●文通番号12-14  人生七転び八起き

とべないホタル 〔石川県河北郡 女 30歳 通信大学生〕

 暗闇の中、私達を守り、照らしてくれるお月様。神々しく光輝く、ひっそりとでもたしかな存在。どんなに暗くでも不安でも大丈夫だよって言ってくれている気がする。

 太陽なようなまぶしいほどの強い輝きはないけど、月には太陽にない輝き光がある。形を変えながらいつも遠くから見つめていてくれる、応援してくれる。

 光と影の二重奏、いつも光輝くばかりでなく、相手を支えることのできる人でありたい。

 夢見がちな少女だった私は、丸いお月様の中にうさぎさん達がもちつきをしていると信じて疑わなかった。そんな私もずい分大人になったもんだね。いくつもの出来事の中いろんなことを学んだ。どんな時にも私の側には、私を支えてくれる人がいて、私は幸せ人間なんだろうね。夏が終わりもう季節は秋。朝晩はだ寒くなりカゼをひいてしまった。みんなはどうですか。元気ですか。体を大事にしてね。

 今夜もお月様が顔を出し笑顔で新しい門出を応援してくれている。母と犬のカツと力を合わせ、これからも元気で明るくいきていこうね。今までの分も今まで以上に幸せになろうね。

 人生七転び八起き。生きていたら何が起こるかわからない。今流行の熟年離婚。私の父と母が離婚し、新たな人生が始まる。どんな困難も一つ一つ乗りこえていきたい。大変だけど、自分達の選んだ道を信じて。前進のみ……。

 私の部屋の窓から見える山もずいぶん秋色に染められきた。季節の移り変わりは早いものだね。誰に教わることもなく、不思議だね。

私の住んでいる所は、とても自然が豊かでのどかな町です。私の大好きな海がすぐ側で、波を音が聞える。悲しいこと辛いことがあると、ふと散歩にでかけて、浜辺でひざをかかえその場で座りこむ。ただひたすら波の音を聞いているだけで、なぜか不思議と心がいやされ、安らぎをもらい、おだやかな気持ちになれる。小さな頃、お母さんに抱かれて眠っていたあの頃にタイムスリップするかのように……。

 優しく私を包みこんでくれる。犬のカツをつれて散歩は最高のリラクゼーション。眺めのよい部屋から望遠鏡でいろんな風景を眺めるのももう一つの楽しみ。いろんな家々が見えたり、かわいい小鳥がときどき遊びに来たり、美しい花が咲いていたり、心のごちそうです。

 この時期、山にでかけ、たくさんの秋の自然の恵みが実る。かきやくり、きのこにあけびなど。どれも私の大好物。特に栗ご飯が大好き。

 一番食べ物のおいしい時期でつい食べすぎてしまったり、太ってしまったり、体をこわさないよう気をつけてね。

 夜、秋の夜長。

 お風呂にゆっくりつかり、心身の疲れをとる。いろんな入浴剤を集めるのも一つの楽しみ。パジャマに着がえ、毛布をかぶり、あったかい一杯のココアを飲みながら本を読んだり、もの思いにふけったり、私だけの秘密ノートをつけたり、一日の中で一番大好きな大切なひと時。私が私であれる時。

 みんなはどう過ごしますか。貴方だけの過ごし方、秘密教えてね。

 またね、バイバイ。

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