校を題材にした映画を製作することになった。脚本は、不登校の時に周りから「頑張って学校に来た方がいい」などと掛けられた言葉に苦しんだ経験などを基に3人で作成。主人公の中学2年の女子生徒役は上野さんが演じ、劇団員や知人の協力も得た。山田さんの自宅などで昨年9月、4日間撮影し、今年7月に完成した。 映画は女子生徒が朝、登校しようとすると、急に原因不明の腹痛に襲われる場面から始まる。学校を2週間休むことになり、女子生徒や母親は周囲の人や担任に「将来のために学校に行った方がいい」と説得され、街中で会った同級生には「本当におなか痛いの?」などと、からかわれるシーンが続く。 女子生徒が学校に行けない自分を責める中、周りの目を気にする父親から「(学校に行くため)少しは努力したらどうだ。お前のためを思って言ってるんだ」と怒鳴りつけられ、自室にこもってしまう。そんな中、不登校を経験したベンチャー企業の経営者と出会い、学校に行けない自分を徐々に受け入れ、明るさを取り戻していく、という物語だ。 10月9日に大津市の古民家フリースペース「momo庵」であった上映会では、山田さんと岩田さんが観客と感想を語り合う機会があった。小学5年の長男が不登校の女性(45)は「なぜ学校に行かへんのか、という世間の目がとても強い。子供の気持ちを考えて『つらいやろな』と思った」と涙ながらに打ち明けた。「学校に行きたい人は行けばいいし、行きたくなければ行かなくていい。いろんな考え方があっていい」という岩田さんらの話を聞き、女性は「人と比べる必要はないんやな」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。 岩田さんは「子供が不登校だと、親も子も互いに接し方が分からないことがある」、山田さんは「良かれと思った説得が不登校の人を苦しめることがある。当事者の周りの人にこそ映画をみてほしい」と語った。上映会の申し込みや問い合わせは、山田さんの両親が高島市で営む花屋「midori―ya」(0740・33・0006)。【小西雄介】

 ◇いじめなどの相談窓口 ・24時間子供SOSダイヤル=0120・0・78310(なやみ言おう)、年中無休、24時間 ・児童相談所全国共通ダイヤル=189(いち早く)、年中無休、24時間 ・子どもの人権110番=0120・007・110、平日午前8時半~午後5時15分 ・チャイルドライン=0120・99・7777、毎日午後4~9時(18歳まで) 〔2019年11/28(木) 毎日新聞〕

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ゆずりは学園 子育て応援大賞「ゆずりは学園」、市長に受賞報告 愛知・田原市 中京テレビNEWS 不登校の子どもたちを支援している愛知県田原市のフリースクール「NPO法人ゆずりは学園」が、「第13回よみうり子育て応援団大賞」を受賞し27日、市長に報告しました。 ゆずりは学園は設立以来、不登校などで学校や社会になじめない約3000人の小・中学生や高校生を支援、自立につなげる活動と実績が高く評価されました。 〔2019年11/28(木) 中京テレビNEWS〕

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分身ロボット「OriHime」 不登校対策にロボット!? 今までの常識に囚われない新たな取り組みとは CBCテレビ:画像 『チャント!』豊橋市が試験的に導入した分身ロボット「OriHime」 ことし10月、文部科学省が発表した2018年度の小中学校の不登校の児童・生徒数は過去最高の16万4528人に上ります。

CBCテレビ:画像 『チャント!』不登校児童・生徒数の推移(文部科学省の調査結果をもとに作成) そんな中、愛知県豊橋市は不登校児童などへの教育支援として東海3県の小中学校で初めて、分身ロボット「OriHime(オリヒメ)」を試験的に導入しました。

なぜ分身ロボット?

不登校対策の最前線を追跡取材しました。

CBCテレビ:画像 『チャント!』次男と三男が不登校の上田さん(仮名) 不登校の子どもを持つ母親が語る現状とは 上田さんは、中学1年の次男と小学3年の三男の息子2人が不登校です。

上田さん: 「次男は、友達とトラブルを起こしたと本人から聞きました。三男は、自分が怒られたわけではないんですが、先生の檄が怖くて不登校に」

2人とも、もう数年間学校へ行っていません。 部屋にこもり、ゲームをする日々が続いています。

CBCテレビ:画像 『チャント!』長男が不登校の石川さん(仮名) 石川さん(仮名)は小学2年の長男が不登校です。長男にはディスレクシアという読み書きが困難な学習障害があり、授業についていけず自信を無くし、去年夏頃から学校に行けなくなりました。

石川さん: 「ものすごく落ち込みましたし、答えがないトンネルの中に入ってしまったような。誰も答えを与えてくれなかった。息子が家にいるようになってからは、マンションの共用廊下で『大きい声を出さないで』とか人目から隠すようなことをしてしまった」

CBCテレビ:画像 『チャント!』母親2人とも不登校に対する考えに変化が 母親の考えに変化「学校に戻らなくても別の道はある」 母親2人とも初めは「とにかく学校に戻ってほしい」と思っていましたが、子どもの悩みを聞いたり、同じ境遇の保護者と話をしたりするうちに考え方が変わってきたと言います。

上田さん: 「最終的に学校へ戻りたいと言えばそれも選択肢ですし、そうじゃなくて別の場所や道などを自分なりに見つけるのも選択肢。私はその選択肢を広げてあげるような助けができれば」

石川さん: 「『学校に行ける子が一軍で、学校に行けない子が二軍』ではない。学校に行けない子は、自ら選んで行っていないだけ」

CBCテレビ:画像 『チャント!』愛知教育大・川北稔准教授 不登校について専門家はこう話します。

愛知教育大・川北稔准教授: 「学校に行く行かないということに囚われてしまって、『とにかく学校に行きなさい』と一本調子の接し方だとますます悩みが話しづらくなることがある。 不登校というのは一つのサインのようなもの。もともと持っている不安や悩みをじっくり時間をかけて聞いてあげることが大事」 豊橋市が東海3県初の取り組み ロボットで授業!? こうした中、愛知県豊橋市はことし9月から、不登校や入院で学校に来ることができない児童・生徒への教育支援として「あるモノ」を試験的に導入しました。 東海3県の公立小中学校では初の取り組みです。

CBCテレビ:画像 『チャント!』分身ロボット「OriHime(オリヒメ)」 それが、分身ロボット「OriHime(オリヒメ)」

額の部分にあるカメラが捉えた教室の映像をタブレット端末で見られるほか、タブレットによる操作で会話をしたり、手をあげたり、拍手をしたりすることもできます。 分身ロボットを使えば、不登校の子どもが教室に来なくても授業に参加できるのです。

豊橋市教育委員会: 「このような(ロボットによる)教育支援も時代の流れとして有効だと考えております。今後の成果を見て子どもたちのためにできることがあれば広げていきたいです」

CBCテレビ:画像 『チャント!』すでに分身ロボットを導入している米子市立就将小学校 すでに分身ロボットを導入している小学校では、驚きの結果も 鳥取県米子市の就将小学校では2年前「入院中の子どもが授業を受けられるように」と分身ロボットを導入。その後、学校を休みがちな子どもにも使ってもらうようになりました。

CBCテレビ:画像 『チャント!』クラスメイトと共に授業を受ける分身ロボット クラスの最前列の机には、授業に合わせて周りを見回したり拍手をしたりするロボットの姿が。分身ロボットを操作している児童は、反対側の校舎の別の教室にいます。

クラスメイト: 「やっぱり会えない友達とこうやって会って、手の動作とかでコミュニケーション取れるのは楽しい」

CBCテレビ:画像 『チャント!』分身ロボットを導入した当時の校長・上村一也先生 分身ロボットを導入した当時の校長先生は。

上村一也先生: 「年間約80日間の欠席だった不登校傾向の児童が分身ロボットを使うと、年間の欠席数14日間になりました。分身ロボットによる効果が全てではないと思いますが、全国に教室にあがりにくい児童たちがいる中で、教室にあがれるきっかけ作りになるのではと考えている」

CBCテレビ:画像 『チャント!』4年以上不登校が続く中2のヒロト君(仮名) 4年以上不登校「自分の意志を持って学校に行かない」 愛知県に住む中学2年生のヒロト君(仮名)。 小学4年生のとき、クラスの目標が「休み時間は全員外で遊ぶ」に決まりましたが、まだクラスに友達がいなかったため運動場で一人ぼっちの毎日が続きます。 さらに、先生との関係もうまくいかなくなって学校に行けなくなりました。

記者: 「Q今学校には行っていますか?」 ヒロト君: 「行っていないですね。自分の意志を持って学校に行かない。それを強調したい。学校は不登校になる前は本当に行きたい場所だったけど、嫌いな場所になってしまいました」

CBCテレビ:画像 『チャント!』ヒロト君の母親(2年前取材時) ヒロト君の母親: 「今の日本の教育の中で学校からはみ出てしまうってすごく最悪だと思うんです。自分の勝手な欲を言えば、社会に出て働いて家庭を持てたらいいなと思うけど、親の勝手でそれを言ったら子どもは苦しい」

CBCテレビ:画像 『チャント!』ヒロト君が小学校の卒業文集で書いた「学校で辛かったこと」 卒業文集に記した思い「皆に知ってもらいたい」 ヒロト君は小学校の卒業文集に、不登校になったときの思いを記していました。

ヒロト君: 「皆に知ってもらいたいなと。僕が学校に行かなかった理由とか」 例え学校の集団生活に馴染めなくても居場所が見つかる社会。その実現には行政や学校だけでなく、私たち一人ひとりの理解が必要なのは言うまでもありません。 (CBCテレビ『チャント!』より) 〔2019年11/28(木) CBCテレビ〕

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和歌山県総合教育会議 高校の15年後を議論 少子化受け和歌山県総合教育会議 これからの高校教育はどうあるべきかについて、知事や教育長らが話し合った和歌山県総合教育会議(27日、和歌山県庁で) 和歌山県の知事や県教育委員会が県教育について話し合う「県総合教育会議」が27日、県庁であった。少子化が進行する中、15年後には県内の中学校卒業生が3割減少すると見込まれることを受け、高校の再編統合や存続の可能性、子どもの個性に応じた高校の在り方などについて話し合った。 県教委によると、今春の県内中学校卒業生は8629人。平成が始まった1989年は1万8014人で、ここ30年間で9千人以上減少した。今後さらに減少が続き、15年後の2034年には今より約2700人少ない5974人と推計される。宮﨑泉県教育長は「今後、高校数を減らさないといけない状況になるのは否めない。生徒数の減は県南部ではさらに顕著になる。一方で、地域に残すためにはどんな学校にするかなどを議論したい」と促した。 その上で、学力やスポーツ、芸術、文化など子どもの能力を十分に発揮できる高校をどうつくるかについて「例えば、難関大学に入学実績があるのは一部の進学校に限られているが、どの地域の拠点校でも優秀な子どもが育つ可能性を高めたい。そのために、教員の資質向上に取り組みたい」と説明した。 教育委員からは「県内高校から難関国公立大学への進学率は、近畿の中でも低い。先生の質が悪いのではなく、大学受験のテクニックを学んでくる必要がある。ただ、それが今後大事なのか。大学入試制度も変わっていく中で、進学の数字より、子どもが卒業後にどう生きたかが大事」と問題提起した。 これを受け、仁坂吉伸知事は「偏差値が高い大学に入っても、長い目で見れば、その後の活躍に関係ない。勉強したい人は入ればいいが、テクニックで難関大学に無理に入れる必要はない」と話した。また、高校入試制度で学区制を廃止し、全県1区になっていることについて「影響を分析してはどうか」とも提案した。一方、スポーツや芸術、文化については「勉強に縛られないで、専門的に養成する学校はあってもいい。費用対効果を議論するのはいいのではないか」とした。 このほか、地域社会の維持発展が可能な再編整備の在り方、不登校経験者やさまざまな悩みを抱える生徒への支援、各学科の特長をどう活性化するかなども話し合った。 教育委員からは小規模校について「地元の子どもだけでなく、エリート校への進学をやめてでも行きたいと思うような特色を持たせてはどうか。そうしないと残していけない。他県の地方大学で事例があるので、やれないことはない」「学力の高い子だけでなく、社会から脱落しそうな子どもも支えないといけない。高校卒業後に直接社会に飛び込む子もいる。外部の専門家から協力を得るなどし、対応できる高校を期待したい」などと意見があった。 紀伊民報 〔2019年11/28(木) 紀伊民報〕

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やる気を引き出すコーチング 「勉強しなさい」と言わなくてもいいコミュニケーションとは?[やる気を引き出すコーチング] 「Aさんの親御さんとはいったいどんな人なんですか?」と、どうしても聴かずにはいられないほど、高校3年生のAさんは、本当に優秀なクライアントさんです。ここ8か月程、コーチングをさせていただきましたが、大人以上に自己管理ができていて、いつも感心させられっぱなしでした。Aさんは、約束した時間に1分と遅れず電話をかけてきてくれて、月2回、定期的にコーチングを受け続けました。「今週はこれをやります」と自分で言った課題は、毎回すべてやり遂げました。コーチなどいなくても、十分、自発的に勉強できているように思います。そんなAさんから返ってきた言葉は、 「基本的に何も言わない親です。親から『勉強しなさい』と言われたことは今まで一度もないです」 でした。やっぱり! Aさんに限らず、「勉強しなさい」と言わないご家庭のお子さんのほうが、よほど勉強しているように常々感じます。この言葉よりもっと効果的なコミュニケーションがあるということです。 まず、行きたいゴールからたずねる 状況は少し違いますが、先日も、「~しなさい」以外のコミュニケーションで子どもが変わったというお話を聴く機会がありました。「高校には行かない」と言っていた不登校の女子中学生Bさんが、急に、「高校に行くために勉強をがんばる!」と言い出したというのです。保護者も先生も、最近は「高校に行きなさい」とは一言も言っていないそうです。きっかけがあったとすれば、先生が、こんな質問を書いたプリントをBさんに渡してみたことです。

(1)来年の4月にどうなっていたいですか? (2)その時を10点満点とすると、今は何点ですか? (3)今できていることはどんなことですか? (4)何をすると、足りない点を上げることができますか? (5)それをするための行動計画を考えてみましょう。

この質問の流れは、まさに、私たちコーチがクライアントさんをコーチングする時に意識している基本の流れです。まず、「どうなりたい?」「どこに行きたい?」という本人のゴールを確認します。そこから、コーチングはスタートします。そのあとで、これからやることを明確にしていきます。 Bさんは、来年4月時点の自分の理想像をイメージしてみて思ったのだと思います。「やっぱり高校に行きたい。そのためにもっと勉強はしたほうがよい」と。 勉強に限らず、やる気を引き出せない原因の多くは、このプロセスを一切踏まないで、「~しなさい」と伝えることに終始しているところにあるのではないでしょうか。何のために勉強するのかを自分で納得できていないうえに、「勉強するとこうなるんだ!」というゴールが自分のことになっていないのです。人から強制されたゴールに、目的も見いだせず向かい続けることは、大人だってやる気になれないでしょう。 自分で考えて自分で決めることの大切さ 上記の(1)~(5)のプロセスで、もう一つ大切なことは、「自分で考えて自分で決める」という要素です。Bさんに対して、先生は一切強制していません。「書けそうだったら書いてみてね」と言ってプリントを渡しただけです。Bさんの主体性に任せたことが変化につながったのだと思います。

冒頭でお話ししたAさんのご家庭も、子どもの主体性をとても大切にされているのだと私は思います。というのは、Aさんはこんなことも話してくれたからです。「基本的に親は何も言わないんですが、私が『やりたい』と言ったことには、できる限りの協力をしてくれました。毎日、ベタベタほめるわけでもないし、でも、親が自分のことを見守ってくれているんだなという感じはいつもありました」。子どもを信じて、子どもに任せる親御さんの姿勢が伝わってくる言葉だと思いませんか。

ゴールも、そこに向かう具体的な行動についても、「自分で考えて自分で決める」ことで、子どもは自発的に勉強に向かうようになるのです。日常の対話の中に、今回ご紹介した(1)~(5)の質問を織り交ぜてみてはいかがでしょうか。 プロフィール 石川尚子 国際コーチ連盟プロフェッショナル認定コーチ。ビジネスコーチとして活躍するほか、高校生や大学生の就職カウンセリング・セミナーや小・中学生への講演なども。近著『子どもを伸ばす共育コーチング』では、高校での就職支援活動にかかわった中でのコーチングを紹介。 ※この記事は「ベネッセ教育情報サイト」で過去に公開されたものです。 〔2019年11/28(木) ベネッセ 教育情報サイト〕

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リアル高校生の実感 親が子を自殺に追い込まないために知ってほしいこと~リアル高校生の実感 今年の7月16日、政府が閣議決定した「自殺対策白書(2019年版)によると、未成年者の自殺死亡率が統計を取り始めた1978年以降、最悪の結果となったそうです。 自殺の原因で目立つものは、小・中学生では「親子関係の不和」や「家庭のしつけ・叱責」、高校生・大学生では「学業不振」や「進路」など。こうした状況は、家族や周囲のサポート次第で改善できるのではないかと感じたのが正直なところです。 そこで、現在高校生である筆者自身や筆者の周辺で実際に起きた出来事を中心に、思春期の少年少女の心を折ってしまう家族の言葉や行動、逆に弱った心をサポートするオアシス的な対応について考えてみたいと思います。 「子供のために」が子供を追い詰めることも 多くの親は「子供のために」と考え、将来、子供が困らないように助言やアドバイスをするものです。それはよくわかっているのですが、そうした行動や言葉が過ぎると、子供のヤル気を削ぎ、プレッシャーを与え、子供を追い詰めることもあるのです。

ここ数年、特に問題視されている「教育虐待」は、親が子供の教育に熱心になりすぎてしまったために、暴言や暴力で子供の精神や身体を傷つけることを言います。また、教育虐待をおこなう親自身も、自分の親から同じように教育虐待をされた経験を持つことが多いとされ、「虐待の連鎖」についても懸念されています。 しかし子供は親のものではありません。自分で考え、行動する力を持っています。また、まだまだ未熟ではあるものの、自分の力に気づいたり興味のあることを伸ばしたいという気持ちが芽生えたりする過程でもあります。

実際、高校生である筆者の立場からすれば、親が「あなたのために」としてくれていることがそもそもプレッシャーになってしまうので、子供のことを信頼して見守ってほしいと感じることが多々あります。 また、「お父さんの小さい頃は…」「お母さんの若い頃は…」など、苦労話から説教に入るパターンだと、子供は面倒臭いと感じて「ハイハイ」と右から左に流してしまうため、効果的とは言えないと思います。 たとえば、将来の進路などについて話すときも、口うるさく説教したり監視したりするようなことはせず、ニュースやインターネットなどを子供と一緒に見ながら、次のように言ってみてはどうでしょうか。

「〇〇は、この人みたいに絵を描くのが得意だから、デザイナーになるっていうのもアリだよね」 「40歳で突然リストラはきついよね。いまの時代、会社もどうなるかわからないし、手に職というか、資格を取っておくことも必要なのかな?  ○○は、どう思う?」

こうした自然な会話の流れの中でアドバイスや意見をサラリと伝えると、子供も素直に受け止めやすいでしょう。そして、子供が頼ってきたときには、しっかりと話を聞いてあげてほしいと思います。 学校へ行きたくないという子供への間違った対応 子供が学校に行けなくなるという状況には、いじめや学業不振、進路に関する悩みのほか、友人とのやり取りに気を使い過ぎて疲れてしまうなど、さまざまな原因があります。 すぐに解決しようと焦ってあれこれと聞き出そうとせず、まずは悩んでいることや気持ちの整理がつくまで「学校に行きなさい」と言わずに待つことが、事態を良い方向にもっていくカギになるケースが少なくないと思います。

学校の先生など周囲の大人は、学校や友達と過ごす時間の大切さを説き、学校へ行かないと将来の選択肢が狭くなることばかりを伝え、「だから、学校に行きなさい」という話になるのです。 そこで親も同じように「学校へ行きなさい」と言ってしまうと、子供の心のよりどころや居場所はなくなってしまいます。また、親に対する不信感が芽生え、もう二度と相談したくないという気持ちにもなるでしょう。 こうして学校と親両方が追いつめすぎると、最悪の場合は悩みを抱え込んで自殺をしてしまうかもしれません。

小・中学校は義務教育ですし、親にとっても子供が「学校へ行かない」という選択肢は選びにくいことでしょう。しかし、「学校にいかなくてもいいよ」と言ってもらえると、本人はとても気が楽になるはずです。そして、大人に転職や天職という言葉があるように、子供にもそれぞれ輝ける場所があるということも理解してほしいと思います。 また、「学校に行っていないのだから」と家の中に閉じ込めてしまうと、世間に対して引け目を感じてしまい、ひきこもりの原因になりかねません。 親が「〇〇と一緒に過ごす時間が増えて嬉しい」と胸を張って、買い物や映画、旅行などに連れて行き、子供の心をリフレッシュしてあげてはどうでしょうか。ただし、学校の友達と会うのを嫌がる場合は無理をせず、まずは校区外のショッピングセンターや県外旅行などがいいかもしれません。 もちろん、ただ単に家の中でゴロゴロとさせるのではなく、子供が落ち着いた頃を見計らって、下記のような「学校へ戻る以外の方法」を提示してあげることも大切だと思います。

・適応学級へ通う ・フリースクールへ通う ・フリースクールの認定を受けている塾へ通う ・不登校の子も受け入れている通信制高校へ通う

気をつけなければならないのは、進学や就職といった将来のステップアップの段階で、子供本人が学校に行けなかったことを引け目に感じてしまうことです。そうなると、なかなか次のステップに進めず、長期のひきこもりに発展してしまうこともありえます。 筆者の経験からは、いま通っている小・中学校の名前で卒業証書が出る適応学級や、不登校の子供でも通えるような通信制の高校がいいのではないかと思います。 未来への希望が持てない 子供はネットやテレビ、そして親や周囲の大人たちから情報を得ることが多いため、ネガティブな情報ばかりを受け取ってしまうと、将来への希望が持てず悲観的になるおそれもあります。 いろいろな社会問題や景気の変化で困難なことがあるということは認めつつも、さまざまな扉や道があることを示し、なるべく明るい方向へ話を持っていくと子供の気持ちもやわらぎます。 たとえば、「お前たちの世代は年金ももらえないだろうな」というような突き放した言い方をされると、子供は不安になります。

「〇〇の世代は年金が十分にもらえない可能性があるかもしれないから、民間の個人年金やiDeCo(イデコ)なんかで補っておくと安心が高められるわね」など、不安はあるけれど、不安をやわらげる方法があることも教えてもらえると嬉しいし、希望が持てるものです。 おわりに 思春期は、誰にも悩みを相談できずに抱え込んでしまう傾向があります。ただ、「どうしたの?」「何かあった?」などと頻繁に声をかけられると、逆に言いづらくなってしまうこともあるため、普段から変わった様子がないか常に観察してもらえるのがありがたいと感じます。 そして、変化があったときには、よいタイミングで声をかけてもらえると、こちらも相談しやすくなり、自分の中での限界までの幅が少し広がる感じがするのです。ここまで書いてきたように、助言を押しつけるのではなく、子供の意見も尊重し、子供の力も信じてもらいたいです。 また、親が煮詰まっているとどうしても子供に伝わってしまうので、親自身も悩みを抱え込まずに祖父母や友人、周囲の人たちと連携して子供の悩みを解決してあげてください。 1人でも多くの未成年者が、自殺を考えずにのびのびと生きられる社会になれば嬉しいと思います。 山内 琉夢 〔2019年11/29(金) LIMO〕

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育児も料理もワンオペでしんどい… 暇なら少しは家事負担をお願いしたいと夫に思うのはわがままですか?【お悩み相談】 夫との関係、義実家との付き合い、仕事やキャリア、ママ友などの人間関係……。毎日がんばって生きていると、悩みは尽きませんよね。そんなお悩みに、専門家がアドバイス。 イヤイヤ期真っ只中。育児も料理もワンオペでしんどい… たっきーママの人生を変えたレシピ 今回は旦那様が自分の箸すら用意しないという「もなかのあん」さんのお悩みです。

◆相談者プロフィール もなかのあん(53歳女性) 神様、食べても食べても太らない体をください。

■ お悩み相談 夫は51歳です。結婚して20数年、3人子どもがいますが、上の2人は独立し、今は高校生の息子と3人暮らしです。 独身時代にしていた仕事は、子どもが小さいうちは…と子育て優先にして縮小させていました。その後、子どもから手を離れるにつれ、少しずつ仕事の量を増やしていき、最近では夫が休みの日に私の仕事が入っていることもしばしばあります。 逆に夫は年をとるにつれ、仕事の量が減ってきています。けれど、私の家事負担は20数年前、ほぼ専業主婦に近かった頃のままです。 夫は食事の際も自分の箸すら準備することなく食卓につきます。そして、食卓についたら最後、あれがない、これを取ってくれと人を顎で使います。料理のたぐいはおろか、掃除も洗濯も一切手を出しません。 こちらからあれをしてこれをしてと具体的に頼めばしてくれるだろうとは思うのですが、自発的にやってくれることを期待してしまいます。出かけるときに干したままの洗濯物が、暗くなっても干しっぱなしだったりすると、家にいたら高校生の息子ですら頼まなくても取り込んでくれるのに、とモヤモヤしてしまいます。 何かちょっとしたことでいいのです。自分が飲むビールくらいは自分で補充するとか、トイレットペーパーを使い終えたら新しいのに替えるとか。小さいことすぎて自分でも苦笑してしまうのですが、そういった毎日の細かいことの積み重ねをすべて私がしなくてはならないと思ってしまうことがストレスになっています。 また、そんな細かいことを夫に言うのもなんだかくだらないことのように思えて自分が嫌になってしまいます。 どうすれば私の家事負担について夫が自ら気づいてくれるのでしょうか。それともやはり事細かく夫にお願いするしかないのでしょうか。

■ 共通認識「家事は誰がやってもいいこと」を目指して 20数年にわたり主婦としてご家族のためにご尽力お疲れ様です。一方、旦那様は主婦業経験ゼロ。あなたなら容易に想定できることでも、旦那様は気づかないおそれがあります。 また、「家事=妻の領域」と旦那様が考えている場合、自分がやっていいものかどうかと躊躇するかも。お仕事の量も変化してきているので、家事についてご夫婦で話してみるといいですね。 「このくらいはやってほしい」と一方的に要求するのではなく、「家事は誰がやってもいいこと」という共通認識を目指しましょう。そして、誰がやってもいい作業内容を書いた貼り紙で啓発してみてはいかがでしょう。 たとえば、冷蔵庫に「ビールを補充しましょう」、トイレに「芯だけになったら新しいロールをセットしましょう」、窓辺に「乾いた洗濯物の取り込みご協力お願いします」など。 「そのくらいのことは言われなくても誰でもやるだろう」と、貼り紙を煩わしく感じてくれるようになるといいですね。

◆回答者プロフィール 海野 雪(うみの・ゆき) 上級心理カウンセラー(日本能力開発推進協会認定)、不登校児童対応アドバイザー(全国webカウンセリング協会認定)など、心理系・教育系を中心に多様な資格を有する。200名以上の相談対応実績あり。 〔2019年11/28(木) レタスクラブニュース〕

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30代ひきこもり 30代ひきこもり 途方に暮れる親 支援機関は「本人連れてきて」 誰かに相談しづらいひきこもり。何年も悩みを抱えようやく相談に動く家族もあれば、何度支援機関を訪ねても解決策を見いだせず、苦悩する家庭もある。沖縄本島南部の60代男性は、30代の息子がひきこもり状態になって10年余。自治体の窓口や保健所、支援機関を訪ね続けているが、打開策が見つからない。「外に出す工夫を一緒に考えてほしいのに、どこもできなかった」と途方に暮れる。(「家族のカタチ」取材班・嘉数よしの) 息子は、希望する高校に入学できず、1年生の頃から不登校になった。幼少時から対人関係を築くのが苦手で、中学生の頃にはいじめを受けた。高校は中退し、自宅にひきこもるようになった。 父親はまず、新聞で見つけた思春期や青年期の心理相談を受け付ける民間施設を訪ねた。話は聞いてもらえるものの具体策につながらず、次に向かったのは、地域若者サポートステーション。訪問支援も受けたが、相談員との相性が合わなかったり、訪問が本人の感情に触れたりして、進展がないまま数年たった。 息子は20代になって以降、暴力でいら立ちを表現するようになり、薬を大量に服薬して自殺未遂を図ったこともあった。精神科に入院もしたが、自宅に戻ると薬を拒否。以来、病院とのつながりも途切れてしまった。 父親は保健所や市町村にも出向いた。「健診という形で自宅に来てもらえませんか」「うそでも何でもいいから、外に出てもらうような案内が出せませんか」。家族以外の誰かと息子が接触する機会をつくりたい。それが解決の糸口になるのでは―。その一心で行政、民間問わず、10カ所近く訪ね歩いた。 県ひきこもり専門支援センター(南風原町)に2018年度に寄せられた相談は、本人以外からの相談が7割以上を占める。本人不在でも対応するケースは増えつつあるが、父親はこれまで何度も「本人を連れてきてもらわないと動けません」と突っぱねられ、困惑した。「本人が出られないから、親が動いている。紹介を受けながら模索してきたが、どこもきっかけをつくれなかった」。諦めに似た気持ちを抱えているが、「落ち込んでもいられない」と今も、時間を見つけては相談機関を訪ねている。 〔2019年11/29(金) 沖縄タイムス〕

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藤田ニコル 藤田ニコル、貧乏生活&不登校の過去を赤裸々告白 中学生時代の衝撃の通信簿も公開 12月6日(金)の放送の「中居正広の金スマスペシャル」(夜8:00-10:00、TBS系)に、モデル・タレントの藤田ニコルがゲストとして初出演する。 藤田ニコル、中学生時代の衝撃の通信簿 また、ニコルとデビュー当時から共演が多く、今でも週に一度は収録で一緒になるという、同番組初登場のバイきんぐ・小峠英二もパネラーとして出演する。 ロシアとポーランドの血を引く父と、日本人の母を持ち、ニュージランドで生まれたニコル。 使用人が4人も居たという豪邸でのセレブ生活から一転、母と二人で帰国してからの貧乏生活や、不登校を繰り返した学生生活まで、これまであまり語ってこなかったという知られざる過去を語る。 さらに、中学生時代の衝撃の通信簿も公開。ファッション誌「nicola(ニコラ)」の専属モデルオーディションで見事グランプリを受賞し、華々しく芸能界デビューしたものの売れなかった新人モデル時代から、ブレイクするまでの苦悩や、花開くきっかけとなった裏側まで赤裸々に告白する。 番組では、「藤田ニコル 人生年表」を参照しながら当時の写真や映像で振り返っていく。また、ニコルの母親が電話インタビューで登場する一幕も。 番組の長時間インタビューを終えたニコルが、「全部話した気がします。今までの人生は」と言うほど深く掘り下げた、知られざる藤田ニコルの人生に迫る「中居正広の金スマスペシャル』は12月6日(金)放送。 〔2019年11/29(金) ザテレビジョン〕

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28歳のひきこもりの長女から 7カ月入浴しない28歳娘"あご足枕"負担地獄 長女(28歳)は精神疾患で働けず、障がい年金でひとり暮らしをしている。家賃や食費などで毎月18万円を支出しているが、そのうち11万円以上は両親からの援助だ。その長女から「マンションを買って」といわれ、対応に困った母親がFPに相談した。FPの畠中雅子さんのアドバイスとは――。

■精神疾患の28歳長女「私が一生住めるマンションを買って」 ひきこもりのお子さんをもつ家庭から家計相談を受けているとき、「親亡き後の子どもの住まいをどうするか」が課題になるケースが多くなっている。 そのため相談の中で、「親御さんが亡くなられた後、お子さんの住まいはどうされる予定ですか? 」と尋ねると、多くの答えは「今住んでいる家に、引き続き住ませるつもりです」という内容だ。 次に、「今の家の築年数は何年くらいですか? 」と質問してみると、「25年から40年のあいだ」という答えが多くなっている。 お子さんがすでに60代以降であれば、築年数が古い家であってもすみ続けられる可能性はあるが、20~50代くらいのお子さんが親亡き後も自宅にそのまま住み続けるには、建て替えや修繕が必要になる。 ひきこもりのお子さんを抱えるご家庭の多くで、「家の買い替えについて」や「建て替え費用や修繕費用をどう捻出するか」が大きな課題となっているわけだが、その費用を準備しているケースは少数である。 今回は、28歳のひきこもりの長女から「一生住める家を買ってほしい」と懇願されている父親(61歳)、母親(57歳)の事例を紹介し、娘の希望をかなえるべきなのかどうかを考えてみたい。

■1日中手を洗い続けるが、7カ月もお風呂に入らない理由

■相談者 父親(61歳):自営業(海外在住)しばらく帰国の予定なし 母親(57歳):パート勤務・65歳頃まで働く予定 長男(30歳):会社員・一人暮らし 長女(28歳):別居のひきこもり

■資産状況 父親の貯蓄額:不明(聞いても答えてもらえない) 母親の貯蓄額:約500万円 東京近郊に70坪ほどの土地と、築38年の家屋

■相談内容 ひきこもりの娘から、「今の賃貸アパートではなく、自分が一生住めるマンションが欲しい。なんとかして、買ってもらえないか」と懇願されているが、購入は可能なのか。

■娘と犬猿の仲の父親は海外で起業し、海外住まい 長女は高校1年生のとき不登校になった。その翌年、精神科の思春期病棟に入院をして、高校は病院から通ってなんとか卒業をした。精神科病棟に入院する際の診断名は「統合失調症」。ただ、その後は「強迫神経症ではないか」という診断も受けている。現在の症状は、1日中、手を洗い続けるなど、手が汚れていることに強い関心を寄せるいっぽうで、お風呂は「手順が分からなくて怖い」という理由から、すでに7カ月も入浴していない。 長女は高校を卒業した後、しばらく親と同居していたが、働かない娘に対して怒鳴り散らす父親との関係性が悪化。21歳の頃、自宅の近くにアパートを借りてもらい、現在までひとり暮らしを続けている。長女がひとり暮らしをはじめて数年後、父親は海外で起業する道を見つけ、現在も海外住まい。日本に帰国しても、家族で住んでいた家に戻るつもりはないそうである。

■57歳の母親は収入28万円のうち12万円を娘に提供 両親にはもうひとり子供がいる。30歳の長男で、こちらはすでに独立し、働いている。よって、東京郊外の自宅(70坪ほどの土地と、築38年の家屋)では母親ひとりで住んでいる。その生活費は、父親からの20万円程度の送金と、母親のパート収入約8万円の合計28万円で賄っている。 今は何とか暮らせているが、この家庭には大きな問題がある。下表のように長女のひとり暮らしの生活費(親負担分)が11万~12万円程度かかっているため、家計は現在でもギリギリの状況だ。母がパートを辞めたり、父の仕事がうまくいかなくなったりしたら、その時点で家計収支は破綻する。

■親と別居する長女の家計収支データ ○収入(障がい年金2級)月6万5000円 ○貯蓄額 約10万円 ○支出内訳 家賃 6万円(親が負担) 食費 3万~3万5000円(親が負担する分の食費) 電気・ガス・水道料金 2万円(親が負担) 通信費 2000円(本人負担) 趣味娯楽費 1万円(同上) 医療費 1万円(同上) 雑費 1万円(同上)

※本人負担分の上記の生活費計 3万2000円に加え、支出額が不明な本人購入分の食材費や洋服代が3万円あまりあり、貯金はほとんどできていない。

■ひとり暮らしの娘が食材をすべて宅配便で受け取る事情 長女にも障がい年金の収入が月6万5000円あり、これに加え、前述したように親から、家賃・光熱水費・食費の名目で毎月11万~12万円の援助を受けている。月の総支出は18万円前後となる。 聞けば、過食症気味で、障がい年金の多くがお菓子やパンなどの購入費用に充てられている。お風呂に入っていないことから体臭が気になって外出はできず、食材はすべて宅配便での受け取りにしている。人と顔を合わせられないので、玄関に印鑑を貼り付けておき、宅配便の人が帰った後にドアを開けて受け取っているそうだ。

■体調不良のため洗濯ができず、服はネット通販で買う 母親によれば、長女は食事を作れないという。そのため、夕食はパート勤務から戻ってきた母親が作りに行く。朝食と昼食は、夕食の残り物を食べたり、お菓子やパンなどを食べたり。映画を見るのが趣味だそうで、母親がときどきDVDを買って、長女に渡している。 食費のほかに使っているのは、洋服代。お風呂に入れないので、夏などはかなり臭いがきつくなってしまうそうだが、体調が悪いとしばらく洗濯もできなくなるので、ネット通販で洋服を買っているそう。それらの支出が家計簿に記載されていないのは、本人も母親も支出内容やその額が全く把握できていないからである。

■「マンションを買って」娘の希望は叶えられるのか さて、長女が親に購入してほしいと希望しているひとり暮らし用のマンションだが、実現可能なのだろうか。結論を言えば、「今すぐ購入するのは避けるべき」である。 仮に現在、母親が住んでいる土地を売却するといくらになるか。私鉄の駅から徒歩5分程度で70坪の敷地面積という条件で路線価を調べてみると、4000万円以上で売却できそうだ。だが、だからといって、即購入できるわけではない。 「今すぐ、娘さんの希望をかなえるのは難しいと思います。(土地を売却すると)お母様が住む場所がなくなってしまい、今よりも生活コストが高くなって、生活自体が行き詰まってしまうからです」 と告げると、 「やっぱり無理でしたか」と母親は落胆の表情を浮かべた。 「娘さんはお父様と暮らせないのは理解できるとして、お母様とも暮らすのは難しいですか? 」と尋ねると、 「私となら、何とか住めるかもしれません。生活のほとんどを私に依存していますし、同居が前提の住み替えでも、なんとか承諾してくれるかもしれません」 「娘さんは若く、平均余命まで50年以上ありますから、今すぐ家を購入するのはおすすめできません。そこで、お母様が仕事を辞める予定の8年後くらいに、購入計画を実施されてはいかがでしょうか。今の家・土地を売却して、マンションを購入する計画です。土地や家屋の名義はご主人様ですから、ご主人様の同意が前提になりますが……自宅を売って、マンション購入の資金にするのが唯一、娘さんの希望をかなえられる道だと思います」

■自宅が4000万~5000万円で売却できれば、マンション購入可能 自宅の土地が4000万~5000万円で売却できれば、新築のマンション購入も視野に入ってくる。長女の平均余命の長さを考えると、できるだけ新築物件にこだわりたいところだ。購入するマンション価格を2500万円くらいまでに抑えられれば、自宅の売却価格との差額は母娘の生活費の赤字分の補てんにも充てられる。 「新築のマンションであれば、角部屋を購入することも可能だと思います。隣の部屋の生活音を考えると、娘さんには角部屋のほうが適していますよね」とうかがうと、 「そうです。今の賃貸アパートを出たいといっているのも、他の住人の生活音に悩まされているからです。生活に余裕がないので、家に戻ることも提案したのですが、父親との生活のことがトラウマになっているらしく、それ(父を含めた家族3人での生活)は絶対に嫌だと拒否するんです」 そこで、こう提案しました。 「自宅売却して新築マンションを購入する場合、条件があります。娘さんには今、障がい年金という収入がありますから、そこから月に2万円ずつ天引きで積み立てられないでしょうか。これなら30年間で720万円以上貯まります。また2万円を貯金して、使えるお金を毎月4万5000円以内に抑える訓練をしておけば、お母様が亡くなられた後の生活費を抑える訓練にもなります。ひと月9万~10万円くらいの生活費で暮らすことを目指したいところですね」

■月5万円の食費を3万円以内に抑え、月2万円貯蓄 「毎月2万円の貯蓄ですか……娘は今、手元にあるお金はほとんど使っているような状況なので、できるでしょうか」 「不可能ではないと思います。ただ、生活コストを下げるためには、料理を教えることも大切です。今の食費は月5万円以上ですが、これを3万円以内に収めたいですね。ご飯をまとめて炊いて冷凍するなど、主食のストック方法を教えてあげてください。キャベツや白菜のような使いまわしの効く食材でのレシピも、食費の抑制やメニュー数の増加に役立つと思います」 「ずっとご飯を作らせないままでしたが、娘ももうすぐ30歳になることを考えますと、ご飯を作れるように促していくのは親の義務なんですね。友達もいない娘をふびんに思い、できる限りのことをしてきましたが、ある意味、甘やかしている部分があったのだと思いました」 「甘やかしか、否かの判断は私にはできません。でも、親亡きあとはひとりでご飯を食べていかなければならない現実がありますから、生活コストを下げる努力は必須です。それにご飯のことも大切ですが、(現在母親ひとりで住む)自宅の名義人であるご主人様に売却の同意を取れるかが、マンション購入のカギになります。購入するマンションの名義を奥様や娘さんにすると、贈与税が発生する可能性がありますので、購入するマンションの名義もご主人様のものにするのが順当だと思われます。まだ時間はありますので、ご主人様と自宅の売却についてじっくりと話し合ってください。話し合う際は、ご主人様が帰国されたあとはどこに住むのかも確認してみてください。ご主人様が家の売却資金をアテにしていたら、話は振り出しに戻ってしまいますからね」 「わかりました。メールなどでのやり取りになりますが、少しずつ、主人と話し合っていきたいと思います」 畠中 雅子(はたなか・まさこ) ファイナンシャルプランナー 「高齢期のお金を考える会」主宰。『ラクに楽しくお金を貯めている私の「貯金簿」』など著書、監修書は60冊を超える。 〔2019年11/23(土) プレジデントオンライン〕

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フリースクールでの性被害 フリースクールでの性被害を食い止める 電話窓口設置へ 9月末に開かれたNPO法人「フリースクール全国ネットワーク」主催の全国大会のミーティング。フリースクールでの性被害について話し合われた=2019年9月29日午前10時50分、東京都葛飾区、山田佳奈撮影 不登校の子どもたちが通うフリースクールでの性被害を食い止めるため、来年度にも電話相談窓口ができる見通しになった。フリースクールは小規模なところが多く、「ようやく見つかった居場所」を失いたくない子どもらは被害を口にしにくい。学校以外の居場所での性被害が明らかになる中、声を上げやすくする仕組みが急がれる。 フリースクールの国内最大組織・NPO法人「フリースクール全国ネットワーク」(フリネット、東京)が23日の理事会で決めた。 フリースクールは国内に約600カ所あり、8千人以上が通っているともいわれるが、フリネットには80団体以上が加盟。フリースクールの子ども専用の相談窓口は「初めてではないか」(フリネット)という。 性被害に関する相談窓口は、ワンストップ支援センターなどの名称で各都道府県にある。ただ幅広い年代の人からの相談を受け付けているため、フリネット幹部の一人は「子どもにはハードルが高い」と考えた。 朝日新聞社 〔2019年11/24(日) 朝日新聞デジタル〕

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ヒューマンライブラリー 「生きた本」が差別根絶訴え/弘大でヒューマンライブラリー/性被害、LGBTへの偏見…当事者ら語る 女性が差別されない環境づくりの必要性も強調されたヒューマンライブラリー 誤解や偏見を受けやすい立場にある人らが「本」となって人生を語る「ヒューマンライブラリー」が23日、青森県弘前市の弘前大学で開かれた。性的少数者(LGBT)や不登校経験者らが、だれもが尊重される社会の大切さを強調。小学時代に教師から性的嫌がらせを受けた女子学生は、子どもが安心して暮らせる環境づくりや、女性を差別しない意識形成の重要性を訴えた。 3回目となるライブラリーは、同大人文社会科学部現代オセアニア論ゼミが主催。「生きた本」17人が九つの講義室に分かれて30分から1時間、数人~十数人の「読者」に対し、心の内側を吐露した。 同大4年の女性は、小学校4年生時、担任の男性教師から複数回、体を触られるなどの性的被害を受けた-と打ち明けた。「ぐっと腕を引っ張られ、逃げようにも逃げられなかった。親とか友達に言えなかった」と震える声で明かした。「今でもその教師と似た人を見ると憤りがこみ上げてくる。もし、自分が男性だったら被害を受けていなかったと思うと悔しい」とも話した。 現在、大学でフェミニズムを研究しているその女性は「今なお、男性加害のニュースは絶えない。女性を物として扱うことは断固反対。駄目なことは駄目とはっきり言わないと。自分は、自分の周りから少しでも環境を良くしていきたい」と言葉に力を込めた。 同大大学院2年の男性は、統合失調症を患う二つ上の兄の人生を振り返り「兄は(病気発症による周囲の対応などによって)深く傷ついていた」と涙声で話し「周囲が寄り添ってあげることで、兄の傷は少しでも癒える」とも語った。 また、同性愛者であり、聴覚障害者でもある及川政伸さん(岩手県北上市)は手話で講演。周囲から理解されない孤独感から救ってくれたのは同じ境遇にある仲間。自分らしく生きていくことの大切さを教えてくれた-とメッセージを送った。 〔2019年11/24(日) Web東奥〕

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共同親権 「共同親権」は法からのレスポンス~共同親権訴訟の始まり ■「共同親権」訴訟 11月22日、「離婚後の単独親権は違憲」だとする「共同親権訴訟」がついに始まった。一訴訟の始まりとしては異例ともいえる、多数のメディアでこの出来事は取り上げられた(たとえばこの記事→「共同親権」求め、別居親ら初の集団提訴 東京地裁)。 22日は、単に訴訟を東京地裁に提起しただけではなく、関係者が集まり、この問題についてアピールしたり講演会も開いたそうだ。 当欄で何回か共同親権問題を取り上げていた僕も、少し前にこの日の集まりに誘われたのだが、あいにく仕事で行けなかった。そのかわりに、文末に引用した「アタッチメントによって深く刻み込まれた親と子」というエッセイを寄稿した。 全部読まれたかどうかはわからないが、どうやら取り上げていただいたようだ。 このエッセイにある「アタッチメント」は「愛着」と訳されるが、これはかなりの誤訳で、「くっつき」「くっつくこと」的ゆるやかな意味だという。親と子が抱っこをする/される等を通して日常的に接触することが、その赤ちゃんのその後の全人生にわたる「コミュニケーション」の土台となるというもので、心理学者ボウルビィ提唱の、もはや古典になった概念だ。 遅くとも2才頃までの、数名の大人との日常的なアタッチメントが、ひとりの人間がその後「他者」に対する信頼関係のつくり方を左右してしまう。 この「大人」は厳密には血のつながった親である必要はないものの、現在の社会では、たいていは実の両親と重なる。 児童虐待により残念ながら乳児院で2才まで過ごしたとして、その乳児院で赤ちゃんが出会う大人を3名程度までに2年間限定すれば、おそらくアタッチメント形成は可能だと思うが、現実は10名以上の職員がローテーションで関わるため、施設でのアタッチメント形成は脆弱になる。 つまり、ひとりの人間が「他者」(動物なども含む)に対して警戒することなく自分を「開く」ことができるのは、幼少期の日常的「くっつき体験」を通過してきたからだ、と言える。 このアタッチメントを子が持つことができれば(他者に対して自分を無意識的に「開く」ことができれば)、子育ては成功したと僕は思っている。 子育てとは、人が他者に対して無意識的に自分を開いて歓待する、その力の獲得の手伝いだと思う。 ■痕跡と歓待 0才や1才時に虐待もなく離婚もせず、妻と夫が協力してこのアタッチメント形成を担った体験がある大多数の夫婦の場合、「他者を信頼する」という、ヒトとして最大の力を子が獲得することに、夫婦2人ともが貢献している。 他者を警戒することなく迎え入れ、その他者が心に「刻印」された経験を持つことが、その後のコミュニケーションの土台となっていく。哲学者デリダが「他者の痕跡」といったり精神分析医のフロイトが「不気味なもの」として人の心に刻み込まれる出来事を論じるときも、この「土台としてのコミュニケーションの力」をそもそもヒトがもっていることを前提に語っている。 傷つきも思い出も、そもそもその人が「他者を受け入れる」という行為を自然にできて初めて生じる出来事である。誰かが別れや死亡で目の前からいなくなったとしても、刻み付けられたその他者の記憶は、人が死ぬまで存在し続ける。 存在し続けるためには、そもそものコミュニケーションの始まりの段階で、「他者を歓待する」ことを自然に行なっていなければいけない。 ■ 親自身のコミュニケーションの土台も固める 下の引用エッセイでは、従来のアタッチメント理論から少しはみ出て、乳児に対してアタッチメントを繰り返すことは、乳幼児が他者との信頼関係を築くことの土台になるだけではなく、親自身のコミュニケーションの土台をさらに固めていく、とも表現した。 これは、僕が日常的に保護者支援(面談支援)を行なうなかで気づいた実感を元にしている。 親は、自分の子どもと日々アタッチメントを繰り返すことで、親自身が大人になってから日々苦闘する自分自身のコミュニケーションの自信を取り戻しているように感じる。 赤ちゃんの笑顔・泣き声・視線や手の動きすべてを通して、親は自分が「信頼されている」と感じ、その所作にレスポンスすることにより、親が抱く他者へのコミュニケーション不安を払拭しているように感じる。 つまり乳児のアタッチメント形成は、すでにアタッチメントを獲得しているであろう親に対して、その親自身が大人になって抱く不安を和らげる効果があると思う。乳児はその笑顔や声や手の動きで、アタッチメントを与えてくれる目の前の人間(親)を励ましている。そうして励ますことで、乳児は同時に自分自身のアタッチメント(他者への信頼の基盤)を強固なものにしていく。 ■ 「法からの御礼」 これは、「法」のレベルのずっとずっと「手前」の出来事だ。法は、しょせん近代社会がつくった約束事であり、その約束事を施行するためには、人が人を信頼する土台としてのコミュニケーションの力の結合が必要になる。 つまり、アタッチメント、信頼、痕跡、出来事等の、いわば哲学的概念のレベルは、近代的法概念のだいぶ手前に位置している。アタッチメントや信頼を土台にして初めて、そこから外れる行為に対して法の決断と審判を下すことができる。 アタッチメントは乳児に対する少数の大人、つまりは多くの場合「両親」が結託して形成させていく。そこで乳児は、「人を信頼する」というその後の人生におけるすべての土台を構築する。 それは近代法という比較的最近のシステムで左右することができない、とても深いレベルでの出来事だ。 だから世界の多くでは、「共同親権」をまずは出発点にしている。厳密には、アタッチメント獲得のレベルは「親権」的近代法のずっと手前にあるのだが、これを近代概念に取り込む場合「親権」としてそれを位置付け、アタッチメント形成に尽力した親2人をそこに並べて記述する。 いわば共同親権という言葉は、アタッチメントをよくぞ形成したという「法からの応答/レスポンス」なのだ。 法は、アタッチメントというヒトにとって最大の力を与えた2人(母と父)に感謝している。いや、法が感謝するならば、それは当然「共同親権」になっていく。 たかだか200年程度の近代法的システムは、すべての土台であるアタッチメントを制御することはできない。前提や条件としてそれは共同親権として明記され、DVや虐待があれば、それこそ近代法の中で裁いていく(親権を与えない)。いわば共同親権は、法の土台となるいくつかの概念のひとつであり、これを近代法が邪魔することは(日本のように)、根本的に順序が倒錯している。 ※ アタッチメントによって深く刻み込まれた親と子 田中俊英(一般社団法人officeドーナツトーク代表) 僕はもう20年ほど不登校やひきこもりの人たちの支援をしています。最近では、発達障害や児童虐待のサバイバーの支援をすることも増えました。 主として、それらの問題に関わる保護者への面談支援をしています。母親が大半なのですが、時おり父親が現れ、そしてその中に、離婚問題にともなういわゆる「連れ去られ親」の方が含まれることもあります。 それら父親たちは、今回の訴訟当事者のみなさんがご経験されたように、ある日お仕事から帰ると忽然と家族がいなくなっていました。 父親たちは、最初はその意味がわからず呆然とするのみのようですが、やがて事態に気づき、なんとかならないかと模索し行動するようです。 けれども、現在の日本のシステムではどうにもならないんですね。 その理由はこれまでもさんざん語られてきましたし、今回の訴訟でも述べられるでしょう。 僕が今回の共同親権の問題に関心をもったわけは、それら父親たちの「悔し涙」というか、なんとも表現し難い苦渋の表情なのです。 彼らは固く歯をくいしばり目を涙で滲ませ、子どもたちと過ごした出来事を語ってくれます。そして、彼らにできることをやってきたにも関わらず、今はどうしようもない無力感を漏らします。 また、そうした圧倒的無力感を抱えながらも、子への愛を訴え、けれどもその愛が子にとってはすでに迷惑なのではないかという絶望感も述べます。 僕はDVサバイバー女性の支援にも少し関わることがあるので、最初は慎重でした。ですが、彼らのそうした苦渋の表情は、彼らがいま離れ離れになってしまった子に対して、今も「アタッチメント」していることを僕に示しました。 アタッチメント、つまり、意識より深い部分にある、自分ではどうしようもない部分での、「他者との密接なつながり」です。 そうした他者との密接なつながりは、おそらく、「権利」といった近代的価値よりもだいぶ「手前」に位置していると思います。 我々は、自分の気づかない部分で他者と密接につながり、そのつながりが生きる土台や基盤になっていると、僕は「哲学」から学んできました。 父親たちの呻き声と涙は、子との固いつながりを滲み出していると、僕は感じました。また想像ですが、子も、そうした一方の親(別居親は主として父たちです)に対して、意識の範囲である言葉では説明ができない「くっつき=アタッチメント」を有していると思います。 そうしたコミュニケーションの土台であるアタッチメントでつながる人々を、単純な親権の問題で片付けたくはありません。いや、近代社会に生きている我々が「親権」という価値を受け入れなければいけないとするならば、せめて、機会の平等を示す共同親権を選択したいと思います。 土台として共同親権を選択し、そのあとでDV対策等をするのが物事の順番だと僕は思います。そして、機会として最初から保障された共同親権があれば、アタッチメントによって深く刻み込まれた親と子が今よりは少しだけ安心できると思います。 共同親権を僕は支持します。 出典:アタッチメントによって深く刻み込まれた親と子

田中俊英 一般社団法人officeドーナツトーク代表 子ども若者支援NPO法人代表(淡路プラッツ02〜12年)のあと、2013年より一般社団法人officeドーナツトーク代表。子ども若者問題(不登校・ニート・ひきこもり・貧困問題等)の支援を行なう。03年、大阪大学大学院「臨床哲学」を修了。主な著書に、『ひきこもりから家族を考える』(岩波ブックレット)ほか。内閣府・広島県・川西市・大阪市ほかで子ども若者支援専門委員。officeドーナツトークは、平成29年度 内閣府「子供と家族・若者応援団表彰、内閣特命担当大臣表彰」受賞。 〔2019年11/24(日) 田中俊英 一般社団法人officeドーナツトーク代表〕

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きらめく星のなったん 文才がすごいギャルで超話題!きらめく星のなったんが考える、自己肯定感とは?

最近よく聞く「自己肯定感」ってコトバ。実際みんな、どう思っているの? 自分のことダメだと思ってる? 自身も自分を否定して苦しんでいた時期があると話してくれた、きらめく星のなったんさんが、自己肯定に悩む女子のお悩みに全力でアンサーします! 自己否定する日々を乗り越えてきたからこそ言える、自分の受け入れ方とは? なったんさんが語ってくれた、「自己肯定感」のヒントを紹介します。

服で「自己肯定感」は上がる?自分に似合う服の取り入れ方とは ★きらめく星のなったんってどんな人? SNSに投稿する華やかな写真と、切れ味のよすぎる文章で話題に。パンチの効いたHNの由来は、度重なる残業に疲れ「いっそ星になりてぇな」と思ったことから。「文才のすごいギャル」としてメディアでも多数取り上げられるが、本人いわく「ギャルではない」。初エッセイ『待ち人来ずってなんなの 私から会いに行くからお前が待ってろよ』が大好評発売中。 生きてるだけでエライだろ!なったんが考える「自分の受け入れ方」 なったんにも自分を否定して苦しんでいた時期があったそう。その時期を乗り越えたなったんの言葉には、ありのままの自分を受け入れるヒントが詰まってました。 Q.自己肯定感ってなんですか? A.自分を抱きしめる。 私は学校という場所が苦手で、人に合わせられない自分を「ダメ」だと思っていた時期があった。「なんで私はみんながやってることができないんだろう」って。でも不登校になって「できない自分」を受け入れるしかなかったんだよね。欠点だと捉えるのではなくて、「そういう一面もあるよね~」とライトに考えるようになったら、すごく楽になったし、得意なことを伸ばせばいいと思えるようになったよ。自己肯定感を高めたいなら、「なんで」は悪魔のワードだから即刻封印しろ! Q.常に人からの評価が気になって、「悪く思われたらどうしよう」とネガティブになってしまいます。 A.私がどう思われるかは、相手が決めることであって私が考えることではない。 仮に悪く思われたらなんなの?人それぞれ色んな基準があるんだから、他人の評価にこだわりすぎるのはナンセンス。まずは自分がどう思うかのほうが大事。それに、低く見積もられるっておいしくない?いざできたときに「あれ?あいつやるじゃん!」ってなるし。自分にも他人にも過剰に期待しないほうが生きやすいと思うけどなぁ。 Q.自己肯定感が低いのは性格だし、仕方ないじゃん…と思っています。自分を好きにならなきゃいけませんか? A.ひとつでも認められるところがあれば充分! 「こうでなきゃいけない」というのはないし、そういう思考は余計に自尊心を傷つけてしまう。まず「好きになれなくてもいいや」と受け入れることから。自己肯定感が低い人は、総じて理想が高いんだと思う。理想は高くてもいいけど、そこにたどり着くまでの目標を細かく設定したほうがもっと近づけるはずだよ! きらめく星のなったんさんのインタビュー、いかがでしたか。苦しい時期を乗り越えたからこそ伝えられる言葉には、ちょっぴり前向きになれるヒントが。発売中のCanCam12月号では、まだまだ続くQ&Aのほか、お母さん・学生時代・恋愛のハナシも語っています。明るく前向きになれるオススメの本なども紹介。ぜひ誌面もチェックしてみてくださいね! CanCam2019年12月号「「自己肯定感」上がるgirlになりたい!?そうでもない!?」より 構成/時吉 茜 〔2019年11/24(日) CanCam.jp〕

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ないない夫にイライラ! 電気を消さない、引き出し閉めない、ドア閉じない! ないない夫にイライラ!【お悩み相談】 夫との関係、義実家との付き合い、仕事やキャリア、ママ友などの人間関係……。毎日がんばって生きていると、悩みは尽きませんよね。そんなお悩みに、専門家がアドバイス。 SILVA姐さんに訊きました! 「結婚生活でモヤッた気持ち、相手にどう伝える?」 今回は旦那さまの行動にイライラしている「コモドドラゴン」さんのお悩みです。

◆相談者プロフィール コモドドラゴン(52歳女性) 子育ての次は夫育て? 毎日穏やかに過ごしたいだけなのに…

■ お悩み相談 51歳の夫の日頃の行動にイラついています。 まず、つけた電気は消しません。夫がお風呂から上がると浴室の電気はもちろんのこと、洗面台、脱衣所の電気すべてが煌々(こうこう)とついています。それなのに換気扇は何度言ってもつけないので、「なんでやねん!」とイライラしながらチェックしてまわるのが毎日の私の仕事です。 タンスの引き出しは毎度空き巣に入られたかのように中途半端に段違いであいています。そのうえ、そこから引っ張り出した服がだらーんと出ているのでもうため息しかありません。冷蔵庫のドアも開けたら完全に閉めないので、しばらくしてからピーピーと鳴る警告音で「また!」と気づくのです。 いずれにせよ後から点検するのに手間がかかるので、それなら初めから私が出すほうが早いと思って、つい先回りしてやってしまうので、夫がそのくせを治す気配は一向にありません。 何度か「どうしてつけた電気を消さないの?」と聞いたことがありますが、「電気はつけたときと消したときに一番電気代がかかるんだよ。ずっとつけているほうが経済的なんだ」などと分かったような分からないような屁理屈をこねます。 私よりあとに夫が出かけるときなど、帰宅すると部屋中の電気だけでなくエアコンまでもがつけっぱなしで、最近よく聞くスマホから電気の消し忘れをチェックできるスマート電化にするべきか真剣に考えています。 夫だけの問題ならまだいいのですが、最近は高校生の息子までが部屋の電気をつけたまま学校へ行ったり、夫と同じ片鱗がうかがえるので戦々恐々としています。息子に注意しようにも「お父さんもやってるじゃない」と言われると、やはりまずは夫に改めてもらわないと示しがつかないな、と思っています。ただ、長年の習慣を50過ぎてどうやったら治るのだろうと困り果てているのです。

■ 「完了」に親しむトレーニングを取り入れましょう。 1.「完了」のルールを具体的に決めましょう。たとえば「入浴後のルール」として「換気扇をつける」「照明を消してから脱衣所を去る」など。 2.「完了」の動作を意識させましょう。たとえば、冷蔵庫の警告音が鳴ったとき、あなたが即座に閉めなければ旦那様や息子さんが気にして閉めてくれるかもしれません。そのときに「閉めてくれてありがとう!」と感謝しましょう。引き出しが閉まっている状態について「閉まってると気持ちいいね!」とあえて伝えてもいいですね。 3.旦那様や息子さんが「完了」しやすい仕様のものを取り入れましょう。たとえば、照明器具としてセンサーライトを導入したり、タンスではなくオープンラックやハンガータイプの収納家具を用いたりすることを検討してみてください。 4.電気使用量がグラフ化される機材やアプリを用いてみましょう。ゲーム感覚で節電を意識できれば「完了」するメリットを感じてくれるかもしれません。

◆回答者プロフィール 海野 雪(うみの・ゆき) 上級心理カウンセラー(日本能力開発推進協会認定)、不登校児童対応アドバイザー(全国webカウンセリング協会認定)など、心理系・教育系を中心に多様な資格を有する。200名以上の相談対応実績あり。 〔2019年11/24(日) レタスクラブニュース〕

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ひかりんちょ 16歳TikToker・ひかりんちょが「全世代の人に知られる人になりたい」と言うのでオッサンが著書を読んでみた ひかりんちょ『ありのままの私を受け入れずに批判する奴には、心の中で中指立てればいい』(KADOKAWA) ひかりんちょはTikTokやインスタ、YouTubeなどで活動し、 「超十代」応援大使や「シンデレラフェス」「TGC teen 2019 Sumeer」に参加、「ダイハツ工業」の宣伝プロデュースを担うなど、多方面で活躍する、2003年生まれの16歳、高校1年生であり、本書『ありのままの私を受け入れずに批判する奴には、心の中で中指立てればいい』はその初めての著書になる。 “うちは全世代の人に知られる人になりたい。“(P186) “いろんな世代に知られる存在になるまで、ずっとこのまま突き進み続けたい“(187) とのことなので、彼女より2まわり世代が上のライターが読みどころを紹介してみよう。

■ひかりんちょとは? ブラジル人の父と日本人の母を持ち、シングルマザー家庭に育ち、小3でパーマをかけ、小5で動画投稿を開始、小6でメイクを始め、中1でバズって「有名になりたい!」と思う一方、目立ったことから学校で悪口を言われるようになり、恋愛でのゴタゴタも重なって不登校になる(当時つき合っていた相手は、高田レインくんというフィリピン人の性同一性障害の、性別上は女性だが自身の性別認知は男性である)。 ひかりんちょの母親は自分が中卒で苦労したために学校に行くことを願っていたが、SNSがしんどい学校生活からの逃げ場でもあったひかりんちょとは考えが合わず、対立もあったものの、中3からプロとして活動しはじめると「十代の身近な存在になりたいからJKになる!」と決意して高校を受験。現在は高校生として学校、仕事、家庭生活をいずれも充実させている。 YouTubeやTikTok上では自分の意見をガンガン言う感じではなく「人気のネタをやってみた」というものが多いが、生配信では率直に主張し、ディスに対しては反論しまくってるし、Twitterでも時々バトっている。

■どんな本なのか? この本から何が得られるか?  ひとつは、ネットゴシップ的な受容ができる。 先日、『マツコ会議』でカップルYouTuberが取り上げられて話題になっていたが、ひかりんちょと言えば、YouTubeやGoogleで検索すればすぐ出てくるように、レインとの「ひかれい」としてTikTokで有名になり、一時期ケンカと復縁を繰り返していた(が、結局別れた)ことでも知られていたが、この本では恋愛についての考えがつづられているのがウォッチャー的には読みどころのひとつになる。 “恋って何なのかなんて、何回何年考えてもわからない。親友の特別版? 「頼りたい」の男バージョン? いや、別に性別は関係ないかぁ。いちばん大事なのは、まず人間としてその人の事を好きかどうかだもんね。“(P91) “束縛されたり浮気されたりする恋愛してたときは、当たり前に病んでた。何で病むかっていうと、依存してるからなんだよ。“(P123) よく知らない人も、YouTubeに転がっているひかれい関連動画をいくつか観たあとでは、こうした発言に「そうか、そうか……」と頷くはずだ。 もうひとつはこの世代の価値観、生き方を知ることができる。 “ネットはコミュ障でも現実よりは影響ないし、文章だと恥ずかしいって思わず言える事もあるし、SNSはうちの居場所だ!“(P163) とひかりんちょは言う。 よく言われることだが、ネットが一般化する前の90年代までであれば学校に居場所がなければ外に出る、街に出るしかなかったのでヤンキー文化や援助交際が流行った。 でも今はSNSに出る。しかしそれはそれでしんどいこともある。 “「いじる」って、おもしろくないからそろそろやめよ“ “いじめがダメってわかんねーの? 猿のほうがかしこい。“(P72) “何かを発信する前に、受け取る相手の事をもう一回考えてみよ? うちもみんなも、知らない間にだれかを傷つけている“(P172) と言うが、こういう発言、あるいはこの本の戦闘的なタイトルは、よく知らない人間やちょっと見知った相手から辛辣な言葉、罵詈雑言をSNS経由で日常的に直接投げつけられている(彼女自身がそういうことを言わないわけではないが)からこそ出てくる発言だろう。 奔放なキャラクターだと思われていたK-POPアイドルであるf(x)のソルリが実はネット上に書き込まれる罵詈雑言に深く傷つき、自殺に至ったことは記憶に新しいが、顔出しでSNSで有名になると、今の時代、普通のメンタルではやっていられない。 特に主張が強いほど、自由さをアピールするほど、好きに生きて何が悪いの? と示すほど、叩かれてしまう。 そして折れずに戦う姿勢を見せると、弱い部分を見せにくくなっていく(そういう意味で、ひかりんちょが昔よりも最近の方がやさぐれ感が若干強くなっているように見えるのが心配ではある)。 SNSは逃げ場であり、自分を表現して有名になれる場であると同時に、傷つけられる場でもある、だからこそ「私は私」と言ってノイズを遮断し、攻撃を拒絶する姿勢を見せなければならないという難しさの中を生きていることが、本書の端々から伝わってくる。

■「校則は守る」 そんな本書だが、オッサン的に気になったところがある。 「周りに流されて人生決めるな」「私は好きな服を着る好きな事をする」が基本的なメッセージである本書だが、ひかりんちょ本人も母親も「校則を守る」ことを重視している。 これは非常に今っぽい感覚だ。 近年では昭和の時代よりもずっと厳しくなっている「ブラック校則」が問題視され、ドラマのネタになるほどだ。 にもかかわらず、他人に迎合せずに生きることを称揚しているひかりんちょのような存在でさえ「校則は守るべき。その範囲でおしゃれすればいい」と考えている。 これはオッサン世代には理解しがたいものがある。 校則なんて法律ですらないし、不条理なら変えるか、変えられなくても別に守らなくてもいい、というのがかつてであれば当たり前の感覚だったと思う。 もちろん、なんでもかんでも逸脱している人間では視聴者に引かれてしまって人気は出ないし、逆になんでもかんでも従順なだけでも魅力を感じてもらえない。 だから、どこが周囲の人間と同じ感覚で、どこが違うかが重要になるわけだが、このひかりんちょ親子の感覚は、その今日的な線引きを示している。 今年出た本では、kemioの『ウチら棺桶まで永遠のランウェイ』(KADOKAWA)と並んで、当事者が書いた若者本としては必読のものだろう。 SNS社会でどう生きぬくのかなどに関しては共振するところもありつつ、kemioは95年生まれ、ひかりんちょは2003年生まれだから、年齢による感覚の違いもある。 あわせて読みたい。 飯田一史 〔2019年11/25(月) リアルサウンド〕

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学校復帰前提策 不登校の気持ちを無視した「学校復帰前提策」を撤廃へ 文科省が示した本気度とは 不登校の子どもの数が過去最多を更新し16万4528人(2018年度)になりました。昨年度比で2万人増。少子化も進むなか、とくに激しい増加を見せたのが小学生です。全小学生における不登校率は2年間で1.5倍、急増しています。 こうしたなか文科省は、10月25日に、これまでの不登校対応を転換させる通知を全小中学校へ向けて出しました。同時に、不登校対応を定めてきた3つの通知(1992年、2003年、2016年の通知)などを廃止しました。 不登校対応は廃止された3つの通知に沿って行なわれてきた歴史を考えると、これらの通知は「不登校対応の根幹」とも言えます。その通知を廃止したのは対応刷新に向けて文科省が明確な姿勢を打ち出してきたと言えるでしょう。なぜ文科省は対応を刷新させたのでしょうか。この通知は、不登校の子を持つ家庭や学校現場のみならず、いま国が「学校」をどう捉えているのかがわかる資料にもなりますので、通知内容をくわしく解説していきます。 文科省が廃止した旧通知の問題点 これまでの不登校対応は、本人の意志以上に「学校に登校する」という結果が重視されてきました。不登校の子には学校へ行けないだけの理由があります。同級生からいじめを受けていたり、教師との関係で苦しんでいたり、どうしても学校や教室へ入れない理由があります。それならば学校以外で育つ道を模索すればよいのですが、子どもの気持ちや事情も無視して学校へ来させようとしてきました。 これは「学校復帰前提策」と呼ばれ、不登校の子どもと親が苦しみ、孤立させられてきた主要因でした。 学校復帰前提策によって追いつめられた例は、数えきれないほどあります。私が聞いたなかでは、学校復帰を迫る先生からの電話が怖くて部屋にひきこもらざるをえなかった人や、急な家庭訪問を受けて自殺を図った子もいました。 こうした学校復帰前提策は、学校現場からも疑問の声が上がっていました。30代の中学校教員は「子どもが嫌がっているのに、なぜ学校へ戻すことばかりが重要視されるのか」と話していました。しかし、いくら教員が疑問に思っても、文科省が通知によって学校復帰前提策を促していたため、やめることができなかったのです。しかし今回の通知では、学校復帰前提策はやめて、その子にとって適切な教育環境を整備するよう求められたのです。 文科省の新方針とは 文科省が新たに求めている不登校対応とは、不登校支援は「学校復帰よりも社会的自立が目標である」というものです。通知内容の冒頭には下記のように書かれています。 ◎不登校児童生徒への支援に対する基本的な考え方 (1)支援の視点 不登校児童生徒への支援は,「学校に登校する」という結果のみを目標にするのではなく,児童生徒が自らの進路を主体的に捉えて,社会的に自立することを目指す必要があること。また,児童生徒によっては,不登校の時期が休養や自分を見つめ直す等の積極的な意味を持つことがある一方で,学業の遅れや進路選択上の不利益や社会的自立へのリスクが存在することに留意すること。 出典:「不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)」 不登校に関するリスクにも触れていますが、重要なのは冒頭の一文「『学校に登校する』という結果のみを目標にするのではなく」です。これまでは、本人の意志よりも「学校へ登校する」という結果が重視されてきたからです。 ただし、文科省が「学校復帰よりも社会的自立を」と周知したのは初めてではありません。これで5度目です。今回は旧通知を廃止したという点で特別な意味を持っていますが、これまでにも学習指導要領や有識者会議からの報告書でその意向が盛り込まれてきました。 しかし、学校復帰前提策の転換は現場に浸透していません。どんな政策も現場に浸透するまでには時間がかかるものですが、学校復帰前提策は50年以上も続いたため、現場教員にその意向が伝わらなかったのです。そこで不登校に関わる市民らはたびたび文科省に周知を要望。さらには文科省の有識者会議や議員からの指摘を受けて、文科省は5度目の周知と旧来の通知を廃止にまで踏み切ったわけです。 新通知への懸念と期待の声 一方、周知内容を知る関係者からは、期待と懸念の声が広がっています。 不登校の課題と言えば、不登校の「その後」が整備されていないことです。学校へいかなくなることで、子どもは勉強や友だちと遊ぶことも満足にできなくなります。代わりとなるフリースクールや教育支援センターもまだまだ数が少ないです。今回の通知で期待されているのは、フリースクールや不登校の子を特別に受け入れる学校(不登校特例校)、さらにはインターネットなどを利用した通信教育の広がりです。通信教育であれば場所は問われません。自宅で勉強をしたことを校長判断で「出席扱いにする」という措置は、現段階でも認められています。こうした通信教育が、通知によってさらに認められやすくなるでしょう。 一方、通信教育には懸念も広がっています。具体的には「通信教育によって子どもが追いつめられるのではないか」という声です。これまで子どもたちは学校を休めば学校と縁が切れて休息できるという状況がありました。休息が得られれば新たなスタートが切りやすくなります。しかし、通信教育が拡充され、家のなかにまで「学校の勉強」が押し寄せてしまうと、子どもは心から休めず追いつめられてしまうことがあります。通信教育を運営する会社も、意図せずに子どもを傷つけてしまう点を懸念していました。 期待と懸念が広がっていますが、現在、不登校は大きな潮の変わり目に立っています。今回の通知は文科省の刷新に向けた「本気」を示したものです。文科省が考えうる最大の周知を図ってきました。 正直に言えば、私が不登校の取材を始めて18年間、これほど文科省の意向に賛同したことはありません。文科省の学校復帰前提策を批判してきたのが私の18年間でした。しかし、学校復帰前提策を排除して、子どもに適切な環境をという指摘は、ひとまず賛同せざるをえません。端的に言えば「学校だけがすべてではない」という意向を示したわけです。 この通知によって教室や子どもたちがどのように変わっていくのか、今後とも引き続き取材を続けて議題の場に載せていきたいと思います。

石井志昂 『不登校新聞』編集長、不登校経験者 1982年東京都生まれ。中学校受験を機に学校生活が徐々にあわなくなり、教員、校則、いじめなどにより、中学2年生から不登校。同年、フリースクール「東京シューレ」へ入会。19歳からは創刊号から関わってきた『不登校新聞』のスタッフ。2006年から『不登校新聞』編集長。これまで、不登校の子どもや若者、親など300名以上に取材を行なってきた。また、女優・樹木希林氏や社会学者・小熊英二氏など幅広いジャンルの識者に不登校をテーマに取材を重ねてきた。 〔2019年11/25(月)石井志昂 『不登校新聞』編集長、不登校経験者〕

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川崎の高2「cola」さん 不登校だったからこその今 川崎の高2「cola」さん、ロボット作りで輝く 高校2年の今年自作した対戦型ロボットについて説明するcolaさん=川崎市川崎区で2019年11月3日、成田有佳撮影 不登校だった中学生時代にものづくりの面白さを知り、学校に通う意味を見いだした17歳。今月、日本科学未来館(東京都江東区青海)で開かれた、子ども向けのイベントで自作ロボットを紹介した。作品を通じて「学校に行けなかったからこそ今の僕がいる」との思いを伝えた。 川崎市立の高校2年生で、クリエーターとしての活動名はcola(コーラ)さん。小学5、6年の時、引っ越しによる環境の変化や頭痛などで不登校が始まった。医師の「好きなことをしてみたらいい」との助言をきっかけに2016年、川崎市のロボットプログラミング教室へ通い始めた。 元々、プラモデルの部品を廃材で作り直すような工作好きの少年だった。教室でロボットの仕組みやプログラミングを学び、歩行ロボットなどを手作りした。「ロボットを構想する。動かしたい動きが実現する。作ったロボットが他の人に認められる。どれもが楽しい」。夢中になった。悩みの種だった頭痛が徐々に減っていった。 ロボット教室ではできない、ロボットのハード面、ソフト面を突き詰められる環境を探し、工業系の高校に進学を決めた。今ではロボット研究部の部長として、部員集めや大会出場に奔走する。【成田有佳】 〔2019年11/25(月) 毎日新聞〕

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スクールカウンセラー 「スクールカウンセラー」はほんとうに役に立っているのか? 橘玲 作家 どれほど「いじめ対策」をしてもいじめ件数が増えつづける事態に業を煮やした文部科学省は、来年度から「スクールロイヤー(学校弁護士)」約300人を各都道府県の教育事務所や政令市などに配置するそうです。といっても、弁護士が学校に常駐するのではなく、トラブルがあったときに相談できる弁護士を登録しておく制度です。 いつでも専門家から法律的なアドバイスを受けられるのはよいことのように思えますが、なんとなくうさんくさく感じるのは、「スクールカウンセラー」の前例があるからです。 いじめや不登校など学校現場の「問題行動」にうまく対処できないのは、教師に専門的な心理学の知識がないからだ。臨床心理士の資格をもつスクールカウンセラーを学校に常駐させれば、生徒は教師を気にすることなく適切なアドバイスを受けることができ、教師も問題行動を起こす生徒にどう対処すればいいか教えてもらえるのだから、大きな利益が得られるはずだ。――このように説明されれば、誰でも「もっともだ」と思うにちがいありません。 では、1995年に鳴り物入りでスタートした「スクールカウンセラー事業」にどれほどの効果があったのでしょうか。驚くのは、その検証が財務省主導で2004年に1回だけしか行なわれていないことです。 この調査では、2001年と02年の公立中学校1校あたりの問題行動の減少率を比較しています。それによると、「スクールカウンセラーのみを配置する自治体」で、減少率は配置校が11.7%、未配置校が10.7%、「(スクールカウンセラーに)準ずる者を原則どおり30%以内で配置する自治体」で、減少率は配置校で16.85%、未配置校で15.9%でした。この結果をかんたんにいうと、スクールカウンセラーがいてもいなくてもまったく関係ないのです。 唯一ちがいがあったのは「(スクールカウンセラーに)準ずる者を30%以上配置する自治体」で、こちらは減少率が配置校で30.4%、未配置校で17.4%でした。「効果があったならいいじゃないか」と思うかもしれませんが、「準ずる者」というのは、大学や短大を卒業し、「心理臨床業務又は児童生徒を対象とした相談業務について、5年以上の経験を有する者」などとされています。不思議なことに、臨床心理の専門家が多いほど生徒の問題行動は増え、子どもの相談に乗った経験があるだけの「素人」が多いほど問題行動は減るのです。 さらに困惑するのは「中学校へのスクールカウンセラーの配置率と問題行動件数の減少率の相関関係」です。こちらも奇妙なことに、もっとも効果が高かったのは配置率21~40%(マイナス10.4%)で、配置率41%以上でマイナス8.2%、61%以上でマイナス5.7%と、カウンセラーを配置するほど問題行動が多くなってしまうのです。 もちろん一片の調査だけで「スクールカウンセラーは不要だ」と決めつけることはできません。しかし国民の「血税」を投入する以上、文科省と臨床心理学会は、厳密なランダム化比較試験によって政策の費用対効果を納税者に説明する責任を負っています。 スクールロイヤーも同じで、せっかく調査研究を行なうのであれば、ぜひその結果を広く公表し、世界の専門家が検証できるようにしてほしいと思います。 参考:財務省 (2004年). “総括調査票 スクールカウンセラー活用事業(PDF)” 『週刊プレイボーイ』2019年11月18日発売号 禁・無断転載 橘玲 作家 作家。1959年生まれ。2002年、国際金融小説『マネーロンダリング』でデビュー。最新刊は『言ってはいけない』。 〔2019年11/25(月) 橘玲『週刊プレイボーイ』2019年11月18日発売号 禁・無断転載〕

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ママの顔色をうかがう子ども ママの顔色をうかがって行動をするように…どうしたらいい? 子どもがママの顔色をうかがって行動する…一見いい子のように思えますが、「子どもらしくのびのびと過してほしい」と願うママにとっては、不安もあるはず。子どもがママの顔色をうかがう理由や対処法はあるのでしょうか? ママに好かれたいと思ういい子に多い 子どもは無邪気と言われます。言いたいことをいい、やりたいことをする。わがままで言う事を聞かない…それはそれで大変ですが、ある意味子どもらしく、手を焼き、翻弄されているママも多いのでは。でも、一方ママに好かれたい、嫌われたくないという気持ちから、ママの顔色をうかがう子どももいます。おとなしい、いい子に多いようですが、ママから見ると、「親の顔色をうかがいながらしか行動ができない子になるのではないか」という将来の不安も抱いてしまいがち。

子どもがママの顔色をうかがうようになる原因のひとつが、愛情不足と考えられています。もちろん、ママは子どもを大事に思い、愛していると思います。しかし、子どもは叱られた拍子に、「自分は愛されていないのではないか?」と不安に感じてしまう可能性も。叱られて不安になることが多く、その結果、自然と行動する前に母親の顔色をうかがってしまうようになることがあります。そうならないためにも、叱った後の対処をしっかり行うことが必要です。 子どもが顔色をうかがう場合の対処法 子どもが悪いことをして叱るのは親としてやるべき大切なこと。でも、ほかでいいことがあったときは、思いっきりほめたり、甘えさせたりすることも大事です。 また叱るときは、上から目線ではなく、子どもの目線までおりること。上から叱ると、子どもは支配されていると感じます。従順でいい子に見えますが、自発的に動くことができない消極的な子どもになることも。 感情にまかせて叱るのも、NGです。 「叱る」ときはその「行為」について「なぜだめなのかという理由」をわかるように叱り、「どうしたらいいか」を伝えることで、叱られても子どもはママが味方であり安心できると感じられるはず。子どもの存在を肯定してあげるためには、子どもの存在を否定するような発言も避けましょう。子どもの存在を受けとめてあげることで、子どもはママの愛情を感じられるのです。 ママの顔色をうかがわない子どもに育てるためには、子どもの存在を肯定してあげることが大切です。子どもには「ほめられたい」という承認欲求があります。子どもは失敗することも多いですが、できなくても当たり前、でも、できたらしっかりとほめてあげることです。 子どもがのびのびといろんなことにチャレンジする意欲があるとママとしてもうれしいですよね。子どもが顔色をうかがっているかも…と感じたら、少し意識して、子どもとコミュニケーションするように努めてみては。愛情が伝わるコミュニケーションで子どもを安心させてあげたいですね。

参考文献:「子育てハッピーアドバイス 大好き!が伝わるほめ方・叱り方」明橋大二 著(1万年堂出版) プロフィール 監修:谷圭祐 フリースクール パーソナルアカデミー代表。大阪教育大学大学院教育学研究科修了。公立高校、大手予備校、大検予備校、NPO法人理事長を経て、現職。現在、不登校の子ども達のメンタル面と学力面をトータルにサポートしながら、生徒一人ひとりの希望進路実現に向けて取り組んでいる。 パーソナルアカデミー http://personal-academy.jp/ ※この記事は「ベネッセ教育情報サイト」で過去に公開されたものです。 〔2019年11/25(月) ベネッセ 教育情報サイト〕

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義家弘介 「ヤンキー先生」半生振り返る 義家氏が少年院で講演 多摩少年院で講演する義家法務副大臣=25日午後、東京都八王子市 義家弘介法務副大臣(衆院神奈川16区)は25日、東京都八王子市の多摩少年院で講演し、「ヤンキー先生」としてドラマ化もされた半生を振り返った。入所中の少年約90人に「皆さんの更生と社会での活躍は夢。それぞれの夢から逃げず、かけがえのない人生を歩み続けてほしい」と呼び掛けた。 義家氏は幼少期に両親が離婚し、父親や周囲の大人への抵抗感から「中学に入学する頃には不良と呼ばれるようになった」と自身の生い立ちを説明。高校退学後、面倒を見てくれた里親や不登校生を受け入れる私立高の担任が「人生を変える出会いになった」と振り返り、「少年時代に多くの失敗や過ちを繰り返し、そのたびに心ある人たちの指導と支えでやっと生きてきた」と打ち明けた。高校教師、国会議員になるまでの歩みを紹介し、夢を追い掛ける大切さを強調した。 講演後は、非行傾向の変化や職員確保策などについて、現場の法務教官と意見交換した。義家氏は記者団に「彼らがまだ何者にもなれるということを伝えたかった。社会に出たとき、諦めずに挑戦していこうと思う小さな力になれたら幸せだ」と語った。法務省によると、同省の大臣や副大臣が少年院で講演するのは初めてという。 神奈川新聞社 〔2019年11/26(火) カナロコ by 神奈川新聞〕

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ひかりんちょ ひかりんちょインタビュー 「校則を守っても個性って出せるよ」初のエッセイで10代にアドバイス ネットの世界に居場所を求めた中学生時代【写真:ENCOUNT編集部】 ティーンが憧れるスーパー女子高生・ひかりんちょ(16)が、初のエッセイ「ありのままの私を受け入れずに批判する奴には、心の中で中指立てればいい」(KADOKAWA)を11月7日に発売した。ミクチャ、TikTokなどの投稿で注目を浴び、“Z世代”と呼ばれる小中高生を中心に、SNSのフォロワー総数は100万人を超える。最近ではティーン最大のイベント「超十代」の応援大使や自動車メーカー「ダイハツ工業」の宣伝プロデュースなど、多方面で活躍。まさにネクストブレイクと呼ぶに相応しいひかりんちょの素顔に迫る全2回のインタビュー。前回はエッセイを書くきっかけや母親について語ってもらったが、後編は本の中身に触れながら、学校生活、そして恋の話について聞いた。 ひかりんちょの素顔に迫る全2回・後編

――中学校の途中から不登校になったと書かれていますが、なぜ学校に行けなくなったのですか? 「中学1年の頃、3年生が20人くらいで『ひかりんちょって誰?』って教室にやってきて、恐かったんだけど、逆にそれだけ有名になったって、ちょっと面白がっていたんです。でも下級生ができて、大声で『ひかりんちょー!』とか叫ばれたり、冷やかされることが多くなって、『なんで頑張ってるのに学校じゃ“珍しいもの扱い”なのか…』って。なんか居心地が悪くなっちゃって、学校に行かなくなったんです。そのときは、そんな人たちを仕事で見返してやろうと思っていたんですけど」

――なかなか中学校に行けなかったひかりんちょが、なぜ高校に進学しようと決めたんですか? 「中学が終わって、『やっぱり行っておけばよかったな』って後悔したんです。同窓会に呼ばれることもないし、ちょっと寂しくなっちゃって。だから高校からは後悔しないようにって仕事と両立で頑張ろうと思ったんです」 エッセイには自身の経験から、いじめや人間関係で悩む人たちへのアドバイスが多く書かれている【写真:ENCOUNT編集部】 校則を守ってちょっとした部分でみんなと差をつけてみよう

――校則について書かれていたところも面白かったです。ひかりんちょは校則を守らない派かと思ったら、実は守る派だった。 「私自身100パーセント守れてはいなかったんですが、守っている子が大半じゃないですか。その中で、みんなが同じ土台、みんなが同じ制服、みんなが黒髪っていう中で、例えば小物や筆箱だったり、ハンカチだったり、どういう部分でみんなと差をつけるかっていう楽しみ方もあるんじゃないかなって。自分も筆箱を月ごと、学期ごとに変えたりして、例えばぬいぐるみっぽい筆箱だったり(笑)。あと髪の毛を縛るのが自由だったので、ヘア・アレンジとか、みんなと同じ土台の中でいかに自分を表現するかっていう楽しさも、すごいあったんじゃないかなって」

――いじめについてもひかりんちょの意見が書かれていましたね。 「陰口とか、受け取り方によってはいじめだし、やっぱりノリって結構怖いと思います。ほんとノリで『マジで〇〇』とか、言われちゃうような、いじられキャラの子っているんですけど、その場の空気を壊さないように我慢して、実は人一倍周りの気配りをしている子たちが、そういうことを言われる。だからすごい嫌だなって思います。自分も結構年上の方とお仕事をすることが多くて、『マジ馬鹿じゃん』、『マジブスじゃん』って冗談半分で言われることもあるんですけど、やっぱり『親しき仲にも礼儀あり』で、もうちょっと考えて言ってほしいなって思います」 母親の一言がきっかけで「恋の病」から立ち直った

――そして失恋の話、きっと本を読んだひとは、ひかりんちょが「どうやって恋の病から立ち直ったのかな?」って、聞きたい人も多いと思います。 「中学2年生の頃、彼のことしか考えられない状態だったんです。でも、お母さんから反対されるし、友達からも『彼、大丈夫?』って心配されるんだけど、彼しか見えなくて、周りの声とか全然聞こえない状態だったんですけど、ちょっとしたきっかけがあって、ずっと会っていた彼と少し会わない期間を作ったんです」

――それは誰かのアドバイスがあったから? 「お母さんが、『会えない時間に自分磨きをしてみたら?』ってアドバイスをくれて、いままでは友達と会う時間もなかったんですけど、それから彼氏に100パーセント与えていたものを、自分に50パーセント、彼氏に50パーセントにしようって」

――『自分磨き』ってお母さん名言ですね。具体的にどんな自分磨きをしたのでしょう? 「自分のお小遣いで化粧品を買ったり、自分のためにいろいろと何かをしてみたんですけど、それがすごいきっかけになって、そこから『自分に使う時間がこんなに楽しいんだ』って気づいて、それで彼に『これからは自分の時間も欲しいから、少し会えなくなるけど大丈夫?』って聞いたら彼は、『自分が1番じゃないと嫌だから』って。それで彼が私のことをどう思っているのかようやく気づいたんです。でも別れて1週間ぐらいは引きずったんですよ」

――1週間はとっても長かった? 「そうですね。1週間、誰とも連絡もしないで、ずっと部屋にこもって泣いていて、食べ物も喉を通らない状態。そんなどん底まで落ちた1週間でした。でも元に戻ったらダメだと思って、もう頑張るしかないって。友達も支えてくれて、何とか立ち直れました」 本には自分らしさがいかに大切なのかが書かれている【写真:ENCOUNT編集部】 コンプレックスとの付き合い方 ――エッセイの中にはコンプレックスについても書かれていますが、コンプレックスを自分らしさに変えることを、うまくできる人とできない人がいると思うんですが、ひかりんちょ流の克服術ってあるんですか? 「私の場合、(スタイル的に)下半身がコンプレックスなんですが、下半身をカバーしながらどういう服装、ファッションができるんだろうって考えるのもまた楽しいし、そのコンプレックスを、どうやって和らげるかっていう、またその努力も楽しいし、それも含めて自分なんだっていう考え方です。でも正解はなくて、何をやっても自分なんだから、自分がしたいようにしたらいいんじゃないって思いますね」

――ひかりんちょはSNSに向いてる人と向いてない人のタイプってあると思います? 「うーん、別にこれといってこの子は無理だなと思う子はいないですね。それぞれのファン層だったりとか、それぞれに共感できる子が絶対いるから、向いてるとか向いてないってないと思います。ただ、プライバシーを出し過ぎる子とかはよくないなと思いますね。

――本を読んでくれたファンの感想はいかがでしたか? 「みんなから『毎晩寝る前に読んで、共感して泣いてます』とか『本当に毎日辛くて死のうか考えてたんですけど、ひかりんちょの本で救われました』といったコメントをもらって、悩んでいる誰かの命を救えたことは、とっても嬉しいし、そういう子がまだまだいるんだなって思いました。この本に書いてあることに100パーセント左右されるんじゃなくて、1つでもいいから何か参考になったり、みんなの助けになったら、すごく嬉しいなって思います」

□ひかりんちょ 2003年7月14日生まれの16歳。静岡県出身、ブラジルと日本のハーフ、4人兄弟の長女。小学生からスマホを使い、中学生からミクチャ、TikTokなどで投稿をはじめる。学校、友達関係、恋愛、見た目など、 10代ながら信念のある考えに、同世代から熱い支持を集める。ティーンの最大の憧れイベント「超十代」の応援大使や「シンデレラフェス」に参加、大手自動車メーカー「ダイハツ工業」の宣伝プロデュースを担うなど、多方面で活躍。10代ネクストブレイクとして注目されている。

TIkTok(@hkr7140)http://vt.tiktok.com/dgE3kN/ Instagram(hkr7140)https://www.instagram.com/hkr7140/ Twitter(HKR7140) https://twitter.com/HKR7140 YouTube https://www.youtube.com/channel/UCWKMOaD7odfE9xBH8gSWPoA 〔2019年11/26(火) ENCOUNT〕

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東海道新幹線殺傷事件初公判 新幹線殺傷28日初公判 検察、厳罰求める可能性 殺傷事件を受け、小田原駅に長時間停車した東海道新幹線のぞみ265号=2018年6月9日午後11時半ごろ、小田原市 新横浜-小田原間を走行中の東海道新幹線で昨年6月、乗客3人が殺傷された事件で、殺人や殺人未遂などの罪に問われた無職小島一朗被告(23)の裁判員裁判が28日、横浜地裁小田原支部(佐脇有紀裁判長)で始まる。被告は事実関係をおおむね認めるとみられ、被告にどのような刑罰を科すのか量刑が争点になりそうだ。 起訴状などによると、被告は昨年6月9日夜、東京発新大阪行きのぞみ265号(16両編成)の12号車で、20代の女性2人をなたなどで傷つけ重軽傷を負わせ、止めに入った兵庫県尼崎市の男性会社員=当時(38)=の首や足を切り付けるなどして殺害した、とされる。 捜査関係者によると、被告はこれまでの調べで「刑務所に入りたかった」「新横浜駅を過ぎたらやろうと思っていた。誰でもいいから、隣の席に座った人からやろうと思った」などと供述。計画的に凶器を準備した上で無差別に乗客を襲ったとみられ、こうした経緯や結果の重大性から検察側が厳しい処罰を求める可能性もある。 被告は起訴前に検察側が実施した精神鑑定で、人格障害と判定されたという。弁護側は、こうした障害が事件に影響した側面もあるとして、量刑を考慮するよう求めるとみられる。 親族によると、被告は中学時代に不登校になり、家族との関係も険悪化した。「生きている価値がない」と自殺願望を語ったこともあった。公判では、こうした複雑な成育環境が被告の人格や動機形成に与えた影響についても、審理される見通しだ。 公判は12月9日に論告求刑が行われ、同18日に判決が言い渡される予定。 神奈川新聞社 〔2019年11/27(水) カナロコ by 神奈川新聞〕

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中学の内申点 親が恐れる「中学の内申点」の知られざる実際 学校に行かない状態に過剰に反応することはないと工藤校長は言います 不登校、もしくは不登校傾向の子どもは現在、30万人にも上るといわれている。子を持つ親にとってはひとごとではない。親としてはなんとしても登校させようとしたり、内申点をつけるために無理にテストを受けさせたりしたくなるかもしれないが、大胆な学校改革で話題の麹町中学校校長の工藤 勇一氏は、そもそも学校にこだわる必要はないという。『麹町中校長が教える 子どもが生きる力をつけるために親ができること』を上梓した工藤氏が説く、不登校の子どもに対する心構えとは? 

■不登校に過剰に反応することはない 不登校の子どもたちが年々、増えています。 文部科学省は、病気や経済的理由以外で年間30日以上の欠席があった場合を不登校と定義していますが、平成29年度の調査によると不登校の中学生は約10万人。ここには当てはまらない、学校に来ても教室に入れない、いわゆる不登校傾向の子どもは、その3倍の30万人にもなるといわれています。 そんな背景もあってか、不登校、もしくは不登校傾向の子どもを抱える親御さんのご相談を受けることも多くなってきました。 「どうすればいいでしょうか?」と親御さんに聞かれたとき、私は「別に学校に来なくてもいいのではないですか」と校長らしからぬ発言をするので、驚かれることが多々あります。 そもそも、不登校を問題にしているのは大人たちです。学校に行くことが当たり前ではなく、「大人になるための手段の1つに過ぎない」という認識になれば(もしくはホームスクーリングでもいいという認識になれば)、不登校という概念そのものがなくなるでしょう。 もちろん前提として、学校は、すべての子どもたちが安心して学校に通えるように配慮をすべきです。 ただ、もしそれでもうまくいかなかった場合は、学校に行かない状態に過剰に反応することはないと思うのです。 「そんなことを言っても、不登校になれば内申点が悪くなり、受験にひびく……」「勉強が遅れてしまう」という声が聞こえてきそうです。 しかし、私は断言できます。 もし不登校になったとしても、受験にひびくことはありません。たとえ学習が一時的に遅れてしまったとしても、あとから取り返すこともできます。

■学べる場所は学校だけじゃない 経済産業省主催の“「未来の教室」とEdTech研究会”というイベントに参加したとき、とある高校生からこんな話を聞きました。 その子は小学1年生から6年生まで病気で入院しており、学校に通えなかった経験があるそうです。入院中は昆虫が好きなので、昆虫の図鑑や『ファーブル昆虫記』など昆虫の本ばかり読みふけったと言います。 中学から学校に通い出した彼は、確かに少し勉強に遅れがあったそうですが、その後、都立高校に入学。今はバイオの研究をしており、勉強をとても楽しんでいるそうです。 「普通の教科(いわゆる国語や英語)は面白くない。もっとこんな研究がたくさんあったらいいのに」と彼は言っていました。 「僕は漢字や文章のつくり方など、国語の分野は昆虫の本を使って覚えました」と。 つまり、「国語の授業を受けなければ、国語の勉強はできない」なんてことはないわけです。好きな本を読んでいれば漢字も文章のつくり方も覚えられるし、誰かに自分の気持ちや考えていることを「伝えたい」という思いがあれば文章を書きたくなります。そのときに漢字がなければ格好悪いと思えば、漢字を覚えるでしょう。 同じ場にいたとある私立高校の生徒たちも、興味深いことを話してくれました。 彼らは週に2時間、自分たちで決めたテーマや先輩から引き継いだ内容で個別に研究をしているそうなのですが、驚くことにその内容は高校生ながらにiPS細胞などの研究なのです。 そのような高レベルの研究をしていると、日本の論文では物足りなくなり、英語の論文も読む必要が出てきます。そのため、彼らは必要に迫られて英語を勉強するようになるというわけです。 さらに彼らは海外でプレゼンする機会もあり、その際には英語で話す必要がありますから、スピーキングもできるようになります。 これはいつ使うかわからないことを学んでいくのとは真逆のスタイルで、とても本質的な「学び」です。

■無理に内申点をつけると不利になることも 中学生の不登校の場合、内申点が悪くなり高校受験にひびくのではないかと気にされる方が多いと思いますが、まずもって私立高校の場合は、ほとんどの学校で不登校であることが不利になることはありません。 また、受験制度は各都道府県によって異なるため一概には言えませんが、東京都の公立高校に限って言えば、同様に不利にならないよう配慮されています。 内申点とは、定期テストや授業中の関心や意欲をもとに評価される仕組みです。特定の理由があって不登校になった場合は、評価の判断材料がないために、内申点をつけることができません。そのときは、斜線(内申点の記載がない状態)になります。 各高校の採点基準は明示されていませんから、これが絶対に不利にならないとは言い切れないのですが、都の教育委員会が各高校へ、この斜線が受験に不利にならないよう配慮を求めているのは事実です。 親御さんの中には、どうしても内申点をつけてほしいということで、テストだけは無理にでも受けさせるという方がいますが、そうやってつけた内申点が逆に受験に不利になるケースもあるということを知っておいてください(限られた評価の材料で内申点がつくよりは、斜線となり、学力検査だけで全体の評価をしてもらうほうが、有利というイメージです)。 また内申点が斜線の場合、都立高校の推薦入試を受験することはできませんが、過去には私立高校の推薦入試を受験した事例があります。 私立高校に直接連絡し、不登校で内申点がついていない生徒の事情を伝えたところ、事前に本人・保護者と面談をしてくれ、本人の強い志望動機を認め、推薦入試を受けさせてもらったのです(そしてもちろん合格しました)。 さらに、そもそもの話になりますが、私は常々保護者のみなさんに「大学進学を目指すなら無理をして高校に行くこともないですよ」と伝えています。 大学に行きたいのであれば、高卒認定(高等学校卒業程度認定試験)を受ければいいのです。

■大事なのは将来どのような生き方をするか 私のかつての教え子である株式会社アドウェイズの代表取締役社長・岡村陽久くんは、高校を中退しています。 先日会ったときに中退を決めたときのことを改めて聞いてみました。 彼は中退するかどうか悩んだとき、さすがに不安だったため、書店で高卒認定の問題集を見てみたのだそうです。するとその問題がとても簡単だったので、「なんだ、こんなに簡単だったらいつでも大学に行ける」と思い、中退を決めたのだとか(高卒認定の受検資格は満16歳以上ですが、大学受験資格を得られるのは「18歳に達した日の翌日」からなので、実際には高校3年生と同じ年で大学受験が可能になります)。 麹町中の卒業生の中には、成績がトップクラスの子で、名門進学校の日比谷高校に進学するか、通信制高校の「N高」に進学するか悩んだ子がいます。 この子はどうしてもやりたいことがあり、それに時間をかけたいと考え、拘束時間の長い全日制高校ではなく、時間に融通の利くN高を選びました。 自分のやりたいことをしっかりと自覚し、自分の道を歩めることはすてきなことです。 将来どのような生き方をするかを見つけられる場所が学校以外にあるのであれば、学校にこだわる必要は実はないのです。 工藤 勇一 :千代田区立麹町中学校校長 〔2019年11/27(水) 東洋経済オンライン〕

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群馬県の西毛地域の県立高校2年の男子いじめ不登校 いじめ認め校長名で文書謝罪 県西部の高校 6月から生徒が不登校 学校側「日常的暴行あった」 群馬県の西毛地域の県立高校に通っていた2年の男子生徒が同級生からの暴力や悪口を受けて不登校になった問題で、調査していた同校が日常的な暴行があったなどと複数回にわたるいじめ行為の事実を認定し、保護者に文書で謝罪していたことが26日、関係者への取材で分かった。 ◎シャツにジュース、SNSで中傷… 謝罪は25日付。男子生徒はすでに通信制高校に転学している。保護者は「なぜこれほどのいじめ行為が見過ごされていたのか疑問に思う」と語った。 男子生徒は6月3日から登校できなくなった。同日に生徒から保護者に「いじめを受けている」などと相談があり、学校側に伝えた。その後、同校はいじめにより不登校が生じた疑いがあるとして、「いじめの不登校重大事態」に認定、調査していた。生徒は9月に転学した。 県教委などによると、調査はいじめ防止対策推進法に基づき、学校が実施した。6、8月の2回、同学年の生徒全員にアンケート調査を行ったほか、男子生徒や関係する生徒、教職員らからの聞き取り調査もしたという。 調査結果によると、男子生徒は5月ごろ、3人の生徒から、「肩への殴打」「上履き(サンダル)隠し」「尻への蹴り」「日常的な暴行」などのいじめ行為を受けていた。ワイシャツにジュースをかけられたり、教室のベランダから生徒手帳を投げられたりすることもあった。会員制交流サイト(SNS)で「(学校に)来なくていい」「死ねよ」などのメッセージが送られていた。 調査結果の「校長所見」では、いじめ行為を行った生徒たちは「仲間同士のふざけ合い、じゃれ合いであるという認識」だったというが、「本心では嫌がっている男子生徒の気持ちに気付かないまま、いじめ行為が継続して行われていたという状況が確認された」としている。さらに校長名で「いじめ行為を早期に発見することができず、心身の苦痛を負わせてしまったことについて、心よりおわび申し上げます」と謝罪している。 校長は26日、上毛新聞の取材に「学校として何も答えられることはない」とした。県教委の担当者は学校からまだ報告を受けていないとし、「コメントは控えたい」としている。 〔2019年11/27(水) 上毛新聞〕

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小学校の新学習指導要領 文科省に聞く「小学生の学びはどう変わる?」保護者の疑問解決 インタビューに応える文部科学省初等中等教育局教育課程企画室長の板倉寛氏 いよいよ2020年春から全国の公立小学校で全面実施される新学習指導要領。「何が変わるの?」「準備は必要?」「子どもがついていけるか不安…」といった疑問や不安の声があちこちから聞こえてくる。 そこでリセマム編集部は文部科学省を直撃取材。新学習指導要領で小学生の学びがどう変わるのか? 初等中等教育局教育課程企画室長の板倉寛氏に聞いた。 2020年度から、小学校の教育はどう変わる?

--まず、学習指導要領とは何か、改めてご説明いただけますか。 学習指導要領とは、全国どこの学校でも一定の教育水準が保てるよう、文部科学省が定めている教育課程(カリキュラム)の基準で、約10年に一度、改訂しています。子どもたちの教科書や時間割は、これを基につくられています。

--2020年度から小学校の学習指導要領が新しく改訂されますが、これまでと変わらない点はどこですか。 これまで大切にされてきた、子どもたちに「生きる力」を育むという目標は変わっていません。その目標のための、「何を学ぶか」という点については引き継いでいます。ただし、知識や技能はテストなどのためにただ覚えればいいというものではなく、他の教科の学習や日々の生活、社会での出来事などとも関連付けて深く理解し、活用されるものとして位置付けています。

--では、どこが変わるのでしょうか。 これまでは「何を学ぶか」という点に主眼が置かれてきましたが、加えて、新しい学習指導要領では、「何ができるようになるか」や「どのように学ぶか」という点を重視しています。 社会がこの先、どう変わっていくかを予測することがますます困難になっていくといわれる中で、ひとりひとりの子どもが、自分の良さや可能性を認識し、他者を尊重し、多様な人々と協働しながら豊かな人生を切り拓き、持続可能な社会のつくり手となるような環境を作っていかなければなりません。 このために、子どもたちには3つの柱となる資質・能力を身に付けてもらいたいと考えています。 1つ目の柱は、冒頭にお話しした「知識や技能」。2つ目の柱は、知識や技能を日々の生活や他の教科の学習などとも関連付けて深く理解するための「思考力」「判断力」と、それを伝えていくための「表現力」。3つ目の柱は、学んだことを人生や社会に生かそうとする「学びに向かう力、人間性等」の涵養です。 特に3つ目の柱は、未知の世界や社会の課題、想定外の困難などから逃げずに挑戦したり、人生100年の時代で生涯学び続けたりするためには欠かすことのできないものです。これらの資質・能力を育てていくことが、新しい学習指導要領の目指す方向性になります。

--注目されるキーワードとして「アクティブラーニング」という言葉をよく耳にしますが、これはわかりやすくいうと、どういうことなのでしょうか。 これからの時代に求められる資質・能力を育成するためには、「どのように学ぶか」という点も大変重要です。新しい学習指導要領ではこの点も重視して、授業の改善についても強調しています。 まず、子ども自身が興味や関心を持って、自分から学ぼうとする姿勢をつくれること。そして周囲との対話やディスカッションを通じて自分の視野を広げたり、新たな気付きを得たりすること。また、深掘りしたり、いろいろな教科で学んだ知識や生活で身に付けた知識を関連付けたり、自分なりに解決策やアイデアを創造したりして、自分の学びを深めていけること。我々は「主体的・対話的で深い学び」という表現を使っていますが、アクティブラーニングとは、このような視点で授業が行われていくということです。

具体的な変化は、外国語の教科化とプログラミングの導入

--来春からは外国語が教科化され(外国語の教科化は5・6年生が対象)、プログラミング教育も始まります。これはどういう背景から導入が決まったのですか。 先ほど「生きて働く知識・技能の習得」「未知の状況にも対応できる思考力・判断力・表現力の育成」「学びを人生や社会に生かそうとする学びに向かう力・人間性の涵養」を偏りなく実現することがベースだと申し上げましたが、この3つの資質・能力を育むためには、すべての学習の基盤となる力として、言語能力、情報活用能力を育成することが重要と考えられることから、小学校段階から外国語、プログラミングを学ぶことが重要だと判断されました。 これからの時代は、一部の職業の人だけではなく、あらゆる人に国内外で英語を使う機会があります。英語を学ぶことは子どもたちの将来の可能性を広げることにもつながります。 これまでは小学校5年生から「外国語活動」を行い、「聞くこと」「話すこと」を通して英語に慣れ親しむ学習を行っていましたが、中学校以降の学習にどう円滑につなげていくかという課題がありました。このため、外国語活動を3年生から開始することにし、5年生からは教科として段階的に「読むこと」「書くこと」も学んでいくこととしました。また、外国語を学ぶことを通して国語への理解が深まるという意味でも、小学校から英語を学ぶことには意義があると感じています。

インタビューに応える文部科学省初等中等教育局教育課程企画室長の板倉寛氏

--プログラミングについても、なぜ今、小学校から学ぶ必要があるのでしょうか。 スマートフォンやゲーム機、ICカードなど、今の子どもたちを取り巻く環境は情報化の急速な進展で便利になっている反面、どのような仕組みで動いているのかわからないブラックボックス化しているといえます。情報化社会を生きていくうえで、こうしたブラックボックスの中は、人間によってはめ込まれた命令に従って動いているということを実感としてわかっておくことは、きわめて重要です。 小学校にプログラミング教育を導入するねらいは、プログラミング的思考とよばれるこの思考力を、体験を通して育み、プログラミングでどんなことが実現できるのか、世の中とどうつながっているのかを小学生のうちから“肌感覚”で学んでもらうことなどです。この力は、コンピューターに自分が意図する活動をさせるために、どのような動きの組合せが必要かを、試行錯誤しながら考えていく論理的な思考力です。なお、誤解がないようにお伝えしたいのは、小学校のプログラミングではプログラミング言語を覚えたり、プログラミングの技能を習得したりすること自体を目指しているわけではありません。 成績が付く5・6年生の英語

--英語についてもう少し具体的に伺います。小学校での外国語が教科化されると、どのような授業が行われるのですか。 これまで小学校で行われてきた「外国語活動」は、英語に慣れ親しむため、歌やゲーム・絵本の読み聞かせなどを通じた「聞く」「話す」のコミュニケーションを中心とした活動です。これまでは5・6年生を対象に行われてきましたが、来春からは3・4年生が対象となります。5・6年生に対しては「教科」として、「読む」「書く」という内容も加わり、中学校以降の学習につながるよう、慣れ親しむだけでなく、学習内容の定着も目指したものになります。 ただし、小学校段階では文法を指導したりするのではなく、簡単な表現を使って英語で自分の気持ちや考えを伝え合う体験を通じて、今までの活動のように楽しみながら習得することを目指しています。 まず音声に十分慣れ親しんでから、それを書いたり読んだりするという学習になるため、教材も、音声を聞いて考えることから授業が始まることが基本となっています。現在でも、ほとんど(95%以上)の小学校で、音声や動画を使ったデジタル教材を英語の学習に活用しており、自然な音声、会話を聞いて学ぶことができます。

--英語の授業は担任の先生が行うのですか。 学級担任が担当する場合と、中学校の英語の教員免許をもつなど専門性の高い教師が担当する場合との両方があり、学校によって体制はさまざまですが、ALT(外国語指導助手)や英語が堪能な外部人材とチームティーチングを行ったり、音声や動画を使ったデジタル教材を積極的に活用したりして授業を行います。 誰が指導する場合でも、小学校の外国語教育では、子どもの発達の段階に応じて、子どもの意欲を引き出したり、失敗を恐れず会話ができるような学級の雰囲気作りが大変重要です。こうしたことは、学級担任の先生が得意としているところであり、学級担任のよさと専門性のある先生のよさの両方を生かしていきます。

--英語の授業時間はどのくらいあるのでしょうか。また成績はどのように付けられるのですか。 3・4年生の「外国語活動」は年間35時間、5・6年生の「外国語」は年間70時間に増えます。5・6年生では教科となることで、数値による評価が付くことになります。定期テストなどではなく、授業の中で、英語を使ってコミュニケーションを行うことを通して「何ができるようになっているか」「相手に配慮して伝えようとしているか」といったことを評価します。 既存の教科等の中で実施されるプログラミング

--次はプログラミングについて詳しく伺います。プログラミングという教科は設けないとのことですが、実際の授業にはどのような形で導入されるのでしょうか。わかりやすい授業の事例があれば教えてください。 プログラミングといった教科が新設される訳ではなく、既存の教科等の中で実施することとなります。たとえば5年生の算数で正多角形を、コンピューターを使って描いたり、6年生の理科でセンサーを用いて電気の働きを自動的に制御させ、プログラミングが身の回りのものといかに密接につながっているかを学ぶといった事例があります。そのほか、総合的な学習の時間で、「プログラミングが社会でどう活用されているか」に焦点を当てる事例もあります。

--各自治体や学校の裁量に任せている部分が大きいということですが、保護者としては学校ごとに授業の内容に大きな差ができるのではないかと不安を感じます。 プログラミング教育については、プログラミングやICTに関する高度な専門性が求められるものではありませんが、実践事例を「小学校を中心としたプログラミング教育ポータル」(※)において積極的に公表するなど、全国への情報提供に努めています。 ※ 官民協働の「未来の学びコンソーシアム」において、「小学校を中心としたプログラミング教育ポータル」を立ち上げ、プログラミング教育の具体的な指導事例等を掲載している。

--コンピューターが整備されていない学校では、プログラミングはどうやって学ぶのでしょうか。 たとえば低学年でコンピューターを用いずにプログラミング教育を実施することも考えられますが、コンピューターを活用して、試行錯誤を繰り返す体験が必要であるため、プログラミング教育全体として、児童がコンピューターをほとんど用いないことは望ましくありません。学校におけるICT環境整備は国としても全力をあげて取り組んでいるところですが、準備が十分ではない場合、ほとんどの小学校ですでに整備されているコンピューター教室などを効果的に活用することが考えられます。 なお、コンピューターを用いずに実施する場合の例としては、たとえば、誰かをロボットに見立て、ハンカチをたたむ、カップラーメンをつくるといった動作を、紙のカードに指令を書いて作業をさせてみるというような方法があります。人間同士なら短い会話で済むことが、ロボット相手だとカードを何枚も追加したり修正したり、作業を細かく分解して指令しなければ思いどおりに動かない。このような気付きが得られることは、低学年段階においては、プログラミング的思考の原体験につながると思います。 地域や家庭とともにつくっていく教育のかたち

--英語の教科化やプログラミング的思考力の育成など、現場の先生方や子どもたちの負担が大きくなっているようで心配です。 まず、今回の新しい学習指導要領が目指すところが、これからの社会の変化が予測困難な中で、子どもに豊かな人生を切り拓き、持続可能な社会の創り手となるために必要な力を育成するために、学校で学んだことが将来につながっていくための教育課程、授業の改善であることが関係者の皆様で共有できるとうれしく思います。主体的・対話的で深い学びの視点からの授業の改善は、より多くの子どもたちの主体的な授業参画、そして子どもたちのさらなる成長につながると考えています。 知識・技能の習得についても、これまでの方法にとらわれるのではなく、今後はICTを積極的に活用し、子どもひとりひとりに誰一人取り残さない個別最適化された学習スタイルを構築していくことも未来の学びのために重要なカギになってくると思います。効率化できるところはどんどん合理化していくことも、併せて非常に重要になってくると考えています。

--国が目指す教育のかたちを実現するには、我々親世代が受けてきた教壇からの一斉授業のスタイルではなく、子どもたちに関わる大人がもっと必要になるのではないでしょうか。 学校の中で働く人の構成は、我々親世代が小学生だったころと比べて随分と変わってきていることは確かだと思います。たとえば30~40年前にはいなかったスクールカウンセラーが、現在はいじめや不登校の子どもたちのケアや相談などで活躍していますし、チームティーチングで教員以外の人材に授業に入っていただく機会も増えています。 私たちが目指すのは、「社会に開かれた教育課程」の実現です。これは、保護者の皆さまや地域の皆さまのお力添えをいただきながら、より良い学校教育をつくっていくということです。教育課程を編成するのは学校が主体ですが、その理念や目標に共感し、学校・地域の特性に合った形で、家庭や地域の方々がご自身でできることでご協力頂けたらと思います。

--学校教育というのは、国が決めた枠組みをそのまま受け入れなくてはいけないということではなく、自分たちの手で学校・地域の特性を生かし、発展させていく伸び代があるということですね。 おっしゃるとおりです。私が以前出向していた島根県では、離島や中山間地域が多く、過疎化・少子高齢化が深刻な課題でした。地域の結び付きの強さや強い危機感の中で、70代の方々が地域の親御さんたちの子育てをサポートする中心的な役割を果たしたり現役保育士として活躍したり、隠岐諸島の海士町にある島前高校へ「島留学」というコンセプトで都会から生徒を集め、教育を通じて島を魅力化するというプロジェクトが生まれるなど、その地域の特性を生かした取組みが多く見られました。このような地域に根差す事例において、家庭だけでなく地域みんなで子どもたちの成長を見守ろうという姿勢に、現地で強く感銘を受けたのを今でも覚えています。 子どもたちが社会に出たときに必要な力を育むうえでも、教育の現場は学校の中だけに閉じてしまわず、より社会へと開いていくことがますます大事になってくると思います。

--小学生の子をもつ保護者の方へ、どのようなメッセージを伝えたいですか。

国内ではあまり知られていませんが、日本の初等教育は学力面だけでなく、学校給食を通じた食育や清掃活動など、全人格教育として世界的に高く評価されています。こうして世界からも評価されている良い部分は大切に守りつつ、新しい学習指導要領の内容を、保護者や地域の皆さまとも共有し、お力添えをいただきながら、さらに一歩先を目指し、子どもたちの学びを社会全体で応援していきたいと考えています。 来春からは、親世代にはなかった新しい教育内容も小学校で学習することになりますが、生きる力を育むには、学校での学びを日常生活で活用したり、ご家庭での経験を学校生活に生かしたりすることがとても大切です。お子さんの学校での話にじっくりと耳を傾けてあげてください。保護者の皆さまの子どもたちへの働きかけが、彼らがこれから社会で必要となる力を育む大きな原動力になります。私自身も子をもつ親としての当事者目線も大事にしながら、将来につながる子どもの学びの進化に、少しでも貢献できるよう努力していきたいと思っています。

--ありがとうございました。 リセマムでは教育改革に関する質問を募集しています。下記のフォームよりお寄せください。 教育改革への質問 《リセマム 加藤紀子》 〔2019年11/27(水) リセマム〕

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たかの てるこ 「海外ひとり旅」はコワイ?実は「小心者」ほど向いている
7大陸・68カ国を駆ける「地球の広報」として、『ガンジス河でバタフライ』(幻冬舎文庫)など数多くの旅エッセイを綴ってきた、旅人でエッセイストのたかのてるこさん。昨春発売の写真エッセイ本『生きるって、なに? 』は累計5万5000部を超え、その第2弾である『逃げろ 生きろ 生きのびろ! 』も今秋発売され、大きな反響を呼んでいます。
女性に大人気「フクロウカフェ」のあぶない実態
そんなたかのさんが「ひとり旅の極意」を教えてくれる本連載では、皆さんのひとり旅に対する疑問にたかのさんが答えていきます。今回の質問はこちら。



Q.いつか、海外ひとり旅をしてみたい! と思うのですが、悪い人に騙されたら怖いし、言葉が通じなかったら……と思うと不安で、なかなか踏み出すことができません。
てるこさんは、『ガンジス河でバタフライ』で自分のことを小心者だと書いてましたが、こんな私でもひとり旅ができるでしょうか? (女性・会社員)



そんな質問に対して、「海外ひとり旅は小心者ほど向いている!」とたかのさんは言います。はたして、その理由とは――。
『逃げろ 生きろ 生きのびろ!』より
ひとり旅に向いていない人はいない
「この世に、こんなに楽しい“参加型の総合エンターテイメント“があるなんて!  世界に200近くある国、それぞれ文化も食べ物も風景も価値観もまるで違うなんて、地球はドデカいテーマパークなんだ!」
20歳のとき、ありったけの勇気を振り絞って海外ひとり旅に出て、目からウロコがボタボタ落ちて以来、100以上の国と地域を旅してきました。
「自分には、海外ひとり旅なんて、絶対無理!」と思い込んでいる人も多いと思いますが、「興味はあっても、ひとり旅する勇気がない」という気持ちは、本当に、痛いほど分かります。
なんせ私自身、人一倍ビビリで、英語もロクにできず、方向オンチの小心者だったからです(ちなみに今も英単語を羅列してるだけの「中2レベルの英語」で、スマホがあったところで方向オンチに変わりありません 笑)。
以下、あなたがひとり旅に向いているか、チェックリストを作ってみました。



□いつか行ってみたい、憧れの国や気になっている場所がある
□ 自分は小心者だと思う
□ 英語がロクに話せない
□ 方向オンチで、初めての場所に行くと、めちゃめちゃ迷う
□ 忙しくて(仕事、学業、育児、介護……etc)、休むことに罪悪感がある
□ 「“今の自分”のまま、やってくる未来がこわい」等、ネガティブな面がある



旅立つ前の私は、すべての項目に当てはまり、自分は“ひとり旅の不適格者”だと思い込んでいたのですが、実は、上記の項目に当てはまる人ほど、ひとり旅に向いています!  というのも、私は18年間勤めた会社を辞めて以来、全国で講演しているのですが、講演後のサイン&ハグ会で何百人もの読者と話して、10代、20代はもちろん、60代、70代で“海外ひとり旅デビュー”した読者にも、数えきれないぐらい会ってきました。
「ひとり旅なんて、自分にはあり得ないと思ってましたが、旅に出て、人生が変わりました!」とか、「もっと早く、若い頃から、ひとり旅に出ればよかったな~と思いますね。どこにでも行けると思うと、行きたい所がありすぎて!」とか、「旅に出て人生を楽しむようになったら、不登校だった息子も転校して、元気に学校に通うようになりました。ひとり旅の効能は無限大ですね!」などと熱く語られるたびに、思いは確信へと変わりました。
断言しますが、ひとり旅に向いていない人なんて、この世にいません。海外ひとり旅ができるかどうかに、語学力も年齢も性別も性格も関係ありません。誰でも、ひとり旅できます。それも、簡単に!
小心者は、ひとり旅に向いている!
 しかも小心者のほうが、ひとり旅に向いていると私は思っています。なぜなら、失敗を恐れる気持ちが強い小心者な人は、すでに凄まじい力で「自分を守っている」ので、その凄まじい力を“旅立つバネ”へと変換できるからです。
今振り返ってみれば、昔の自分は筋金入りの小心者だったなぁとつくづく思います。なぜなら、ひとり旅に出る前の私は「人からどう思われるのか」ばかりを気にして生きていたからです。
たとえば、人からされたことで嫌な気持ちになることがあっても、「自分の気持ちを正直に伝えたら、相手が傷つくかもしれないし……」とか、「自分さえ我慢すれば、波風が立たなくて済むんだ」と思って、いつでも自分の気持ちを飲み込んでいました。
経験上、小心者には、次のような特徴があると思います。

・「言いたいことが言えない」「気を使いすぎる」
→「嫌われたくない」「傷つきたくない」という気持ちが強い →「言いたいことが言える人」のことが羨ましい

・「自分をさらけ出せず、自分をよく見せようとしてしまう」 →「ダメな人だと思われたくない」「迷惑をかけたくない」という気持ちが強い



小心者は、「いろんなことを我慢して」「自分を守っている」状態の人だと思います。自覚していたらまだマシなんですが、私の場合、「我慢している」という自覚もなかったぐらい、“ガマン癖”が付いてしまっていました。
他の人が自分の人生にパワーを注いでいるなか、小心者の人は「人からどう思われるか」に凄まじいパワーを消費しています。この、懸命に「自分を守っている」凄まじいパワーを、自分の人生に注ぐことができれば、どんな人も必ずや、旅立つことができます。そして、一度旅立つことができれば、ひとり旅の魅力にハマる人も少なくありません。 『逃げろ 生きろ 生きのびろ!』より
自分の人生の主役は、自分自身
というのも、我慢が当たり前の状態になっている小心者の人は、自分ばかりソンしているという気持ちが心のどこかにあり、「どうせ私は引き立て役だから……」という“脇役感”が強いもの。それがひとり旅に出ると、誰かに合わせる必要がないので、自分が何をどう選ぶかによって、どんなことに出会えるのか、旅の一つひとつが決まっていきます。東に向かうか、南に行ってみるか。長距離バスに乗るか、夜行列車に揺られてみるか――。
全部、自分で判断して、自分で決めているうちに、「自分の人生の主役は、自分自身なんだ!」という感覚が蘇り、自分を100%解放できる喜びを、人一倍、感じることができるのです。
初めての旅から月日は流れ、気がつけば、私は人と自分を比べなくなり、「人からどう思われるか」に大事なエネルギーを使わず、「自分がどうしたいか」にパワーを注ぐことができるようになりました。
そして今では、自分が傷ついたとき、黙って我慢するのではなく、自分(アイ=I)を主語にする“愛メッセージ”で、「私は、あなたに○○されると、傷つく・辛くなる・悲しくなる」と相手に伝えることができるようになっています。相手(YOU)を主語にして思いを伝えると、「(あなたは)なぜわかってくれないの!」と怒りをぶつけてしまいがちなので、皆さんも“愛メッセージ”をぜひ。
「ビビリの小心者」だから危ない目に遭わない
もうひとつ、小心者が旅に向いている、大きな理由があります。
旅慣れている人は、慢心からつい油断してしまいがちなのですが、いつまでも小心者の部分がある私は、旅先でも基本「安全第一」に行動するおかげで、危険な目に遭ったことがほとんどありません(危険な目に遭った体験は紀行エッセイに多々書いているのでここでは割愛しますが、過ぎてみれば全部、笑い話です! )。
旅先に限らず日本でも同じですが、用心深い私は「こんなに安く○○できますよー」といった怪しげな客引きに声をかけられても、「うまい話には必ず裏がある」と思っているので、足早に逃げることにしています。また、私はとても不安を感じやすい性質なので、旅先で使う二つ折りのミニ財布もチェーン付きですし、パスポートや旅の軍資金を入れておく貴重品袋も、肌身離さず身につけるようにしています。
それもこれも、ビビリの小心者だからなのですが、そのおかげで、海外でお金やパスポート等を失ったことが一度もありません(ちなみに、ナイロン製の貴重品袋をTシャツやボトムスの中にインすると汗で蒸れるので、どうしてもほしかったオーガニックコットン製の旅貴重品袋などの旅グッズを『地球の歩き方』と制作し、自分も超愛用しています)。
そして、私はフィジカルな痛みにも弱い小心者なので、歯が痛いとすぐに歯医者さんに行くのですが、治療中も「イタッ、イテテテ!」とすぐ痛みを訴えてしまいます。以前、「痛がりですみません~」と謝ったら、先生がこう言ってくれました。
「痛がりなのは、すばらしい長所なんですよ。痛みを我慢してしまう人は、病院に行くのが遅れて、取り返しがつかないぐらい悪化させてしまいがちですからね」
そんなわけで、旅先でも「健康第一」の私は疲れたら無理せず、たっぷり9~10時間は寝るようにしているので、体調を崩したこともほとんどありません。心配で不安でどうしようもないから、何か予防策を考える、何かしら手を打つ、という性質は「危険を察知する能力」があるということ。
つまり、用心深い小心者の人は、ビビりなおかげでいろんなことに気をつけているので、危険回避能力に長けているという大きなメリットがあるのです! 
「ひとり旅に対するハードル、どんどん下げていこー!」がテーマのこの連載。 次回は、「最も簡単に、ひとり旅に出られる方法」です。お楽しみに♪
たかのてるこさんへの質問を大募集!
たかの てるこ 〔2019年10/31(木) 現代ビジネス〕

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東京赤坂の選書専門店「双子のライオン堂」 「100年続く書店」を目指す書店界のドン・キホーテ 東京赤坂の選書専門店「双子のライオン堂」
三宅 玲子 出版不況と言われて久しいものの、「本」という形をとったメディアは決して不要となったわけではない。しかし、本を買う「場所」は劇的に変わった。アマゾンで本を取り寄せる習慣は私たちの生活に定着したのだ。かつて商店街には小さな書店があるのが当たり前の風景だったが、今、年間800~1000店のペースで姿を消している。それなのに、「100年続く書店」を合言葉に始まった書店がある。
青い扉の「双子のライオン堂」
選書専門店
店主と妻の星座に由来する「双子のライオン堂」という店名から書店を連想する人はほとんどいないだろう。風変わりなのは名前だけではない。店の所在する赤坂は、テレビ局や歓楽街があり、政治の中心地・永田町にも隣接する都心の一等地だが、「双子のライオン堂」があるのは、表通りから入り組んだ道を六本木へ抜ける谷間の一角である。しかも青く塗られた分厚い扉は閉ざされていて、中を覗き見ることはできない。
「せめて扉は開けておきなさい、って常連のお客様からよく助言をいただきます。これじゃあ一見(いちげん)さんが入ってこられないよって」
店主の竹田信弥さん(33)は頭をかいた。
「これ、本の扉を形どっているんです。さあ、本の中に飛び込んできてください、というつもりでつくったんですが」
10坪ほどの空間は、壁いっぱいに本棚が組み上がり、国内外の小説、思想哲学、評論、エッセイなどが並ぶ。池澤夏樹編集の世界文学全集(河出書房新社)のカラフルな背表紙も揃う。
この小さな書店は30巻からなるこの全集を8セットも売った実績を誇る。本棚の前に積まれた小さな本箱にも、ぎっしり。満杯となった書棚から溢れた本たちが横向きに寝かされている。
3600冊の本からなるカオスな空間は静かに充足していた。
棚の脇に木札がある。作家の辻原登、元ライフネット生命会長で立命館アジア太平洋大学長出口治明、出版社ミシマ社の三島邦弘など、記されているのは選書者の名前だ。
辻原登は竹田さんの大学時代の恩師だ。開店にあたり、恐る恐る選書を依頼したところ、恩師はとても喜び、協力を約束した。
選書者は現在36名。
竹田さん自ら選書を依頼した人たちだ。各々の選書者の棚に、お薦めの本が並んでいる。
選書を依頼するにあたっては、100年は一緒にやっていきたいという気持ちであると、次のように話す。
――あなたが100年後にも紙の本として残したい本を10~100冊教えてください――
そして、古本、新刊を問わず可能な限り集めることを約束する。
竹田さんは本の持つ力をこう表現した。
「本は物理的には紙とインクでできたただのモノですが、100年、200年と読み継がれる本には、コピーや複製に形を変えてもなお残り続けるエネルギーが宿っています。それは言霊のようなものかもしれませんし、叡智が込められているということなのかもしれない。そういうものを書いた著者への畏怖を、例えば本の表紙や背表紙から僕らは自然と感じ取っているんだと思います」
竹田さんは「双子のライオン堂」を選書専門店と位置づけている。
町の本屋から大型書店まで、書店が次々と廃業に追い込まれる中、竹田さんは書店を経営する。選書者とともに100年続く書店を。そう竹田さんは本気で考えている。それは、自らが書店という場所に救われた経験がもとになっている。
書店は呼吸がしやすかった
東京・目黒で生まれ育った。
中3でライトノベルに夢中になった。
本読みだった友達の勧めでもりもりと読んだ。読書は受験勉強からの格好の逃げ場になった。近所の書店に通い始めたのはその頃だ。同居する祖母が本代にと小遣いを惜しまずにくれるので、せっせと本を買って読んだ。
高校に進学すると、書店通いはいよいよ加速する。
書店に行かない日はなかった。日に何軒か書店をはしごしたり、友達と待ち合わせに指定した書店で本棚から離れない竹田さんに友達が呆れはてたり。
のちに結婚することになる獅子座のガールフレンドとも、デートはもっぱら本屋だった。渋谷にあった総合書店ブックファースト(2017年閉店)に通いつめた。社会から少し切り離されて守られている空間は、呼吸がしやすかった。
「例えば、キャンプが好きな人が森に行くとリラックスできる。それと同じように、ぼくは書店で圧倒的な量の本に囲まれているとき解放されていたんだと思います。自分の当時の悩み事に対する答えを本の中に探すこともできたし、未来に向かう入門書も大量にある。それがすごく心地よかった」
部活を早々に辞め、クラスでは人間関係の問題から不登校になるなど、高校生の心は不安定だった。それが、大量の本が洪水のように渦巻く書店という空間の中にいると、きっちりとした答えが見つかるわけではなくとも、気持ちが晴れた。
「例えるならネットサーフィンのリアル版のようなものだったかもしれません」
好んで読んだのは、舞城王太郎、佐藤友哉、絲山秋子といった純文学やエッセイ。高2の夏休みに東海大学の文芸創作の夏期プログラムに参加した。作家を目指す学生や教えに来ていた辻原登をはじめとする作家たちと交わり、高校とは異なる世界を知り、見晴らしがよくなるような思いがした。
高3の春、ネット古書店「双子のライオン堂」を始めた。それは東海大学文学部文芸創作学科(現在は文化社会学部文芸創作学科)へ進み、さらに卒業して2008年春、ITベンチャーに就職してからも継続する。
新卒でベンチャー、副業はネット書店経営 書店という空間で救われた体験に加え、小学生の頃から、外遊びの傍らで雑誌づくりの真似事をしたり自分で物語や漫画を書いたりするのが好きだった。小説家への憧れはありつつも、簡単には書けない。でも好きな本のそばにいたい。できれば本と読む人たちの仲介者として、おせっかいをやいていたい――。
竹田さんが社会人になってからも副業としてネット書店を続けた理由である。
一方、リーマンショックの直前に営業職として入社したベンチャー企業では、就労環境は典型的なブラック。たまの休暇に本の買い付けに行くのが心の安定という生活。営業のついでに古本屋で本を仕入れて、夜、ネット書店にアップするのが唯一の楽しみとなった。
2年半で辞め、転職したIT企業はワンマン経営のため離職者があとを絶たず、竹田さんも程なく退職した。
27歳のそのとき、副業にしていたネット書店の方を正業にしようと思い切った。文京区白山のスペースをほとんどタダ同然で貸してもらえる幸運が後押しし、リアル書店を始めることにした。2013年春のことである。
神田神保町にある中堅の取次店が買い取りを条件に取引を引き受けてくれた。
「100年続く書店を目指します」という竹田さんの言葉に、担当者の心が動いた。
世の中にはすでに「出版不況」が定着していたけれども、書店を始める若者も増えていた。その一方で閉店が続く状況を残念に思っていたその人から「頑張って続けて欲しい」とエールを竹田さんは受け取った。
「このチャンスを生かさないともったいないと思いました。まだ若いから、今ならできるかなって。妻に迷惑をかけなければなんとかできるかなと」
大学卒業と同時に結婚した獅子座の妻は漫画家だ。当時はデビュー前で、コツコツと作品を書いていた。
企業の形をとるために、リアル書店「双子のライオン堂」を父の経営する人材教育コンサルティング会社の書籍事業部に編成。
だが、書籍事業単体では竹田さんの給料を支払うほどの利益は出ない。前に働いていた会社にアルバイトとして雇ってもらうことで、妻と2人分の生活費を稼ぎ、合間に本を仕入れた。仕事内容は、清掃や保守管理、経理など雑務だ。
2015年、赤坂の現在の場所への移転は転機となった。
竹田さんの真剣な取り組みを見てきた父の勧めにより、銀行に借金をし、築70年近い古いマンションの1階部分を購入した。現在の青い扉の店舗スペースだ。
書店経営を維持するため、アルバイトはより重要な「部品」となった。
ベンチャー企業でのアルバイトに加えて父の会社の経理、文字起こしなど、掛け持ちで働いている。
店の営業は週4日。午後3時から9時が基本の営業時間だ。
竹田さんがアルバイトで店に出られない時間帯は、父に店番を頼む。
客の来店を待って本が売れる時代ではない。
赤坂に移転してからは読書会を年間60回以上。初めての読書イベントには、恩師辻原登を迎えた。
ある夜は、韓国文学がテーマの読書会に7人ほどの本好きが集まっていた。進行役は、韓国文学ファンの常連客。初めて参加した30代の女性、周囲に本好きがいないから本の話に飢えているというエンジニア、子育てが一段落し、本を読み学び直したいと通う50代の主婦など、顔ぶれはさまざま。結びつけるのは本だが、さっぱりと後を引かない関わり合いを大切にしているという。
「純粋に本の話をするためだけに集まる場ですので、終わってからの飲み会はありません。初めて顔を合わせる人たちがほとんどです」 さらに、毎年1月に文芸誌『しししし』を発行、最近は作家のピアノCDを出した。年間8万点もの出版物が生まれる時代に、大量の本から自分の読みたい本を選ぶのが難しいと感じる人に向けた、選書配本サービスも行なっている。
「このライオン堂という場所から本や作家にまつわるいろんなことを仕掛けていきたい」
本業界を「外資」で支える
都内の移動はもっぱら自転車に乗る。
体を使う仕事と書店経営は心身の健康の上でもバランスがよいようだ。「二足のわらじ」を能動的に選び書店経営を成立させている仕事のつくり方は、副業が推奨される現代の働き方にも呼応しているように見える。
ところが竹田さんは、出版業界が縮小している状況に対し、もう一歩踏み込んで考えていた。
「ぼくは本に携わる業界の中だけで食っていくのではなく、書籍とは異なる分野で『外資』を稼いで書店業や出版の世界に資金を流入させたいと考えています。経済が潤っている別の業界で利益を出して本を取り巻く世界に還元したい。だから、ライオン堂では本とは異なる売れ筋の何かを見つけたい。本の外で稼いで出版業界を100年保ちたい」
ウェブサービスなのか、掃除道具のようなグッズを開発販売することなのかわからない。別の「稼げる」事業を見つけて文学や出版に還元する。その筋道を発見することを真剣に考えているという。
「チャレンジのひとつとして、アルバイトの経験を生かして来年は清掃事業を始めたい。そこに小説だけでは食べていけない作家が参加するのもありだと思うんです。作家が稼ぎを確保しながら小説を書き続けられる仕組みをサポートするのも必要なことだと思っていて」
愛読書はサリンジャーとドン・キホーテ。
高1のとき「ライ麦畑でつかまえて」を読んだ。最終章で主人公がライ麦畑の崖から落ちそうな子どもたちを守る仕事がしたいというくだりに、「それ、ぼくもやりたい」と思った。そんな仕事があるかわからないが、もしあったら子どもたちをちょっとだけ助けることができる。
今、ライ麦畑で子どもたちをつかまえる仕事と書店業に共通項を感じている。
「ぼくもこの本屋の仕事で作家と読者の媒介役として役に立ちたいなって。本によってきっと救われると思っているからですかね」
そして100年続く本屋を目指すクレイジーな横顔は、純粋で一途で愉快なドン・キホーテに連なる。
【Profile】三宅 玲子 MIYAKE Reiko
1967年熊本県生まれ。ノンフィクションライター。「人物と世の中」をテーマに取材。2009~14年、中国・北京に暮らす。
ニュースにならない中国人のストーリーを集積するソーシャルプロジェクト「Billion Beats」運営。近著は「真夜中の陽だまりールポ・夜間保育園」(2019.09 / 文藝春秋 )
〔2019年10/31(木) nippon.com〕

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ページ名[[]]、(不登校のニュース)
子どもの「学校に行きたくない」はすでに深刻 登校無理強いでさらに悪化の恐れ
本田秀夫「子どものココロ」
さまざまな理由で、学校に行かなくなる子どもたちがいます。
先日公表された文部科学省の統計では、経済的理由や病気以外によって年間30日以上欠席した「不登校児童生徒」の数は、平成30年度に初めて全国で16万人を超えました。
昨年12月に日本財団が中学生を対象に行った調査では、年間30日以上欠席している生徒に、登校はしているが教室には行かなかったり、心の中で「学校がつらい」などと感じていたりする「不登校傾向」の生徒を合わせると、中学生全体の1割に達すると推定されています。
「行かなければならない」と意識
義務教育は、本来は「大人が子どもたちに教育を受けさせる義務」のことです。
しかし、わが国の子どもたちの多くは、「子どもが小学校、中学校に通わなければならない義務」であると思っています(思わされているのかもしれません)。
したがって、不登校~不登校傾向にある子どもたちのほとんどは、「本当は行かなければならない」と意識し、何らかのストレスを感じていると思われます。
不登校傾向になる要因はさまざまですが、共通するのは、学校生活を心から楽しめてはいないということです。
学校で行われる活動には、授業、ホームルーム活動、委員会活動、部活動、休み時間、給食などの日課に加え、年間を通じていろいろな行事があります。
その中で子どもたちは勉強し、体を鍛え、友達と遊び、話し合い、先生たちと接点を持ちます。
これらの活動の中にやりがいや意義を見いだせていれば、学校がある程度は楽しい場となります。
体が言うことを聞かない
しかし、どの活動にもなじむことができなければ、学校を楽しめなくなるかもしれません。
友達からいじめを受けたり、先生から不当に厳しすぎる指導を受けたりすると、学校に行くこと自体がストレスになります。
授業のペースや内容が、本人の学力や興味と合わない場合も、授業に集中できず、多くの時間をボーっとして過ごすことになります。
このような状況が漫然と続くと、ある時期から登校しぶりやサボりが始まります。
中には、突然、朝起きることができなくなったり、腹痛や頭痛などの身体症状が出現したりして、学校に行けなくなる場合もあります。
本人は「学校に行かねばならない」、あるいは中には「行きたい」と思っている子どももいるのですが、なぜか体が言うことを聞いてくれない。
そのうち、学校のことを考えただけで頭が真っ白になり、体が固まってしまうようになる子どももいます。
不登校や不登校傾向の子どもたちのストレスは、保護者や学校の先生がうまく対応すれば、軽減させることが不可能ではありません。
しかし、しばしば児童精神科医の関わりも必要となります。
「学校を休むこと」を受け入れる
不登校や不登校傾向にある子どもへの対応では、まずいったんは、「学校を休むこと」を周囲が受け入れる必要があります。
「学校に行くのが当たり前」と思っている子どもたちが、「学校を休みたい」と言い出すまでには、すでに一定期間の葛藤を経ています。
周囲の人には、登校をしぶり出したところがスタートラインのように見えますが、本人にとって、登校しぶりはもう問題の終盤に差し掛かった状態といえます。
ここで登校を強く促すと、ストレスが増すだけでなく、親子関係や先生との関係が悪化し、問題が大きくこじれてしまいます。
不登校への対応で必要なのは、不登校が始まったときのきっかけ、そして現在、学校に行くことを阻んでいる要因について検討することです。
状況がある程度わかるまでは、学校を休み、せめて家の中では安心して過ごせるよう環境を整えます。
保護者と学校とで連絡を密にとりながら、必要に応じて医師、担任、保護者で話し合いの場を持ち、再度、「登校しよう」という気持ちになるかどうかを見守ります。
長い目で子どもと接して
どうしても学校に通うことが難しい子どももいます。
その場合、学校に再び通うことを目標にする必要はありません。
学校教育体制の中の「適応指導教室」や、民間の「フリースクール」などへなら通える場合、それを登校とみなすことを、文部科学省も認めるようになりました。
中学を卒業すれば、進路を子ども本人が選ぶことができるようになります。
学校に行くことだけを目指して頑張らせ、こころの健康を損ねてしまうと元も子もありません。
長い目で見ながら、子どもと接していくことが大切です。
本田秀夫(ほんだ・ひでお)
1964年、大阪府豊中市生まれ。精神科医。信州大医学部子どものこころの発達医学教室教授。
同学部付属病院子どものこころ診療部長。日本自閉症協会理事。
著書に「自閉症スペクトラム」など。
〔2019年11/9(土) 読売新聞(ヨミドクター)〕

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はしかよこ 「幸せの尺度」って? 不登校、ニート、休職・・・生きづらさから解放されてわかったこと
会社員を辞め、お金のために働く時間を大幅に減らし「好きなこと = 趣味以上、仕事未満」に時間を割く――。フリーランスのはしかよこさんが、生きづらさを感じていた社会から解放され、肩書がない状態やまとまりのないキャリアへの不安が消えていったのはなぜか? その一つに、仲間と一緒に作ったミレニアル世代の生き方を体現する名刺がありました。
「肩書」はビジネスの世界で目立つための服
数年前から「新しい働き方」「個の時代」「パラレルキャリア」といったキーワードが叫ばれ、SNSを使った自己ブランディングで成功した人々の「自分だけの肩書を持ってもっと自由に生きよう!」という声がよく耳に入ってくるようになりました。
会社員であれ、フリーランスであれ、とにかくレアな人材になって市場で選ばれないといけない。
そんな風潮もあって、私も何か自分のスキルが相手に一発で伝わり、かつ面白い、かつ他の人と被らない、そんな肩書を作った方がいいのかなあと思っていました。
けれど、考えれば考えるほど、お互いの価値を測りあい、利害の上に人間関係を構築していくビジネスの世界で、出来るだけ目立つ服を着て踊っているだけのような感じがして。実際のところ何者でもないのに、言葉をひねくり回して肩書を考えようとしている自分に違和感がありました。
「ご飯を食べるための肩書」をいったん脇に置いてみる
それでやってみたのが「週5日働かない」という試みです。
メインの収入源だったWEB系の仕事は週2日~3日に抑えて、残りの時間は「お金にならないけど好きなこと」に割いてみました。「手元にもし1億円あったとしてもやりたいと思えることは何?」と自分自身に問いかけ、それでもやりたい!と思えることをやってみたのです。
Podcastを配信してみたり、ヨガを教えてみたり、旅に出たり、noteを書いてみたり。
「毎日が楽しい。でも、こんなキリギリスみたいな生き方をしてたら、冬が来た時には私死んじゃうなあ……」と思いながら。
不安でした。結局のところ「色々やっているけどよく分からない人」の域を脱せず、30代の始まりがこんな遊びみたいな感じで良いのだろうか? と悩みました。
それでも、続けていると「趣味」がだんだん「趣味以上、仕事未満」になってきて、大事なことを教えてくれたのです。
「何をやっているか」より「なぜやっているか」
色々と手を出していた「趣味以上、仕事未満」たちに共通点が見えてきて、私の中の「WHY」、「なぜそれをやっているのか」がとても明確になりました。
私は「生きづらさ」をなくしたかったんです。
世の中には色んな生きづらさがあると思いますが、ここで私が取り上げたいのは「社会通念としての当たり前にハマれない辛さ」のこと。例えば「学校へ行くのは当たり前」「女は子どもを産んで一人前」とか、世間が考える当たり前の枠に収まれない時、人は「生きづらさ」を感じると思います。
私自身、不登校の時期があったり、就職活動もろくにせず、会社もまともに行けなくなったりと、生きづらい思いをしてきました。
当たり前からハミダしてしまった時、あるいはハミダしたいけど一歩が踏み出せない時、自分で自分を肯定してあげられたら楽なのでしょうが、なかなか難しかったりします。
何故かというと、他者が決めた幸せの尺度に心が囚われているから。
「やっぱり学校は行っといた方が良いよね」、「結婚はしておくべきだよね」。
「こうあるべき」が私たちを苦しめます。
そんな時、自分の心の声や、「当たり前」以外の選択肢に気づくことがとても大切だと思うんです。
振り返ってみれば、Podcastは「自分の中の違和感に気づくこと」をテーマにしていましたし、ヨガは「自分を観察すること」、旅は「凝り固まった価値観をリセットすること」といった感じで、キリギリス的にやってきた活動は全てそんな想いがベースになっていました。
小さくてもゆっくりでも、誰かに決められた幸せではなくて、自分の時間を生きる人が増えるような活動がしたい。
自分の根っこにある気持ちがわかったとき、色んなことが腑に落ちて、バラバラだった活動に一本の横串が通った感覚がありました。
想いで繋がれたら、顔も名前も知らない人から「選ばれる」必要はない
それからは「私はこういうビジョンを持ってます!」そんな想いをどんどん言葉にして、公言していきました。すると、共感してくれる友達ができて、一緒になんかやろうよ!と言ってくれる人ができて、縁が広がっていって。気づいたら自分に肩書がないことはあまり気にしなくなっていました。
有名にならなくても、不特定多数の誰かから選ばれなくても、想いを共有できる人と一緒に未来を作っていくことはできるんです。
最近では少しずつ「趣味以上、仕事未満」が「仕事」になってきました。
「小さな違和感を大切にしたい」という想いから始めたPodcast「ハミダシミッケ」は、渋谷のコミュニティFMのラジオ番組になりました。現在、私は世界一周中で収録には参加していませんが、同じ想いを持った仲間がラジオを放送し、私は番組の内容を元にWEBメディアでコラムの連載をしています。
「ハミダシミッケ」の運営会社・MIKKEは「肩書きを消す名刺」を作るなど、心の底からビジョンを共有できる会社。この名刺は、まさに「肩書きじゃなくて、好きなことで繋がろうよ」を体現するプロダクトです。
また、今年12月には、忙しい毎日の中でも、1分1秒生きている時間を大切に感じられる生活を実現していくために、食卓を軸にした暮らしのプロデュースを行う会社・tumugi LABOを仲間と合同で立ち上げます。
やっていることはバラバラでも「誰もが自分の時間に納得感を持って生きる世界」を作りたいという軸からはブレていません。
スキルを一言で伝える肩書は今もありませんが、自分の人生の価値観がはっきりしている今、肩書がない状態にも納得感があります。
誰かから、急に興味を持ってもらえるような鮮烈な肩書がなくても、私は、そんな肩書なしでも繋がれる人と、これからも時間をかけて関係を作っていきたい。そう考えています。
〔2019年11/11(月) telling,文、写真:はしかよこ〕


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ゲームのオンライン家庭教師 全国の不登校の子へ。若き起業家がゲームのオンライン家庭教師サービスを開始
eスポーツが注目される中、ゲームのオンライン家庭教師サービス「ゲムトレ」が始まった。
プロゲーマーの育成が目的ではなく、主に、不登校の子どもたちを対象に「習い事」として推奨する取り組みだ。
ゲームの全国大会や世界大会を経験したトレーナー(家庭教師)が在籍し、受講者はビデオ電話を通じて、ゲームを通じて脳を鍛えたり、コミュニケーションを高める狙いがある。
料金は複数プランがあるが、1回1時間・月2回で月額5800円から。
サービスを立ち上げたのは、若手起業家の小幡和輝。
1994年和歌山県生まれの小幡は、自身も小学生の頃から不登校を経験し、フリースクールや定時制高校をへて大学に進学。
高校3年生で起業し、全国の社会人や学生らが高野山に集まって行う「地方創生会議」や教育分野の事業を手がけてきた。
2019年5月には、脳科学者茂木健一郎とのゲームについての対談などを収録した自著『ゲームは人生の役に立つ。 生かすも殺すもあなた次第』を出版した。
11月現在、「ゲムトレ」でゲームを教えるのは、小幡がツイッターで公募したところ集まった全国の15人のトレーナー。
全国大会レベルであるトレーナーと組むことでゲームを上達できるだけでなく、オンライン上でも情報リテラシーのある彼らとペアで行動することで、安心感を持って参加できるようにした。
また昼夜逆転の生活を防ぐため、朝の実施を勧めている。
10月から募集し、現在60人の生徒が集まった。
「eスポーツ元年」を迎えて
ゲームを巡っては、WHOが2019年5月に日常生活に支障をきたすほど過度にのめり込む状態を「ゲーム依存症」として精神疾患に認定した。
一方で、イギリス全土の学校でスマブラの愛称で知られる「大乱闘スマッシュブラザーズ」が授業に導入され、日本でも19年に国体史上初のeスポーツ選手権大会が行われるなど、世界的にeスポーツの普及を後押しする動きがある。
「eスポーツ元年だった」と振り返る小幡。
なぜ、オンライン家庭教師のサービスを始めようと思ったのだろうか。
保護者から届いた嬉しい声
10年間の不登校。ゲームで磨いた能力は
「ゲムトレ」を始めるきっかけは、2019年7~8月に47都道府県で行った不登校の子供たち向けの座談会で目にした光景だった。 周りの人たちと全く話そうとしなかった子どもたちに、小幡が「ゲームしようか」と声をかけると、端にポツンと座っていた子も前のめりになってゲームを始めた。
最後には、お互いの連絡先を交換して仲良く帰っていく姿を見届けた。
小幡自身、幼稚園から行き渋りがはじまり、小学2年生から中学3年生まで、約10年にわたって不登校になった。
子どもたちの姿を見て、自分もゲームを通してたくさんの友達ができたことを思い出しました。『ゲームの力』を改めて感じる瞬間でした」。
自身の経験では、社会を戦国武将や歴史にまつわるゲームから学び、読解力や判断力、情報処理能力も学んだという。
中学生になっても学校にはほぼ通うことはできなかったが、行きつけのカードゲームのショップでゲーム大会を開くなどして、世代を超えた交流ができ、世界が広がったのだ。
また、小幡は全国行脚をしていたときにある座談会で行われたゲームバトルで、10歳の子どもに完敗した。
ゲームで負けることはほとんどないという小幡だが、その子は、日頃から大会に出る人たちに教えてもらって練習をしていたのだという。
そこで、そもそも独学が当たり前であるゲームの世界で「教えてもらう」ことができるサービスを作ってみてはどうだろうかと思いついたのだ。
座談会で全国を回る最中、要項をまとめてトレーナーを募集し始め、9月には試験的に稼働を始めた。
ゲームのイメージが世界世の中全体で変化している流れに沿って、小幡は「囲碁や将棋の大会に出るとすごいと言われるのに、ゲームの大会となると何も評価されなかった時代は変わっていく」と期待を寄せる。
ゲームへのイメージは、世代間ギャップが生じているが、子どもを見守る保護者からも嬉しい声が届いているという。
引きこもってゲームをする生活で昼夜逆転していた子どもたちが、「ゲムトレ」のために朝早くに起きるモチベーションをもち、トレーナーに教えてほしい要点をを自分でまとめてLINEで連絡しており、一つの成長を感じられるというのだ。
プロゲーマーになれなくても
ゲームプレイヤーの地位向上を
「ゲムトレ」を始めた背景には、もうひとつの小幡の思いがある。
それは、ゲームプレイヤーの地位向上だ。
例えば、あるゲームには世界に1億5000万人のプレイヤーがいて、トップの賞金は3億円だという。
その中でもプロゲーマーと呼ばれるのは、ほんの一握りの人たちだ。
一方で、囲碁人口は約200万人、タイトルの賞金も数千万円にとどまる。
だが、囲碁や将棋の世界では、プロやアマチュア関係なく教室を開き、後進の育成を図っている。
「プロでない人たちも活躍できる土俵」が、ゲーム界にはまだない。
小幡は、プロゲーマーの価値が高まってきているトレンドがあるいまだからこそ、プロではなくても食べていける世界を描いてみたいというのだ。
ツイッターの公募と面接を経て「ゲムトレ」のトレーナーとなった15人はプロゲーマーではない。
現に引きこもりを経験した高校生や一般の大学生も含まれる。
そんなである彼らに、ゲームトレーナーを「職業」としてマネタイズして、提供したいのだ。
小幡はこう語る。「引きこもりだと思っていた娘・息子が、母のパート代よりも稼いでいるというちょっとしたサプライズを作れたらよくないですか。
本業としてはすぐには難しくても、まずは副業として働ける機会を届けたいです。
将来的にはトレーナーの仕事だけで食べていける人を増やしたいです」。
今後は、生徒である子どもたちとトレーナーが集まる大会なども開き、ゲームを通じた交流を広げたいと考えている。
身の回りの小さな気づきからビジネスを形作っていく小幡が、このサービスを通じて子どもたちに伝えたいのは、「勝ち負けだけではない世界」だ。
常に輝いて見える人だけではなく、意外な人が勝ち上がっていくまでにどのようなプロセスを経るのかという点に価値を見出しているのだろう。
〔2019年11/12(火) Forbes JAPAN〕

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子どもの「うつ病」 過度のストレスで子どもも「うつ病」になる! 【前編】
うつ病は、大人だけのものと思っていたら大間違い。10歳を超えるとうつ病の患者は増え始め、最近は低年齢化も指摘されています。さらに厄介なのが、子どものうつ病は見逃されやすく、本人も保護者も気付かぬうちに悪化するケースが多いことです。横浜市の児童精神科・猪子メンタルクリニック院長の猪子香代先生に子どものうつ病について注意したいことをうかがいました。
10代でうつ病を発症する子どもが増えている!
「子どものうつ病」と聞いて、「子どももうつ病にかかるの?」と疑問に思われるかたが多いかもしれません。最近はメディアなどで子どものうつ病が取り上げられることもありますが、まだ十分に理解されているとは言い難い状況です。
児童精神科を専門とする私のクリニックにも、うつ病の子どもがたくさん訪れます。最初から保護者がうつ病を疑って連れてくる場合もありますが、診療を進める中でわかることも少なくありません。うつ病は、10歳を過ぎた頃から増え始め、10代の有病率は成人と大きく変わりません。データによってバラツキはありますが、子どものうつ病の有病率は3~8%とされています。「意外と多いな」と感じられたのではないでしょうか。
最近、うつ病の子どもは明らかに増加していると感じます。以前はうつ病と診断されていなかった症状が、うつ病と診断されるようになったことが理由の一つです。かつては思春期に特有の憂鬱な精神状態として見逃されていたものが、うつ病と診断されるケースが増えているのです。加えて、低年齢化も指摘されており、うつ病の子どもの絶対数が増加していることもうかがえます。
子どものうつ病はなぜ見逃されやすいのか?
子どものうつ病が理解されにくい理由として、もともと思春期は精神的に不安定になりやすく、「うつ気分」を抱える子どもが多いことがあります。うつ気分は一過性の場合もありますが、長く続いて、不眠や食欲の減退、集中力の低下などをもたらし、学習や人間関係に影響が出ることもあります。このようになると、うつ病と診断されることが少なくありません。
さらに大人のうつ病とは、うつ気分の表現のしかたが異なることも理解されづらい理由です。一般にうつ病というと、悲観的な考え方になって意欲を失ってしまう姿をイメージするでしょう。子どもの場合も同様の症状はありますが、一方でイライラしたり怒りやすくなったりする姿も目立ち、「反抗期だから仕方ない」と捉えられてしまうことがあります。また、子ども自身、うつ病に対する知識が乏しく、自分の内面で起きている変化をうまく説明できないことも気付かれにくい要因です。
うつ病は大人・子どもを問わず、誰にでも起こりうる病気
多くの場合、治療を受ければうつ病は治りますし、発症の要因となったストレスとの向き合い方も身に付けることができます。逆に放置すると症状は悪化し、勉強やクラブ活動がうまくいかなくなったり、家族や友人と良好な関係を保てなくなったりと、さまざまなところに影響が生じます。不登校や引きこもりを引き起こすケースも見られます。10代という大切な時期を有意義に過ごすためにも、早期に適切な治療を受けることが欠かせません。そのためにも、子どもがうつ病にかかるのは珍しくなく、誰にでも起こりうることだということをまずはご理解いただければと思います。
プロフィール 猪子香代
横浜市の児童精神科・猪子メンタルクリニック院長。東京女子医科大学非常勤講師。東京女子医科大学卒業後、東京女子医科大学病院小児科、名古屋大学病院精神科などで長く児童精神科の臨床を経験し、2011年に猪子メンタルクリニックを開設。著書に『子どものうつ病』(慶應義塾大学出版会)、『子どものうつ病ってなあに?』(南々社)がある。
※この記事は「ベネッセ教育情報サイト」で過去に公開されたものです。 〔2019年11/12(火) ベネッセ 教育情報サイト〕

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中本忠子 子どもたちに寄り添い40年 基町の「ばっちゃん」新たな一歩へ
さまざまな事情を抱える子どもたちに寄り添い無償で食事を提供してきた基町の「ばっちゃん」こと中本忠子さんの新たな一歩です。時代とともに変わる子どもたちの問題に対応するため「新たな活動の場」を作りました。
【加藤アナ】「こんにちは~」「きれいですね」
【中本忠子さん】「こんにちは」「きれいでしょ」
広島市中区基町に完成間近の、新たな「基町の家」。小中学生を中心にさまざまな事情に悩む子どもたちに提供する新たな「居場所」です。
「ばっちゃん」の愛称で知られる中本忠子さん85歳。
中本さんはこれまで40年間、家庭の事情でご飯が食べられない子供たちに無償で食事を提供してきました。そんな活動の中でいま、子どもたちのある変化を心配しています。
【中本忠子さん】 「ものすごく最近増えとる。不登校も増えとるし、何が原因か言うた時にコミュニケーション能力が全く無くなったということに尽きると思う」
時代とともに変わる、子どもたちを取り巻く環境…。最近では、引きこもりやネグレクトなどによってご飯を食べることができない子どもも増えてきているといいます。
そこで、中本さんらのグループは、その状況に対応する新たな「居場所」づくりに取り掛かりました。
【中本忠子さん】「ええじゃろ」「あそこで勉強するんよ」
【加藤アナ】「テーブルも…」
完成間近の活動スペースは倉庫を改装した2階建て。1階は、ご飯を提供したり個別の相談にのれるスペースにする他、2階には、勉強ができるスペースを設けます。
資金は初めてのクラウドファンディングで、目標額をはるかに超える500万円以上が集まりました。中には、ある人物からも寄付が届いたといいます。
【中本忠子さん】
「私が以前お世話をした子らがすごく寄付してくれた。結局は『自分らの二の舞を出さんといてよ』という言い方ね」
(Q中本さんがこれまで活動してきてそれによって何か救われた人たちが次の世代に?)「そう、託す。ものすごくありがたい」
新たにできる基町の家は今月15日に完成予定で12月初め頃から子どもを受け入れることができるよう準備が進められています。 広島ニュースTSS 〔2019年11/12(火) テレビ新広島〕

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受験後の苦しみ 中学受験を終えた少年を襲った「想定外の地獄」
細身で柔和な印象の田代さんだが、大学に入るまでの数年間、悶絶するような心の苦しみの中にいた
また受験の季節が近づいてきた。少子化といわれる中、ここ数年、首都圏の中学受験に挑む児童の数は増加傾向となっている。専門家の話によれば、今年度の受験者数もどうやら増えそうとのこと。こうなると、23区内の場合、受験にまったく関係がないという家族のほうが珍しいのではないだろうか。中学受験をするかしないかの議論はさておき、中学受験をすると決めたからには知っておきたい“リアル”がある。この連載では受験を通して見えてくる、親と子の姿を追う。
■中学受験を決めたのは母親の望みからだった
今年、大手企業から内定をもらった千葉県在住の田代賢雄さん(仮名、大学4年生)。大学の門の前で待っていてくれた彼は「わざわざ雨の中いらしていただきありがとうございます」と丁寧な口調で出迎えてくれた。
細身で柔和な印象の彼だが、大学に入るまでの数年間、悶絶するような心の苦しみの中にいた。きっかけは、中学受験。すべての人がこうしたケースに当てはまるとは言わないが、彼のたどった道のりは傾聴に値する。
田代少年が中学受験を決めたのは母親の律子さんの望みからだった。近くの公立小学校に通っていた田代少年は、学校の成績は優秀そのもの。テストではつねに100点を取り、勉強で困ったことはなかったという。
そんな賢さを伸ばそうとしたのだろうか、母親の律子さんは小学3年生の賢雄君を塾の見学に連れていった。「賢雄、うちは中学受験をすることにしたから、中学受験のための塾に入ろうか」。それが入塾のきっかけだった。
中学受験とはどういうことなのか……当時の賢雄君はよくわからないまま、母親の言うとおり、塾の見学に行くことにした。それもそのはず、賢雄君の住むエリアは中学受験をする子どものほうが少なかったため、周りの友だちが中学受験を話題にすることもなかったのだ。
「母親から言われたのは“中学受験をしておけば、みんながする高校受験はしなくてよくなるから楽だよ”ということだけでした。自分にはとくに意思はなくて、親がそう言うのならばそうなのだろうなと、とくに疑問も持たずに入塾しました」。入ったのは栄光ゼミナール。いくつかの塾を見学し、家からの近さと授業時間の短さが気に入り、ここにした。
はじめは週に2回ほど。学校の宿題と塾の宿題の両方をこなす生活も、それほど苦労することなくこなしていた。だがほかの子どもたち同様に4年生になると状況は変わったという。塾の授業についていくのがつらくなりはじめた。そうなると、宿題もなかなか終わらない。おまけに、塾で前の席になった女の子からはやたらとちょっかいを出されるようになり、ますます授業に集中できなくなってしまったのだ。
母親には女の子のことは話さず「塾の授業についていけないから塾を替えたい」とだけ伝えることに。母親の律子さんは息子の意見を尊重し、すぐに新しい塾を見つけてくれた。塾の5年生クラスが始まるタイミングで個人経営の塾へと転塾、前の塾に比べて距離は遠く電車で6駅、そこから徒歩で10分という道のりだが、すでに高学年に入った賢雄君にはそれほど苦にはならなかった。問題は成績だ。
「小学校のテストだけはよくできていたのですが、それは井の中の蛙というか……学内での成績がよくても、模試の偏差値は50にいくかいかないかというところでした。模試では結果が出せなかったんです」
好きでやっていたはずの勉強がこの頃からだんだんと嫌いになりだしていく。
賢雄君の場合、模試で結果が出なくても、学校での成績はそのまま好成績をキープ。だからこそ、親は「この子の成績に見合う外の学校へ」と思っていたのかもしれない。
首都圏には受験をして入る中学は山のように存在する。母・律子さんの志望校選びを見ていても”何がなんでも偏差値の高い学校に!”というような「教育虐待」的な雰囲気はまったくと言っていいほど感じない。また、模試の成績が振るわなくともそれほど強く叱ることもないようだった。

■流れに任せて決めた志望校
一方、賢雄君の気持ちはと言えば、受験をすることを受け入れてはいるものの、まだどこかひとごとに近い感覚。母親と共に行った説明会でもとくにこれといった希望はなく、流れに任せて偏差値的にも見合っていた塾長が勧める学校を第一志望校に据え、受験を進めることにした。 この中学には大学受験でいうところの“専願者”向けの入試があった。合格した場合、必ず入学することを条件にしている入試だ。 賢雄くんはこの入試を利用して無事に合格。このとき、面白いことが起こる。「普通は合格発表まで合否はわからないと思うんですが、通っていた塾の塾長とそこの学校の先生がとても親しかったようで、合格発表の前に塾経由で合格を知らされたんです」。
事前に合否を聞けるほどの強いパイプを持つということは、賢雄君が通っていた塾は、それだけ多くの児童をその中学に送り込んできたということだろう。 塾の講師も人間だ。好きな学校があるのもわかる。講師によってはやたら同じ学校を勧める人間もいる。それはその人の好みの問題。勧めることをやめろということはできない。親は講師の言葉を鵜呑みにせずに、本当にわが子にとっての最善校か、確かめる必要があるだろう。その後の賢雄君の状態を聞き、強くそう思わされた。 入学したのは自宅から1時間半はかかるという共学校。入りの偏差値の割には出口の大学合格実績がいいことで有名な学校だ。だが、そこにはからくりがある。何もしなくてこれだけの合格実績に結び付くことはない。強制的にたくさん勉強させることで生徒の成績を伸ばしていくタイプの学校だった。 朝8時10分から夕方6時まで、1日8時間授業の日が週に3日はあったという。おまけに部活動も全員参加。 「部活は週に2日だけでしたが、授業時間内の2コマ分が当てられているため、必然的に全員参加になるんです。だから結局ほとんどの日が8時間授業です」 片道1時間半の通学に、これだけの授業、当然ながら宿題もある。「高校受験がないから楽なのよ」と言われて挑んだ中学受験だったのだが、気がつけば地元の中学に上がった周りの友達よりも苦労をしているように思えた。 「みんなが遊んでいたときも、僕はずっと勉強をしてきたのに、なぜ自分だけこんなに勉強をしなくてはならないのか……」 言葉にできない気持ちだけが賢雄君の奥深く、まるで根雪のように蓄積された。入学から1カ月が過ぎた頃のこと、風邪をひき学校を休んでしまった賢雄君はここから坂道を転がるようにいろいろな事態が起こり出す。 入学した学校は出席率をとても大事にする学校だった。校長先生の話の後には必ずクラスごとの出席率が発表されていたという。賢雄君は自分のクラスの出席率が下がっていることがわかると、なぜか「自分のせいだ」と思いつめるように。 友達から気に入らないあだ名をつけられたのはその頃だった。「キノコ頭」。同級生が何気なく髪型を茶化してつけてきたこの呼び名が賢雄君はどうしても許せなかった。「やめてよ」といっても呼び続ける級友に、思わず手が出てしまった。

■いじめ、そして体が悲鳴を上げ… その日を境に小さないじめがはじまった。ロッカーにしまっておいた運動靴が外に放り出されたり、財布からお札が抜き取られることもあったと言う。「学校に行きたくない」という気持ちは強くなり、週に1日は学校を休むように。担任を含む関係生徒との話し合いの末、いじめの件は落ち着いたのだが、賢雄くんの中に蓄積された“根雪”が解けることはなかった。 「なぜ、僕はこんなに頑張らなくてはいけないのか……」 満員電車に揺られて学校へ行き、8コマの授業をこなし、また1時間半かけて帰宅する。自宅に着く頃にはすでに夜8時前。ご飯を食べてお風呂に入り寝るだけのサイクル。気持ちとの因果関係はわからないが、追い討ちをかけるように今度は賢雄君の体が悲鳴を上げた。過敏性腸症候群。便がゆるくなりやすくなり、1時間半の通学がつらい状態になったのだ。 「せっかく入った学校なのだから」と、母親の律子さんは懸命にフォローした。とにかく、学校に着けば何とかなる。電車での通学が難しいのならば、車で送っていってやろう。そうすれば、車の中で休んでいることができる。毎日片道2時間の道のりを車で送迎、2年生の1学期はこうして何とかやり過ごした。 だが、賢雄くんの心と体調が整うことはなく、2年生の2学期からは公立に転校、賢雄君の中の“根雪”はそこからまた冷たさを増していき、登校2、3日で不登校となってしまった。 「今までの時間は何だったんだ。何のために塾に通い、人よりも勉強してきたんだ……」 賢雄君の頭の中にぐるぐると現れるのは「何のために……」という思いだった。 引きこもりとなった賢雄君は昼夜が逆転。はじめは家族のいる時間にリビングに下りることもあったのだが、そのうちにほとんど顔を合わせなくなった。そんな中、2歳違いの妹も中学受験をすることに。これが賢雄君の反抗期だったのか、自分でも驚くほどの憤りの気持ちが湧き起こったのだという。 「妹にも僕みたいな思いをさせるのか!」 怒りを両親にぶちまける日々。だが、妹本人は「私、ここの学校に行きたい」と志望校を早々に決め、受験を難なくクリアして、希望する学校に通い出したのだ。 「なんだ、僕だけか、こんな気持ちになるのはと、だんだんと自分が情けなくなって、さらに引きこもってしまったんです」 夜な夜な冷蔵庫の中身を全部リビングにぶちまけるなど、賢雄君は今の彼からは想像もできないような傍若無人な態度をとっていた。 「周り全部が嫉妬の対象でした。小学生のとき、周りの子と同じように普通に地元の中学に上がらせてくれていたら、こんなことにはならなかったんだとか、中学受験してしまったばっかりにという気持ちが残ってしまっていたんです」

■「中2の京都を取り戻したい」 だが、そんな引きこもり生活から脱却したのはとことん自分の気持ちと向き合った賢雄君自身の内側からの声だった。 「中3の4月だったかな。修学旅行で京都に行くことになっていて、なんかここを目標にしようと思ったんです。実は私立中学に通っていた頃に中2の夏休みに修学旅行があったのですが、不登校になってしまって行けなかったんです。そのときも行き先は今回と同じ京都。なんか、そのときの“京都”を取り戻したいって思ったんですよ。理由はわからないんですが」 1年近く引きこもっていた賢雄君は目標が持てたことをきっかけに保健室登校を始め、徐々に外に出られるように回復した。クラスには入れなかったものの、独学で高校受験の準備を進め、偏差値40ちょっとの県内の高校へ進学、高校には何とか通い、1浪を経て都内の大学に進学した。 「同じように中学受験をした妹はきちんと学校にも通えていました。僕の場合はおそらく、自分で選んだという気持ちがなかったことが原因だったのかもしれません。自分で責任を負う気持ちがどうしても生まれませんでしたから」 そんな賢雄さんにこれから中学受験に挑もうとする親子に伝えたいことを聞いてみた。 「母親が2時間もかけて車で送迎してくれたことは本当に頭が下がるのですが、僕の場合は中学受験をすると決めたのも親だったし、学校を決めるのも親でした。僕には意見がなかった。きちんと自分の意思を持って入学できていたのなら、違った歩みになったのではと。 子どもが意見を言わないのは同意ではなくて、自分のようにただわからないだけということもあります。これから中学受験をしようとされている親子さんたちに伝えることがあるとすれば、意思を持って受験に挑んでほしいということでしょうか」 雪解けを迎えた賢雄くんは、自ら選んだ大学に進み、自ら選んだ会社を受け、内定を勝ち取り、立派な大人へと成長していた。 宮本 さおり :ライター 〔2019年11/13(水) 東洋経済オンライン〕

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教育改革 大学入試改革が中学受験におよぼす影響は? 専門家に聞く〈AERA〉 「探求×受験」をコンセプトにした統合学習塾「知窓学舎」を運営 ますます混迷を極める大学入試改革。大学受験目前の受験生はともかく、小学生を持つ親御さんにとってもこれからどんな教育をしていったらいいのか悩むところ。 「AERA with Kids 秋号」では、中学受験に詳しい算数教育家・中学受験専門カウンセラーの安浪京子さんと、教育実践ジャーナリストの矢萩邦彦さんに、今、親はどんな心構えをもつべきか、そして中学受験を控えるご家庭へのアドバイスもお聞きしました。ここでは、その対談の一部をご紹介します。 *     *  *  * 安浪:2020年度からの大学入試改革、なにかと話題になってますね。 矢萩:そうですね。内容の是非はいろいろ言われていますが、実は今回の教育改革、今までの教育改革とは決定的に違うところがあるんです。 安浪:それはどんなところですか? 矢萩:今までの教育改革は、一言でいえば「戦後復興のための教育」を少しずつ修正してきたものでした。しかし今回の教育改革は、社会からの要請があった、ということ。つまり、企業側から「今の教育を受けてきた人材は使いにくいですよ。だから、教育を変えてください」と教育界に要望があった。 安浪:今の時代に合ってない教育じゃないか、と気づかれ始めたんですね。 矢萩:そうなんです。社会はいろいろ劇的に変わってきていますからね。社会背景の変化については、いくつか要因があると考えています。一つ目は、リーマンショックや震災など、予測不可能な事態が重なってきたこと。不測の事態に柔軟に対応できる人材育成が急務になりました。二つ目は、AIの台頭とシンギュラリティー(技術的特異点)問題があらわになってきたことです。 安浪:2045年には、AIが人間の知能を超えるほど技術が進むとされる指摘ですね。 矢萩:今後20年で、多くの職業がAIに取って代わられるといわれていますね。研究者の間では、そんな劇的には変わらないよという考えの人もかなり多いのですが……。新しい展開としては、これまではブルーカラーの仕事が取って代わられると考えられていたのが、いや実はホワイトカラーの仕事も奪われるのではないか、と予測されるようになったことです。PC上の作業はもちろん、事務的な作業のいくつかは、すでにソフトウェアロボットによって実現可能になっていますから、当然といえば当然の流れですね。 安浪:なるほど。 矢萩:また、日本の人口は減少が続き、企業が即戦力になる中途採用や資格保有者を優遇するようになってきた。これにより人材の奪い合いになり、次世代を担う新しい人材の育成が必要になってきました。 安浪:そうですね。それで出た結論が、大学入試に知識や技能だけでなく、思考力、判断力、表現力を測る問題を入れていこうということですね。今はそれだけでも足りなくて、主体性、多様性、協働性も入れていきたいという流れになっています。 矢萩:もうひとつ、大学入試改革の理由のひとつに、日本の若者の自己肯定感の低さがあったんです。日本人は謙虚だから「自分はイケてる」ってあまり言わないからじゃないか、っていう専門家の分析もあったんですけど、それにしても他の先進国と比べて低い。何が問題なのか、ってなったとき、従来型の詰め込み教育がいけないんじゃないか、もっと主体性を持って学べる教育をしないといけないんじゃないか、と。 安浪:でも、大学受験でそれを求めるとなると、主体性をどうやって測るかという問題が出てきますよね。結局、ペーパーテストでは測れないから、就活と同じように自己アピールが必要になる。高校で生徒会をやった、部活をやった、ボランティアをやったとか。当然、みんな点をかせぐためにいろいろやろうとするだろうから、そうした活動がしやすい環境の充実した私学に行こう、という流れになりませんか。 矢萩:実際、今求められているような教育を突き詰めていくと、教育の本質が私学や民間の塾、そして家庭に移行している感じはありますね。現実問題、大学入試改革の具体的な中身が決まらない現在、公立の学校でこれに対応していくのはなかなか難しい。だから中学・高校での有用な学びの環境を得るために、今は詰め込み教育をしてでも中学受験をするしかない、というねじれた状況になってしまう。 安浪:私は大学教育改革のフォーラムに参加することも多いのですが、いろいろ話を聞いていると、だんだん親として腹が立ってくることもあって(笑)。今回の大学入試改革は例えば80年後の日本にも通用するものなのか、それとも10年ちょっとでまた変わるものなのか、と。もし国の方針でころころ変わるとしたら、それにいちいちわが子が影響されてたまるか、と。 矢萩:すでに大学は就活の予備校と化しています。そして、高校は大学の予備校化。中学校は高校の予備校化。そして、小学校は中学校の予備校化……。予備校化が、豊かな人生を疎外していると感じますね。そんな「逆算時代」は終わりにしたほうがいいと思うのです。 安浪:同感ですね。例えば、大学入試の英語が4技能になるからと一生懸命勉強して大学は合格しました。でも自分でそれを使いたいと思わない限り、社会に出ても使わないままでしょう。親の言う通りに一生懸命勉強して、いい大学に入った。そこで一生懸命就活していい会社に入った。収入的にも安定しました。でも、それで幸せを感じていない人がいることは確かです。 矢萩:これから、社会はより不確実性が高まっていくと見られています。そんな時代を生きるのは、誰にとっても大変です。今を犠牲にしても、誰も将来を保障してはくれません。 安浪:本当にそうです。 矢萩:ポイントは、「今を犠牲にしない」という感覚を持つことが大事です。中学受験に関しても同様です。中学受験を選ぶのはいいんです。ただし、「将来のために今を犠牲にして頑張る」と思ってしまうと、親も子もしんどくなってしまう。そうではなく、「今やっていることはきっと将来のためになる」と視点を変えてほしいと思います。それがハードなスケジュールを乗り切るための原動力になります。 安浪:その通りですね。勉強って何のためにするかといったら、幸せで豊かな人生を送るためにやるんですもんね。大学入試に備えて勉強するのではない。 矢萩:そのためにはやはり、受験や合格を目的としすぎず、リアルな子どもの姿をよく見ることが大切です。実は私自身も中学受験をして進学校に行ったのですが、そこで不登校になりまして。家族との関係も良くなかった。そしてこの仕事をするようになってからも、中学受験で不幸になる人をたくさん見てきました。塾の言うとおりに勉強していても塾が将来を保障してくれるわけではない。 安浪:合格したから幸せになる、というのは幻想だということですね。 矢萩:はい。とにかく今の状況をしっかり見る。もし今、子どもがつらそうだ、幸せでなさそうだと思ったら、何か行動に移してみたほうがいいのかもしれません。塾が完全に合わないな、と思ったら次を探したほうがいいし、勉強についていけていないのなら家庭教師をつけるなどプラスアルファを考えてみてもいい。がまんをしてもいいことはないんです。親御さんは「せっかく今まで通ったんだし」「これまで払ったお金がもったいない」と思いがちですが、ときには「損切り」することも大切です。 安浪:そうですね。特に10、11月は、「魔の月」。子ども以上に保護者が焦って我を忘れがちになりますが、そういう時期だという心づもりがあるだけで、少しは冷静になることができます。 矢萩:「受験という特別な体験はきっと将来の役に立つ」というポジティブな気持ちを親子で共有して乗り切っていただきたいですね! (取材・文/堤谷孝人) 〔2019年11/8(金) AERA dot.〕

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オンライン署名サイト「Change.org」 「これっておかしいよね」が社会を変える――オンライン署名サイト「Change.org」が目指すもの 「あいちトリエンナーレ2019」補助金交付中止の撤回を求めるキャンペーン 学校にはびこる理不尽なルールである「#ブラック校則」の撤廃。職場でのヒールやパンプス強制をなくすための活動「#KuToo」。文化庁による「あいちトリエンナーレ2019」補助金交付中止への強い抗議。

【写真】Change.orgの「中の人」 近年、ネット上から火がついた運動が社会全体を巻き込んで広がっていくケースが増えてきています。その背景には「オンライン署名サイト」の存在が。世界196カ国にユーザーを持つ「Change.org(チェンジ・ドット・オーグ)」の“中の人”(運営者)に、オンライン署名の影響力や、どんなキャンペーンが成功しやすいかについて聞きました。 ●紙の署名との違いは? 街頭に立って賛同を集めている「紙の署名」の人たちの姿は、誰でも一度や二度は目にしたことがあるでしょう。オンライン署名は紙の署名と違って、炎天下でも吹雪の日でも労力をかけずに24時間集めることができるという特徴がありますが、違いはそれだけではありません。

<オンライン署名の場合>

・労力をかけずに多くの賛同数を集めることができる ・課題の当事者の声が集まりやすい ・同じ想いの人たちがどんどん広めてくれる

<紙の署名の場合>

・決まった書式で行えば自治体や国への請願に使える ・手間がかかる分、仲間の結束力が高まる たとえば紙の署名の場合、特定の地域に暮らしている人たちに名前や住所を自筆で書いてもらい、ある程度の数を集めると、「自治体への請願」という制度を使うことが可能になります。 一方でネット署名の場合は、同じ課題を抱えた当事者の声が集まりやすいという傾向があります。「保育園に落ちた人」「ベジタリアン」「車椅子ユーザー」などが直面している困りごとを変えたい、という場合には、街頭に立つよりもインターネットを使ったほうが当事者の声を集約しやすいというわけです。 このように、紙署名とネット署名はそもそも性質が違うものなので、目的によって使い分けるのがいいと言われています。

●オンライン署名の影響力 2017年、髪の毛が生まれつき茶色いにも関わらず、教員から黒く染めるよう強要され、精神的苦痛を受けて不登校になった大阪の女子高校生が裁判を起こしたことがニュースになりました。このような校則をなくそう、と立ち上がったオンライン署名は6万人以上の賛同を集め、これを受けて柴山昌彦文部科学大臣はブラック校則に真摯に向き合うことをツイートしました。 「職場でヒールやパンプスを女性に着用するよう義務づけるのはやめよう」と呼びかける「#KuToo」も成功したキャンペーンの1つです。2019年2月、Twitterでヒールに悩む女性たちの声が盛り上がっていたとき、グラビア女優・ライターの石川優実さんが「職場での義務付けはやめよう」と署名を立ち上げ、社会現象となりました。 オンライン署名がなければ、これらのニュースは1カ月後には忘れ去られていたかもしれません。しかし、署名によって多くの人が自分の考えを表明する機会を得たことで、署名ページはSNSで何万回とシェアされ、結果的に世論を動かすこととなりました。 ブラック校則も#KuTooも、それまでは大きな社会問題にはなっておらず、既存の政党なども積極的に取りあげてはいませんでした。当事者たちは人知れず「うちの学校マジ無理だわ」「パンプスと相性の悪い自分の小指がいけないのか」と悩んでいたのです。

●どんなキャンペーンがうまくいく? 自分でもオンライン署名を立ち上げてみたいという人のために、成功のためのポイントを中の人に聞きました。賛同数を伸ばすことはもちろん重要ですが、それよりも大事なポイントがいくつかあると言います。

<ストーリーとデータ> ポイントの1つ目は、「なるほど」「確かに」と思ってもらえる説得力のあるキャンペーンにすること。そのために大事な要素は、「共感を呼ぶストーリー」と「根拠となる事実・データ・事例」です。 自分が「おかしい」と感じたり、問題意識を持ったりしたきっかけを思い出し、具体的に伝えること。また、どういう状況でどんな気持ちになったのかを知ってもらうことで、関心のない人たちに共感してもらえる可能性が高まります。自分の体験がない場合は、今困っている当事者たちの体験や声を伝えるのが効果的です。 さらに、現状を正確に伝えることやデータ・事例を示すことで、キャンペーンに対する信頼も高まり、メディアにも関心を持ってもらいやすくなります。「こういう事実があったのか」と気づいてもらうことで、そのキャンペーンが立ち上がった理由や何を目的としているのかが明確になり、問題の当事者ではない人たちにも賛同してもらいやすくなります。

<仲間を見つける> 2つ目は一緒に声をあげる仲間を見つけること。周りには誰も賛同者がいなかったとしても、住んでいる都道府県や日本全体には同じ思いや悩みを抱えている人がいるはず。その分野の専門家やすでに活動している団体はいないか、体験をシェアしてくれる当事者がいないか、すでに取材をしているメディアや記者がいないかを調べてみるといった方法があります。 問題意識を共有するハッシュタグを作って、SNSで発信するのも有効です。「#KuToo」や「#ブラック校則」のように覚えやすい短い言葉でハッシュタグを作ることで、そのキャンペーンを知る人が広がり、仲間が増えていくというのが最近の傾向。キャンペーンタイトルにハッシュタグを入れると、キャンペーンページも検索されやすくなります。 また、キャンペーンページの機能にある進捗投稿を利用して、小まめに情報をアップデートしたり、共有することで、すでにキャンペーンに賛同している人とのつながりを強めることができます。

●インフルエンサーでなくてもいい? 人々の賛同を集めるという性質上、署名発信者が有名人であれば有利につながるケースは多いはず。しかし、「成功しているキャンペーンの大半は、もともと知名度の高くない人や団体により立ち上げられている」と中の人は言います。説得力があり共感してもらえるキャンペーンであれば、インフルエンサーでなくても、共感し賛同してくれる人たちが見つかるそうです。 Change.orgは会員やユーザーからの寄付、キャンペーン広告(サイト内でキャンペーンを広めるもの)などの支援により運営されており、キャンペーンを立ち上げるのに費用は掛かりません (運営のための寄付を月額1000円から受け付けています) 。また、 署名をするためには個人名義を使うことになりますが、キャンペーンは団体名義として立ち上げることも可能です。

●「自分だけじゃなかったんだ」に光を Change.orgのミッションは、「誰もが自分の想いや意見に価値があると信じられ、声に出して変化を起こすことが当たり前となる社会になること」(中の人)。 オンライン署名の影響力とは、いまだ世に出ていない問題に対して「自分だけじゃなかったんだ」「これって変えられるかも」とスポットライトを当てられることだと言います。 「たくさんの人の共感を集める署名キャンペーンや何万通もの賛同が集まる署名キャンペーンが増えて欲しいという気持ちももちろんありますが、社会が変わっていくためには、小さな積み重ねもとても大事です。誰かの署名キャンペーンに賛同する。それをシェアして、知人や友人、家族と『これっておかしいよね』『変えていきたいよね』と話しあうきっかけにする。こんなふうに『変えたい』気持ちを形にできるプラットフォームとして、オンライン署名を利用してくれる人が増えていくことを願っています」 ねとらぼ調査隊 前へ 〔2019年11/1(金) ねとらぼ〕

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学生限定SNS「ひま部」 性犯罪の温床に…学生限定SNS「ひま部」年内でサービス終了 若者に人気のSNS「ひま部」が、2019年12月31日をもってサービスを終了する。 「ひま部」は学生を対象としたスマホ向けアプリで、中学生から大学生の間で爆発的な人気を誇った。学生限定という登録要件があるにもかかわらず、登録者数は800万人を超え、1日の投稿数も600万件以上あったという。 サービス終了が決まったのは、利用者同士が出会い、さまざまな事件に巻き込まれることが多発したからだ。個人情報をむやみに公開してしまう学生がいる一方、学生でない大人が不正登録して、中高生を含む未成年に嫌がらせをしたり、出会い系アプリとして使っていた。 警察庁の発表では、SNSに起因する、18歳未満の子どもが被害にあった事件は、2018年で1811人。淫行、児童買春、児童ポルノなどだが、使われたSNSで最も多いのがツイッターの718人。「ひま部」は214人で2位となっている。今年2月にも、56歳の男性が「ひま部」で知り合った13歳の少女に性的暴行を加え、逮捕されている。 サービスを提供する「ナナメウエ」社は、公式ブログで、次のように説明している。

《運営の手が届かない他社製アプリを交換してその中で犯罪行為を行ったり、実際に出会って乱暴をしたり。個人情報をタイムラインに載せる嫌がらせや、なりすましが多く発生しました。年齢を偽って登録する大人もいました。良いつながりを生むはずだったこのサービスが、そうした悪意を持った人たちに悪用され、悲しみも同時に生んでいきました》 運営は、「ひま部」に不登校や高校中退の悩み相談室を設けるなど健全化を図ったが、その甲斐なく、中止に至った。サービス停止を受けて、学生たちは《ずっと続けてほしい》《終了したら私の居場所は?》など悲しみの声を寄せているが、一方で《ヤバい奴しかいないからいいんじゃね?》などの意見もあった。 「ひま部」は、2015年5月にサービスを開始。2010年頃、モバゲー、GREE、mixiといったSNSでの「出会い」が問題となり、運用を厳格化するとともに、多くの未成年が「ひま部」に移行した。今回「ひま部」がなくなっても、別のサービスが出会い系として広まる可能性は高い。 いずれにせよ、ひとつサービスがなくなれば、まともなユーザーの人間関係も大きく消えてしまう。SNS時代の不都合な一面だ。 〔2019年11/1(金) SmartFLASH〕

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