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大分市立中学3年の女子生徒いじめ不登校
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いじめ再調査委に一部資料を渡さず 大分市教委が謝罪
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大分市立中学3年の女子生徒がいじめにあったと訴えたことを受けて、市が設置した再調査委員会から提出を求められた資料について、市教育委員会が一部を渡していなかったことが明らかになった。市教委は「見落としてしまった。隠す意図は一切なかった」として謝罪した。
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市教委などによると、女子生徒は中学1年だった2017年5月ごろから、同級生に悪口を言われるなどして体調を崩し、自傷行為もした。同年10月からは不登校となり、その後転校している。市教委は、いじめ防止対策推進法の「重大事態」にあたると判断。同年12月、調査のための第三者委員会を設置した。第三者委は計27回開かれ、調査と協議をした結果、いじめの事実は認定しなかった。
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市は結果に不満を持つ女子生徒側の意見も踏まえ、19年3月に再調査委員会を設置。再調査委は第三者委の資料を提出するよう市教委に求めたが、市教委は、悪口を言われたり体調不良を訴えたりした生徒の様子を母親がまとめた時系列表など一部資料を提出しなかったという。
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19年8月、再調査委から提出漏れを指摘された市教委は、この時系列表など2点の資料を追加提出した。市教委の担当者は「言い訳にはならないが、膨大な資料の中で見落としてしまった」と釈明。その後、再調査委の求めに応じ、生徒アンケートや校内会議の記録なども追加して計約100項目の全資料を提出した。再調査委による調査は現在も続いている。
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市教委の担当者は「保護者の市教委への不信感につながったことは申し訳なかった」と説明している。(小林圭)
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朝日新聞社
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〔2020年2/8(土) 朝日新聞デジタル〕 <br>
  
 
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2020年2月12日 (水) 16:41時点における版

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不登校・引きこもり質問コーナー・部外者回答編

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所在地 北海道
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大分市立中学3年の女子生徒いじめ不登校 いじめ再調査委に一部資料を渡さず 大分市教委が謝罪 大分市立中学3年の女子生徒がいじめにあったと訴えたことを受けて、市が設置した再調査委員会から提出を求められた資料について、市教育委員会が一部を渡していなかったことが明らかになった。市教委は「見落としてしまった。隠す意図は一切なかった」として謝罪した。 市教委などによると、女子生徒は中学1年だった2017年5月ごろから、同級生に悪口を言われるなどして体調を崩し、自傷行為もした。同年10月からは不登校となり、その後転校している。市教委は、いじめ防止対策推進法の「重大事態」にあたると判断。同年12月、調査のための第三者委員会を設置した。第三者委は計27回開かれ、調査と協議をした結果、いじめの事実は認定しなかった。 市は結果に不満を持つ女子生徒側の意見も踏まえ、19年3月に再調査委員会を設置。再調査委は第三者委の資料を提出するよう市教委に求めたが、市教委は、悪口を言われたり体調不良を訴えたりした生徒の様子を母親がまとめた時系列表など一部資料を提出しなかったという。 19年8月、再調査委から提出漏れを指摘された市教委は、この時系列表など2点の資料を追加提出した。市教委の担当者は「言い訳にはならないが、膨大な資料の中で見落としてしまった」と釈明。その後、再調査委の求めに応じ、生徒アンケートや校内会議の記録なども追加して計約100項目の全資料を提出した。再調査委による調査は現在も続いている。 市教委の担当者は「保護者の市教委への不信感につながったことは申し訳なかった」と説明している。(小林圭) 朝日新聞社 〔2020年2/8(土) 朝日新聞デジタル〕

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川口市立中学校、教諭の体罰が原因で不登校 <川口いじめ訴訟>頭たたき、耳引っ張る…愛情表現で体罰ではない 市側、校長らの陳述書を提出 埼玉県川口市立中学校のクラブ活動で同級生の暴力や顧問教諭の体罰が原因で不登校になったのは学校や市教委の対応が不適切だったとして、元男子生徒(17)が市に損害賠償を求めている訴訟で、市側が顧問教諭の体罰について「愛情の表現だった」とする校長や顧問らの陳述書を提出していることが8日までに分かった。 遺書で「大ウソつき」と書かれた川口市教委…茂呂教育長が再任 市長提案、市議会で可決 批判的な質問続出 顧問教諭の体罰は、市の第三者調査委員会が2018年3月の報告書で不登校の原因の一つと認定。市教委は17年3月に顧問に対する文書訓告の処分を出している。体罰は「頭をげんこつで複数回たたき、耳をつかんで引っ張る」という内容だった。 元生徒は15年4月に入学しサッカー部に入部したが、当初から他の部員から仲間外れや肘打ちなどのいじめを受けた。これらが原因で2年生だった16年5月ごろから、最初の不登校になったという。 顧問はこの頃、元生徒宅を訪問。元生徒に「今後サポートする」と約束し、ノート日誌をやり取りすることにした。元生徒は毎朝、職員室に行き顧問にノートを渡し、下校時に取りに行った。その際に職員室前で、顧問から「書き方が悪い。隙間なく書くように」などと言われ、頭を拳でたたかれ、耳を引っ張るなどされたという。 元生徒は「たんこぶができて痛かった。職員室の前でされたので、ほかの生徒や先生たちに見られるのが嫌でつらかった」と話している。体罰は複数回行われ、元生徒はこの後、長期の不登校になった。 市が提出した校長の陳述書は「こんこんぴっぴとやるのは愛情の表現。体罰とは言えない」と主張している。 顧問は陳述書で「頭や肩を軽くたたいたり、耳を指で挟んで軽く引っ張ることもした。息子のように(元生徒との)コミュニケーションとして触れていたのであり、罰としてたたいたり、引っ張ったのではない」としている。 元生徒側は「体罰を禁止している学校教育法の趣旨を理解せず、かつ処分まで受けていることについて、校長らは愛情表現にすり替えようとしている。憤りを感じる」と話している。 〔2020年2/9(日) 埼玉新聞〕

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うじたまい うじたまい、「September調子はどうだい」のフルバージョンがリリース決定 TikTokをはじめ、さまざまなSNSを舞台に活動するマルチクリエイターのうじたまい。 昨年、9月に自殺する子どもが増加しているという報道を目にした彼女が、自身が不登校になった経験を元に過去の自分自身に言い聞かせるように歌った、「September調子はどうだい」が、中高生や不登校経験者の共感を呼びTikTokでは3,500万回以上再生された。 更にうじたまいの“うた”に共感したTikTokユーザーが次々に「September調子はどうだい」をカバーした動画を投稿し、YouTubeやTwitterへ転載された数々の動画総再生回数は1億再生を越えている。

うじたまいは、「いろんな方がいろんな形でこの曲の続きを作って下さっています」と反響を実感した上で、「未完成な30秒のうたを、1楽曲、音楽にしよう」「既にさまざまなユーザーさんがこの曲の続きを作って下さっているなか、私なりの『September』フルバージョンを楽しんで欲しい」と、フルバージョンのリリースについて語った。 株式会社イータレントバンク 〔2020年2/9(日) E-TALENTBANK〕

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ママ友がこわい ママ友の集まりで自分だけポイントを貯めようとするママ友にモヤモヤ【お悩み相談】 夫との関係、義実家との付き合い、仕事やキャリア、ママ友などの人間関係……。毎日がんばって生きていると、悩みは尽きませんよね。そんなお悩みに、専門家がアドバイス。 大嫌い! 「私たち仲良しです楽しいです」って見せつけてくる人たち /ママ友がこわい 今回はあるママ友の行動が気になるという「美由希」さんのお悩みです。

◆相談者プロフィール 美由希(35歳女性) 小学3年生の息子がいる主婦です。井戸端会議がストレス発散の場になっています。

■ お悩み相談 小3の息子の関係で、ママ友で集まってお茶をする機会が多くなりました。同じ学年の子のママや、サッカークラブのお友達のママなど関係はさまざまですが、基本的には家が近い人が多いので、大体は近所のファミレスに集まってお茶をすることが多いです。 会計はもちろんそれぞれが頼んだものの分を支払い、ポテトなどみんなで食べたものは割り勘なのですが、あるママ友が「あたしがまとめて会計するから、あとでお金ちょうだい!」と言うようになりました。 最初は、細かいお金がないからかと思い、お店の負担も減るのでお願いしたのですが、それが毎回続いて、そのたびにクレジットカードのポイントとお店のポイントを全部つけてもらっているのを見ると、なんだかズルくない?とモヤモヤしてしまいます。 ファミレスでお茶をしているだけなので、それぞれの金額自体はたいして高くありませんが、月に2回は機会がありますし、人数も毎回6~7人は集まります。全員分をまとめて支払うとそこそこの金額になるので、クレジットカードのポイントもお店のポイントも、結構たくさん貯まることになると思うのです。 しかも、そのお店のポイントは、後日会計に利用できるタイプのものなので、私達の会計でそのママ友が得をしているのが納得いきません。私も家族でそのお店を利用することもあるので、自分が出した分のポイントはもらいたいです。 前に一度、「手元に細かいお金がないから、私の分は自分で払います」と言ったことがあるのですが、「じゃあ、細かいお金がある人と合わせて払ってくれれば大丈夫!」となかば強引に仕切られて会計をまとめられてしまい、結果的にほかのママ友に余計な手間をかけさせてしう形になったので、とても申し訳ない気持ちになりました。 ほかのママ友も、ポイントを貯めてる人がいると思うのですが、この話題になったことがないので、どう思っているかは分かりません。たかがポイントでモヤモヤしてしまう、私の心が狭いだけなのでしょうか。

■ 支払い方法について前向きに話してみましょう あなたはズルさに気づいてしまっただけですから、ご自分を責めないでくださいね。 「ズルい」と感じるということは「正当ではない」と感じる部分と「得をしてる」と感じる部分があるわけです。可能であれば、一度皆さんで支払い方法について話してみてはいかがでしょうか。 あなたから切り出しにくいなら、積極的に提案できるタイプのママ友に相談してみましょう。代表で支払ってポイントを貯めている彼女の行動を責めるわけではなく、「最近はキャッシュレスで支払うとお得だし、みんなポイントカード持ってるから、全員が得できるようにするのもいいかも」という切り口で話してみましょう。 「各自が好きな方法で支払うようにする」「代表で支払う人を固定せずに順番で行なう」「ポイントや還元をあてにせずに絶対に現金で割り勘にする」など、気持ちよくつきあっていけるルールを話し合ってみてください。

◆回答者プロフィール 海野 雪(うみの・ゆき) 上級心理カウンセラー(日本能力開発推進協会認定)、不登校児童対応アドバイザー(全国webカウンセリング協会認定)など、心理系・教育系を中心に多様な資格を有する。200名以上の相談対応実績あり。 〔2020年2/9(日) レタスクラブニュース〕

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定員割れの県立高校二次募集でも不合格 「俺ってこの程度なんだ…」 定員割れの県立高校二次募集でも不合格 学習障害の少年に突き付けられた厳しい現実 〈高校でも一緒に・定員内不合格を考える1〉 ボルダリングに熱中し、筋トレにいそしむ宮城飛河さん。障がいなどがある人の自立を支援するアソシア(北谷町)で「ここと出会えてよかった」と生き生きと過ごす 2019年3月、張り出された県立高校二次募集の合格発表に宮城飛河(ひゅうが)さん(16)=沖縄市=の番号はなかった。学習障がいがあり、頑張っても思うように点数は上がらない。同級生のほとんどが進学し「中卒では就職も厳しい」と言われるプレッシャーの中、不安を押し殺して努力を続けてきた。受験した高校は定員割れをしていた。空席があるのに入学は認められず「おれってこの程度なんだ」との言葉が口をついた。 知的障がいの仲村さん、再び不合格 高校受験 家族「学力選抜での不合格は差別」 発達障がいと診断されたのは4、5歳の頃。多動で部屋から飛び出したり、パニックを起こしたりしたというが、幼稚園のアルバムはどのページも、他の子どもたちに囲まれ笑顔で活動する姿が写っている。 クラス担任がみんなと一緒に活動できるよう工夫を凝らしてくれたといい、毎日楽しく通う中で飛河さんの表情は豊かになり、絵本の読み聞かせも落ち着いて楽しむようになった。母智子さん(39)は「こんなに変わるんだ」と驚いた。就学時は特別支援クラスも勧められたが「みんなと一緒にいたい」と小中学校とも普通学級に通った。 ただ、小学校高学年から授業では遅れを感じ始めたという。少しでも追いつこうと中学では塾にも通った。担任と相談し、勉強の苦手を補おうと部活は自主練習もして腕を磨き、3年の最後まで続けた。学校行事も率先して参加した。 「勉強が苦手でもできることはある」と技術を生かせる仕事を考え、受験先は専門高校を選んだが、不合格。定員割れしていた二次募集の高校もまた、入学は許されなかった。特別支援校の対象でもない。 友達や先生との日常、部活、恋愛と高校生活で学ぶことは教科学習以外にも多く、多くの子どもにとって学校は居場所だ。中学を卒業したばかりの15歳。行き場をなくした飛河さんは「終わった」と落ち込んだ。「勉強が苦手でも、将来を考えて進学したいと思っている気持ちを評価してほしい。席が空いているなら入れてほしい」。智子さんはやるせなさをにじませ、力を込める。 県内の高校進学率は97・3%(19年度学校基本調査)。2・7%には飛河さんのように勉強が苦手な子やいじめや不登校、厳しい家庭環境など困難を抱えた子どもたちがいる。自立する力を付けるため県は高校生の中退防止に力を入れる。一方、サポートが必要な層が入学さえできない現状を「自立にも貧困対策にもならない」と智子さんは訴えた。 (黒田華) 県立高校への進学を希望する重度知的障がいがある仲村伊織さん(17)と家族の活動は、ほとんどの中学生が高校進学し、社会では高校での学びが求められているにもかかわらず、成績が足りなければ空席があっても入学できない定員内不合格の問題をあぶり出した。「誰ひとり取り残さない」を理念に「質の高い教育をみんなに」を掲げるSDGs(持続可能な開発目標)にもつながる、共生社会に向けた高校のあり方を考える。 〔2020年2/10(月) 琉球新報〕

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イエナカフェ六甲 不登校の保護者に「ほっとできる居場所」 神戸で月1回の茶話会 松村美紀さん(左奥)ら保護者が参加し、わいわいと話の尽きないランチ会=神戸市灘区永手町2  登校できない。家から出られない。学校がしんどい…。でも、だからといって「どうしてうちの子は学校に行けないの!」はもう卒業して、「どんな学びの場、内容なら行けるのか」を考えようと、保護者らが集まる取り組み「イエナカフェ六甲」が、神戸市灘区を拠点に開かれている。月1回ずつの茶話会とランチ会では、参加者が子育ての様子、学びの場や支援方法などの情報をにぎやかに報告。悩んでいる人に「ほっとできる居場所です」と参加を呼び掛ける。(鈴木久仁子) 運営する松村美紀さん(49)=同市灘区=も、自身の子どもが不登校。「環境や音に敏感で、教室がつらい」。教室に居続けるのはしんどいが、支援学級も合わない。枠からはみ出し、学校に行きづらいという。「ほんの少し、子どもに合った支援を考えてもらえたら、行ける可能性もあるのではないか。こんな子は他にもいるかも」と、昨年夏にイエナカフェ六甲を始めた。 その名前は、ドイツで生まれ、オランダで普及している教育法「イエナプラン」から付けた。自分で考える▽共感力を持つ▽社会に働き掛け、協働する市民に成長する-という理念がある。松村さんはこの理念に共感し、カフェのように気軽に立ち寄れる居場所を目指す。毎月の茶話会、ランチ会には地元だけでなく、同市西区や川西市など各地から参加がある。 1月のランチ会には保護者6人が参加し、「給食の量や時間のペースが合わず、1年生から行きにくくなってしまった」「先生が何でも決めて、意見を聞いてもらえないことに強度のストレスを抱えた」など、不登校のきっかけが語られた。一方で、「担任が代わって雑音をカットできるヘッドホンの着用を勧めてくれるなど、適切な支援を受けることで通い始めた」「転校し、子ども主体の伸び伸びとした教育環境で、学校が楽しくなった」といった体験談も出た。 ただ、親が不登校を認めても、子ども自身が“行けない自分”を責めるケースも少なくないという。 松村さんは「これからは親も『子どもが学校に行かない』と悩んで終わりではなく、その先の教育や支援方法を勉強して発信していかなければ、変わらない」と指摘。「子どもには、学校に行けないことばかりにとらわれず、多様な大人と関わり、自分に合った豊かな学びを与えてあげたい」と話す。 茶話会は毎月第1土曜の午前中、ランチ会は第4金曜にある。次回は28日正午~午後1時半、神戸市灘区永手町2、おせっカフェでランチ会を開催。ランチ代600円で、26日までに要予約。詳細はイエナカフェ六甲のウェブサイトで。メールjenacafe‐rokko657@outlook.jp 〔2020年2/10(月) 神戸新聞NEXT〕

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30年前の、中学生がホームレスを襲う事件 中学生に襲われたホームレス…「許せない」といきり立つNPO理事長にかけた言葉 【一面掲載コラム】 北九州市で30年ほど前、中学生がホームレスを襲う事件が起こった。深夜の投石に始まり、ブロックを投げ込むまでエスカレート。相談を受けたのが現在はNPO法人「抱樸(ほうぼく)」の理事長を務める奥田知志(ともし)さんだ

▼「許せない」と奥田さんがいきり立つと、泣きついてきたホームレスがなだめた。「あの中学生は家があって親がいても、心配してくれる人がいないんじゃないか。俺はホームレスだから、その気持ちが分かるけどなあ」

▼ホームレスとは家がない以上に心配してくれる人がいない、つまり無縁や孤立の人である。奥田さんは襲撃した中学生もある種のホームレスだと思い至り、困窮者支援で「関係」づくりを重視する原点になったそうだ

▼そんな奥田さんの抱樸が壮大な試みに挑む。北九州市の負の遺産、暴力団工藤会本部事務所の跡地に福祉拠点を建設。困窮者と障害者の就労支援や不登校の子の学習支援を行い、子ども食堂も開くという

▼中村哲さんと関わりのあった奥田さん。アフガニスタンでの壮大な活動を羨望(せんぼう)のまなざしで見ていたが、中村さんの突然の死に直面し「この悲しみを自分の生き方にどう生かすかが宿題」と痛感した。その答えがこの施設という

▼かつての恐怖の館をさまざまな境遇の人が「関係」を結び直す共生の城に再生する。志とはこうやって巡っていくものか。抱樸は土地代などで寄付を募っている。志を応援したい。 西日本新聞社 〔2020年2/10(月) 西日本新聞〕

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学習障害 学習障害 定員割れでも不合格報道から考える子供の進路と学びの場:学校不適応生徒のための学校案内 ■学習障害 定員割れでも不合格 受験した高校は定員割れをしていた。空席があるのに入学は認められず「おれってこの程度なんだ」との言葉が口をついた。~小中学校とも普通学級に通った。~特別支援校の対象でもない。 出典:「俺ってこの程度なんだ…」 定員割れの県立高校二次募集でも不合格 学習障害の少年に突き付けられた厳しい現実 〈高校でも一緒に・定員内不合格を考える1〉琉球新聞2/10Y!ニュース 定員内不合格の問題は、全国各地で起きてきた問題です。地域によっては、大きな運動となったところもあります。 ■すべての子供にふさわしい学びの場を:学校案内 〇特別支援学校 かつては大きな騒ぎにもなった定員内不合格問題も、地域によっては大きな騒ぎにはならなくなってきたように感じます。 その理由の一つに、特別支援学校高等部の存在があるでしょう。近年、偏見も小さくなっており、普通学校よりも充実した教育が受けられるとの認識も高まっています。 生徒一人当たりの予算も、普通学校よりも潤沢です。 このように評判が高まり、希望者が増えているので、地域によっては分校を作るなどして入学定員増を図っています。 それでも、希望者みんなが入学できるわけではありません。能力が高すぎても低すぎても、入学は困難でしょう。また知的障害の場合、特別支援学校高等部は、中学校の特別支援学級からの進学になります。 〇合理的配慮 発達障害や身体障害など、様々な障害に対しては、「合理的配慮」が求められます。高校入試においても、別室受験、受験室の下見、問題文の読み上げ、問題用紙の拡大コピー、試験時間の延長などが認められることがあります。 これは、えこひいきではなく、合理的配慮です。 〇サポート校(広域通信制高校等と連携) 特別支援学校の対象ではないけれども、学校適応が難しい子の中には、サポート校(広域通信制高校と連携)に進学する子も増えています。 サポート校は数も増え、内容もバラエティーに富んでいます。しっかり勉強させて、国立大学を目指させるような学校もありますし、勉強よりも自然体験を重視する学校もあります。家庭教師のような指導をする学校もありあます。 ただし、費用はかかります。 〇通信制高校、定時制高校、理解のある私立高校 公立の通信制高校、定時制高校もあります。かつては働きながら学ぶ学校でしたが、現在では様々なニーズの生徒たちが集まります。 通信制、定時制高校の先生方は、熱心な先生方が多いと感じます。 また一般の私立高校の中にも、発達障害や不登校に理解のある学校もあります。中学校は一日も登校しない完全不登校だったけれども、高校は皆勤賞で卒業する子もいます。 ただし、中学校は登校しなくても卒業できますが、高校は授業に出て試験を受け、単位をとらないと卒業できません。 ■ふさわしい学びの場とは 様々な障害を持っている子に、どんな教育を受けさせるべきか。できるだけ、普通学校、普通学級と願う親子もいます。それが適している子もいます。 一方、無理して普通学校普通学級に通うよりも、特別支援学校、特別支援学級、サポート校の方が良いと判断する親子もいます。 中学校の普通学級で小さくなっているよりも、特別支援が急でのびのびしている方が良いと考えるときもあります。普通学級で、授業が理解できないまま、お客様扱いされるよりも、特別支援学級でその子に合った教育を受けた方が良いという考えもあるでしょう。 知的な問題はないもののクラスになじめない子のための、適応指導教室もあります。 いずれにせよ、希望に応じて普通学級との交流を持つことができます。 盲学校聾学校に進学するべきか、普通学校に行くべきかを迷う親子もいます。 小学校、中学校、高校。進学のたびに、悩みます。大切なのは、子供にとってどこが一番ふさわしいか、良い教育が受けられるのかです。 正しい判断のためには、親子と学校との、相互信頼関係に基づく相談が大切です。

碓井真史 新潟青陵大学大学院教授(社会心理学)/スクールカウンセラー 東京墨田区下町生まれ。幼稚園中退。日本大学大学院博士後期課程修了。博士(心理学)。精神科救急受付等を経て、新潟青陵大学大学院臨床心理学研究科教授。スクールカウンセラー。好物はもんじゃ。専門は社会心理学。HP『こころの散歩道』。テレビ出演:「視点論点」「あさイチ」「とくダネ!」「サンデーモーニング」「ミヤネ屋」「NEWS ZERO」「ビートたけしのTVタックル」「ホンマでっか!?TV」など。著書:『あなたが死んだら私は悲しい:心理学者からのいのちのメッセージ』『誰でもいいから殺したかった:追い詰められた青少年の心理』『ふつうの家庭から生まれる犯罪者』など。監修:『よくわかる人間関係の心理学』等。 〔2020年2/10(月) 碓井真史 新潟青陵大学大学院教授(社会心理学)/スクールカウンセラー〕

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お友達の仲が悪くなってしまった 娘がぼっち状態! ママ友から遊びに誘ってもらうためにできることは?【お悩み相談】 夫との関係、義実家との付き合い、仕事やキャリア、ママ友などの人間関係……。毎日がんばって生きていると、悩みは尽きませんよね。そんなお悩みに、専門家がアドバイス。

どうして嫌われてしまったんだろう? みんなに無視された原因/ママ友がこわい

今回は娘さんを助けたいと思っている「めりーさん」さんのお悩みです。

◆相談者プロフィール

めりーさん(38歳女性)

何かいいストレス発散法がないか日々模索しています。

■お悩み相談

小学2年生の娘がいます。

幼稚園の頃にできた友達が同じ町内で、幼稚園や小学校から帰ってきてから遊んだり、親同士のつきあいもあって家への行き来もありました。この友達のおうちは兄弟が3人いて、幼稚園ではPTA会長をしたり、お祭りの実行委員長や子ども会会長を務めたりと地元ではリーダー的な役割をすること多々ありました。ですので、顔も広く人とのつきあいも多い方です。

最近のことですが、娘とこのお友達の仲が悪くなってしまったようです。

明るく、クラスの輪の中心にいて発言力のあるお友達と、ついていいくタイプの娘という構図ですが、小学2年生になり、娘も反論したり意見を言ったりすることが増えてきて、お友達からしたらおもしろくなかったようです。

娘が言いたいことを言えるようになったことを私はとても喜ばしいことと思っています。しかし、学校では友達の輪から外れることが出てきているようです。学校から帰ってきてからよく公園に遊びに行っていましたが「今日は誘われてない」という日があります。また、お誕生日会や親を交えて行なわれているバーベキューなど、大人数で遊ぶときに私も含めて誘われなくなりました。

お友達のママも常識がある人なので、ハブにしようと思っているわけではないと思います。わが家は良くも悪くも目立たない家庭なので、お友達のママからしたら、娘がわざわざ遊びたがっていないのならば誘う必要はないと思っているのでしょう。

また、明るいお友達ママに比べ、私は地味で面白みもないので、つきあっていてつまらないということもあるのかもしれません。

私としては、娘とお友達2人の関係は距離があってもいいけれど、娘が望んでいるようなのでお友達グループには入れておいてほしいと思ってしまいます。

以前のように誘ってもらいたいと思い、スーパーでたまたま出会ったときに「また誘ってください! なんならうちで集まってくれてもいいですし」と明るく言ってみて、「また誘いますね」と言ってはくれましたが、結局誘ってもらえません。

私に何ができるでしょうか。

■享受するだけではなく、主体的な関係を築く工夫を

誘われるのを待つばかりではなく、「こちらから誘ってみようかな」と考えてみましょう。お嬢さんから友達の輪が広がるように工夫してみてはいかがでしょうか。

お友達をおうちに招きたいか、誘いたいお友達は誰か、お友達と一緒にどんなことをしてみたいのかお嬢さんと話し合ってみてください。大勢誘う企画をしなくても、おうちに1人2人呼んで遊ぶことを考えてみてもいいでしょう。

受け身で過ごすことに慣れていて、実際にお友達を誘うことが難しければ、無理して実施しなくてもいいのです。お友達を誘うことについて話し合うことに意義があります。お友達とのつきあい方を話し合う機会になるでしょう。

これによっていつも誘ってくれる人やイベントを企画してくれる人への理解も深まるのではないでしょうか。もちろん、実際に誘った子の何人かが来てくれて、お友達との親密度がアップすれば喜ばしいことです。

◆回答者プロフィール 海野 雪(うみの・ゆき) 上級心理カウンセラー(日本能力開発推進協会認定)、不登校児童対応アドバイザー(全国webカウンセリング協会認定)など、心理系・教育系を中心に多様な資格を有する。200名以上の相談対応実績あり。

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小学6年のパティシエ杉之原みずきちゃん(12) 【特集】“話せない少女” パティシエに挑戦 ケーキ作りで”世界1位“にも 滋賀県近江八幡市で 月に1回開かれる「みぃちゃんの1日スイーツカフェ」。

自分の料理を紹介するSNSの「スイーツ部門」で世界1位に輝いたこともあり、全国からたくさんの人が訪れます。

【訪れたお客さんは…】 「おいしい」 「味も素晴らしいけどこの創作がかわいいです、そこが魅力的ですごい」

カンテレ「報道ランナー」 作っているのは「みぃちゃん」こと、小学6年の杉之原みずきちゃん(12)

カンテレ「報道ランナー」 レシピを考えたり、メニューを決めたり…立派なケーキを1人で作り上げます。

しかし、みずきちゃんはある病気を抱えています。 家族としか「話せない」 それは…“場面緘黙症(ばめんかんもくしょう)” 不安障害の一つで、特定の人と場所でしか、話せなくなる病気です。

関西国際大学の梶正義准教授によると、兵庫県内の小学校を調べたところ、児童500人に1人いることがわかったというのです。

カンテレ「報道ランナー」 みずきちゃんにとって話ができるのは家族だけです。 (みずきちゃん) 「これ、ミニじゃないん?」 (お母さん) 「え?」           

(みずきちゃん) 「なんか、おかしい?」 (母) 「これおかしいやろ」

【みずきちゃんの母・杉之原千里さん】 「家にいると普通やったので家から一歩外に出た時に娘の状態は全然わからなかった。先生から言われて初めて知ったので就学前診断で病院に行ったら“場面緘黙症”って言われてそこから調べて症状見てみるとたしかに思い当たるところがいっぱいあって。それはただ単におとなしいだけじゃないっていうのが初めてそこで分かった」

カンテレ「報道ランナー」 症状が強くなると、体が動かせなくなることも みずきちゃんは月に1回、病院でリハビリをしています。 病院の周りを歩いたり、走ったり。 少しでも外の環境に慣れるために、体を動かすことしかできません。

“特効薬”はなく、有効な治療法もまだないのです。

みずきちゃんは地元の小学校の支援学級に通っています。 送迎サービスを利用して車で向かいますが、症状が強くなると体も動かせなくなることも。 靴の履き替えも自分ではできないので先生が助けます。

【先生】 「そしたらみぃちゃん漢字の勉強をしたいと思います。筆箱だけ出させてもらうよ~」

ノートに漢字の練習をするときも、先生がみいちゃんの手を取って一緒に書きます。 体が固まってしまい、昼食をみんなと一緒に食べられないので、午前中で家に帰ります。 5年生の校外学習では自分一人では歩けず、他の子どもたちに助けてもらいました。

【みずきちゃんの母】 「今まで10歳、11歳くらいまで何もできない状態がずっと続いてたので、でも本人は絶対にやりたかったはず。みんなと一緒に遊びたいし、しゃべりたいし給食も食べたいという思いが絶対にあったはずなんで」

小学4年生で不登校になり引きこもりになってしまったみずきちゃん。

そんな時、お母さんが「社会とのつながりをなんとか持ってもらおう」とスマートフォンをプレゼント。

それがみずきちゃんの世界を変えました。

カンテレ「報道ランナー」 ケーキ作りをきっかけに…自分の思いを 幼い頃からお母さんとよくケーキを作っていたみずきちゃんは、インスタグラムに自分が作ったケーキの写真を投稿。 すると、次々と称賛のコメントが。いつしかみずきちゃんはコメントに返事をするようになります。 自分の言葉で思いを伝えることができたのです。

これがきっかけで、さらにケーキ作りに没頭。

【みずきちゃんの母】 「携帯で(返事を)返せる自分がいることに気づいて、そこに私もびっくりしたんです。そこからスイーツづくりに目覚めて、作ったお菓子を学校の先生にもっていきたいって言うようになって。誰かに食べて欲しかったんですよね。持っていきたいっていう気持ちがあったから、学校に行けるようになって。スイーツに助けられたところが多々ある。」

学校から帰るとすぐにケーキを作り始め、ときには深夜まで作業し続けます。

カンテレ「報道ランナー」 【みずきちゃんの母】 「普段もうねえスイーツばっかり作ってるんですよ、それか携帯見てるか。テレビ見ない。あとは食べることかな、お菓子には目がないので」 そして、だんだんと自分の夢を表現するようになりました。

5年生の文集には… 将来の夢:「ケーキ屋さん」

工作の時間に作った粘土には… 「パティシエになる!」

夢に一歩近づくために、お母さんとみずきちゃんはケーキ店をオープンすることを決めました。 小さなお店にできた行列 【みずきちゃんの母・杉之原千里さん】 「ほんまに飛ばんようにしてや」 「よかった~飛んじゃうところやったやん」

カンテレ「報道ランナー」 【みずきちゃん】 「なあでかい。なあ汚い。」 「なあふざけんといて。ちゃんとしてほんまに」 【みずきちゃんの母】 「さぁ明日頑張ろう!」

そして迎えたオープン当日―

「いらっしゃいませ~どうぞ~パティシエ中にいます~」

カンテレ「報道ランナー」 みずきちゃんのケーキを求めに開店早々、行列が。 予想を超える反響でみずきちゃんも大忙しです。

【訪れた客は…】 「美味しそうだったんで早く食べてみたいって思いました」 「可愛いですね。一生懸命やられてるのがね、すごいなって」

カンテレ「報道ランナー」 みずきちゃんがケーキを作る場所とお客さんの間は壁ではなく、すりガラスになっています。そこには、お母さんのある思いが込められています。 【みずきちゃんの母】 「あまり隠しすぎると次のステップに踏めなくなっちゃうんで。壁一枚ある事でこの子も安心して、むこうから声かけてもらっても絶対聞いているんで」

カウンターからは見えない、みいちゃんの様子。お母さんが笑顔で教えてくれました。

【みずきちゃんの母】 「みぃちゃん、にこ~ってしてはるもん。お客さんから声かけられたら」 お店が、誰かの希望と勇気になれば お客さんの中には、子育てについて相談しに来る人もいます。

【お客さん】 「この子も障害があるので励まされました。教えてください。いいとことが見つけてあげられなくて」

【お母さん】 「なかなかわからなかったです。でも振り返ると小さい時からケーキのおもちゃで遊んでたんです。社会に合わせなくていいと思うんです」

カンテレ「報道ランナー」 【お客さん】 「また食べて元気もらおうな」 【みずきちゃんの母】 「みぃちゃん箱詰め手伝ってよ。あ~またや。」 ――Q:みずきちゃんもう”終了“ですか? 「もう終了やねん。なんで?なんか作るとかお手伝いするとか、分かった。ちょっと休憩したいの?」

疲れたのか、作るのをやめてしまいました。 まだまだ完璧なパティシエではありません。

220個のケーキは2時間で完売しました。

カンテレ「報道ランナー」 【みずきちゃんの母】 「なんか普通のケーキ屋さんをオープンしているんじゃなくって、この子の今後の活動がホンマに誰かの希望とか勇気になっているのを、今日もう1回改めて実感したっていう感じで。ホンマにやってよかったなって思います」 【みずきちゃんの母】 「今は本当に年齢が年齢なんで儲けようとか、店を大きくしようとか、そんな考えは今なくって、社会に出て行くための時間やと思ってるんで、無理なく楽しく」

これからもみずきちゃんのケーキが笑顔を届けます。 カンテレ「報道ランナー」 2020年2月4日放送より 〔2020年2/11(火) 関西テレビ〕

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ゲーム障害も疾病 第1回 ゲーム障害も疾病  依存症への対応、新段階に【依存症と向き合う】 近年、依存症がにわかに注目されるようになってきました。それには、さまざまな理由があります。昨年は特に、違法薬物使用で有名な芸能人が何人も逮捕され、マスコミに切れ目なく取り上げてられてきました。彼らの逮捕容疑は薬物使用ですが、その背後に重い依存症が存在しているのは疑いないでしょう。自分の生活や名声を失うリスクを冒してまでも使用し続けていたのですから。 陰に隠れていますが、アルコール依存は飲酒人口の多さからから、薬物以上に深刻です。私どもは、2013年実施の実態調査を基に、わが国のアルコール依存症者数を107万人と推計しました。この現状を受けてアルコール健康障害対策基本法が同年制定され、各都道府県で推進計画が実施されつつあります。 依存症…それは誰もがかかりうる「心の病気」

◇「物質依存」と「行動嗜癖」 さて、依存症の注目度が上がった別の大きな理由は、ギャンブルとゲームが依存症の仲間入りをしたことでしょう。そこでまず、依存症とはどのようなものなのか、また依存症として国際的に分類されたプロセスについて簡単に説明します。 ある行動の行き過ぎとそれに起因する問題のセットを依存または嗜癖と呼びます。図のように、依存の一番大きなくくりは「嗜癖(addiction)」です。その下に「物質依存」と「行動嗜癖」があります。 依存または依存症は本来、アルコールや薬物のような物質に使われる用語です。嗜癖という用語は、世界保健機関(WHO)等でできるだけ使わないようにしているため、ギャンブルとゲームには嗜癖ではなく、分かりやすい障害という用語が使われてきました。

依存症の分類   ◇アルコールと同じ脳内変化 そのギャンブル障害は依存ではなく、窃盗症や放火症のように衝動のコントロールができないために起きる「衝動制御の障害」の一つで医学的な分類に基づく名称は「病的賭博」でした。しかし、19年5月にWHO総会で採択された新たな疾病国際分類で正式にギャンブル障害となり、依存に分類されています。 それでは、なぜ依存に分類されたのでしょうか。 ギャンブル障害の症状は窃盗症などよりも、アルコールなど物質依存に近かったのが理由の一つです。さらに決定的だったのは、物質依存を特徴づける脳内の機能変化がギャンブル障害でも同じように認められたことです。

◇患者・家族に朗報 アルコールなど物質依存に関する予防対策や治療手法のエビデンス(証拠・根拠)は、窃盗症など「衝動制御の障害」に比べてはるかに豊富です。今後はギャンブル障害に対して、こうした物質依存の知見を適用できるメリットは大きいと言えます。 ゲーム障害も基本的に同じ理由で依存に分類され、今回初めて疾病化されました。最新の国際疾病分類の検討プロセスでは、さまざまな利害が絡む個人・団体から「ゲーム障害の疾病化」について抵抗を受けましたが、疾病化により治療や予防対策の前進が期待できます。困難を抱えている多くの若者や家族にとって朗報と言えるでしょう。

◇患者本人だけではない! 依存症はこれまで、患者本人の問題と認識されてきました。例えば、依存者数は本人の推計値のみが公表され、対策も本人の問題の大きさに焦点が当てられてきました。しかし、依存の特性として、患者本人を取り巻く家族ら関係者にも深刻な問題が引き起こされます。 アルコール依存の場合、家庭内の暴言や暴力、予見できない行動、経済的問題などで配偶者のみならず、子どもたちまで極限的なストレスにさらされています。ギャンブル障害は、いつ終わるともわからない借金問題に家族は振り回されます。

世界保健機関(WHO)本部=スイス・ジュネーブ 【AFP=時事】

◇無力感・絶望感 ゲームに没頭し、不登校や成績不振から将来が危うくなっているわが子を目の前にして、何もできない両親の無力感や絶望感は察してあまりありますが、家族らに対してはあまり注意が向けられていませんでした。 先に紹介した最新のWHO国際疾病分類は、「物質依存までは至っていないが、何らかの健康問題を引き起こしている状態を有害な使用パターン」と明記し、患者の物質使用により家族がうつ病のような健康問題を引き起こした場合についても、これを適用して診断するとしています。 物質使用にまつわる患者からの悪影響を初めて疾病化したわけで画期的です。今後、この方面の対策にさらに光が当たることが期待されます。

久里浜医療センター

◇治療ギャップ 依存症をめぐる課題は山積していますが、ここでは特に医療に関係したものを取り上げます。一般に、治療を受けなければならない人と実際に治療を受けている人の数や割合の差を治療ギャップと呼びます。依存症はすべての精神疾患の中で、このギャップが最も大きいことが世界的に知られています。 まずは、このギャップを埋めて行く対策が必要です。例えば、アルコール依存症者の多くは救急外来や一般内科を受診します。この時から依存症の専門医療と連携することはギャップ対策に有効です。このような医療連携に留まらず、さまざまな連携の推進が求められます。

◇マンパワー 依存治療においては本人のみならず家族等への対応も必要で、相応のマンパワーが不可欠です。治療に当たるのは主に精神科ですが、残念ながら多くの精神科医は依存治療を忌避する傾向が強いのが現状です。そのため、問題の大きさに比べて対応できる医師数が限られています。 同様の傾向は、看護師や心理士等のいわゆるコメディカルスタッフにも認められます。この状況を変えていくためには、医療界での意識改革に加えて国の後押しが必要です。

◇治療の向上 最後は治療についての課題です。依存治療の主体は言語による介入です。認知行動療法や動機づけ面接法など新しい手法が導入され、それぞれ有効性が確立されています。しかし、治療成績が向上しているかというと、必ずしもそうではありません。 これに対して薬物治療は以前から副次的な治療方法とされ、使える治療薬も限られています。特にギャンブルやゲーム障害に対する治療薬は全くない状態です。今後、有効な治療薬の開発が強く望まれます。利用できる治療薬が増えるれば、依存の治療に興味を示し、実際に診療する医師数も増えていくと予想されます。(久里浜医療センター院長・樋口進)

樋口進氏(ひぐち・すすむ) 東北大学医学部卒。米国立保健研究所留学、国立久里浜病院臨床研究部長などを経て国立病院機構久里浜医療センター院長。依存症対策全国センター長、国際アルコール医学生物学会(ISBRA)前理事長、日本アルコール関連問題学会理事長、国際嗜癖医学会(ISAM)アジア太平洋地区代表、国際行動嗜癖研究学会理事。 内閣官房ギャンブル等依存症対策推進関係者会議会長、厚生労働省アルコール健康障害対策関係者会議会長など委員多数。 〔2020年2/11(火) 時事通信〕

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愛知県稲沢市ひきこもり息子母親の交際相手殺人未遂 ひきこもり息子が刺した、母親の交際相手に「妻と3人の子ども」の存在 「あの部屋にそんな人が住んでいるとはねぇ。1回も顔を見たことがないんですよ。いったい何があったのか……」 被害者の佐野さんと、血しぶきを洗浄したばかりの殺害現場 と愛知県稲沢市にあるマンションの住人は顔を曇らせる。 おびただしい血が飛び散る 名古屋駅から電車で30分ほど。のどかなエリアで2月1日の夜、おぞましい事件が起きた。8時35分ごろ、 「外でもめている声が聞こえ、刺しているのが見える」 とマンションの住人が110番通報。警察官が駆けつけると、会社員の佐野義人さんが1階と2階の階段の踊り場で血まみれになって倒れており、その交際相手で派遣会社社員の女性も包丁で顔などを刺されていた。 現場にいた女性の息子で無職の林寿満容疑者が犯行を認めたため、殺人未遂の疑いで逮捕された(のちに殺人容疑も追加)。 重傷を負った2人はすぐさま病院に搬送されたが、佐野さんは通報から1時間後に帰らぬ人に。解剖の結果、死因は出血性ショックだった─。 「現場はおびただしく血が飛び散り、流れ出ていて、想像を絶する光景だったようです。容疑者が逆上して執拗に複数か所を刺したのがわかりますが、ケガの状況からすると、佐野さんのほうにより強い殺意があったようです。 トラブルの原因は容疑者が去年、仕事を辞めたことから、被害者2人が容疑者宅を訪ねてきて、仕事や将来のことを問いただされたことに腹を立てたようです。“無職をとがめられ、カッとなりやった”という趣旨の供述をしています」(社会部記者) 林容疑者は母親が18歳のころに生まれ、現場からほど近い同県一宮市の公営住宅で育った。 小学校に入るころ、そこから徒歩10分ほどのマンションに移って、少なくともこのころから母親とのふたり暮らしだったようだ。 小学校の同級生は、 「細くて、背が高くて、浅黒くて、おとなしかった。足が速かった印象もありますが、目立つタイプではなかったですね。小学校のときは将棋クラブに入っていたようです」 と語る。小学校の卒業文集では「将来の夢」と題して、 《オレは頭が悪いし、運動する事ぐらいしか……》 《オレの夢はイチローみたいな野球選手になる事》 などと綴っていたが、中学校でも目立った存在ではなかったようだ。 「友達が多い感じではなかった。背が高くて足は速いけど、女子とはおしゃべりするタイプではなく、特に人気はなかったですね。 影が薄かったですね。卒業アルバムの部活やクラスの集合写真にも写っていないので不登校ぎみだったのかもしれません」(中学校の同級生) 被害者には別家庭があった 当時から住んでいたマンションの住人もこう話す。 「ここを出ていったのは今から6年ほど前ですが、息子さんはほとんど仕事もせずに、部屋にずっとひきこもっていた印象が残っています」 多感な思春期に挫折してしまったのか? 父親の不在が影を落としていたのか……。 「現在のマンションに転居した後も、少なくともこの1年は仕事をせずに、ひきこもりのような状態だったようです」(前出・記者) そんな息子に手を焼いていた母親が交際相手に相談し、支援してもらっていたことは、現場マンションの契約状況からもうかがえる。 「あの部屋は佐野さん名義で借りていて、母親は同居人で“婚約者”となっているそうです。契約当初は、3DKの家賃4万2000円を払っていたようですが、その後は滞納が続いていたようです」(前出・マンションの住人) 別の住人はこう証言する。 「引っ越してきた当時は、中年の夫婦が住んでいると思いました。その後、見かけなくなったので容疑者が転がり込んできたということでしょう。 2年前にたぶんその男女が、あの部屋を訪ねているところを見たんですよ。留守だったみたいで、通路で待っていた。2人が容疑者のために部屋を借りたということかもしれません」 親やその交際相手に面倒をみてもらっていた容疑者だが、一方で2人の関係に不満を持っていた可能性があると、関係者が証言する。 「実は佐野さんは、別に家庭を持っています。容疑者が“不倫のくせに、父親ヅラするな!”という感情をもったのかもしれません」 残された妻と3人の子ども 現場から10キロほど離れた同県津島市には、10数年前に建てられた佐野さん名義の瀟洒(しょうしゃ)な住宅がある。 「佐野さんはがっしりしていて、温厚な人で、町内会の相談役をしていましたね。無骨そうに見えるけど、家の植物の手入れをしたり、買い物をしたり、家事には協力的な方でね。夫婦仲は悪くなかったと思うけどなぁ……」 と近所の住民。別の近所の住民は、 「ご主人は地元のトヨタ系列の会社に勤務されていました。奥さんは小柄でショートカットで、やはり町内会の書記もやっているしっかり者。 子どもさんは3人いて、上から長男、長女、次女。すでに長男は成人して、大学を出て就職しています。次女はまだ10代のようですけどね」 佐野さんの家族は、佐野さんと容疑者の母親の関係を知っていたのだろうか─。 連日、佐野さん宅を訪れてみたが応答はなく、残された妻や子どもの悲しみや戸惑いが強く感じられた。 近所に住む佐野さんの兄も訪ねてみたが、 「話すことは何もないから」 と、多くを語ることはなかった。 「容疑者の母親は10年ほど前に派遣会社の社員になっています。そこから佐野さんの職場に派遣されて知り合い、交際が始まったのではないでしょうか」(前出・関係者) 佐野さんが家族と別れ、林容疑者を息子として受け入れるつもりがあったのかどうかは、今となってはわからない─。 しかし、もし真剣に考えていたうえでの今回の訪問だとしたら、最悪の結末を迎えたことになる。 〔2020年2/12(水) 週刊女性PRIME〕

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「#ミライの学校」をテーマにマンガを募集 忘れられない「世界地図」、「睡眠学習」が現実に…学校に行く意味って? 「これからの学校」の姿描く漫画 コミチ×withnewsコラボ企画「#ミライの学校」 社会に出てから「これ、学校で教えてほしかった」と思うことはありませんか。当時は当たり前だった文化やルールにも、「今考えたらおかしいよなあ」と気付いたことはありませんか。マンガのSNSを運営する「コミチ」とのコラボ企画として、「#ミライの学校」をテーマにマンガを募集。学校の「こうだったらいいな」というアイディアや、忘れられない出来事などを描いた作品が多数集まりました。大賞・入賞に決まった4作品を、withnews編集部の寸評と共にご紹介します。 【大賞マンガはこちら】「それだけは言ってほしくなかった」不登校だった母の本心 学校行き渋る娘を前に… 「娘と私の学校」コジママユコ著 【大賞】「娘と私の学校」コジママユコ著 夏休み明けに子どもの自殺が増えることから、メディアやSNSから「学校がつらかったら逃げてもいい」というメッセージがよく発せられるようになりました。 ただし、いざ不登校の話題になると、必ず聞こえてくるのが「勉強はどうするの」「高校/大学は?」「社会人になれないよ」……。学校に行けなくなった途端、教育は自力でつかみとるものと考えられがちです。 漫画に登場するのはネットで参加する「オンライン学習」。年齢、国籍に関係なく、広く教育を受けられるこの制度は、結果的に学校に行きたくない子の母親も救うことになりました。私たちがすべきなのは、当事者を憂えたり責めたりすることではなく、別の選択肢を準備することなのではないのかと、この漫画は問いかけます。(選評:野口みな子)

※大賞のコジママユコさんのインタビューは、13日(木)にwithnewsにて配信する予定です。 「きみのこえ」michi著 【入賞】「きみのこえ」michi著 「面倒ごとを持ち込むな」。小学校に勤務する「保健医」は、同僚の男性教諭から言い放たれます。彼が担任している、女子児童の健康状態が優れない。そう報告しただけで……。 心は、たびたび「バグ」を起こすもの。本来なすべきことがあるのに、目の前の状況にとらわれ、つい目を背けてしまう。多忙な教職の現場となれば、その頻度たるや、すさまじいはずです。授業準備に生活指導。荒波に揺れる小舟よろしく、仕事の渦にのまれながら子どもと向き合うのは、並大抵ではありません。 激しい「嵐」の中、そっと手を差し伸べてくれる誰かがいれば、どれだけうれしいでしょう。保険医は、きっとそんな存在。最終盤、女子児童に対して見せたのは、何者よりも「人間らしい」振る舞いです。たとえ、その原因が「バグ」だったとしても、彼女は救われたに違いない--。そう思わせてくれるラストシーンに、教育の明るい未来を重ねました。(選評:神戸郁人) 【入賞】「世界地図~最後の授業~」いぬパパ著 中3の最後の英語の授業で、貼りだされた世界地図は「逆さま」に見えました。先生は、今まで見ていた地図が「日本人向け」だったことを教え、最後に大切なメッセージを送ります。 この言葉が、今の考え方の根幹になっていると振り返る作者。「国家100年の計は教育にあり」という言葉を思い出しました。教育は100年後のミライを作るもの。世界のあちこちで「分断」が叫ばれている今こそ、こんな授業が世界中の教室で行われていてほしいと感じました。(選評:松川希実)

「もっとゲームしなさい」あまいろ著 【入賞】「もっとゲームしなさい」あまいろ著 学生時代、なんであんなに眠かったのかを考えると、寝てはいけないという決まりがあったからなのかもしれません。止められるとやりたくなる、というあまのじゃくな気持ちは誰しもあるものです。 だから、睡眠学習が当たり前になったら、今度は寝たくなくなる人が現れる。それでいいと思います。ジョブズのようなイノベーターは、既成概念への挑戦から生まれるのだから。大場さんの伝説は、ここからはじまるのです。(選評:奥山晶二郎)     ◇ withnewsは2018年10月から、マンガのSNSを運営する「コミチ」とコラボ企画を始めました。毎月のテーマに沿って、日常の生活や社会に感じる「モヤモヤ」を漫画で可視化し、「社会がちょっとよくなるかもしれない」アイディアを発信する作品を募集しています。今回ご紹介できなかった応募作品は、コミチのサイト(https://comici.jp/stories/?id=312)でご覧ください。たくさんのご応募、ありがとうございました! 〔2020年2/12(水) withnews〕

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糸井明日香 12人に1人は地毛が茶色 学校で「浮いた子」だった21歳が校則を減らしたいと思った理由 糸井明日香さん。髪は染めておらず完全な地毛。(撮影:矢部朱希子) 「茶髪禁止」は、多くの学校で決められている校則です。ところが「ブラック校則をなくそう!プロジェクト」(※)の調査によれば「地毛が茶色」という人は8%程度いるそうです。割合にすれば12人に1人。今回、私が取材をした糸井明日香さん(21歳)もそのひとり。糸井さんは軽度のアルビノ(先天性白皮症)で、栗色の髪を持っていました。「茶髪禁止」の学生時代はどんな思いをしていたのでしょうか。

糸井明日香さん ――髪の毛は地毛ですか? 染めたっぽい感じの色合いですが。  そうですね。ちょっとパーマをしていますが地毛です。小さいころのほうが「もっと明るかったよ」とも言われていてましたが。 ――髪色が明るいことで苦労をしてきたことはありますか?  ちいさいころは肌も白く、日焼け止めをしないと火傷をしたみたいになってしまうので「人とちがうな」とは思っていました。ただ、両親が「アルビノをネガティブに思わないように」という思いで育ててくれたので、変わっていることをマイナスに感じることはありませんでした。  もちろん、人とちがうことでイヤな思いもしましたが、一晩寝れば忘れてしまうというようなものでした。 ――小さいころはまだしも、中学校に入ると『茶髪禁止』の校則がありますよね。  そうですね。私が入った中学校はふつうの公立中学校なので、制服はもちろん、髪型にも細かな指定がありましたし、髪留めのゴムの色にも指定がありました。もちろん髪を茶色く染めるなどの『染髪』も禁止です。  それでも、両親が事前に私の事情を伝えていたため、髪を「黒く染めるように」などとは言われませんでした。髪のことや校則のことを考えたのは高校生に入ってからです。私が入学した都立高校は、すごく自由な校風の学校で、髪型、髪色などは自由だったんです。義務づけれた制服もなく、ふだんの服装は自由でした。 ――そんな学校もあるんですね。  私も高校に入ってから驚きました。先輩の髪は、茶髪や金髪どころか、赤もピンクも緑もいる。ある先輩は、レインボーカラーに髪を染めていましたし、片目だけカラーコンタクトの人も大きなピアスをしている人もいました。制服も自由なので、毎日、制服を着ている人もいれば、なんちゃって制服の人もいるし、私服の人もいました。  そのなかにいると、私、すごく居心地がよかったんです。いままでは「特例」として浮いていた存在でした。それが高校では「ふつうの子」にも多様性が許されているため、私が当たり前の存在に変わっていたんです。  私だけではなくLGBT(性同一性障害)の先輩も、居心地のよさを感じていたようです。LGBTの人の場合、制服でもスカートにするか、ズボンにするかを学校によっては選べます。ただし、選べたとしても「浮いた存在」にはなってしまうんですね。まわりが全員、同じ格好をしている均一な場だからです。でも、うちの高校なら、みんなちがう。どんな格好をしていても気にはされません。  それと多様性がある場に入って初めて、私は自分が偏見を持っていることにも気づかされました。その経験も大きなものでした。 ――不登校の子が集まるフリースクールも校則がありません。なので、いろんな髪型の人もいますが、だんだんと落ち着いてくる傾向がありますよね。  たしかにうちの高校でもそうでした。高校1年生のときは、みんな気合を入れて、いろんな髪型にしていますが、だんだんと黒髪が流行ってくるんですよね(笑)。そういうことを考えると校則の縛りが少ない学校がもっとあったほうがいいのにな、とは思うんです。 ――ありがとうございました。(聞き手・石井志昂)

特例ではなく多様性を認めることが 糸井さんの高校は、その後、校則が変わり、染髪禁止や制服着用が義務づけられるようになりました。校則が変わる際、臨時生徒総会で校則変更に反対の意向を議決するなど、糸井さんたちは運動を起こしたそうですが、結果的には変わってしまったそうです。 糸井さんの話を強引にまとめると「特例を認めるよりも多様性がある場を認めるほうが大切」ということでしょう。一方、現在の学校はあまりにも画一的です。2019年、NHKが中学生2000人に調査をし、「おかしい」と思う校則をあげてもらいました(※2)。こうした子どもの声から校則のあり方を考えられないかと思い、調査結果をここに抜粋します。 ●あったなあ~、と思う定番の校則 「他学年の階や他クラスの教室に入ってはいけない」中3男子 「靴下は白色で、くるぶしより上でワンポイントのものかマークがないもの」中1男子 「キャラ物の文房具禁止」中1女子 「スマホの持ち込みは禁止」中2男子 「財布の持ち込み禁止」中3男子 「眉毛を剃ったり整えるなどいじってはいけない」中1女子 「前髪を眉上で揃えなければならない」中1女子 「炭酸飲料を学校で飲んではいけない」中1男子 ●女子生徒の髪型は、なにがOKなのかわからなくなる校則 以下は、別々の生徒が答えているので、ひとつの学校の校則ではありません 「三つ編みはいいが編み込みは禁止」中1女子 「三つ編みや変わった結び方が禁止のため、事実上はポニーテール一択」中1女子 「ポニーテールなど耳より上の位置で髪を結ぶのは禁止」中2女子 「一つ結びはいいが、ハーフアップは禁止」中2女子 「ハーフアップはOKだがツインテールは禁止」中3女子 「髪は下ろさなければならない」中2女子 「髪を下ろしてはいけない」中3女子 「女子は坊主禁止」中3女子 ●学生のころは寒かったと思い出させる校則 「セーター禁止」中1男子 「ヒートテック禁止」中3男子 「カーディガン登校禁止」中2女子 「スカートなのにストッキング禁止」中1女子 「体育の時間は真冬でも半袖半ズボン」中2女子 ●細かすぎないかと思う校則 「靴は中敷きも含めてすべて白でないといけない」中1男子 「靴下の長さはくるぶしより指三本分の長さ」中2男子 「キーホルダーは生徒手帳の大きさまで」中2男子 「メモ帳禁止(ふせんは〇)」中3女子 「ドライヤー禁止」中3女子 「制服の腕まくり禁止」中2女子 ●これはかわいそうだなと思う校則 「アイプチをしてはいけないこと。一重がコンプレックスなのでほんとにいや」中2女子 「親が同伴でも友だちどうしでの宿泊が許されていない」中1女子 「忘れ物を週3個以上すると、反省文を全校生徒の前で読まなければならない」中2女子 「給食を絶対に完食しなければいけないこと。急いで食べたら嘔吐しました。毎日が苦痛です」中3女子 以上です。中学生の子どもたちが「変えてほしい」と思った校則でした。みなさんはどんな校則が不要だと思っていたでしょうか。 ※1「問題校則(いわゆるブラック校則)および不適切指導に関する調査」。2018年3月発表、10代から50代までの男女4000人が回答。(調査主体 ブラック校則 "をなくそう!プロジェクト) ※2 調査期間2019年5月3日~5月9日/調査主体・NHKスペシャル「学校へ行きたくない中学生43万人の心の声(仮)」(取材班/調査協力LINEリサーチ)。

石井志昂 『不登校新聞』編集長、不登校経験者 1982年東京都生まれ。中学校受験を機に学校生活が徐々にあわなくなり、教員、校則、いじめなどにより、中学2年生から不登校。同年、フリースクール「東京シューレ」へ入会。19歳からは創刊号から関わってきた『不登校新聞』のスタッフ。2006年から『不登校新聞』編集長。これまで、不登校の子どもや若者、親など300名以上に取材を行なってきた。また、女優・樹木希林氏や社会学者・小熊英二氏など幅広いジャンルの識者に不登校をテーマに取材を重ねてきた。 〔2020年2/12(水)石井志昂 『不登校新聞』編集長、不登校経験者〕

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NHKの人気番組「ねほりんぱほりん」 後悔する元詐欺師に 「泣きたいのは被害者だ!」 ねほりんぱほりん「元詐欺師」回に辛辣な声【特選ねほぱほ】 『ねほりんぱほりん』(C)NHK NHKの人気番組「ねほりんぱほりん」の過去放送回の中から、特に注目を集めたものを選んで紹介していく「特選!ねほりんぱほりん」。今回お届けするのはシーズン4の初回「元詐欺師」(2019年10月9日放送)です。

近年、詐欺の手口は巧妙かつ多様になっているといいます。その中で、保険金詐欺やリフォーム詐欺など数々の詐欺行為に手を染めた男性が登場。今は更生したとのことですが、シーズン4の幕開けからとても濃いトークが繰り広げられました。詐欺への注意喚起ともなった「元詐欺師」回を視聴者の感想とともに振り返ってみましょう。

●放送当時( 2019年10月9日 )の盛り上がり シーズン4からは、放送開始時刻が22時50分からとなりました。新たなシーズンの幕開けに期待値が上がったのか、ネット上では放送開始時に盛り上がりが最高潮に。

●ウルトラQ風のオープニングからインテリ風ゲスト登場 番組開始前から、「待機中」とわくわくしながら待っていたのがうかがえるみなさん。そして始まると、ウルトラマンシリーズの原点でおなじみ「ウルトラQ」のパロディ風オープニングが流れます。ここに反応した人が多く「ウルトラQ!」「なぜなのか」などの反応が。また「おかえりなさい!」と番組復活を歓迎する声も多く見られました。 そして、スタジオに登場した元詐欺師・ヒロキさん(37歳・仮名)。いかついイメージの人と思いきや、きちんと七三分けにしたインテリ風の男性です。しかし経歴が紹介されると、「真っ黒」「ありとあらゆる詐欺やってる」「すでに胸糞」などネガティブな声が多数。また、「自分が話すことで詐欺被害を減らせれば」というヒロキさんの言葉も「詐欺師が話してると思うと信用できない」と懐疑的な声が上がりました。

●仕掛ける側のリスクが少ない詐欺の仕組み ヒロキさんいわく、詐欺は上部に足がつかないように、オレオレ詐欺1つを取っても、組織化や細分化がされているそうです。 そして、ヒロキさんが実際にやっていた保険金詐欺の話に。車を運転する人とわざと当たりに行く人、さらに車の修理業者までがグルになって保険会社から高額の保険金をだまし取る手口。「保険会社を詐欺るんか……」「車屋もグルなところ、こわっ」と戦慄する人が続出しました。そのほか、「お前らみたいのがいるから保険金が上がるんだよ」と怒りをあらわにする声も。

●アポ電詐欺の話から山里母のファインプレーエピソード 番組ではVTRで、犯罪ジャーナリストの多田文明さんのお話を聞きます。警察や銀行員を装って資産状況などを電話で確認し、それから犯罪を行うアポ電詐欺が横行しているとのこと。ネット上では「ただの強盗だよね」「殺人事件にもなってたよね」など、危険な手口であることを示唆する声があがります。 このVTR明けには、山里さんの実家にオレオレ詐欺の電話がかかってきたエピソードを披露。山里さんの母・文代さんが詐欺師に、「息子がアメリカに行く前ですか?」と聞き、相手が肯定すると「アメリカなんか行ってねぇ!」と一蹴したそうです。この話にTwitterでは、「文代さんさすがすぎる」と賞賛の嵐でした。

●ヒロキさんが悪の道に進んだ経緯とは ヒロキさんは、両親の離婚後に寂しさから自分の居場所を探し、いじめっ子になってしまったそうです。その結果、クラスに無視され不登校に。そうして非行に走るようになったと語りました。この話には「また承認欲求か」「少年院に入った人と同じようなアレだ」「元ヤクザと同じだ」と、以前放送された内容と重ね合わせる声が見られます。 また、「自業自得」「一切同情できない」「お母さんのせいにするなよなー」「完全に逆恨みじゃないですかー」と突き放す人も。一方で、「信頼できるものがないと腕力や金という裏切らないものに執着していくのは自然な摂理」と、ヒロキさんの心理に一定の理解を示す意見もありました。もちろん、「それが犯罪を犯す理由にはならない」ともっともな意見も。

●悪質なリフォーム詐欺から逮捕へ ヒロキさんいわく、リフォームの会社を立ち上げた後に、材料など諸経費を浮かせるために、悪質な詐欺行為に手を染めるようになったとのこと。「リフォームとか見えないところは詐欺の対象になりやすい」「自分が騙されてるなんて露ほども思ってないんだろう」など、詐欺のターゲットになりやすい業種だと指摘する声が上がります。 そして、“その場で即決”と“誰にも言わないで”という詐欺の2大ワードに、「怖い……」と改めて認識する人や「メモメモ」と今後の参考にする声が見られました。その後、ヒロキさんは逮捕され2年8ヵ月の実刑を受けますが「やってることのわりに、刑期が短いな」と驚く声が多く見られました。

●独房に入ってから目が覚める ヒロキさんは刑務所に入って服役することになり、妻に離婚され家族を失ってしまいます。これに対しネット上では「当然だろ」「仕方ないね」と突き放す人、「母子家庭がグレたきっかけなのに自分が母子家庭作っちゃうとか」と呆れる人などが見られます。また ヒロキさんの「全てを失った」という言葉には「他人の金を巻き上げて同じことしたくせに」と辛辣な意見も。 そして服役中には母親から手紙が届き、優しい言葉を綴ってくれたといいます。これには「あああお母さん……」「母の愛ってすごい」「(ヒロキさんに)蹴られたりひどい言葉言われたりしたのに……」と、母親に心を寄せる声が集まりました。 その後、ヒロキさんの母親にインタビューするVTRが流れ「クズでも息子は息子なんやな」「この人を何とか光の射す方へ導きたかったんだろうな」など、母の愛を痛感した人が多数。

●まとめ ヒロキさんは「これまで俺は何をしてたんだろう」と後悔し、母親のVTRにも「苦労してたんだな」と涙します。ただ、詐欺師になった経緯を「全部外のせいにしてる」「詐欺師だったから、ヒロキさんの言葉も本当かどうかわからない」と最後まで厳しい意見が飛び交いました。 今はボランティアとして詐欺撲滅のための活動をしているヒロキさんですが、YOUさんも本当に更生したかどうか疑わしい様子。そこでヒロキさんに「(ねほりん恒例)半期に一度の呼び出しですよ」と提案します。今後、ヒロキさんがどんな形で登場するか注目です。

●調査概要 調査期間、2019年10月9日 調査対象、Twitter 調査件数、838 件(10%サンプリング) 調査キーワード、ねほりんぱほりん 調査方法、対象期間のTweetを「クチコミ@係長」によるテキストマイニングにより分析 備考、実数に近づけるため件数を100%に補正 ねとらぼ調査隊 〔2020年1/5(日) ねとらぼ〕

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過干渉な親 子どもは親の所有物?過干渉な親と上手くつきあっていくには?【お悩み相談】 夫との関係、義実家との付き合い、仕事やキャリア、ママ友などの人間関係……。毎日がんばって生きていると、悩みは尽きませんよね。そんなお悩みに、専門家がアドバイス。 「親ハラスメント」に悩み続けて…。リアル毒親体験を描いた『母がしんどい』田房永子さんの生き方 今回は実親さんに困っている「みどり」さんのお悩みです。

◆相談者プロフィール みどり(28歳女性) 結婚5年目、1歳の娘がいます。先日、娘がバイキンマンを指差して「ママ!」と言いました。

■ お悩み相談 私の実親は過干渉です。 「子どもは親の所有物」という考え方で、小さい頃から将来の夢や進路はもちろん、洋服の好みに対してまで口を出されていました。私はずっと反発していたので、親との喧嘩が絶えない子ども時代でした。 大人になって家を出て、ひとり暮らしを始めたことで、物理的に親との距離ができ、親もあまり口うるさく言わなくなりました。 私もむやみに反論しないなど、対応を気を付けていたこともあり、少し関係が改善されたように感じていました。 しかし、結婚するにあたり、県外に出ることは許してもらえず、夫にも「ご両親も君のことを心配して言うのだし、将来的にも近くに住んでいたほうが安心」と言われ、このままいい関係でいられるのなら良いかと思い、親と同じ市に住むことにしたのです。 しばらくは穏やかな関係が続いていたのですが、昨年私が娘を出産してから、また昔のように過干渉気味になってきてしまいました。 実家から車で30分ほどの距離に住んでいるので、アポなし訪問は当たり前だし、娘の服装や食事、しつけ、知育や将来についてまで、事細かに指図してきます。 娘のためを思っていろいろと言ってくれるのはよく伝わってくるのですが、発育に良いと聞いた食べ物を大量に買って持ってきたり、離乳食もすべて手作りでなければかわいそうだと言ったり、私や娘の実態はまるで考えず、自分の考えや昔の育児の常識を押しつけてくるので迷惑しています。 決めるのは娘の親である私達夫婦なので、すべて言うとおりにするつもりはまったくありませんが、話を聞くだけでも気が重いです。 かといって、やはり血の繋がった親ですし、夫にも「ご両親は君のことを大事に思うあまりいろいろ言いすぎてしまうだけ。迷惑に感じても、ないがしろにしてはいけない」と言わるため、疎遠になることもできず困っています。 適度に距離をとって上手くつきあっていく方法はないでしょうか。

■ 状況報告は控えめに。お礼をきっちり伝えてみて ご両親は、あなたの生活に口出しをしたいタイプの方とのこと。あなたが迷惑そうにしたり、反論したりするほど、「考え方を矯正しないと!」「アドバイスしないと!」と思ってしまうおそれがあります。ですので、迷惑そうにしたり反論したりせず、淡々とお礼を伝えてみましょう。 たとえば、いただいたものの中で役立ったものがあれば、「先日もらった○○、娘も食べることができて離乳食も順調だよ。ありがとう!」と伝えてみてください。安心することで少し落ち着くかもしれません。 また、あなたの色々な状況を把握すると、それだけご両親が干渉したくなることも増えてしまいます。 ご両親には、大切なことは伝えても、日々のことまで逐一伝えなくてもいいのです。 子育てに熱心だからこそ、あなたやお嬢さんに干渉してくるのだと思います。干渉したくなるようなきっかけをこちらから作らないことは大切です。 ご両親がほかに打ち込めそうなことを見つけて、あなたから提案してみるのもいいかもしれません。

◆回答者プロフィール 海野 雪(うみの・ゆき) 上級心理カウンセラー(日本能力開発推進協会認定)、不登校児童対応アドバイザー(全国webカウンセリング協会認定)など、心理系・教育系を中心に多様な資格を有する。200名以上の相談対応実績あり。 〔2020年1/15(水) レタスクラブニュース〕


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ゲーム時間制限条例案 香川に続き大阪も…子どものゲーム時間制限条例案に抗議の声 SNSでは批判や懸念の声が溢れており……。 1月15日、大阪市の松井一郎市長(55)はスマホの使用時間ルール化について対策を検討するよう市教育委員会に指示した。小・中学生がスマートフォンやオンラインゲームに依存し、ひいては不登校の原因の一端になることを防ぐためだと発表されている。 似たケースとして10日、香川県県議会が全国初となる「ネット・ゲーム依存症対策条例」(仮称)の制定に向けて条例検討委員会で審議していると報じられた。インターネットを使ったオンラインゲームの使用時間上限は18歳未満で1日60分、土日や祝日、長期休暇などは90分に制限するなど、具体的な内容となっている。 香川県に続き、大阪市も子供のオンラインゲームやインターネット使用の規制に動き出した。これに対してSNSでは批判や懸念の声が溢れており、香川県や大阪といったワードがトレンド入り。多くの意見が上がっている。

《香川の件、個人の時間に行政が口出しするのは違うと思う。犯罪じゃあるまいし》 《こういうところから、優秀なゲームクリエイターの芽が潰されていく…》 《オンラインゲームのせいで不登校?原因と理由が逆じゃないかな》 《私も子を持つ親だし心配だけど、このまま全国にこんな条例が広まっていったらと思うとゾッとする》

スマホの普及に伴って増えたインターネット上のトラブルや依存症は、各方面で問題視されている。しかし行政が利用時間に口を挟んだ前例はなく、議論は続きそうだ。 〔2020年1/16(木) 女性自身〕


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学校のことを聞かれたらどうしよう 「学校のこと聞かれたら…」不登校の家庭を悩ます帰省、おだやかな過ごし方は?「明日は我が身と思い…」 年末年始の帰省がゆううつな家庭も 【#withyou~きみとともに~】 「学校のことを聞かれたらどうしよう」――。不登校の子どもの中には、年末年始の帰省をゆううつに感じている人もいます。祖父母や親戚に不登校であることを伝えておらず、びくびくしながら向かう両親の故郷。しかし、居心地の悪さやプレッシャーで、精神的にすり減ってしまうことも……。それに、気遣いでくたくたになってしまうのは、子どもだけではありません。今回の帰省のやり方、考えてみませんか。(朝日新聞記者・金澤ひかり、野口みな子)

【マンガ】不登校の子の気持ち描いた漫画 きっかけは、先生からの暴力…「またおこられる」 テレビで学校の話題、部屋を抜け出し… 神奈川県に住むさゆりさん(19)の家族は、お盆と正月は両親の実家に帰省する習慣があります。中学3年生の夏休み後ごろから学校に行けなくなったさゆりさんは、帰省の際、親族から学校の話題が出ることがつらく、家族と一緒に帰省できない年もあるそうです。 学校を休みがちになっていた中学3年のお盆休み、母方の実家に帰ったときのことでした。高校受験を意識した祖父から、「いい高校に行ってほしい」という言葉を何げなく投げかけられました。 学歴を重んじる祖父の考えと、現実の自分の状況との乖離に、気持ちがふさいだと言います。学校の話題に触れられるのが嫌で、次の正月は帰省しませんでした。 不登校のことを知らない祖父に、学校のことを話さないでというのは難しいかもしれません。しかし、「当然学校は行くもの」という価値観の祖父母に会うのは、しんどく感じるようになりました。 通信制高校に進学してからは家族と帰省することもありましたが、テレビで学校の話題が上がることがあります。そんなときは親族が集まる部屋から抜け出して友達に電話し、「早く帰りたい」と苦しい気持ちを聞いてもらって時間をしのいだそうです。 「行っているフリ」でもいい 「祖父母の家に行くたびに、『学校について聞かれたらどうしよう』とびくびくしていました」 そう話すのは、自身も小1から中3まで不登校で、その経験をもとにした漫画「学校へ行けない僕と9人の先生」(双葉者)の作者・棚園正一さん(37)です。棚園さんも、父方の祖父母には不登校であることを知られていませんでした。帰省中はなるべく学校の話にならないように、当たり障りのない話を意識していたといいます。 冬休みなどの長期休みは、他の子どもも学校に通っていないため、不登校の子どもが持つ後ろめたさも少しやわらぎます。そんなとき、学校を意識せざるを得ないタイミングが、学校の会話が出やすい帰省や親族の集まりなのです。 棚園さんは、「嫌であれば無理に行く必要はない」としつつも、「学校がせっかく休みなのに、気に病んでのびのび過ごせないのはもったいない」と話します。思い出すのは、学校に行っていない後ろめたさばかり気にする自分でした。「祖父母はたぶん僕の元気な姿を見たいだけでした。行かなきゃ2人との思い出もなかったのかな」 「気にしすぎないことも大事」という棚園さんは実際、祖父母の家では学校に行っているように振る舞っていたこともあると言います。 「それは大したうそじゃないし、それで気持ちが楽に過ごせるのであれば、悪いことではないと思います。もしかしたら冬休みが終わったら本当に学校に行くかもしれないですし。行けなくてもいいですけどね」 帰省のゆううつ、親も 大阪府堺市に住むゆきさん(仮名)の小学4年生の長男(10)は、約1年にわたり不登校の状態が続いています。 これまでは毎年、ゆきさんの実家に帰省していましたが、今年は長男は家族だけで過ごしたがっていると言います。帰省中、長男は同年代のいとこと遊ぶことが多かったといいますが、普通に学校に通えている子を目の前にすると、「自分はどうしてこうなったんだろう」と思い詰めてしまうためです。 しかし、実家への帰省をためらうのは長男だけではなく、ゆきさんも同じです。「(不登校に対して)否定的な発言をされたり、『これからどうするの?』などと聞かれたときが心配です。「そんな状況はあまりに酷です」とゆきさん。 さらに「私自身への風当たりも心配」と話します。「息子のことについて『いつまでそのままでいるの?』と聞かれるんじゃないかと気が気じゃないんです」 「当事者にならなきゃ分からないだろうから、理解は求めないけど、ふれないでほしいのが本音です。明日は我が身…と思い、見守ってほしいです」と話しています。 重要なのは「子どもの精神の安定」 NPO法人日本スクールソーシャルワーク協会の山下英三郎名誉会長は、帰省に対する不安は不登校の子どもだけではなく、親にもあるといいます。祖父母に子どもが不登校だと伝えていない後ろめたさがあったり、帰省によって子どもが精神的にすり減ってしまったりするためです。 「必ずしも祖父母や親戚が偏見なく接してくれるとは限らないので、正直に子どものことを伝えればいいということでもないのです」 個々のケースにもよりますが、親戚の関係性から帰省せざるを得ない場合もあります。山下さんは「子どもの精神的な安心・安定が一番なので、本人がプレッシャーを感じる状況を避けることが大事」と話します。「無理したときのダメージと比べると、帰省しなかったことを周囲にいろいろ言われた方がまだマシですよね」 かと言って、親が「帰省しない」という決断をするには不安なものです。例えば、親だけで帰省したり、子どもも顔だけ出してすぐ帰ったり、「柔軟に対応していければいいのでは」と山下さんは提案します。 帰省や親戚の集まりに行きたいかどうか、子ども自身が伝えられればいいですが、親や祖父母を気遣って「行きたくない」と言いづらい場合もあります。山下さんは、「帰省の話になったとき、子どもが緊張しているかどうか、または日常の暮らしぶりからも、親戚と一緒に過ごせる状況かどうかというのは感じ取れるかもしれません」。 一方、もしも帰省先の親族に不登校の子どもがいたら、どんなことに気をつけたらよいでしょうか。山下さんは「もしも本人を心配していらっしゃるのであれば、『何かできることがあればサポートするよ』という気持ちでいてください」。 ただし、過度に気を遣われることは、本人にとっても居心地の良いものではありません。「あくまで普通でいてください」と山下さん。「学校に行っているかどうかということを抜きにして、本人を大切に思っているという気持ちを大事にしてください」 新しい年、穏やかな気持ちで 日常の生活を離れて、自分のルーツや地元の価値観に触れる帰省を、苦手に思う人も多いのではないでしょうか。親族とはいえ、普段の暮らしぶりを知らない相手に、詮索されたり、踏み込んだりしてほしくないこともあるはずです。 それが自分にとってプレッシャーや不安につながるのであれば、帰省をやめたり、期間を短くしたりすることも、ひとつの選択として適切なことだと思います。不登校の子どもやその親のみなさんが、少しでもおだやかな気持ちで新しい年を迎えられることを願っています。 《#withyou ~きみとともに~》 withnewsでは、生きづらさを抱える10代への企画「#withyou ~きみとともに~」を続けています。 〔2019年12/27(金) withnews〕



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桐野夏生×前川喜平 「若者の荒廃」に危機感…社会が抱える問題とは? 桐野夏生×前川喜平〈週刊朝日〉 前川喜平(まえかわ・きへい 左)1955年、奈良県生まれ。79年、文部省(現・文部科学省)入省。文部大臣秘書官、官房長、初等中等教育局長、文部科学審議官などを経て2016年、文部科学事務次官。現在は、自主夜間中学のスタッフとして活動する傍ら、執筆など... 社会の歪みを鋭く切り取った小説を書いてきた作家の桐野夏生さん。長年、教育の中枢に携わってきた前川喜平さん(元文部科学事務次官)。ふたりとも昨今の事件に表れる若者の荒廃に、危機感を抱いているという。現代の深層にどんな問題が横たわっているのか。

【この記事の写真の続きはこちら】 桐野:2年前、『路上のX』(朝日新聞出版)という本で、親に棄(す)てられて居場所のない女子高生が街をさまよう状況を書きました。若い女性の貧困が問題視されて久しく、私自身もそれをテーマに作品を書いてきました。

最近気になるのが、若い男性の荒廃です。三鷹ストーカー殺人事件(2013年、トラック運転手の男性が元交際相手の女子高生にストーカー行為を繰り返した後に刺殺。この事件が誘引ともなり、リベンジポルノの関連法が成立)や、川崎市中1男子生徒殺害事件(15年、川崎市の多摩川河川敷で13歳の中学1年生の少年が殺害された上に死体を遺棄され、殺人の疑いで少年3人が逮捕)、東松山都幾川河川敷少年殺害事件(16年、埼玉県東松山市の都幾川河川敷で、16歳の少年が14~17歳の5人に殺害された後、死体を遺棄され、この5人が殺人の疑いで逮捕)。そうした少年の犯罪が後を絶ちません。

事件を起こした少年たちの背景を見ると、ほとんど学校に行っていなくて、ゲームとアニメ漬けだったりする。要するに本当のワルにもなれないというか、学校で落ちこぼれ、ワルの仲間でも落ちこぼれている。

一つの大きなほころびの中で、若い女性も男性もあがいているような感じがするんですよ。それは今、日本が世も末みたいな状況になっていることの表れなのではないか、と書くテーマを考えながら、いつも思うんです。

前川さんは、官僚の立場から教育の中枢である文科省におられた。こうした若者について、どんなふうに見ていますか。

前川:若者の荒廃を私も感じています。その根っこにあるのは、自分を信頼していないことだと思う。自分を信頼することを「自己肯定感」と言ったりしますけど、若者が荒廃するに至るには、子ども時代に問題があるんだろう、と思います。大切なのは、自分を認めてくれる人が、どれだけ子ども時代に周りにいるか。裕福な家に育ったとしても自己肯定感をなくしてしまう、ということもありますから。経済的なことだけじゃなくて、自分をきちんと認めてくれる人がいるのかどうか。 一方で、私が非常に危機感を抱いているのが、国全体として人を大切にしない政治がずっと続いていることです。それが若者の荒廃につながっている部分があると思います。

桐野:自己肯定感が子ども時代に確立できないということが政治の問題でもある、ということですね。

前川:今の政治は全体として人を大切にしていない。文部科学行政に長年携わってきましたが、人に関わる役所っていうと文部科学省か厚生労働省の二つなんです。だけど、この二つの行政は予算がずっと抑えられている。

文科省の管轄で言えば、学校はブラック職場と言われる状態ですし、児童相談所も質量ともに不十分。全体的に教育や児童福祉の世界で、国がかけるお金が少ない。今、保育士の処遇の低さがずいぶん問題にされていますけど、一向に改善されないですよね。保育士に限ったことではない、介護に携わる人もそうですし、人を大切にするために、人に接する仕事をしている人がもっと大切にされなきゃいけない。

それなのに、行政改革は人件費を削ることだ、というような考え方が一般的にさえなり、人はないがしろにされている。そういう政治が、もう30年ぐらい続いてきているんです。

桐野:保育や介護の人件費はずっと抑えられています。政府の発想の中にはどこか性差別的な意識が根底にあるのではないか、と思うんです。今や両親ともに共働きが普通で、昔ながらの性別で役割を分担する家庭が崩壊しているのに、政策は現状に全く追いついていない。なのに昔ながらの家族像が美しい、みたいなことが言われてますから、乖離(かいり)しすぎています。

前川:そのとおりなんです。厳しいお父さんと優しいお母さんがいて、お父さんが経済的な柱になっていて、お母さんは家の中のことをするのが仕事、という厳父慈母なんて言葉がありました。

今も標準家庭って言葉があるけど、政府が言っている標準家庭って全く標準じゃない。女性が働くのが当然だし、税制にしても家族制度にしても、様々な制度が古いモデルのまま。扶養控除を見直すべきだ、とずいぶん言われていますけど、それも見直されていない。 政治が時代に追いついていないんです。女性が従属的立場に置かれている、それが当たり前なんだ、という観念がずっと続いているんですね。

桐野:1997年に『OUT』という本で、弁当工場で働くパート主婦の話を書いたんですが、外国のメディアの人が取材に来ると、一番聞かれるのは「どうして夫はホワイトカラーなのに奥さんはブルーカラーなんだ」ということでした。夫婦が家の中で階層的に分断されている。そういう状況がなかなか欧米のメディアにはわからなかったみたいです。日本では家計補助的なパートタイマーをやる主婦が多い、と言うと、すごく驚かれたものです。

この20年で状況はもっと悪くなって、男性の非正規労働者もすごく増えたし、単身者が多くなって、非婚化が進んでいます。

前川:2015年に、安倍首相はアベノミクスの「新3本の矢」という公約をしました。そのうちの一つが少子化対策で「希望出生率1.8を実現します」というものです。なのにそれから出生率は下がり続けています。本当に子どもを産み育てやすい条件を作ったか、というと作っていない。

桐野:全くできてないですよね。今、少子化どころか無子化とも言われてますから。30代の若い女性に話を聞くと、苦労することがわかってるから「子どもは産まない」という人が多い。

前川:だとすると、生まれてくる子どもも望まれない形で生まれてくることが多くなるんじゃないか、と思う。それは子どもにとっても不幸なことですよ。

桐野:虐待も本当に多いですよね。最近やたらと目につく、男親の虐待は、なんで起こるとお考えですか。

前川:私もその心理は推し量りがたいところがありますけど、虐待する親は多かれ少なかれ、自分が虐待されてきた過去があると思う。自分を愛さない人は人も愛せないですから、自分を愛さない人が子どもも愛せなくなってしまうのでは。愛情深く育てられていれば、虐待なんて起こらないと思いますよ。 桐野:それはあるでしょうね。男親が虐待するのは自己承認欲求じゃないか、という声もあります。会社をはじめ、どこにも認められる場所がなくて、家庭の中で自分が暴力でもって支配するという構図で、自分の承認欲求を満たしていくんじゃないかという。

前川:確かにDVなんかの事件でよく聞かれるのは、家庭の外ではものすごく真面目で穏やかという評価なのに、家庭の中では豹変していたというケースですね。DVや虐待をする人は、自己承認欲求が外で満たされていない、ということじゃないでしょうか。

桐野:社会全体として、承認欲求が満たされる場というのがなくなっているんでしょうね。ネット社会で個人レベルの結びつきもなくなってきているし、そもそも共同体がなくなってきている、ということもあります。

前川:今、国会で答弁している役人を見ていると可哀想になってきます。あからさまなウソをつき続けなければならない状態に置かれていて、痛めつけられた反動で、家の中で威張りたくなって、事件を起こさないといいなと思いますよ。今の官僚は、自己承認欲求という意味では、全く承認されていない。強い権力のもとで、愚かなことだとわかっているのに、明らかなウソを言わされる。こういう構図は、政府だけでなくて、いろんな会社で生じていますよね。

桐野:これだけ政府に対して不信感がある状況ってすごい事態だと思います。役人時代の前川さんの座右の銘は、「面従腹背」だったそうですね。官僚のお仕事はお忙しいと聞いています。

前川:今、国会でウソをつかされている役人のように、馬鹿げたことで忙しいこともあるんですよ。一度ウソをつくと、それをウソで固めるという膨大な作業があります。国会中なんて、ずっとその作業をしていますよ。だから今、官僚を辞める人も増えています。中央省庁にキャリアで入っても、こんなところに長くいたくない、と。

桐野:政治や中央省庁がそんな状況なんですから、日本が悪い方向に向かうのも当然という気がします。 前川:だけど実は、こういう事態は日本だけじゃなくて、世界中で起こっているんじゃないかと思うんです。アメリカなど世界を見渡してみれば、強い力で抑えつけられている人がたくさんいますから。

桐野:最近の造語で、「不本意な禁欲主義者」を指す「インセル」という言葉があります。女性から蔑視されているせいで恋人ができない、と信じている男性を指す言葉で、その人たちがいろんな犯罪を犯しているという話があります。自分が禁欲しているわけじゃなくて、させられている。だからリア充の男女にものすごく嫉妬して、テロに近い犯罪を犯す。 恋愛によってパートナーを得て、パートナーによって自己承認欲求を満たすような恋愛像が崩れてきていて、恋愛できない若者が増えている。どこにも自分の自己承認欲求を満たすものがない。だから居場所がなくなる。それって結構リアルな実態なんじゃないかと思うのです。関係性から生じる怨恨ではなく、不特定多数への憎悪が犯罪につながっているんじゃないかと、嫌な予感がしています。 前川:子どもたちの実体験が少なくなっている、ということも、30年ぐらい前から指摘されています。ゲームとか今ではスマホの世界に入り込み、子どもたちが人と交流したり自然を体験したりと、かつてふんだんにあったはずの機会を、意図的に作らなければならなくなっています。ネット社会がどんどん進んで、ひきこもりも増えています。

>>【後編/「不登校は学校に責任がある」前川喜平が桐野夏生と考える教育問題】へ続く (構成/本誌・松岡かすみ) ※週刊朝日  2020年1月17日号より抜粋 〔2020年1/11(土) AERA dot.〕

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桐野夏生×前川喜平 「不登校は学校に責任がある」前川喜平が桐野夏生と考える教育問題〈週刊朝日〉 前川喜平(まえかわ・きへい 左)1955年、奈良県生まれ。79年、文部省(現・文部科学省)入省。文部大臣秘書官、官房長、初等中等教育局長、文部科学審議官などを経て2016年、文部科学事務次官。現在は、自主夜間中学のスタッフとして活動する傍ら、執筆など... リアルな心理描写で社会の闇を浮き彫りにしてきた作家の桐野夏生さん。長年、教育行政に携わってきた前川喜平・元文部科学事務次官。ふたりは昨今の若者が抱える問題に危機感を募らせる。子どもの教育、不登校、貧困問題などをどう見るのか。

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【前編/「若者の荒廃」に危機感…社会が抱える問題とは? 桐野夏生×前川喜平】より続く *  *  * 桐野:ひきこもりの人たちは、どんなきっかけがあれば出てこられるとお考えですか。

前川:私はいま自主夜間中学のボランティアスタッフなんですが、ここには40代の男性で、十数年ひきこもりだった人がいます。ひきこもりを脱した直接的なきっかけはわからないですが、自主夜間中学があるということを聞いて、行ってみよう、という気になったみたいで。それで学校に来始めたら楽しくて、ずっと通い続けているんですよね。夜間中学には叱る人もいないし、変に介入する人もいないし、ありのまま素のままでいられるから、居心地がいいらしい。

こういう場所が、社会に一本立ちして出ていけるきっかけになるんじゃないか、と思うんです。

桐野:中学までの義務教育を十分受けられなかった人が世の中にたくさんいる、ということですね。

前川:ええ、理由として多いのは、貧困、虐待、不登校。貧困は年配の方に多いです。戦後、新制中学に通えなかったという人ですね。私がこの2年の間に友達になった人で、「セーラー服の歌人 鳥居」という人がいます。文学賞も取った素晴らしい歌人なんですけど、公式の場ではセーラー服を着ているんです。

私はペンネームの鳥居という名前しか知りませんが、この人は母子家庭で育って、小学校のときにお母さんが自殺して、児童養護施設で虐待を受けた。ホームレスだったこともある。そういった事情で中学へはほとんど行けなかったそうです。

彼女がなぜセーラー服を着ているかというと、中学校に行きたかった、今からでも行きたいんだ、という気持ちを表している。しかも、それは自分のことだけではなくて、中学校に行きたかったけど行けなかった人が世の中にたくさんいることを知ってほしいという。 桐野:学校に行きたくても行けなかった人がいる一方で、不登校も増えている。

前川:不登校に関しては、私は学校のほうに責任があると思うんです。今、学校がものすごく居心地の悪い場所になっている。例えば道徳が「特別の教科」として格上げになりました。教育勅語も安倍政権のもとで閣議決定まで行われていて、学校の教材として使っていい、ということになっている。さすがに公立学校で教育勅語を教材に使ったというケースは聞いていませんが、これから出てくる恐れはあります。森友学園の幼稚園では暗唱させていましたね。

とにかく上から抑えつけるような“押し付け道徳”が復活してきていて、全体のために自分を捨てることがいいことなんだという滅私奉公みたいな考え方が復活してきている。

桐野:軍隊や企業とか、組織に従順であれ、という教育ですよね。それが家父長制の家族に結びついて、全く今の状況と合わないのに、なんでそんなアナクロニズムなことをするんでしょう。

前川:私はやはり今の政権を担っている一人ひとりが、自己肯定感を持ってないからじゃないか、と思う。自分に自信がない人っていうのはより大きなものにすがろうとしますから、強い権力や大きな権威というものと一体化することによって、実態のない安心感を得ているんじゃないかと。

桐野:大きなものというのは、つまり日本人であることですとか、日本国であるというナショナリズムに結びつくわけですね。

前川:だからヘイト的になったりするんじゃないかと。

桐野:「企業の一兵士として、企業のために働け」という発想が今なお残っていることが、大人の自己承認欲求が満たされないことにつながっていると思います。だから家で威張るようになる。すごく問題を生んでいます。

子どもの貧困の対策は、どうなっているんでしょう。最近無償化されたのは、幼児教育ですか?

前川:幼児教育については昨年10月から始まり、今春から大学の一部でも始まります。ただね、この安倍内閣の幼稚園と大学の無償化については非常に問題があると思っています。幼児教育を無償にするお金があるんだったら、まずは保育士と幼稚園教諭の待遇を良くしないと、あの人たちも結婚して子どもを産むことができません。 桐野:順番が違いますね。

前川:しかも貧困家庭の場合には、もともと保育料全額免除制度があったから、無償化でメリットが増えるわけじゃない。それに無償というのは全員タダになるわけですから、大金持ちの人もタダになる。つまり貧困層には恩恵がなくて、富裕層には恩恵があるわけですから、むしろ格差を広げているんですよ。

桐野:今の状況が少しでも良くなればいい、と思うのですが、物書きはただ見て、そこに生きている人を書こう、と思うだけです。それにしても、暗いテーマしか思いつかないですね。

前川:それでも、ぜひ書いていただきたい。時代を直視する、ということは大事なことだと思います。政治家が見ている世界は、まだ「標準家庭」が残っているごく一部の世界だと思う。

もっと実態を知らないと、社会を良くすることはできません。多くの人たちが見えない部分を見えるようにしてあげるということは大事だと思う。そういう意味でも、桐野さんの本を読んでもらわなくちゃいけない。安倍さんにも読んでもらいたいですよ。

桐野:ありがとうございます。私は書くことしかできないので、これからも書き続けます。若い男性の荒廃をテーマにした小説を、まもなくこの週刊朝日誌上で始めます。

前川さんの2020年の目標は何ですか?

前川:「アベと共に去りぬ」。今、各地の講演に呼ばれて“フーテンの寅さん”みたいな生活をしているんですが、私の話を聞きたい、という人には、今の政権が好きじゃない人たちが多い。安倍さんが退陣すれば、もう私を呼ぶ必要もなくなりますから(笑)。 (構成/本誌・松岡かすみ) ※週刊朝日  2020年1月17日号より抜粋 〔2020年1/11(土) AERA dot.〕

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eスポーツ eスポーツで不登校を克服 大阪の通信制高校 授業でコンピューターゲームを行う生徒ら。eスポーツが希望になっているという=大阪市北区(宇山友明撮影) ゲームで社会性を身に付け、不登校を克服しよう-。大阪の通信制高校がコンピューターゲームの腕前を競う「eスポーツ」を通じ、不登校や引きこもりになった生徒らの社会復帰を後押ししている。eスポーツを学ぶ新たなキャンパスも昨年4月に開校。悩みを抱えた生徒らの入学希望が増加し、関係者は「eスポーツが生徒らの希望になっている」と話している。 「ナイスナイス!」「ドンマイ、まだいけるよ!」。ゲーム用の高性能パソコンが40台並ぶ、ルネサンス大阪高等学校の新施設「梅田eスポーツキャンパス」(大阪市北区)。チームに分かれてeスポーツに打ち込む生徒らは、互いに声を掛けながらゲーム攻略に夢中になっていた。中には、いじめや人間関係が原因で、過去に不登校や引きこもりになった生徒もいる。 同校が全国の高校で初めてのeスポーツコースを開設したのは、一昨年4月。昨年には新キャンパスができ、悩みを抱える生徒の入学希望が増加。来年度は定員の3倍以上の応募が寄せられており、オープンキャンパスや授業見学に訪れる生徒や両親も後を絶たない。 現在、コースに通う生徒は1~3年の計約50人。授業は週2回で、教材となるのはeスポーツに採用されている戦略ゲームや格闘ゲームだ。中でも授業で扱われる頻度が高いのが5対5のオンライン対戦ゲーム。キャラクターを操作して陣地を取り合うゲームで、チームワークを駆使して戦うことが求められる。このため、eスポーツを通じてコミュニケーション能力や協調性など日常生活に欠かせない社会性を身に付けることができるという。 また、同校ではeスポーツの授業と並行して英会話や心理学の授業も実施している。 生徒らもeスポーツを通じて積極的に登校するようになるなど、少しずつだが立ち直り始めている。中学1年時に人間関係が原因で引きこもりになった大阪府東大阪市の男子生徒は「人間関係を構築するのが苦手だったが、人と関わる楽しさを知った。引きこもりのときのストレス発散の道具で逃げ道でしかなかったゲームが、今では自分の希望」と説明する。いじめが原因で1年半以上不登校だった兵庫県川西市の女子生徒は「大学に進学するか、eスポーツに関わる仕事に就くために専門学校に行くか。毎日わくわくしながら悩んでいる」と目を輝かせた。 同校の福田和彦部長は「生徒らにはeスポーツで自信を取り戻してもらい、将来は社会で活躍する人間に成長していってほしい」と話している。(宇山友明) 不登校や引きこもりの社会復帰を後押しする一方、eスポーツは過度なプレーが未成年者のゲーム依存を助長する危険性があるとも指摘されている。昨年5月には世界保健機関(WHO)が「ゲーム障害」を疾病と認定。普及に向けて逆風が吹く中、ゲーム依存を防止するための研究を行うeスポーツ団体も現れた。 昨年7月に関西の学生らで結成された「学生e-sports連盟」は、大学間の大会を企画する一方、京都大大学院医学研究科の村井俊哉教授の協力を受けながらゲームによる健康被害についての研究を実施。ゲーム依存を未然に防ぐ方法と、依存症を発症している未成年者が社会復帰をするための手段が現在の研究テーマだ。今後はゲーム障害を予防するための制度設計にも取り組む予定で、小澤行央副理事長は「eスポーツがネガティブなものに捉えられないように、研究を進めていきたい」と話した。 〔2020年1/11(土) 産経新聞〕


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養育費 娘が進学校をやむなく退学、43歳女性に立ちはだかった養育費2万円の壁 離婚に伴い問題となる「養育費」 昨年12月23日、多くのメディアで、「養育費の算定式が新しくなる」というニュースが大きく報じられましたが、あなたの耳にも入りましたか。 例えば、父の年収が700万円、母が300万円、子ども1人(14歳以下)の場合、今までは月5万円でしたが、これからは月7万円と、月2万円増える計算です。父の年収が800万円、母が100万円、子ども2人(1人は15歳以上、1人は14歳以下)の場合は、今までは月13万円(2人分)でしたが、これからは月15万円と、やはり月2万円増えます。 「月7万円を20歳の誕生月まで」 ほとんどの場合、子どもは父親ではなく母親が引き取るため、大半の母子家庭では養育費を月2万円上乗せできると考えてよいでしょう。今までも、算定表という根拠があれば、夫は「裁判所のルールなら仕方がない」という感じで渋々、首を縦に振ることが多かったのですが、これは新算定になっても変わらないでしょうから、新算定表による増額分は机上の空論ではなく、実際にもらえる金額だと期待してよさそうです。 これは夫婦が離婚する場合だけでなく、未婚出産(できちゃった婚をするつもりが途中で別れた)や不倫出産(相手が既婚者なので結婚できない)で婚外子(夫婦ではない男女の間の子)の養育費を決める場合も使うことができます。 今回紹介する相談者は多胡桃さん。桃さんは3年前、当時の夫と離婚、一人娘(杏さん)の親権は桃さんが持ち、養育費は「毎月7万円を20歳の誕生月まで」と決まりましたが、これは当時の養育費算定表通りの金額なので、桃さんにとって有利でも不利でもありませんでした。 しかし、離婚から3年後、市内で偏差値上位の高校に入学した娘さんは1年生の冬に不登校の状態に陥り、わずか1年で自主退学。現在はどこの学校にも通わず、フリーターとして働いています。せっかく進学校に合格した娘さんの学歴は中卒で止まってしまったのですが、すべての原因は「養育費は足りないこと」でした。一体何があったのでしょうか。

<家族構成と登場人物(すべて仮名)、属性・年収は変動なし> 多胡桃(離婚時40歳、現在43歳)、派遣社員(年収250万円)※今回の相談者 大家雅也(同43歳、同45歳)、会社員(年収900万円) 多胡杏(同13歳、同16歳)、中学生→高校退学

家庭環境から娘が問題行動、それでも進学校へ 「リビングのテーブルの上に、5冊の節約本が置かれていました」 桃さんは夫との結婚生活をそう振り返りますが、娘さんが中学に入学するとき、準備金として20万円が必要なので、夫にお金を出してほしいと頼んだそうですが…5冊の節約本は「もっとやるべきことがあるだろ?」という夫からの無言のプレッシャーでした。 夫が家計に口を挟むのはこのときが初めてではなく、そのたびに、桃さんは出費を切り詰めてきたので、これ以上削るお金はありませんでした。当時、結婚生活は15年目。多少の蓄えはありそうですが、桃さんいわく、家族の貯金はゼロだった模様。なぜでしょうか。 桃さんの手取りは月18万円ですが、これはすべて生活費として使い果たしていました。夫は「お前が稼がないからしょうがないな」という感じで、桃さんの給料では足りない分だけお金を渡すというスタイルでした。 例えば、娘さんが中学に入学する前月、夫が入れた生活費はわずか3万円でした。夫の年収は900万円なので、月3万円しか払わなければかなりの金額が自由になる計算で、貯金を考えれば、準備金の20万円は大した金額ではないはずです。 しかし、夫は「20万円ぽっちもためていないのはお前が悪い!」と言い放ち、生活費を一切追加しようとしなかったので結局、桃さんが週末に日雇いのアルバイトをして、20万円を補填(ほてん)せざるを得なかったのです。せめて、義務教育を終えるまでは両親そろった家庭を維持するのが親の務めだと思い、桃さんは我慢に我慢を重ねてきたそうです。

夫婦の間にほとんど会話はなく、会話をしようものなら、夫が意味不明な持論で論破し、妻はただただ涙を流すだけ…娘さんは、そんな劣悪な家庭環境の中で暮らしていたので、性格の形成や情緒の安定に難があるタイプに育ったのです。 「先生、のだめカンタービレを知っていますか? 娘はのだめちゃんにそっくりなんです!」 桃さんはため息交じりにそう言いますが、例えば、「コンビニに行く」とうそをつき、夜の9時まで戻ってこない、桃さんの財布からお金を盗み、ゲームソフトを買ってくる、桃さんのクレジットカードを使ってスマホゲームに課金する。それらを問いただされると「だから何なのよ!」と大声を上げ、仏壇のろうそくをばらまき、ボヤ騒ぎを起こす。 そんなふうに、家庭の不和のせいで娘さんが問題行動を起こすようになったのです。一方で、学校の勉学は優秀で学内トップクラスの成績でした。桃さんは娘さんが13歳のときに夫と離婚したのですが、娘さんの部屋はなく、勉強机はリビングのテーブルでした。とても勉強に集中できる環境ではないのに、高校受験は進学校を受験し、合格したそうです。 同級生は全員、大学受験用の塾に通っており… 桃さんは、守銭奴の夫が途中で難癖をつけて養育費の支払いをやめることが予想できたので、養育費の約束を公正証書に残したのですが、離婚1カ月目から振り込まれていないのは予想外でした。 公正証書があれば、元夫の給与を差し押さえるための申し立てをすることが可能です。差し押さえが成功すれば、職場は元夫へ給与を支払う前に直接、桃さん(または娘さん)の口座に養育費の未払い分を振り込んでくれます。いわゆる給与天引きが可能で、しかも、一度手続きを踏めば、最終回(今回は20歳)まで自動的に天引きされるので便利です。 桃さんは、元夫の給与を差し押さえることで安定的に養育費を手に入れることができたのですが、今度は養育費が足りないという別の問題が発生したのです。 学歴が「専門学校卒」の桃さんは知らなかったのです。娘さんの高校は進学校とはいえ、大学受験対策は高校の授業だけでは不十分だということを。同級生は1年生のときから受験用の塾へ通っており、娘さんも同じように通いたかったのですが授業料は少なくとも毎月3万円。桃さんの収入と元夫からの養育費では無理な金額でした。 しかも、所得制限を超えており、児童扶養手当(一人親家庭に支給される手当)が望めないのでなおさらです。もちろん、中学入学時のように桃さんが週末に副業をするという選択肢もありますが、桃さんは長年の過労がたたり、肝機能障害を患っていました。少しでも無理をすると倒れて寝込んでしまうありさまで、自力で何とかするのは不可能でした。あとは、元夫に養育費を増額してもらうしかありません。 本来は親権者である桃さんが直接、元夫を説得すべきですが、結婚生活の出来事がトラウマになっており、元夫の存在を思い出すだけで頭は真っ白になり、手は震え、汗ばんでくるので、LINEを一通書くのも無理な状況でした。 そこで、娘さんが桃さんになりかわって夫にLINEを送ったのですが…いまだに給与差し押さえの件を根に持っているようで、「お前らのせいでクビになりそうだぞ! 話は天引きをやめてからだ!!」と逆上したり、受験事情には無知なのに、「東大受けるんだろ? そうじゃなきゃ○○高校に行った意味がない!」とまくし立てたり、「そんなことより俺とデートしようぜ!」と酔っぱらった感じで思春期の娘さんへセクハラまがいの暴言を吐いたり…。 娘さんは、ただでさえ情緒が不安定で他の子より傷つきやすいのに、実の父親から罵声を浴びせられたら平静を保つのは無理です。結局、元夫を説得できず、養育費の増額が実現できないどころか、娘さんの心に永遠に消えないだろう傷が残る結果に。同じクラスで塾に通っていない生徒が娘さんだけという状況で、娘さんは次第に学校から足が遠のいたのです。 通信制にも希望を見いだせず、高校退学を決断 娘さんは、金銭的に苦しむ桃さんを助けたい一心でアルバイトを始めたのですが、進級に必要な単位が足りず、このままでは留年せざるを得ません。桃さんはそれでも、高校を卒業させてあげたいので、授業料を払えそうな通信制へ転入を提案したのですが、大学進学が絶望的な通信制に希望を見いだせず結局、高校を退学する決断をしたのです。 ところで新算定表によると、離婚時(13歳)の養育費は毎月9万円が妥当な金額です。桃さんの場合(月7万円)より2万円多ければ、娘さんは塾に通って大学へ進学し、正社員として就職する道が開けていたのでは、と残念でなりません。 もちろん、算定表は14歳以下、15歳以上で金額が分かれています。娘さんは離婚時13歳、相談時16歳でした。旧算定表でも、13歳時の養育費は月7万円、16歳時は月9万円が妥当な金額です。 法律上、事情変更による見直しは認められているのですが(民法880条)、桃さんのように、精神的な理由で元夫へアプローチできないケースも多いです。途中で増額するのが至難の業なので、離婚時、どのような金額を設定するのかが極めて重要で、今回の改正で救われる一人親、そして子どもが増えることを願うばかりです。 なお、「うちは子どもがいないから関係ないでしょ」と人ごとのように素通りするのは危険です。今回、養育費算定表だけでなく婚姻費用算定表も改定されました。婚姻費用は、別居中の夫婦の生活費のことです。例えば、夫の年収が900万円、妻が専業主婦の場合、今までは月13万円でしたが、これからは月15万円なので、子どもがいないのに月2万円増額されています。 報道では増額の理由として、「子どものスマートフォンの普及」「子どもの教育費の増加」を挙げています。なぜ、子どもがいない家庭でも増額されたのか定かではありませんが、いずれにせよ、子連れの妻だけでなく妻がもらえる金額も増えたのは確かなのです。 露木行政書士事務所代表 露木幸彦 〔2020年1/13(月) オトナンサー〕


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成人式に出席したくない 「ボッチ成人式」よりドラクエのコンサート 12年ひきこもった男性の“人生の節目”とは?〈dot.〉 「成人式に行きたくない」と考える人が、3割もいるという。いじめられていた同級生に会いたくない、成人を祝うことに意味を感じないなど、理由はそれぞれ。自身も「ボッチ成人式」を欠席した経験を持つ不登校新聞の編集長、石井志昂さんは「大人になる節目の日は、人それぞれ、いろんなタイミングで訪れる」と訴える。       *  *  * 成人式を迎えるみなさん、おめでとうございます。最近、こんな気になるツイートが流れてきました。 「成人式 行かないと人に成れないしな……」 どんな方のつぶやきかはわかりませんが、その気持ちはすごくわかります。成人式に行きたくない。しかし、行かねばまっとうな大人になれない。そんな気後れがあるのかもしれません。 成人式というのは「一生に一度」「両親が喜ぶかもしれない」、あわよくば「失われたアオハル(青春)が経験できるかもしれない」という甘い誘惑が漂う行事です。一方で、もしも学校にいい思い出がなかったり、ひきこもっていたりしたら、成人式に行かないことに罪悪感すら抱くものです。でも私は声を大にして言いたい。成人式を欠席したいのはあなただけではありません。私はよく、こんな声を聞いてきました。 「成人式なんて絶対に行かない」 「いじめられた人にもう一度会うなんて考えらえない」 成人式は「同窓会」という意味合いが強く、私を含め、私のまわりの不登校をした人は固い決意で成人式を欠席しました。しかし、こんな思いをしているのは不登校の人だけではありません。 日本財団が調査したところ、17歳~19歳の男女のうち「成人式に出席したくない」と答えた人が29.4%(「18歳意識調査」日本財団/2019年1月7日)もいました。理由は「同級生に会いたくない」「成人を祝うことに意味を感じない」など。 実際に、勇気を振り絞って成人式に行ってみたらどうだったのか。こんなことを思った人がいたそうです。 「バカ騒ぎをしている同級生に興ざめした」(20代・女性) 「式場には無造作ヘアの男とかギャルとか、リア充ばっかり。オレの居場所なんて1ミリもなかった」(20代・男性) 一方、学校によくない思い出を持っていても、成人式を楽しんで帰ってきたという人もいます。 「不登校は中学校まで、高校の同級生とひさしぶりに出会えたのは楽しかった」(30代女性) 「社会科見学だと思って行ってみたけど、わりと楽しめました」(20代男性) 私が成人式に行かなかった、つまり「ボッチ成人式」を回避できたのは、その約1年前に取材したコピーライター・糸井重里さんのこんな言葉も大きく影響していました。 「日本の成人式って30歳でしょ。27歳だよって言う人もいるけど、俺は30歳だと思うな。だって30歳になるまで周囲の眼も甘いからね。日本の成人式は30歳。30歳になって『やることがわかった』というのでいいんじゃないかな。俺の成人は45歳だったけど」(2001年『不登校新聞』の取材にて) 糸井さんの真意は、大人になる節目の日は、人それぞれ、いろんなタイミングで訪れるということ。そういう意味で言えば「私だけの成人式の日」が人それぞれのタイミングで訪れるはずです。そんな言葉を信じて成人式に行かなかったわけですが、最近、抜群によかった「私だけの成人式」を迎えた日の話を聞きました。埼玉県で生まれ育ったトシさん(30代後半・男性)の話です。

■いじめで12年間ひきこもった部屋を出た日 トシさんはいじめを機に中学2年生で不登校。以来、26歳までの12年間はほとんどひきこもっていました。 トシさんが受けたいじめは執拗なものでした。 きっかけは、クラスのムードメーカーがトシさんへの悪口を言い始めたこと。それが仲間内に広がり、ヤンキー系の同級生の耳にも入ります。このヤンキーが、みんなの前でトシさんをいじり始め、小突きだし、いじめが本格化。同級生たちは、トシさんにまつわる悪口を堂々と言うようになり、トシさんの家まで追いかけてきて窓から覗き見て笑ったり、テニスのラケットで殴りつけてきたりしたこともあったそうです。 当然、トシさんは人間不信になりました。もう二度と覗きこまれまいとカーテンを固く閉め、家のなかにひきこもります。 家族からも理解はされません。戦後の貧しい環境で育った祖父母と、親に楽をさせたくて必死に働いた父。家族は「なんでがんばれないんだ」という眼でトシさんを見ていました。 学校と家のなかから刺すような視線に耐えかね、現実を忘れようとトシさんはゲームなどに没頭。そのとき救いになったのが「ドラゴンクエスト」(以下・ドラクエ)でした。 初めて買ったドラクエは「ドラゴンクエスト3」、小学5年生のころです。RPGという世界に興奮しつつも、遅々として進まないストーリー。どうすればクリアできるのか、ボスはどう倒せばいいのか、友だちと意見交換をし、いっしょに遊びました。ある友だちは、毎日のようにわが家を訪れて、笑いあってドラクエを進めていたそうです。あらゆるゲームの中で、ドラクエだけが「傷ついてない思い出」だったのです。 ひきこもりながらも、ドラクエをしていると「いつかまた、あんなふうに楽しく誰かと話したい」、そう思えたんだそうです。 毎日のように訪れていた友だちは、その後、トシさんをラケットで殴った子です。なんで変わってしまったのか、ゲームを終えるとトシさんの胸には悔しさが蘇ります。同時に「それでも学校へ行かなきゃ」という罪悪感も募ります。とっくに学校を卒業した年齢になってからも、「行かなければ」という焦りに何度も夢のなかで襲われたそうです。 成人式も欠席。不登校から6年が経っていた当時でも、同級生の存在は恐怖でしかありませんでした。しかし、それよりも「こんな自分を見せられない」という思いのほうが強かったそうです。こんな自分とは、ひきこもって何もできない自分です。 そんなトシさんに「本物の成人式」が訪れたのは22歳。ドラクエのゲームミュージックを担当している作曲家すぎやまこういちさんのコンサートを見に行った日でした。 「本物を聴きたい」 コンサートの存在を知ったトシさんはそう思い立ち、8年ぶりの単独外出を試みます。最寄り駅までは同級生に出会うかもしれず、親に頼んで車で移動。駅に着くと、地図の見方も切符の買い方もよくわかりません。8年ぶりの外出という緊張感。その駅で同級生たちに笑われた記憶も蘇り、余計に頭が混乱します。パニックになりながらも必死で切符を購入し、電車に乗りました。目的の駅に着き、会場へ急げども今度は迷子に。やっと会場へたどり着いたとき、コンサートは半分以上、終わっていました。 でも、そこでは画面の向こうでしか出会えなかったすぎやまこういちさんが指揮棒を振るっていました。演奏していた曲は、ドラクエ4で勇者が初めてステージに降り立ったときの曲。その瞬間、震えるような感動を味わいました。 コンサート終了後、すぎやまさんと握手もすることができました。握手の際、すぎやまさんから「ありがとう」と言われ、トシさんはこう思ったそうです。 「私の命を支えてくれたゲームの世界と現実の世界が繋がった」 それからのトシさんは徐々に外に出る時間を増やし、現在は週4日の会社勤め。残りの日は、同じひきこもり経験者のコミュニティーで活動しています。すぎやまさんと出会ってから10数年、人に裏切られたときも、仕事が見つからなかったときも、ずっとすぎやまさんのコンサートだけは毎年、欠かさず通っているそうです。

■「人生でもっと大事な日は訪れる」 トシさんにとっての「成人式」は、すぎやまさんのコンサートに飛び出していった日だったと私は思います。トシさんは、ひきこもっているあいだ何度も死を考えていました。それでも自殺に至らなかったのは、ゲームや漫画を通して、かすかな充実感を得ていたからです。それは言葉にすれば「手ごたえ」みたいなものでしょうか。その手ごたえを確かめに、トシさんは意を決してコンサートに行きました。もっと言えば、この世は生きる価値のある世界だと確かめたということです。 私やトシさんや多くの不登校の人たちが、成人式にも同窓会にも行きたくないのは、今の自分が見られたくないからです。でも、どんな自分でもいい。ドラクエにちなんで言えば、装備なんて裸でいいから、会いたい人がいる。そうやって無我夢中で飛び出した日が、大人への第一歩、人生の節目となるのです。 こんな話をしても、ひきこもった人は人生が終わっているとか、成人式にも行けないでかわいそうだとか言う人はいるでしょう。外野には言わせておけばいいんです。 ちょっと不器用で生きづらくても、私たちには、人生のなかでもっと大事な日が訪れます。それを楽しみに待ってみませんか。今日も今日とて、意味があるかないかわからないゲーム上のレベル上げもしてやりましょう。ゲーム実況を飽きもせず朝まで見てやりましょう。だって、それに感動して、笑って支えられてきたから。いま楽しいと思えることの先に、「本物の成人式」がきっと来るはずです。(文/石井志昂) 〔2020年1/13(月) AERA dot.〕


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桜丘中学校のインクルーシブ教育 校則も定期テストもない 桜丘中学校のインクルーシブ教育が「大人たち」にもたらしたもの 現在の日本の教育に危機感を抱いているのは、文部科学省や経済産業省の官僚、一部の熱心なNPOや民間の教育業界の関係者、そして、ひと握りの現場の教員だけではない。東京都世田谷区では、ある公立中学校の保護者有志が中心となり、教育のイノベーションに向けてトークイベントを開催、大盛況となった。 「定期テストや校則を撤廃し、不登校やいじめもなくなった」とメディアからも注目を集めた世田谷区立桜丘中学校の保護者たちである。開催した「桜丘中学校ミライへのバトン ~選びたくなる、公立学校とは?~」には参加申し込みが殺到し、1000人の席はすぐに予約で埋まった。キャンセル待ちも出るほどだった。当日(2019年11月30日)、会場には、世田谷区の小中学生や保護者、桜丘中学校に興味を持ち遠方から足を運んだ人もいたという。 2017年から毎年開催されている「未来の先生展」や、昨年開催された「Learn X Creation(ラーン・バイ・クリエイション)」など、これまでの教育の問題点を検討し、新しい教育を模索しイノベーションを起こそうと試みる大きなイベントが、このところ注目され始めていた。感度の高い教育者や保護者にはそれらの開催は浸透しつつあったが、保護者たちが自ら主催し、1000人もを集めたイベントはあまり見当たらない。 子どもたちが3年間楽しく過ごすために

今回のイベントは、桜丘中学校の保護者や地域のボランティアなど約50人がスタッフとなり、協力してつくり上げた。その立案には、保護者の切実な思いが込められていた。 桜丘中学校が注目を集めたのは、2018年12月から朝日新聞で連載記事が掲載されたことが大きなきっかけだった。その記事は桜丘中学校を丁寧に取材し、この学校のユニークな教育をありのままに伝えていたが、「校則がない」「定期テストがない」などの言葉だけが、後続のメディアの報道でひとり歩きしてしまっていた。 「子どもが在籍する保護者として感じている実情と、外から見られている学校の姿にギャップを感じていました。子どもたちは生き生きとして本当に楽しそうに学んでいましたが、保護者の中には、注目されすぎていることや受験対策に不安を感じる方もいました。そうしたいろいろな思いを共有し、話せる場を持ちたいと思い、動き始めました。子どもたちのための学校とはどんなものかをみんなで考える会にしたかった」(保護者有志・橋本陽子さん) その思いに応え、4人の登壇者が集まった。桜丘中学校校長の西郷孝彦さん、世田谷区長の保坂展人さん、麻布学園理事長で城南信用金庫顧問の吉原毅さん、そして、教育評論家の「尾木ママ」こと尾木直樹さんだ。 やりたいことをやらせる教育方針 トークイベントの冒頭には、桜丘中学校の普段の様子がスライドで映し出された。職員室前の廊下には机が置かれ、教室に入りづらい子がここで勉強することも、卒業生が土日に勉強しにくることもある。家から麻雀牌を持ってきて、やりたいと言えば机をくっつけて台をつくり、やってみる。 フリーWi-Fiにも接続できるようになっており、スマホもiPadもOK。服装も髪型も自由。定期テストも宿題もない。校則もなくした。授業中に寝る自由も、授業がつまらないと言う自由も確保されている(それは先生の授業がつまらないから)。 子どもたちがやりたいことはできる限りサポートし、やりたくないということには、それはなぜかと丁寧に耳を傾ける。頭ごなしに決めつけて従わせるのではなく、子どもたちが自ら考え、動くことを応援する。 3Dプリンターでつくりたいものをつくってみたり、ハンモックで揺られながらスマホを楽しんだりすることもできる。放課後の補習教室、放課後のボーカルレッスン、放課後の料理教室、夜の勉強教室、炎のギター教室など居場所づくりにも力を入れている。 これらはすべて、「すべての子どもたちが3年間楽しく過ごすためにどうすればいいか」を、西郷校長や教員が真剣に考えた結果であるという。 「桜丘中では、『この学年』や『このクラス』ではなく、あの子はこうだね、この子はこうだねと個人の話をします。困っている子がひとりいれば、他にも困っている子はいるはずです。その子を観察し、意見を聞いて、その子が楽しく過ごせるにはどうすればいいかを考えて学校を見直してきました。これは教育理論先行ではなく、自然科学の方法です。自然を観察してその法則を見つけるということを教育に持ち込んでいます」(西郷校長) 「自分で考える力」を身につける

西郷校長は桜丘中学校の校長となって今年で10年になる。着任当時はどこにでもある普通の中学校だった。そこで、4つの新しいOS(Operating System)を桜丘中に導入したという。

OS1 多様性の需要・尊重/みんな違っていい。みんな違うほうがいい。 OS2 愛情を持って生徒に接する/生徒と教員が溶け込んでいるような関係性。 OS3 1人1人を大切にする/うちのクラスは、と言わない。1人1人を見る。 OS4 子どもと共に「生きる」/子どもの3年間と自分の人生の3年間を一緒に生きる。

桜丘中学校の「インクルーシブ教育」 桜丘中学校で行われているのは、インクルーシブ教育である。西郷校長は教員としてのスタートを養護学校(現在の特別支援学校)からスタートさせており、発達障害などへの理解も深い。短い命を終える子どもたちにも出会った。そしていまを楽しく生きることが何よりも大切だと思うようになったと語った。 最初はとまどっていた教員も、その理念を理解し、少しずつ変化していった。すると、子どもたちが変わっていく。ひとたび、いい循環が生まれれば、あとはどんどん改善されていく。それぞれの生徒が居心地のいい空間を見つけ、不登校の生徒は減り、多様であることがよしとされる場では、いじめも必要なくなった。 学ぶ意欲が高まり、「自分で考える力」を身につけることができるため、桜丘中学校の学力は、世田谷区でもトップクラスとなった。実生活にリンクさせて学ぶ英語は、飛び抜けて高い実力がついている。東京大学と東京学芸大学によるリサーチでは、いま注目されている非認知能力も高いという結果が出た。 2019年の国際学力調査(PISA)で、日本は、2015年の前回と比べ、科学は3ランク下げて5位、数学は1ランク下げて6位と、なんとか上位にとどまったものの、読解力は7ランク下げて15位という結果となった。 読解力といっても、ただ単に文章を読み解くだけの力ではない。大学教授のブログ、本の書評、科学雑誌の記事の3つを資料として、そこから根拠を示しながら、自分の考えをまとめる力が問われたもので、まさにこれからの時代に必要な高度な学力である。膨大な情報のなかから重要なものを選び取り、教科の枠にとらわれず横断的に自ら考え表現するための力だ。 この国際学力調査の結果が出る以前から、文部科学省も経済産業省も教育のイノベーションが必要であるという危機感は抱いており、2020年度には新しい学習指導要領が小学校で、2021年度には中学校でも施行されることになっている。桜丘中学校では、まさにこうした動きに先駆けて、実践的な力を身につける環境を整えてきたと言えるのではないだろうか。

保護者も自分たちで社会を変える力を このトークイベントでは、桜丘中学校の様子をスライドで見て、西郷校長の話を聞きながら、3人の登壇者も大きく頷いていた。 教育評論家の尾木さんは「既存の社会にうまくハマるための人材ではなく、新しい社会を創っていける人間を育てることが教育です。多様性を認めて、それぞれの力を生かして協力し合うことは、これからの日本の社会や企業を組み替えるための大切な取り組みね」と桜丘中学校の教育に共感し、「私たちの大人の生き方、価値観の見直しが迫られている」と警鐘を鳴らした。 「自分たちで社会を変える力」 麻布学園理事長で城南信用金庫顧問の吉原さんは、「自由闊達、自主自立にしないと子どもたちは育ちません」と切り出し、次のように語った。 「詰め込み、管理してしまうと自分で判断することをやめてしまう。情熱もなく、小粒になる。麻布でも、お受験で思考が凝り固まった子どもをいかにほぐすかが勝負です。中学高校は人間の基礎をつくる。そこで基礎をつくった子は、将来、爆発的に力を発揮します。活躍する場所を自分で見つけることができる。 規則を重視しすぎると、人を統制し、いじめる道具になってしまうことがある。規則より大事な倫理、思いやり、愛情、そういうものが会社や社会に必要だと思います」 西郷校長が退任したら、新しい校長になったらどうなるのか。その後のことを心配する声も多い。そのことを受けて、世田谷区長の保坂さんは次のように話した。 「桜丘中のように1人1人の子どもを尊重して、可能性を引き出す教育、誰1人として排除せず、包み込むことが必要だと思います。 教育について考える場にこれだけ多くの方が集まってくださることはまずありません。社会全体がいま大きく変わろうとしています。私は、上から変えるのではなく、学校現場から特色を出して踏み出していくこと、区民のみなさんの声から教育を変えていくことがとても重要だと考えています」

私たち1人1人が、声を上げ、働きかけていくことで教育は変わると、保坂さんは言うのである。 西郷校長の根底に流れるのは、教育理念というよりは、揺るぎない「人間への信頼」だ。 「子どものころ、大きくなったら悪い大人になりたいと思っていた人はいますか? いませんよね。人間ってそういう心を持って生まれてくる。だからそういう心が発動するように、自由にいろいろなことができる環境をつくってあげるんです。非認知的スキルは教えられません。環境がつくる。現在の多くの学校がそういう環境をつくっているのかはちょっと疑問ですね。 いま、学校の存在意義が問われています。うちの生徒たちは、海外の高校に行きたいと言っている子が多い。子どもたちに愛想をつかされないよう、日本にも素晴らしい教育の場が増えていくといいなと思います」 西郷校長は、自著「校則なくした中学校 たったひとつの校長ルール」のなかでも、「『自分たちで社会は変えられる』ということに気づいてほしかったからです」「子どもたちは、みんな自分たちで『変える力』を持っている」と繰り返し記している。自らが退任した後、もし生徒が望まない方向に学校が動き出したら、「自分たちで変えればいい」という未来の子どもたちへの信頼も伝わってくる。 実は、前出の保護者有志の橋本さんは、後日、取材した際に「これだけはみなさんにぜひ伝えたい」と、次のように付け加えてくれた。 「あの学校がいいから引っ越そう、越境しようということではなく、それぞれの人がいまいる場所や学校で、少しでも変えていくことができれば、社会全体が大きく動き出すのではないかと思います。今回のイベントが、そのひとつのきっかけになればいいなと願っています」 私たち大人も、かつては子どもだった。西郷校長の言葉を借りて言えば、私たちのなかにも「自分たちで社会を変える力」がきっとあるはずだとあらためて思う。できることから行動に移すべきときが来ている。 太田美由紀 〔2020年1/15(水) Forbes JAPAN〕

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通勤経路外での労災はおりるか 通勤途中に不登校生徒の家を訪問し交通事故に。経路外だけど労災になる?
【設例5】通勤経路外での労災はおりるか
不登校生徒の様子を知るため、通勤途中に生徒宅に立ち寄り。そこから学校に向かう途中で事故に遭いました。登録した通勤経路外になるのですが、労災はおりるでしょうか?

1通勤経路外でも理由次第でOK !
労働者が通勤途中で事故に遭い負傷した場合は、通勤災害*として労災の対象になります。この場合、使用者にあらかじめ届け出た通勤経路かどうかが問題になる場合がありますが、労災の実務ではたとえ届け出た通勤経路とは異なっていても、「合理的な経路」と判断されれば労災の対象にしています。例えば、当日電車が人身事故で遅延し、迂回ルートで通勤していた途中で負傷した場合も「合理的な経路」として労災の対象になります。
*労災には業務災害(公務災害)、通勤災害が含まれる。
2不登校の生徒の自宅立ち寄りは公務?
設例は通勤途中の立ち寄りですが、その目的は不登校の生徒の自宅を訪ね、連絡事項の伝達や様子を知るためでした。もしこのことが教員にとって業務に該当するならば、通勤災害ではなく業務災害として判断されることになります。さらに、公立学校教員は地方公務員なので、業務災害ではなく公務災害になります。公務災害の場合、通勤災害よりも公務員の労働者にとって休業などの点で有利です。
公務災害かどうかは、災害発生時に任命権者から通常または臨時に割り当てられた職務を遂行しているなど、職務が任命権者の支配下にある必要があります(「公務遂行性」)。
設例の場合、不登校の生徒の自宅に立ち寄るという行為は、通常は担任が自らの判断のみで行うものではなく、管理職と相談して行うものです。つまり、校長の職務命令として行うものであり、その支配下での職務であると考えられるので、公務遂行性があると言えます。
また、公務災害が認められるためには、公務に内在する危険性が現実化したと言える必要があります(「公務起因性」)。生徒の自宅に行く途中で事故に遭うことは、学校外の場所に移動する行為を伴うので、事故に遭う可能性はあり得ることです。そのため、公務に内在する危険性が現実化したと言えます。
以上のように、設例の場合は通勤災害ではなく、公務災害として認定される可能性が高いでしょう。
3部活動業務での移動の場合はどうなる?
設例とは異なりますが、部活動業務での移動中に負傷した場合はどうでしょうか。特に勤務時間外の部活動で校外に出ている際に事故で負傷した場合に問題になります。
勤務時間外の部活動業務での事故は、学校の教育活動として行われ、校長の指示と責任の下で実施されるものは公務災害の対象になります。したがって、部活動業務での移動中に負傷した場合でも、公務災害が認められます。
一方で、中体連や高体連など、連盟が主催する公式戦での審判業務に際して負傷した場合は、校長の指示と責任の下での業務ではないとされ、公務災害に該当しません。しかし実際には、中体連や高体連などの連盟に登録しなければその部活動は公式戦に参加することはできず、連盟が主催する公式戦を実施するために顧問の先生は審判業務を担当せざるを得ません。
それにもかかわらず、審判業務に関しては公務災害が認められないのはあまりにも理不尽であり、日本の部活動運営が連盟の独占的な権力構造を前提とする極めて歪なものであることを物語っています。教員の部活動業務の負担が社会問題となっている中で、連盟の存在と運営のあり方は、連盟の業務を担当せざるを得ない顧問教員の公務遂行性の判断とも関連して、最も批判的に議論されなければならない論点だと思います。
※このコーナーに出てくる人物名や団体名、設定は架空のものです。
著・監修 神内 聡
弁護士・高校教員。教育法を専門とする弁護士活動と東京都の私立学校で高校教師を兼業する「スクールロイヤー」活動を行っている。担当科目は社会科。著作に『学校内弁護士 学校現場のための教育紛争対策ガイドブック』(日本加除出版)など。
※『教員養成セミナー 2020年2月号』
「もし教師が法律を知らなかったら 若手のためのコンプラ入門」より 〔2019年12/28(土) 教員養成セミナー〕


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ドキュメンタリー映画「こんばんはⅡ」 「群馬県内にも夜間中学を」市民グループが上映会 夜間中学舞台の「こんばんはⅡ」
映画「こんばんはⅡ」の上映会に向けて会議を開く市民グループの奥山龍一代表(左から3人目)と本堂晴生事務局長(同4人目)ら=群馬県伊勢崎市内で2019年12月19日、鈴木敦子撮影 群馬県内初の夜間中学設置を目指す市民グループが来年1月25日、伊勢崎市富塚町の市民プラザで、夜間中学が舞台のドキュメンタリー映画「こんばんはⅡ」の上映会を開く。入場無料。先着60人。グループのメンバーは「夜間中学は勉強だけでなく、人との関わりや生きていく上で必要なものを学べる場。まずは実態を知ってほしい」と強調する。
【鈴木敦子】 夜間中学について、文部科学省は2016年の教育機会確保法で、少なくとも各都道府県1校の設置を促している。だが、現状は7都府県の33校にとどまり、群馬を含む38道県が未設置だ。かつての夜間中学は、戦中や戦後の混乱期に義務教育を修了できなかった人たちの救済が目的だった。しかし、今では生徒の約8割を外国人が占め、不登校経験者の日本人も多い。
市民グループは、共愛学園前橋国際大学の奥山龍一教授が代表を務め、伊勢崎市や大泉町などで外国人らの学習支援に取り組むボランティアら約15人がメンバー。それぞれの活動の中で、来日時点で既に義務教育年齢を超えていたり、日本語が分からず授業についていけなかったりして、学びたい意欲はあっても学校に通えない外国人を多く見てきたという。中学を出ていなければ就労は厳しく、社会に居場所を見つけることも難しい。グループは、夜間中学を学習の場だけでなく、日本の文化や慣習を知り、さまざまな人間関係を育む場としても期待する。 また、事務局長でNPO法人「Gコミュニティ」代表の本堂晴生さんは「外国人労働者が増える中、雇用する企業が夜間中学通学を支援してくれれば、人材育成にもつながる」と意義を述べる。今回の上映会を通じて設置に向けた機運を醸成したいという。
県教委が視察した埼玉県川口市など先行自治体によると、入学希望者の中には夜間中学を「無料の日本語学校」と誤解している外国人も少なくなく、全教科の履修が必要なことなど実態や役割を理解してもらうことが大事という。
◇世代、国籍異なる生徒が勉強
映画「こんばんはⅡ」は、千葉県内の自主夜間中学や大阪府の公立夜間中学などを撮影した作品。いじめで不登校になった人や障害者、難民らさまざまな背景を持つ人たちが登場する。2003年に公開された「こんばんは」の続編で、世代も国籍も異なる生徒たちが読み書きや計算に取り組み、給食や文化祭などの時間を通じて周囲と交流し、自信も獲得していく姿が記録されている。
上映会では森康行監督と、沼田市出身で都内の公立夜間中学元教諭の見城慶和さん、卒業生らのトークもある。問い合わせはメール(yakan.chugaku.gunma0125@gmail.com)または本堂さん(070・5021・9103)。
〔2019年12/30(月) 毎日新聞〕

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ひきこもる就職氷河期世代。 ひきこもる就職氷河期世代。ひきこもり100万人時代、中心は40代。家族が苦悩する「お金問題」
【令和ヒット記事】 令和の幕開けとなった2019年、Business Insider Japanから多くのヒット記事が生まれました。そんな注目の1本を紹介。
※本記事は2019年4月9日に公開した記事の再掲です
中高年のひきこもりは、若者より多い ──。
内閣府が3月29日に発表したひきこもりの高齢化に関する実態調査で、40~64歳までのひきこもり当事者の推計人数が約61万人と、40歳未満の約54万人を上回った。不登校と同様、若年層のイメージが強い「ひきこもり」だが、むしろ中高年の問題だという事実が浮き彫りになった。
ひきこもりの中心層は就職氷河期世代。中高年のひきこもりは若者より多くなっている。
100万人の中心層は就職氷河期世代
なかでも中高年当事者の4分の1を占める一大勢力が、40~44歳の「ポスト団塊ジュニア」だ。彼らは「就職氷河期」の2000年前後に大学を卒業し、就活の失敗などを機にひきこもり状態となった人が多い。
だが、自治体のひきこもり支援策の対象者は、多くが「39歳未満」。40代の当事者が支援を受けられないままに年を重ねれば、親が死去したり要介護状態になったりした時、共倒れしてしまいかねない。
内閣府の調査によると、40歳~64歳のひきこもり当事者の推計数は、部屋から出られない人から、趣味に関する用事の時だけ外出できる人までを含めた「広義のひきこもり」で推計61万3000人。2015年度にほぼ同じ条件で出した15~39歳の推計値は54万1000人で、合わせて100万人を超える当事者がいる計算だ。
中高年の当事者のうち25.5%が40~44歳だ。このうち33.3%が大学卒業と就職が重なる20代前半に、初めてひきこもりとなった。
ひきこもり問題に詳しい境泉洋宮崎大准教授は「ひきこもりの中心層は就職氷河期世代。彼らは10年後に50代となり、80代の親を抱えることになる」と指摘する。
すでに今も50代のひきこもり当事者と、80代の親の苦境が「8050問題」として社会的に注目されるようになっている。子どもが親の年金や収入に頼って暮らしていると、親が死亡したとたんに、家計が行き詰まるためだ。
「8050問題とはお金の問題」
神奈川県などで2018年以降、親の死後、遺体を放置したとして、同居する40代~60代の無職の子どもが死体遺棄の疑いで逮捕される事件が相次いだ。報道によると、遺体が生前から寝ていたとみられる布団の中で発見されたケースも複数あった。
「親の年金がなくなる」という当事者の危機感が、事件の背景にはある。支援者によると、対人恐怖や精神疾患などを抱えて、誰にも相談することができず、結果的に遺体を放置してしまう当事者も少なくないという。
都内に住むエディトリアルデザイナー、間野成さん(51)には、故郷の新潟県長岡市に88歳の母親と、30年以上ひきこもっている兄(60)がいる。兄は20代の終わりに地元の工場を退職してから職が見つからず、自室にこもった。
間野さんは長いあいだ、兄を重荷に感じていたが、2017年に父親の死をきっかけに、約30年ぶりに会話ができるようになった。「兄のひきこもりの原因」だと思い込んでいた父親と、死の直前に和解したことも転機となり、兄を受け入れられるようになったという。
ただ最近は母親の衰えが進み、身の回りのことができなくなりつつある。1日前に電話で話した内容も覚えていないなど、物忘れも激しくなった。今はデイサービスを週1回利用しているが、ホームヘルパーも使わざるを得なくなり、介護費用もかさみそうだ。
生活は教員だった父親の遺族年金で賄われているため、母親が死去したら年金支給も止まる。間野さんは、兄に障害年金を受給させるための手続きを始めた。
「社会復帰の望みを完全にあきらめてしまうのか、という思いから申請をためらっていましたが、今後を見据えて手続きだけはしておこうと考えました」
継続的にサポートを受けているひきこもり相談所の料金も、1時間半ごとに9800円かかる。間野さんは「8050問題とは、突き詰めればお金の問題とも言えます」としみじみと話した。兄は簡単な炊事はするものの、ケアマネージャーとのやり取りや介護に関する判断ができる状態ではない。間野さんが忙しい仕事の合間を縫い、帰省しながらこなしている。
息子にお金残したいと介護サービスも拒否
ひきこもりの当事者・家族が作る「KHJ全国ひきこもり家族会連合会」(東京)が3月21日、都内で開催したシンポジウムでも、支援者から「中高年ひきこもり」の深刻な事例報告が相次いだ。
岩手県洋野町の保健師で、ひきこもり支援を担うNPO法人「エンパワメント輝き」理事長の大光テイ子さんが関わったのは、70代の高齢者夫婦と40代の無職の息子の家庭だ。家を訪ねてみると、「部屋には座る隙間がないほどごみが散乱し、屋根は雨漏りし、台所の床は家族が転ぶほど傾いていました」(大光さん)
父親は要介護状態の妻にも介護サービスを利用させず、自身も認知症を患っていた。「ひきこもりの息子にお金を残してやりたい」と、家の修理も介護サービスの利用も断っていたのだ。大光さんは、「息子さんも私たちが面倒見ますから」と父親を説得して介護サービスを利用してもらい、自宅を改修し、息子には精神科を受診させた。3年がかりで生活を立て直したという。
千葉県市川市で24時間、生活困窮者らの支援に当たる「生活サポートセンターそら」の主任相談支援員、朝比奈ミカ氏は、70代男性からの「住宅ローンを滞納し、自宅を差し押さえられた」という相談を紹介した。「男性が家を失った原因は、自立できずにいる子どもに1銭でも多く残そうと、投資に手を出したからでした」と説明する。
「39歳の壁」が支援につながらず
東京でひきこもりの相談支援に当たるNPO法人「楽の会リーラ」の市川乙允事務局長は、「多くの相談者から真っ先に『年齢制限はありますか』と聞かれる」と話した。
行政のひきこもり支援の窓口は、多くの場合青少年担当の部署だ。東京都など複数の自治体が、年齢を問わず支援するようにはなってきたが、まだ多くの自治体がひきこもり相談会などの対象年齢を「39歳まで」としている。
4月上旬、ある当事者の会に参加した40代女性は、会場で配られた就労支援プログラムのチラシを手にして「これも39歳まで!」と肩を落とした。
「相談があれば、年齢を問わず支援する」としている自治体もあるが、チラシやパンフレットに対象年齢が記されていたり、「青少年」センターが窓口だったりした場合、中高年の当事者は「SOS」を出すことをためらってしまう。やる気を振り絞っても支援につながれない。その落胆が、当事者の社会に出る気力を摘んでいく。
「兄に話し相手がいる」環境を作る
朝比奈氏は、少子化や非婚化、日本型雇用の崩壊などによって「今後は身寄りがなく家族を頼れない人や、中高年の子どもを養う余裕のない親が増える」と話す。40代前半の当事者が50代を迎える10年後、問題はさらに深刻化しかねない。
だが、ひきこもり期間の長い中高年当事者が、仕事を得て自立するのは容易ではない。当事者には発達障害や軽度の知的障がい、精神疾患を抱える人も含まれる。親の残した資産を活用する、生活保護や障害年金を受給するといった、就労以外の選択肢を増やした方が、本人が社会に出てきやすくなる面もある。
ひきこもりの兄を持つ間野さんの目標は「僕が先に死んだとしても、兄に話し相手がいる、という環境を作ること」だという。昔はなるべく、近所の人と顔を合わせないようにしていたが、今は母親の通うデイサービスのスタッフや隣人に、兄の事をまめに話すようにしている。いつか兄が、彼らと直接話せるようになればいいと願う。
当事者と家族を最も苦しめるのは、社会から孤立し、困った時に誰にも頼れなくなることだ。宮崎大の境准教授は「支援者の見守りや自助グループの集まりなどによって、当事者らが社会との『弱いつながり』を確保することが重要だ」と話している。
〔2019年12/30(月) BUSINESS INSIDER JAPAN(文・有馬知子)〕


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のせゆみこ 不登校の体験を歌に 大田原・のせゆみこさん、7月CDデビュー
学園祭で歌うのせゆみこさん=2019年10月、塩谷町の日々輝学園高
栃木県大田原市在住のシンガー・ソングライター、のせゆみこ(本名・野瀬有美子(のせゆみこ))さん(25)が7月、自身の不登校の経験から生まれた歌「かけがえのないキミへ」でCDデビューする。「今の自分と重なる」「心が震えた」。ライブで共感を広げてきた特別な一曲だ。
「どんな時でもキミは 決してひとりじゃないから」。思いを込めて歌い続ける。 中学1年の時だった。
頭痛や腹痛、体が重くて動かない。のせさんは学校に行けなくなった。
「心は行きたくても体が言うことを聞かなかった」
中学2年の夏休み明けから、大田原市の適応指導教室に通い始めた。そこには、同じ体験をした仲間がいた。
「私だけじゃないんだ」
先生のギターに合わせて教室のピアノを弾き、みんなで歌うと「気持ちが解放できた」。ようやく見つけた居場所だった。
そんな時、ボランティア活動で訪れた老人ホームで、とちぎ未来大使のえりのあさんと出会った。介護の仕事をしながら、シンガー・ソングライターとして歌う姿に「私も音楽で元気を届けたい」。夢ができた。
塩谷町の通信・単位制高校「日々輝学園」を卒業後、進む道を考える中で「かつての自分と同じように悩んでいる子どもたちのために歌おう」と思うようになった。そして「かけがえのないキミへ」が生まれた。
「『がんばれ』だなんて言葉に 耳をふさいだあの頃」「他人と同じことができなくて 自分に苛(いら)立っていたあの頃」…。
歌詞には実体験がストレートにつづられ、こう呼び掛ける。
「キミは世界でたったひとりの かけがえのないたからもの 泣いていても怒っていても 素直な気持ちのままでいいよ どんな時でもキミは 決してひとりじゃないから」
ライブで歌うと評判を呼び、福祉施設や学園祭、イベントなどに次々と呼ばれるようになった。「自分の気持ちに寄り添ってくれてありがとう」「私の子どもも不登校。一緒に頑張ろうと思います」。観客からは共感のメッセージが届く。
7月19日、えりのあさんと同じレーベルからのデビューが決まった。大田原市の那須野が原ハーモニーホールで同日ライブも行う。
「仲間や恩師、家族。いろいろな人に支えられて、こうして元気で大好きな音楽を楽しめている。
その恩返しに、笑顔の花畑をつくりたい」。感謝を胸に、心を込めて歌う。
〔2020年1/10(金) 下野新聞SOON〕


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